HCSホールディングス(4200)IPOの初値予想と幹事割当数などを今回も評価したいと思います。上場前の抽選参加スタンスや業績予想などについても調べています。
SBI証券主幹事となっており初値高騰パターンになるようです。人気のIT系になりベンチャーキャピタル保有株も少なめです。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 1,730円 |
仮条件 | 6月07日 |
公開価格 | 6月16日 |
公募株数 | 360,000株 |
売出株数 | 270,000株 |
公開株数(合計) | 630,000株 |
オーバーアロットメント | 94,500株 |
幹事団 | SBI証券(主幹事) みずほ証券 丸三証券 水戸証券 岩井コスモ証券 エイチ・エス証券 東海東京証券 東洋証券 むさし証券 藍澤證券 極東証券 |
委託見込 | SBIネオトレード証券 LINE証券 |
システムインテグレーター中堅の企業になりIPOでは毎回資金が流入しています。同社の場合はSAPジャパンのサービスパートナー承認を受けERP(統合基幹業務システム)事業も行います。
販売実績からはシステムインテグレーション等の売上げが59.1%と大きいようですが、ERPも25.9%になっています。販売先大手にはNECパーソナルコンピュータの名前があり12.3%を売上ています。
今期は過去に比べ業績に勢いが感じられません。また来期予想を確認すると増収増益の予想が出ていました。
コロナ禍で同社事業も需要があると思われますが、あまりパッとしないようです。連結従業員数が428人となっており企業規模はそれなりと言ったイメージです。
ただ45億円~50億円の売上に対して2億円程度の利益なので稼いでいるとは言いにくでしょう。二次請け中心となっているため収益性が悪いと推測されます。
それでもSI系は毎回買われるため、IPOチャレンジポイントを使用する方は戦略を練っておきましょう。
HCSホールディングス(4200)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので、投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。最新の初値予想は下記のようになっています!
大手初値予想3,000円~4,000円
※注目度B
※注目度B
大手予想では翌日持ち越しはないだろうと考えています。しかし予想値は初値2.3倍を超えています。1回転分上乗せで当日決着がつく予想でしょう。
AGキャピタルとみずほ成長支援第3号投資事業有限責任組合には公開価格1.5倍以上でロックアップが解除されます。
公開価格1.5倍程度で公募組も売りたくないと思うので、初値は2倍以上になりそうです。VC分が放出されても需要が勝りそうです。
もっと詳しく知りたい
HCSホールディングスの詳細情報を知りたい方は下記記事にまとめているので参考にしてください。仮条件発表後には追記する形で最新の初値予想も記載しています。Twitterでも情報発信しているのでよかったら参考にしてください。Twitterは投資材料の宝庫なので上手に使いましょう!
よろしければフォローしていただく事で情報共有ができるようになります。
HCSホールディングス(4200)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSBI証券が単独で引受けています。幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
SBI証券(主幹事) | 535,400株 | 84.98% |
みずほ証券 | 31,500株 | 5.00% |
丸三証券 | 12,600株 | 2.00% |
水戸証券 | 12,600株 | 2.00% |
岩井コスモ証券 | 6,300株 | 1.00% |
エイチ・エス証券 | 6,300株 | 1.00% |
東海東京証券 | 6,300株 | 1.00% |
東洋証券 | 6,300株 | 1.00% |
むさし証券 | 6,300株 | 1.00% |
藍澤證券 | 3,200株 | 0.51% |
極東証券 | 3,200株 | 0.51% |
SBI証券でIPOチャレンジポイントを利用すれば200株配分になるのではないかと過去のデータから予想されます。予想は承認記事で過去データを掲載しているので参考にしてください。
この他、丸三証券の口座開設者が少ないので口座開設を行っている方は申込んでおきましょう。
詳しくは下記記事にまとめています。落選当たり前で今回も挑みます!
丸三証券のIPO抽選方法やルールについて完璧にまとめたいと思います。1年間にIPOを取扱う数はそれほど多くありませんが口座開設者も少ないため穴場証券と言えます。また個人的に当選実績も持ち合わせています。 店頭配分とネット …
また、SBIネオトレード証券でもHCSホールディングスのIPO取扱いが決定しています。SBIグループになり前受け金不要でIPO抽選に参加できるため、口座開設を行っている方は申込んでおきましょう。
立会外分売にも参加できるため有効活用しましょう。またタイアップ特典が付いているため良かったら現金2,000円を頂いてください。
SBIネオトレード証券さんとタイアップが始まりました。SBIネオトレード証券といえば前受け金不要でIPO抽選が行われることで知られていると思いますが、今回は1回取引をすると現金2,000円をプレゼントさせて頂くことに決定しました …
HCSホールディングス(4200)IPOの業績予想と抽選参加スタンス
HCSホールディングスの最新業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気が見込めるそうなので積極的に抽選に参加します!業績を確認すると2022年3月期の連結業績予想を確認することができました。それによると売上50.54億円となり前期47.58億円から6.22%増、経常利益4.07億円となり前期3.98億円から2.26%増になります。
四半期利益は2.31億円となり前期2.08億円から11.06%増を見込んでいます。また配当が20円出るとわかりました。想定ベースの配当利回りは1.16%になります。配当は出さずに内部保留しておいたほうが良い気がします。
赤字ではありませんが上場費用と配当が大きな負担になりそうです。またEPS94.33からPERは18.34倍、BPS1,310.40からPBRは1.32倍となります。株価設定は類似比較で妥当値にあるように感じます。
この手のIPOは初値だけ高くなる傾向があるため気を付けましょう。ただ初値後にぶっ飛ぶ銘柄もなかにはあるため買い需要が見込めるのかもしれません。
高値圏でのスタート期待ができるそうなので申込み忘れだけは気を付けましょう。1撃20万円の利益が見込めるかもしれません。
SBIグループのSBIネオモバイル証券でもIPOの取扱いがおこなわれるはずです。1株からIPO抽選に参加できるため当選確率は高めだと思います。
若年層は特にIPOに当選しやすいためIPOルールをチェックしておきましょう。下記記事でまとめています!!
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)でIPO取扱いの発表が行われました。IPO抽選のルールや注意点を徹底的にまとめたので応募をする前に確認をしてください。 もちろんIPO抽選に参加を行いIPO投資を楽しみたいと考えています …
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