日本電解(5759)IPOの初値予想と幹事割当数などを今回も評価したいと思います。上場前の抽選参加スタンスや業績予想などについても調べています。


どうやら公開価格割れになる可能性があるようです。株価設定が高いため上値を追う展開は考えにくいようですね。


日本電解(5759)IPOの上場評価と初値予想


項目株数データ
想定価格2,480円
仮条件6月09日
公開価格6月17日
公募株数50,000株
売出株数6,285,700株
公開株数(合計)6,335,700株
オーバーアロットメント842,300株
幹事団SMBC日興証券(主幹事)
野村證券
SBI証券
マネックス証券
楽天証券
岩井コスモ証券
水戸証券
委託見込SBIネオトレード証券
DMM.com証券


老舗の電解銅箔メーカーであり、ベンチャーキャピタルファンドの出口案件となっているため人気が見込めないようです。


市場関係者の話では株価設定が高いという指摘があるようです。仮条件に注目したいと思います。想定発行価格2,480円からPERを計算していると20.57倍になります。


類似企業を調べるとPER5倍~15倍あたりになるため高いと言えそうです。業種が「非鉄金属」となっているためPERが少しでも高いと割高イメージとなりそうです。


リチウムイオン二次電池(LiB)による買い期待も見込めないようですね。そもそも徳岡工業の72,000株以外は全て売り切る上場内容が好感されていないようです。


わかりやすい類似企業では三井金属鉱業(5706)の名前が挙げられています。2021年6月03日前場の株価だとPER7.73倍でPBR0.91倍となっているため、日本電解の株価設定は半分くらいでもいいのでは?と疑問が出てきます。


PERだけで測れるものではありませんが割高なのは間違いなさそうです。


当選しやすいため期待していましたが、公開価格前後の初値が付くようです。大幅なディスカウントが行われると状況が変わりそうです。


 

日本電解(5759)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので、投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。


IPO初値予想


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想2,300円~2,500円
※注目度B


上場内容から東証2部でもいいのではないか?と指摘があるようなので、個人的には「そんなものなのか」と感じています。


やはり事業的に買われるようなIPOではなさそうです。VC案件というのもありますが非鉄金属という業種は人気が見込めないのでしょう。


そのため抽選を見送るほうが賢明だと考えられます。仮条件が大幅に引き下げられても上場規模から考えて利益がでるパフォーマンスは難しいようです。


もっと詳しく知りたい
日本電解の詳細情報を知りたい方は下記記事にまとめているので参考にしてください。仮条件発表後には追記する形で最新の初値予想も記載しています。
【上場】日本電解(5759)IPOの初値予想!VC案件だが期待値高め

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日本電解(5759)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSMBC日興証券が単独で引受けています


意外にあっさりしているのがSMBC日興証券なので、シンジケートカバーによる初値成立も普通にあり得ると考えています。


幹事名割当株数引受割合
SMBC日興証券(主幹事)5,702,300株90.00%
野村證券158,400株2.50%
SBI証券95,000株1.50%
マネックス証券95,000株1.50%
楽天証券95,000株1.50%
岩井コスモ証券95,000株1.50%
水戸証券95,000株1.50%


当選を狙うのであればSMBC日興証券からの申込みを行いましょう。主幹事を引受けることが多いため証券口座だけは準備しておいたほうがよい企業です。


口座開設から1ヶ月間はステージが付くため少し当選しやすいと言えるでしょう。


またリートIPOの主幹事になることも多いため、その場合は当選確率がかなり高くなります。全プレとはなりませんが家族で参加していれば当選できたりします!




また未上場株式を取扱っているイークラウドでフードベンチャーの「Grino」が公開されました。


調理済みプラントベースフードを定期配送する事業を運営している企業になります。プラントベースフードの市場規模は急速に拡大しているため上場を行う期待があるようです。


イークラウドについては下記記事で詳しくまとめています。代表者にインタビューもさせて頂いています!!




日本電解(5759)IPOの業績予想と抽選参加スタンス

日本電解の最新業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気が見込めれば積極的に参加しIPOで利益を狙いたいと思います。


業績予想とBBスタンス考察


業績を確認すると2022年3月期の連結業績予想を確認することができました。それによれば売上188.60億円となり前期145.84億円から29.32%増、経常利益12.26億円となり前期4.40億円から178.64%増と物凄い数値になるようです。


四半期利益は8.73億円となり前期1.93億円から352.33%増を見込みます。営業利益が13億円を超えていることから業績に期待ができそうです。


PERはEPS120.55から20.57倍になり、PBRはBPS815.96から3.04倍になります。業績が拡大しているため株価設定が高めでも容認されているのではないか?と感じました。


配当が出るのか調べたところ「無配」となっていました。


同社は電動自動車や5G関連機器の市場が今後も順調に拡大するとされているため、銅箔製品に対する需要が堅調に推移すると考えているそうです。


そうなると思いますが上場時点ではなかなか厳しい指摘があるようです。


不動産投資型クラウドファンディングを行っているWARASHIBE(ワラシベ)で投資額の3%分のAmazonギフト券が貰えます。


10万円の投資でも3,000円分なのでかなり大きいと思います。投資内容については下記記事で説明しているので参考になると思います。利回りとキャッシュバックを合わせるとかなり魅力がありそうです!


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