ステムセル研究所(7096)IPOが東証マザーズに新規上場承認されました。今回も業績や上場規模などを確認し自己評価していきたいと思います。


主幹事は野村証券が務め公開株数829,300株、オーバーアロットメント124,300株になります。想定発行価格2,020円による吸収額は約19.3億円になります。黒字バイオベンチャーになるため投資家から注目を集めそうです。


ステムセル研究所IPO上場承認と初値予想


投資市場でも注目されている再生医療分野になるため利益が狙えそうです。2019年10月にセルソース(4880)が上場した際には公開価格2,280円の初値が6,020円にもなりました。上場規模は少し大きくなりますが今回も期待できそうです!


再生医療や細胞治療の臨床研究を行っており、米国を中心に臨床研究が進展し認知度が向上しているとのことです。また親会社が日本トリム(6788)となっています。


ステムセル研究所(7096)IPOの上場基本データと引受幹事

項目 上場基本データ
市場 マザーズ
業種 サービス業
事業内容 再生医療を目的に、さい帯血の分離・保管を行う「細胞バンク事業」
上場予定 4月09日
ブックビルディング期間 3月24日~3月30日
想定価格 2,020円
仮条件 3月19日
公開価格 3月31日
企業情報 https://www.stemcell.co.jp/corporate/
監査人 有限責任あずさ監査法人


【手取金の使途】

手取概算額468,622千円については、全額を、①神奈川県横浜市緑区に設置している細胞保管センターの拡充、及び②顧客管理ITシステムの導入のための設備資金として充当する予定です。

①細胞保管センターの拡充
現在、細胞保管センターのある神奈川県横浜市緑区の同施設内に、新たな細胞処理センターを設置し、検体の保管容量増強のための細胞保管センターの拡充に係る設備資金の一部として2021年3月期に350,000千円を充当する予定

②顧客管理ITシステムの導入
さい帯(へその緒)保管サービスの開始に向けて、機能拡充を含めた顧客管理ITシステムの導入のための設備資金の一部として、2021年3月期に118,622千円を充当する予定

※なお具体的な充当時期までは安全性の高い金融商品等で運用する方針

※有価証券届出書(新規公開時)抜粋



項目 株数データ
公募株数 256,200株
売出株数 573,100株
公開株数(合計) 829,300株
オーバーアロットメント 124,300株
上場時発行済み株数 5,123,300株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額 約103.5億円
幹事団 野村證券(主幹事)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SMBC日興証券
東洋証券
いちよし証券
エース証券
SBI証券
委託見込 au カブコム証券
DMM.com証券


ステムセル研究所(7096)上場評判とIPO分析

想定発行価格2,020円を基に吸収金額を算出すると約16.8億円となり、オーバーアロットメントを含めると約19.3億円規模の上場となります。上場規模が大きめですが黒字バイオベンチャー企業として注目を集めそうです。


同社は民間さい帯血バンクとして1999年に設立され「さい帯血」の分離・保管を行う「細胞バンク事業」を主な事業としています。


さい帯血はお母さんと赤ちゃんをつないでいる、へその緒や胎盤の中に含まれている赤ちゃんの血液です。さい帯血を保管するさい帯血バンクには、「公的さい帯血バンク」と「民間さい帯血バンク」があります。


公的さい帯血バンクでは造血幹細胞移植法に基づきお母さん達から「無償」でさい帯血の提供を受け、白血病等の病気で移植治療を必要とする患者のために保管しています。2020年1月31日現在、厚生労働大臣の許可を受けた公的さい帯血バンクは全国に6ヶ所あります。


民間さい帯血バンクでは、本人や家族が将来何らかの治療に使うことができるようになる可能性を想定し、有償でさい帯血の保管を行っています。


民間さい帯血バンクは、公的さい帯血バンクと違い許可制ではありませんが、厚生労働省へ「臍帯血取扱事業の届出」の提出を要請されており、同届出を行っている民間さい帯血バンクは2019年3月31日現在、同社を含めて2社であり帯血保管総数は51,127件、同社の保管総数は50,406件となっているそうです。


ステムセル研究所IPOの業績


日本国内では自己にさい帯血を投与するためには、対象疾患毎に「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」に基づき、「第2種再生医療等」として、臨床研究提供計画を「特定認定再生医療等委員会」に提出します。


そして審査を受け承認された後、厚生労働大臣へ同提供計画を提出の上、実施する必要があり、一般のクリニック等で自由に投与する事は認められていないそうです。


同社は顧客(妊婦等)と「さい帯血分離保管委託契約」を締結した上で、国内さい帯血採取協力病院において採取されたさい帯血を回収し、自社の細胞処理センターに搬入、さい帯血に含まれる幹細胞を分離・抽出・調製する作業を行った後、自社の細胞保管センターにおいて、超低温下にて長期保管しています。


