MITホールディングス(4016)IPOの初値予想と幹事割当数などを今回も評価したいと思います。上場前の抽選参加スタンスや業績予想などについても調べています。


SBI証券主幹事になり引受け株数を調べると47万株弱を引受けるようです。割合にすると85%を占めることになっています。そして大手初値予想から発表された数値は初値4.9倍あたりが下限になっています。


MITホールディングスIPOの初値予想と幹事割当


項目株数データ
想定価格610円
仮条件630円~690円
公開価格11月13日
公募株数250,000株
売出株数300,000株
公開株数(合計)550,000株
オーバーアロットメント0株
幹事団SBI証券(主幹事)
みずほ証券
岡三証券
ちばぎん証券
東洋証券
水戸証券
岩井コスモ証券
極東証券
マネックス証券
エース証券
丸三証券
楽天証券
委託見込岡三オンライン証券
SBIネオトレード証券
DMM.com証券


独立系のシステムインテグレーター(SIer)になります。事業規模から中堅観測が出ており、インフラ系を得意としている企業です。


大手メーカーや大手システムインテグレーターから受注があり、販売先には日立社会会計サービスや富士通、NTTデータなどの取引先名が開示されています。


2019年11月期の販売実績を確認すると事業別売上は、システムインテグレーションサービス90.3%、ソリューションサービス9.7%となり、ほぼシステムインテグレーターによる売上となっています。


中央省庁向け年金システムや地方自治体予算管理システムなどを請け負っていることから、官公庁や行政からの依頼にも対応しているようです。


業績は拡大傾向にあるためIPOとしての人気は高いと思います。吸収額も想定発行価格算出で約3.36億円と軽量級なので問題なさそうです。


 

MITホールディングス(4016)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので、投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。


IPO初値予想


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想3,000円~6,000円
修正値3,500円~5,500円

※注目度B


ただし、大手予想も今後かなり修正される可能性があると思っています。軽量級のIPOのため公開価格割れはないと思います。


ちば新産業育成投組がベンチャーキャピタルとして株主名簿に記載されていますが、全株を売出し株として売却するため上場時にベンチャーキャピタル保有株はありません。


しばらく前に上場したSBI証券主幹事のタスキ(2987)はVCによる換金売りに悩まされたため、今回の上場はその懸念材料が減ります。


また経営陣の多くはロックアップの対象となっており180日間は売却不可となっています。ロックアップ解除倍率の設定もないことから需給面の心配はなさそうです。


もっと詳しく知りたい
MITホールディングスの詳細情報を知りたい方は下記記事にまとめているので参考にしてください。仮条件発表後には追記する形で最新の初値予想も記載しています。
MITホールディングス(4016)IPO上場承認と初値予想!ぶっ飛び系IPOが再来

Twitterでも情報発信しているのでよかったら参考にしてください。


そろそろ2020年12月のIPOが発表される時期になりました。投資家も気合を入れてブックビルディングに参加しておきましょう!ブックビルディングが重なると申込み忘れが頻発するため気を付けましょう。


MITホールディングス(4016)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

MITホールディングスの幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSBI証券になります。


今回もIPOチャレンジポイントによる当選期待、そして複数当選が気になるところです。最近のSBI証券の配分方法が読めないため難しい選択を迫られそうです。


幹事名割当株数引受割合
SBI証券(主幹事)467,500株85.00%
みずほ証券16,500株3.00%
岡三証券11,000株2.00%
ちばぎん証券11,000株2.00%
東洋証券5,500株1.00%
水戸証券5,500株1.00%
岩井コスモ証券5,500株1.00%
極東証券5,500株1.00%
マネックス証券5,500株1.00%
エース証券5,500株1.00%
丸三証券5,500株1.00%
楽天証券5,500株1.00%


SBI証券のIPOチャレンジポイント当選のボーダーラインは400P~430Pくらいかな?と考えています。地合いの変化も感じられるため初値が伸び悩む可能性もあります。


SBI証券のIPO抽選ルールは下記記事でまとめています。




SBI証券引受け株数から考えると200株の複数配分になる可能性が高そうです。ただ本当にそうなるのか疑問もあります。タスキは276,000株引受けで100株配分でした。グラフィコは逆に200株配分です。


SBI証券IPOチャレンジポイント当選と利益


直近3銘柄のSBI証券取扱いのIPOチャレンジポイントと当選株数を上記は表しています。タスキが200株配分であればMITホールディングスも200株もしくは300株配分と言えたと思います。しかし実際は100株配分でした。


今回も100株配分になるかもしれないため、ポイントを利用する際にはよく考えたほうが良いと思います。11月に上場する銘柄は少なくなるため人気が集中すれば高騰期待もあると思います。株価設定が低いため投資家も悩みますよね。


また、SBIネオモバイル証券でもIPOの取扱いが行われると思います。独自の配分部ルールがあるため、口座開設時は優位かもしれません。


私も口座開設時に当選していますからね。単元未満株(端株)でIPO抽選に参加できるため購入資金が少なくて済みます。また、単元未満株のため当選者も多い傾向があります。詳しくは下記記事でまとめています。




MITホールディングス(4016)IPOの業績予想と抽選参加スタンス

MITホールディングスの最新業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。全力申込なのは決定しています!


業績予想とBBスタンス考察


業績を確認すると2020年11月期の連結業績予想が出ていました。売上39.06億円となり前期38.45億円から1.6%増、経常利益1.28億円となり前期1.13億円から13.3%増になります。


四半期利益は8,100万円となり前期6,000万円から35.0%増となっています。まだ利益面の不安があるように思います。ただ配当が5円出せる状況のようです。想定発行価格610円算出の配当利回りは0.8%になります。


PERは13.08倍、PBRは2.33倍です。類似企業だとPER15倍~40倍の範囲になる数値が多くなっているようです。吸収額3.4億円で時価総額が12.1億円のため間違いなく高騰パターンのIPOでしょう。


初値3,000円でも200株配分だとIPOチャレンジポイント利用もありだともいます。ポイントを使いたいと思う投資家も多いようなので今回も悩みまくりましょう!


ポイントを利用しなくても当選者が最近多くなっている気がします。これって何か仕組みが変わる前兆なのかもしれませんね。


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マネックス証券は引受けた株数を全て抽選に回す証券会社です。機械的な抽選を行っているため誰にでも当選のチャンスがあります。


未成年口座の開設もできるため家族でIPO抽選を楽しむこともできます。2020年は未成年口座でIPOが当選しています。IPO抽選ルールは下記記事でまとめています。


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