コンフィデンス(7374)のIPOがマザーズに新規上場承認されたので詳しくご紹介したいと思います。今回も業績や上場規模などを確認し、IPO抽選に参考になるような情報を自己評価してみたいと思います。


主幹事はみずほ証券が務め公開株数540,000株、オーバーアロットメント81,000株です。上場規模は想定発行価格1,720円から計算すると約10.7億円になります。


上場規模が小さく人気が見込めそうなIPOだと考えています。


コンフィデンス(7374)IPOの初値予想の上場
※コンフィデンス公式サイト引用


ゲーム・エンターテイメント業界向けに派遣事業や人材紹介などを行っている企業になります。コロナ禍による巣ごもり需要で収益が好調に推移しているそうです。


人材派遣はIPOでもそこそこのパフォーマンスを出しています。同社の場合はゲーム業界となっているため人気が見込めそうです。いつまで巣ごもり需要があるのかわかりませんが、現在の市場状況だと業績期待が持てそうです。


中長期的には人材事業・メディア事業の成長による安定的な収益の獲得を実現しながら、両事業のシナジーを活かした新たな価値を提供するサービスや事業を創出するそうです。


日本は少子高齢化となっていますがゲーム市場は拡大傾向にあります。


2020年の世界モバイルゲーム市場規模は7兆7,255億円で前年対比7.5%増、日本の市場規模は1兆2,113億円だそうです。日本市場だけでも結構な割合と考えられそうです。


大人でもゲームやっている人多いですからね!!


コンフィデンス(7374)IPOの上場基本データと引受幹事

項目上場基本データ
市場マザーズ
業種サービス業
事業内容ゲーム・エンターテイメント業界向け人材派遣・人材紹介・受託事業及びメディア事業
上場日6月28日
ブックビルディング期間6月10日~6月16日
想定価格1,720円
仮条件1,680円~1,760円
公開価格6月17日
初値結果
企業情報https://confidence-inc.jp/
監査人有限責任あずさ監査法人


【手取金の使途】

手取概算額448,896千円については、①新規拠点の開設費用として90,000千円及び②事業拡大のための人材採用費用及び人件費298,896千円③自社メディア運営に係る初期投資60,000千円に充当する予定であります。

※有価証券届出書(新規公開時)引用



項目株数データ
公募株数290,000株
売出株数250,000株
公開株数(合計)540,000株
オーバーアロットメント81,000株
上場時発行済み株数4,560,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約78.4億円
幹事団みずほ証券(主幹事)
SBI証券
SMBC日興証券
松井証券
楽天証券
エース証券
委託見込SBIネオトレード証券
DMM.com証券


コンフィデンス(7374)上場評判とIPO分析

想定発行価格1,720円を基に吸収金額を算出すると約9.3億円となり、オーバーアロットメントを含めると約10.7億円規模の上場となります。


上場規模が小さく売上が伸びていることから人気化しそうです。前期の赤字は子会社の「のれん償却」などが関係しているようですね。


同社グループは、コンフィデンスと連結子会社の株式会社Dolphinで構成されています。


同社グループは事業セグメントとして「人材事業」及び「メディア事業」を展開しています。具体的にはコンフィデンスが人材事業として人材派遣事業、人材紹介事業及び受託事業を行っており、子会社はメディア事業を展開しています。


主力事業である人材事業セグメントでは、人材派遣事業、人材紹介事業及び受託事業を行っており、その中でも人材派遣事業が主力事業となっています。


ゲーム業界及びその周辺領域に特化しており、ゲーム開発やデザイン、運用・サポート、企画・運営等を行うことができるクリエイター人材を抱えることにより、ゲーム会社向けに人材サービスを提供しています。


また子会社に委託してゲーム情報サイト「GAMEMO」を運用しています。


コンフィデンス(7374)上場評判と業績
※有価証券届出書引用


同社はゲーム業界の会社をクライアントとして2021年3月時点の取引実績累計が182社になります。同社社員であるクリエイターを派遣契約に基づき配属し、クライアントのニーズに合わせたサービス提供を行っています。2021年3月時点で620名いるそうです。