さい帯血分離保管委託契約に基づき、顧客よりさい帯血にかかる分離料、検査料、登録料及び細胞保管料を収受し、将来の使用に備え保管する事をビジネスモデルとしています。


ステムセル研究所IPOの事業系統図


さい帯血はその採取にあたっては、お母さん、赤ちゃんともに侵襲性が低く、また通常は出産後に医療廃棄物として廃棄されるものである事から、倫理的にも扱いやすい点がメリットとして上げられます。


お産の状況によっては採取が困難である事、またその採取量は同一ではなく、場合によっては十分な量が採取出来ない事がデメリットとして上げられます。


さい帯血採取により当社の定めた規定値以上の量を有し、保管基準を満たした場合に国内さい帯血採取協力病院へ採取技術料を支払いしているそうです。


ステムセル研究所IPOの販売実績


さい帯血を用いた国内の臨床研究の状況では、臨床研究が進展していくことで将来さい帯血がより広く利用できることを期待して保管されている顧客にとっても有益な情報であり、その動向は業績に影響を与えるものであると考えているそうです。


臨床研究も勧められ患者の経過観察等も実際に行われています。


細胞処理センターについては再生医療等安全性確保法に基づき、厚生労働省より特定細胞加工物製造許可を受けた施設で、さい帯血に含まれる幹細胞の分離・抽出・調製を行っています。


細胞保管センターについては新耐震基準に基づいた設計で耐震性を有している細胞保管施設があり、細胞処理センターで分離・抽出・調製した幹細胞は、同施設内にある液体窒素タンクで保管し、細胞保管センターに移送し長期保管用の大型の超低温液体窒素タンクで保管しているそうです。


ステムセル研究所(7096)の企業財務情報と配当性向

回次 第19期 第20期
決算年月 2018年3月 2019年3月
売上高 861,531 1,149,857
経常利益 111,203 216,252
当期純利益 69,548 142,835
資本金 374,820 374,820
純資産額 839,517 982,352
総資産額 2,348,613 2,813,411
1株当たり純資産額 172.49 201.84
1株当たり当期純利益金額 14.29 29.35
自己資本比率(%) 35.75 34.92
自己資本利益率(%) 8.64 15.68
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー 320,573 390,933
投資活動によるキャッシュ・フロー △116,500 △184,363
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の期末残高 1,507,327 1,713,897
※数値は千円単位


第21期第3四半期累計期間(2019年4月01日~2019年12月31日)
  • 売上高1,270,736千円
  • 営業利益319,001千円
  • 経常利益319,178千円
  • 四半期純利益214,403千円


【ステムセル研究所IPOの第21期第3四半期累計期間のチェックポイント!】

前年度に引き続き国内外でさい帯血を利用した臨床研究が進展したことによる知名度の向上や新聞広告、Web対策等のマーケティング強化を継続したことにより売上が増加しています。

更に医療従事者への信頼度が向上し、施設PR強化につながり経営指標である年間保管検体数が前年同期比2,108検体(同62.0%増)となったそうです。


ステムセル研究所(7096)の株主状況とロックアップについて

会社設立は1999年8月05日、東京都港区新橋五丁目22番10号に本社を構えます。社長は清水崇文氏(1973年3月17日生まれ)、株式保有率は0%です。


従業員数82人で臨時雇用者59人、平均年齢35.8歳、平均勤続年数3.7年、平均年間給与4,173,000円です。


氏名又は名称 所有株式数(株) 所有株式数割合(%) ロック
トリムメディカルホールディングス 4,356,100株 89.50%
山本 邦松 86,100株 1.77% ×
名古屋中小企業投資育成 84,000株 1.73%
森 雅徳 62,300株 1.28%
若松 茂美 51,800株 1.06%
SINO CELL TECHNOLOGIES,INC. 35,000株 0.72%
友清 彰 25,200株 0.52%
※株主上位7名の状況


【ロックアップについて】

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である株式会社トリムメディカルホールディングス、売出人である若松茂美並びに当社株主である名古屋中小企業投資育成株式会社、森雅徳、SINO CELL TECHNOLOGIES,INC.、友清彰、野上大介、森崎弘司、浦野晃義、桑原淑子、鈴木一哉、深田良治、志村洪三、山田一功、久保さやか、瀬川裕史、松峯寿美、菅原新博、岸宏吏、土山覚史及び森一正は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後90日目の2020年7月07日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと及びグリーンシューオプションの対象となる当社普通株式を主幹事会社が取得すること等は除く)を行わない旨合意しております。

※有価証券届出書(新規公開時)抜粋



上位株主には90日間(2020年7月07日まで)のロックアップが付与されています。またロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


