みのや(386A)がスタンダード市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。上場規模が小さいため投資妙味がありそうです。


主幹事はみずほ証券が務め公開株数700,000株、オーバーアロットメント105,000株です。上場規模は想定発行価格1,440円から計算すると約11.6億円になります。


みのや(386A)IPOが上場承認
※みのや公式サイト引用


業績好調だと思いましたが今期2025年6月期の四半期利益は大きく落ち込むようです。それでも4.32億円の純利益予想でした。


事業は菓子販売の小売店「おかしのまちおか」として、地域密着の多店舗販売を行っています。


前期までは業績の伸びがよく驚きました。前期純利益7.14億円は凄いと思います。店舗は直営店舗のみだそうです。


2024年の菓子業界は、商品ジャンルや業務形態等によって差はみられるものの、全体としては生産数量は減少しましたが、生産金額や小売金額はともに前年を上回っているそうです。


みのや(386A)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日7月18日
市場スタンダード市場
業種小売業
事業内容小売店「おかしのまちおか」での菓子販売
ブックビルディング7月02日~7月08日
想定価格1,440円
仮条件6月30日
公開価格7月09日
初値結果
企業情報https://www.machioka.co.jp/
監査人EY新日本有限責任監査法人
手取金の使途
  • 新規出店
  • 既存店リニューアル


項目株数データ
公募株数500,000株
売出株数200,000株
公開株数(合計)700,000株
オーバーアロットメント105,000株
上場時発行済み株数3,500,000株
※公募分を含む
想定ベースの時価総額約50.4億円
幹事団みずほ証券(主幹事)
東海東京証券
丸三証券
岩井コスモ証券
むさし証券
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
松井証券
委託見込SBIネオトレード証券
DMM.com証券


みのや(386A)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格1,440円を基に吸収金額を算出すると約10.1億円となり、オーバーアロットメントを含めると約11.6億円規模の上場となります。


同社は菓子小売事業を行っており、菓子専門店「おかしのまちおか」をチェーン展開しています。


菓子は私たちにとって「おいしさ」や「楽しさ」だけでなく、「癒し」や「安らぎ」等の様々な感情を与えてくれる存在であり、今や私たちの日常生活には欠かせないアイテムであると考えているそうです。


同社ではキャンディ、ガム、チョコレート、スナック菓子、米菓、ビスケット等の菓子を幅広く取り揃え、より多くのお客様に楽しんでいただける菓子専門店を目指して運営しています。


みのや(386A)の業績
※有価証券届出書引用


直営店舗のみによるチェーン展開を進めているそうです。


全国規模の過度な出店を行わず、関東圏、中京圏及び関西圏に的を絞ったドミナント出店を基本方針とする地域密着型を重視したリージョナルチェーン展開を推進しています。


みのや(386A)の店舗形態
※有価証券届出書引用


1997年12月に東京都板橋区に第1号店の出店から始まり、2025年5月末現在においては、関東圏の1都5県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県)に160店舗、


中京圏の3県(静岡県、愛知県、岐阜県)に24店舗、関西圏の2府4県(三重県、滋賀県、奈良県、京都府、大阪府、兵庫県)に23店舗と店舗網を着実に拡大しており、2025年5月末現在における営業店舗数は207店舗となっています。


店舗形態としては、路面店及びショッピングセンター店(SC店)になります。


みのやの販売実績
※有価証券届出書引用


みのや(386A)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は1954年7月02日、埼玉県さいたま市中央区大字下落合1050番地2に本社を構えます。社長は正木宏和氏(1952年10月03日生まれ72歳)、株式保有率は31.87%(956,000株)です。※2025年6月16日調べ、資産管理会社保有分は除く


従業員数178人で臨時雇用者958人、平均年齢44.1歳、平均勤続年数15.8年、平均年間給与6,414,000円です。


セグメントは菓子小売事業の単一セグメントになります。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
株式会社マサキコーポレーション1,090,000株36.33%
正木宏和956,000株31.87%
おかしのまちおか従業員持株会274,000株9.13%
内田和枝270,000株9.00%
正木美惠100,000株3.33%
※株主上位5名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間(2026年1月13日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


親引けはありません。


みのや(386A)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。


最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


【独自初値予想】
  • 第一弾1,600円~2,000円
※公開価格は超えてくると思います


幹事名割当株数引受割合
みずほ証券(主幹事)-株-%
東海東京証券-株-%
丸三証券-株-%
岩井コスモ証券-株-%
むさし証券-株-%
SBI証券-株-%
楽天証券-株-%
マネックス証券-株-%
松井証券-株-%


当選狙いだとみずほ証券からの申込みを優先しておきましょう。東海東京証券も案外期待できるかもしれません。


引受幹事は多くなっていますが、二段階認証問題があるのであまり手間をかけたくない方もいそうです。ネット証券のログインもかなり面倒になってきました。


kimukimu

でも頑張れば当選できるかも?と思ってしまいますよね。



未上場企業に投資できるファンディーノが人気です。実は未上場株の売買も行えるプラットフォームを保有している企業なんですよね。


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ゲイツファンディングで新ファンドが登場しています。かなり人気がある企業なので投資家が集まっているようです。


ファンド規模が大型の場合もあるため面白い投資ができそうです。COZUCHIを意識した企業戦略みたいなので下記記事に詳しくまとめています。この企業は化けると思います!




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
PER-倍PBR-倍
PER-倍PBR-倍
PER-倍PBR-倍

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
該当事項なし-株-円


ストックオプション(新株予約権)は該当事項なしとなっています。


みのやIPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

みのやのIPOはスタンダード市場の小売業なので人気はいまいちかもしれません。


しかし上場規模から考えると四半期利益が大きく感じます。公開価格割れはないと思うので当選を狙いたいと思います。


みのやIPOのまとめ
※みのや公式サイト引用


今期2025年6月期の業績予想は増収減益なので残念さはあります。配当は10円を予想しているようです。


円安の影響で菓子の輸出額が前年比10.7%増の約477億円と過去最高を更新しているそうです。あとはインバウンド需要もあるようです。


菓子の原材料費やエネルギーコスト、物流費、人件費なども高くなっているようですが現時点で業績不安はなさそうです。


kimukimu

小粒上場なのでスタンダード銘柄でも初値利益が狙えると考えています!



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