採用にあたっては、求人広告を出稿することで求職者を募集し、その求職者の中からクライアントニーズに合わせて、エントリーレベルから業界での豊富な経験を持つ者まで、幅広いレベルのクリエイターを採用しています。


これらを背景に、クライアントのニーズとクリエイターのスキルをマッチングすることで、配属者数を増加させています。


コンフィデンス(7374)IPOの売上と営業利益率
※有価証券届出書引用


人材紹介事業は「職業安定法」に基づき、厚生労働大臣の許可を受けて、転職・就職の希望者を募集・登録し、同時に求人情報を収集して相互のニーズをマッチングする有料職業紹介事業です。


クライアントに対しては、ヒアリングを通じて求める人材ニーズを正確に理解し、クライアントが要求する水準を満たした人材を紹介しています。


その過程で、情報提供として、優秀な人材を採用するために必要となる母集団形成や選考方法に関する助言を行っています。


一方、転職を希望する求職者に対しては、カウンセリングを通じて転職に関する希望年収や職種を把握し、求職者のスキル・経験を整理した上で最適な転職先を提案する等のサポートを行っているそうです。


コンフィデンス(7374)IPOの販売実績と取引先
※有価証券届出書引用


受託事業は、クライアントのゲーム開発及び運営のうち、外部委託可能な業務を同社が引き受けて代行する事業です。主にゲームのデバッグ工程を中心にサービス提供しています。


具体的にはプロジェクトリーダーの指示に基づき、同社社員はクライアント企業が開発しているゲームのバグを発見し、クライアント企業に対して報告を行っており、クライアントが開発するゲームの品質を担保するサービスの提供に努めています。


メディア事業セグメントは、子会社が女性向け情報サイト「Lovely」の運営・管理を行っており、女性向けにファッションや美容に関する解説記事などユーザーのニーズに応える情報を提供しています。


サイト内には広告出稿枠を設けており、主にアドネットワーク事業者を通じて募集した広告主が提供する商材について広告を掲載し、ユーザーに配信することで広告収入を得ています。


当事業にて培ったSEOのノウハウを活用し、他社メディアからの記事制作の受託等の派生サービスも提供しています。


さらに、「Lovely」にアクセスするユーザーに対してアフィリエイト広告を提供し、そのアクセスを通じて商品やサービスを購入してもらうことによりアフィリエイト収入を得ているそうです。


販売実績から前期売上で人材事業が94.6%の売上を占めているようです。殆ど派遣等による収益ですね。


コンフィデンス(7374)の企業財務情報と配当性向

回次第5期第6期
決算年月2019年3月2020年3月
売上高2,004,9892,604,492
経常利益131,630331,687
親会社株主に帰属する当期純利益又は当期純損失59,383△282,974
包括利益又は四半期包括利益70,464△270,956
純資産額585,822293,515
総資産額1,351,8141,070,701
1株当たり純資産額131.1959.92
1株当たり当期純利益金額14.18△66.27
自己資本比率(%)41.423.9
自己資本利益率(%)16.4△69.4
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー286,406269,711
投資活動によるキャッシュ・フロー△708,571△41,196
財務活動によるキャッシュ・フロー716,328△111,350
現金及び現金同等物の期末残高492,417609,582
※数値は千円単位



第7期第3四半期連結累計期間(2020年4月01日~2020年12月31日)
  • 売上高2,590,105千円
  • 営業利益481,445千円
  • 経常利益478,986千円
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益320,305千円



【第7期第3期のチェックポイント!】

人材事業は、主力のゲーム会社向け派遣事業において配属者数を拡大することを推進している状況です。新型コロナウイルス感染症による外出自粛要請下においても、ゲームユーザーの巣籠もり需要が追い風となり、派遣事業の業績は堅調に推移したことから、グループの業績に大きな影響は出ない状況で推移しています。