親引け設定は20,000株を上限として福利厚生を目的に行われる予定です。


ステムセル研究所(7096)IPOの初値予想と幹事引受け株数

後日記載します。PERやPBR、類似企業なども後日追記します。


※上場中止になったため業績分析と初値予想は再承認時に行いたいと思います


幹事名 配分単位 引受割合
野村證券(主幹事) 730,300株 88.06%
三菱UFJ・モルガンスタンレー証券 33,100株 3.99%
SMBC日興証券 33,100株 3.99%
東洋証券 8,200株 0.99%
いちよし証券 8,200株 0.99%
エース証券 8,200株 0.99%
SBI証券 8,200株 0.99%


当選狙いになると思いますが幹事構成からネット抽選派は当選しにくいと思います。SMBC日興証券は申し込みは行っても当選期待は低いでしょう。地合いが多少悪くても積極的にブックビルディングに参加している方も多いため当選したくても厳しそうです。




三菱UFJモルガン・スタンレー証券の委託でau カブコム証券から今回も抽選参加ができそうです。申込者は少ないと思いますが当選確率は低いでしょう。誰かに当選しているため余裕があれば申し込みをするスタンスでよいと思います。




最近市場が荒れているためFX取引をされてみてはいかがでしょうか?私は毎月取引を行っています!主に食材を手に入れるためなので薄利となっていますが取引する余裕がある方は暇つぶしになります。






取引する時間がない方はトライオートFXで自動売買もありだと思います。興味ある方はタイアップ特典を頂いてください。期間限定でチュートリアル本が付いてきます。

類似企業のPERやPBRを調べてみました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業 PER
PBR
JCRファーマ(4552) PER61.35倍 PBR8.25倍
セルソース(4880) PER81.99倍 PBR11.8倍
日本トリム(6788) PER13.43倍 PBR1.14倍
※2020年3月23日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間 株式の数 発行価格
該当事項なし -株 -円


ストックオプション(新株予約権)は上場時点で該当事項なしとなっています。



ツイッターでもIPO記事のチェックができます!

最新情報を手に入れたい方やレア情報、気になったことをツイートしています。IPO投資歴は13年と長くソーシャルレンディングも4年目突入!安定の利益でブログも14年目に突入。


ステムセル研究所(7096)IPOの評価と申し込みスタンス

ステムセル研究所IPOは注目されメディア取上げもあるかもしれません。親会社がトリムメディカルホールディングスになりますがその株式を100%保有している日本トリムも親会社です。


さい帯血から他の週産組織由来細胞への事業拡大をはじめ、再生医療・細胞治療の進展による細胞バンク事業の利用者拡大が期待されています。上場後はアジア圏を中心として事業展開を行うことも考えているようです。


ステムセル研究所IPOの評価


細胞バンク事業は近年その需要が急激に高まっているそうで保管検体数が増加しているそうです。細胞保管施設の保管容量を超える可能性があることから、2020年7月までに細胞保管センターの拡充を図るそうです。


さらに将来の大幅な検体増に備え、新たな細胞処理・細胞保管センターの確保により細胞処理能力、細胞保管能力の増強を目指すそうです。このことからも事業拡大は順調だと感じます。


事業所も関東、東海、近畿、九州など比較的人口が多い場所にあるそうです。また懸念材料は少子化問題だと思われます。この辺りは提携する病院などを増やすことで解決できそうです。


日本トリムとは異業種になり日本トリム及びそのグループ企業との競合関係はないとのことです。IPO的には再生医療のワードで黒字化しているため積極的に攻めてよさそうです。


前受け金不要でIPO抽選に参加できる貴重な証券会社 【むさし証券は穴場証券かも?】
⇒ むさし証券公式へ

むさし証券トレジャーネット


むさし証券のIPO取扱いが増えています!前受け金不要でIPO抽選に参加できるため出来れば口座を持っておきましょう。地合いが悪い状況で入金してまで抽選に参加したくない方にも向いています。


オーナーズブックを使った投資を2年以上続けています!

1万円から投資可能でコツコツ貯まるから面倒くさがりの方にも向いている投資だと思います。不動産事業を行っているスペシャリスト集団が安定した利回りを提供します。

また貸付型案件は全て不動産担保設定ありとなるため安心できます。日本で初めて不動産特化型クラウドファンディングを行った企業としても有名です。

OwnersBook(オーナーズブック)評判とデメリット

詳しくは下記記事でまとめているのでよかったら参考にしてください。最大利回りで100万円投資すると1年間に60,000円の利益試算になります。地味だけどお小遣いになるから助かっています。

現在のところ投資額は30万円弱でソーシャルレンディングへの投資は総額300万円を超えています。余裕資金があればぶち込みですね!