オンデック(7360)とSANEI(6230)の抽選結果が出そろいました。2020年12月のIPOは26銘柄の上場となり多くの当選者を出しています。そして最後を飾るのがオンデックです。初値予想も高い数値が出ているため当選者に大きな利益をもたらしそうです。


2020年は新型コロナウイルス感染症により浮き沈みが激しい環境となりましたが、多くの方が利益を得ているように思います。


コロナ暴落により早めに保有株の損切を行った方は損失確定の方もいらっしゃるでしょう。IPO市場だけを見れば結果的には利益を得た方が多い気がします。


オンデックとSANEIの抽選結果
※オンデック公式サイト引用


オンデックはM&A(合併・買収)の仲介とアドバイザリー業務を手掛けている企業です。IPOでは人気が見込める事業になることから上場1日目に初値が付くことはなさそうです。


2020年最後のIPOになり上場日が12月29日のため注目されています。受渡しベースで本来行われるはずのIPOが、翌年に受渡日を迎えるとあり異例です。これが常習化するのかはわかりませんが事業以外にも注目ポイントがあります。


毎年この時期の上場は外国人の参戦が見込めないとありデメリットもありますが、吸収額が少ないことから個人投資家主体の売買が行われると考えています。


SANEIは給排水器具等の製造販売を手掛けている企業になります。事前予想も低く東証2部への上場とあって個人投資家の注目度はかなり低いようです。業績横ばいで2021年3月期の業績予想も減収減益となっています。


水栓金具の専門メーカーになり、同社と取引先のホテルや外食産業の経営状況悪化も同社業績に関係がありそうです。またコロナによる展示会やイベントなどの減少も業績悪化につながっているようです。


上場日の12月25日はファンペップ(4881)と東和ハイシステム(4172)との3社上場のため、同社は特に注目度が低いと言われています。成熟した企業のため仕方がないでしょう。


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オンデック(7360)IPOの公開価格が決定

仮条件範囲は1,400円~1,550円となり公開価格は上限の1,550円に決定しています。上場による吸収金額は約9.8億円で時価総額43.1億円になります。


ブックビルディングは「申告された総需要株式数は公開株式数を十分に上回る状況」と記載があります。オーラスIPOなので多少不人気の銘柄でもイベント化することが多いため、期待できそうです。


幹事引受け価格は1,426円に決定しています。


M&A仲介を行う企業規模としては中堅になるそうなので、上場後の活躍が楽しみな企業のようです。大阪本社となり大阪では専門企業の競合は少ないようです。コロナによりM&Aの加速化もあり得るかもしれません。


上場承認時の業績データや株主の状況は下記記事でまとめています。

【上場】オンデック(7360)IPOの初値予想


SANEI(6230)IPOの公開価格が決定

仮条件範囲は2,050円~2,200円となり公開価格は上限の2,200円に決定しています。前回承認時の想定発行価格が2,200円なので狙ってきた感があります。上場による吸収額は約11.6億円で時価総額48.8億円になります。


同社も「申告された総需要株式数は公開株式数を十分に上回る状況」との記載があります。価格変動リスクなどを総合的に勘案して、1株につき2,200円に決定しています。


幹事引受け価格は2,035円に決定しています。


先に上場したビーイングホールディングス(9145)とオーケーエム(6229)の初値後の値動きが好調となっているため、同社株も買われる期待が観測されています。東証2部の初値が良くその後も買われていることからバリュー株に投資家がシフトしてきた可能性もあります。


ただ上場日にどのような環境になっているのかは気を付けたいところです。上場承認時の業績データや株主の状況は下記記事でまとめています。

【上場】SANEI[サンエイ](6230)IPOの初値予想


オンデック(7360)とSANEI(6230)IPOの幹事別抽選結果はこうなりました!

まずは期待がかかるオンデックから抽選結果を確認してみたいと思います。当選すれば大きな利益になるため期待しています。


幹事名抽選結果
野村證券(主幹事)落選
大和証券落選
みずほ証券落選
SBI証券落選
岡三証券落選
東洋証券不参加
藍澤證券不参加
エース証券口座なし
楽天証券抽選前
マネックス証券落選


オンデック(7360)大和証券抽選結果


本日発表の大和証券でも見事に落選しています。これで12月IPOは単元株での取得が絶望的となりました。繰上り当選者が多い中で私は何をやっているのだろうか?


とさえ思えてきました。完全にお手上げ状況です。


むさし証券交換できるくん補欠当選


むさし証券で補欠当選していた交換できるくん(7695)も落選となりました。補欠当選からの繰上り当選をネットで見かけたため私もその可能性があるのかも?と期待していましたが難しかったようです。


今回の上場ラッシュで当選者も出ていたんですけどね。IPO抽選ルールは下記記事でまとめています。




次にSANEIの抽選結果を確認したてみたいと思います!野村證券で赤い文字を見た時には驚きました。


幹事名抽選結果
大和証券(主幹事)落選
野村證券落選
三菱UFJモルガン・スタンレー証券落選
SBI証券落選
SMBC日興証券補欠


SANEI(6230)野村證券で補欠当選


主幹事大和証券からの当選はありませんでした。その代わり野村證券で補欠当選を頂いています。資金が入っているため既に購入申し込みを行い繰上げ当選を待ちとなっています。


今回の上場ラッシュでは補欠当選をたくさん頂きましたが、何一つ繰り上がらない運気を持ち合わせています。


なかなか悲惨な状況だと自分で感じています。当選確率が高かったIPOもことごとく落選し「こんな年もあるんだな~」と思うようにしました。


最後に繰り上がれば超嬉しいですけどね。


PayPay証券でもみずほ証券主幹事のIPO取扱いが行われる予定になっています。この機会に口座開設を行っておくと来年から参戦できると思います!




オンデック(7360)とSANEI(6230)IPOの最新の初値予想は?

どちらのIPOも初値を超えてくる観測が出ています。SANEIは微妙なので地合い次第のようです。


最新のIPO初値予想



オンデックの大手初値予想は4,000円~5,000円になっています。今の地合いであればまだ高い初値も期待できるかもしれません!ベンチャーキャピタル出資があり、公開価格1.5倍以上(2,325円)なら解除されるため注意が必要です。


人員を増やすことで売上期待ができるとあり、大口機関投資家などの事前評価ではかなり印象がよかったようです。類似企業とPERの比較を行うと既に十分評価されている印象もあるため、初値が高すぎると株価は下に引っ張られると考えています。


野村證券から発表されるであろう来期業績予想に注目です。


SANEIの大手初値予想は2,200円~2,500円となっています。上場直前まで気が抜けない銘柄だと思いますが、吸収額が約11.6億円と低いため利益見込みがあると個人的に考えています。


20億円クラスになると怪しい雰囲気になるかもしれませんが、成熟した企業でも利益見込みは高いと考えています。上場後は業績により市場が上なのか下かなのか判断すると思います。


同日上場により注目されない銘柄になる可能性は高いそうですが、この規模であれば関係各社からの買いも手伝い公開価格をクリアーしてくるのでは?と考えています。


また、IPO投資と関係が深いイークラウドでAmazonギフト券キャンペーンが行われています。投資をすればさらに上乗せでギフト券が貰えるとあり人気になっているようです!


キャンペーン詳細と投資を行っても問題ないのか考察してみました。詳しくは下記記事でまとめています。


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