メディア事業は、5月に行われたグーグル検索エンジンのアップデートにより、第2四半期までページビュー数が低迷するとともに、ページビュー当たりの単価も下落していたことから業績が低迷していたそうです。第3四半期に漫画コンテンツの強化によるページビュー流入や12月に行われたグーグル検索エンジンのアップデートがポジティブに影響したことにより業績は回復傾向にあるそうです。

また、国内家庭用ゲームのハード・ソフトともに売上が伸びている状況のため今後もその傾向が見込めるようです。


コンフィデンス(7374)の株主状況とロックアップについて

会社設立は2014年8月05日、東京都新宿区新宿二丁目5番10号に本社を構えます。社長は澤岻宣之氏(1971年11月11日生まれ)、株式保有率は1.67%(76,000株)です。


従業員数729人で臨時雇用者0人、平均年齢32.7歳、平均勤続年数1.8年、平均年間給与3,471,000円です。連結従業員数は733人となり臨時雇用者はいません。


連結のセグメント別従業員数は人材事業713人、メディア事業4人、全社共通16人となっています。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
株式会社アミューズキャピタルインベストメント1,584,000株34.81%
株式会社アミューズキャピタル804,000株17.67%
中山 隼雄780,000株17.14%
SBI Ventures Two株式会社400,000株8.79%
木村 重晴238,000株5.23%
澤岻 宣之76,000株1.67%
吉川 拓朗66,000株1.45%
※株主上位7名の状況


【ロックアップについて】

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である中山隼雄及び売出人である木村重晴並びに当社株主である株式会社アミューズキャピタルインベストメント、株式会社アミューズキャピタル、澤岻宣之、吉川拓朗、竹下和広及び雨宮玲於奈は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後180日目の2021年12月24日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等は行わない旨合意しております。

また、当社株主であるSBI Ventures Two株式会社は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後90日目の2021年9月25日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、その売却価格が「第1募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、東京証券取引所における初値が形成された後に主幹事会社を通して行う東京証券取引所での売却等は除く)等を行わない旨合意しております。

※有価証券届出書(新規公開時)引用



上位株主には180日間(2021年12月24日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


また、SBI Ventures Two株式会社のみ90日間(2021年9月25日)のロックアップと発行価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。


親引けは行われません。


コンフィデンス(7374)IPOの初値予想と幹事引受け株数

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


想定発行価格の1,720円を挟むように仮条件範囲が1,680円~1,760円に決定しました。吸収金額は最大で10.9億円になり時価総額は80.3億円になります。


個人投資家が好むゲーム関連業界のIPOになるため人気化する予想がでています。しかし実際はクリエーター(成功請負人)の派遣になり、ゲーム株として期待するには材料が少ないと感じています。


ただ著名が出資する案件になるため資金流入となる期待も残るようです。


大手初値予想3,000円~4,000円
修正値3,500円~4,000円

※注目度B、修正値は6月10日に追記


2022年3月の連結業績予想が出ており、売上43.86億円となり前期比22.89%増、経常利益7.17億円となり前期比18.91%増となる見込みです。


四半期利益4.98億円となり前期比24.81%増を見込んでいます。EPS110.91からPERは15.87倍、BPS347.42からPBRは5.07倍になります。配当金や株主優待はありません。


状況的に話題性はあるようですが、株価が何倍にもなるようなことはなさそうです。最大で初値2倍~2.3倍あたりの予想になります。


仮条件も40円の上乗せと勢いが感じられず機関投資家も妥当値だと判断した可能性があります。主力が人材派遣や人材紹介のため初値持越しの力はなさそうです。


幹事名割当株数引受割合
みずほ証券(主幹事)442,800株82.00%
SBI証券75,600株14.00%
SMBC日興証券5,400株1.00%
松井証券5,400株1.00%
楽天証券5,400株1.00%
エース証券5,400株1.00%


公開株数が多いとは言えないため主幹事のみずほ証券からの申込みを忘れないようにしましょう。SBI証券からの申込みは当選期待が低いと思います。しかしIPOチャレンジポイントだけはしっかり貯めておきましょう!


また2021年に入り楽天証券が幹事入りすることが多くなっています。そのため当選者も多くなっているようです。




どんなに当選確率が低くても当選できる方はいるんですよね。上記ツイートがあまりにも刺激的だったので情報共有させて頂きました。


楽天証券のIPOルールは下記記事でまとめています!!



この他、松井証券も幹事入りすることが増えていると思います。前受け金不要でIPO抽選に参加できるためまだ口座開設を行っていない方は持っていたほうがよいでしょう。


IPOなんてダメもとで申込んでおけば気落ちしませんからね。期待しすぎるとIPO投資をやめたくなると思います。長く続けているとそれなりに当選できると思います!




話は変わり、トライオートFXをご存知でしょうか?多少勉強が必要だと思いますがFX自動売買に興味があれば面白いと思います。


タイアップ特典が付いているため良かったらご利用ください。100万円入金で自動売買取引を行い5万通貨以上取引をすると13,000円貰えるみたいです。タイアップ特典は3,000円です。


既存キャンペーンと組み合わせるとボリュームがあると思います。実績と評判をまとめたのでよかったら下記記事も参考になると思います。




類似企業のPERやPBRを調べてみました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
クリーク・アンド・リバー社(4763)PER19.15倍PBR3.3倍
エクストリーム(6033)PER24.6倍PBR1.87倍
IMAGICA GROUP(6879)PER27倍PBR0.79倍
※2021年6月09日の株価基準


ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2022年3月29日~2029年3月28日146,600株500円
2023年3月27日~2030年3月26日114,800株500円
2023年10月31日~2030年10月30日18,400株1,080円


ストックオプション(新株予約権)は上場時に行使期限を迎える株数はありません。


ツイッターでもIPO記事のチェックができます!

最新情報を手に入れたい方やレア情報、気になったことをツイートしています。IPO投資歴は15年と長くソーシャルレンディングも6年目突入!安定の利益でブログも15年目に突入。


コンフィデンス(7374)IPOの評価と申し込みスタンスまとめ

コンフィデンスIPOは初値2倍を目指す展開になるのではないでしょうか。上場ラッシュでなければ初値持越しも期待できたかもしれません。


上場数が多くなっているため利益が出そうなIPOは全て申込んでおきましょう。微妙なIPOだけ真剣に考えるスタンスで挑みます。


コンフィデンス(7374)IPOの評価
※コンフィデンス公式サイト引用


ゲーム市場規模が拡大しているため同社の人材派遣市場は潤っているようです。ただコロナ禍で人材派遣業の市場規模が短期的に縮小しているため微妙なところです。


ゲームに特化しているからこその需要と理解しておきましょう。ただの派遣業だとパフォーマンスの期待値が下がりますからね。


メディア事業についてはあまり取り組んでいないように感じます。従業員数も上場時点で連結で4人しかいませんしね。またIT系派遣業としては給与が約347万円と上場企業としては低いほうに入ると思います。


競合との優位性は、2021年3月時点で182社のゲーム業界に属する企業との取引関係、ゲーム業界経験者の採用にあたっての量的・質的に十分な母集団形成、クライアントの人材ニーズの把握、これらを背景とした精度の高いマッチングとなっています。


子会社に関しては参入壁が低いと意識しているようです。ゲーム情報サイトや占いサイトの立ち上げなどを行っています。


また、ストック・オプションによる潜在株式数は279,800株になり、発行済株式総数4,270,000株の6.6%に相当します。


自社でゲームタイトルが数本あるような状況であればさらに良かったと思いますが、そこそこ人気になると考えています。とにかく当選確率を高めて申し込みを継続したいと思いす。


PayPay証券でIPOルールが公開されています。そのため情報をまとめてみたのでよかったら参考にしてください。みずほ証券からの委託で取り扱いが行われる見込みとなっています。


LINE証券に対抗して取扱い発表を期待しています!!


上場企業に投資できるFundsの仕組みが人気過ぎる!

Funds(ファンズ)社長にインタビューを行い気になる事をズバット聞いてみました。貸付ファンドの仕組みや評判・評価を徹底的に記事でまとめています。

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