IPOに当選した後に辞退やキャンセルすることでペナルティを課せられる場合があります。最悪の場合は証券口座の凍結も考えられるようです。


また実際にペナルティーを受けてしまった妻は半年間を無駄にしています。特に気を付ける証券会社も存在するため覚えておきましょう!


IPOでペナルティーがある証券会社


IPO投資を行っていると当選していることに気が付かない場合があります。


抽選結果がメールで届く証券会社だと気が付かないことはないと思いますが、抽選結果をログインして確認する場合だと当選に気が付かないことがあります。


特にIPOが集中する3月や6月、9月や12月だとミスが起きやすいと思います。後期型抽選の場合は当選後のキャンセルも出来ないため合わせて確認してみたいと思います。


この他、店頭証券の場合はキャンセルは可能ですが支店ルールがあるため気を付けてください!


IPOペナルティーがある証券会社は何処なのか?調べてみた結果

IPOに当選した後にペナルティーが発生する証券会社があります。


数は多くありませんが適当な抽選参加を行っていると抽選権がなくなるため気を付けてください。


IPOペナルティーがある証券会社を調べた結果


ペナルティーが発生する証券会社は岡三証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SMBC日興証券、松井証券の4社になります。


一番ペナルティーが重いのは岡三証券です。需要申告も出来なくなるため細心の注意が必要になります。


証券会社ペナルティー内容
岡三証券ネットからIPO抽選に参加ができない
三菱UFJモルガン・スタンレー証券1ヶ月間ネットからIPO抽選に参加できない
SMBC日興証券1ヶ月間ネットからIPO抽選に参加できない
松井証券6ヶ月間抽選対象から除外


ペナルティーがあるということは微妙なIPOの場合は当選しやすいと言えます。何度か微妙なIPOで当選を頂いています!


当選確率が激的に高くなる場合もありますが、公開価格割れとなる可能性もあるため申込みを行う際には注意が必要です。


三菱UFJモルガン・スタンレー証券とSMBC日興証券の場合はペナルティーを課せられても1ヶ月間ネットからIPO抽選に参加できないだけなので機会損失期間も少なくて済みそうです。


岡三証券の場合は本当に気を付けてください。IPOに当選すると電話が掛かってきます。電話が掛かる前に購入申込みを行うと電話が掛かってこないようです。


何度か当選を頂いているため個人的にそのように思います。電話に出れない場合は着信だけある感じです。


kimukimu

岡三証券はネットからIPO抽選に参加できないため口座凍結と同じだと思います!



さらに、松井証券の場合は「6ヶ月間抽選対象から除外」されます。


実際に妻がペナルティーを受けました。補欠当選でもペナルティー対象になるため恐ろしい証券会社です。公式サイト確認では以下のように書かれています。


需要申告の抽選結果が「当選」、「補欠当選」となった銘柄について、以下のいずれかのケースに該当したお客様は、その後6か月間、IPO、POの需要申告にお申込みいただいたとしても、抽選対象から除外いたします。



ただ、需要申告は参加可能なので知らずに申込み続けている方もいるはずです。


そして奇妙なのがペナルティーを受けた場合でも需要申告の状況に応じて、抽選対象から除外となった方であっても当選することがあるそうです。


と言うことは人気がないIPOには当選できると言うことだと思います。公開価格割れ濃厚のIPOには当選できると言うことだと思います!!


しかしながら証券会社からすれば、当選後に購入を辞退すると新たな購入者を探さなければならない手間が発生します。辞退やキャンセル者が多くなると不都合なこともありますからね。


後期型抽選はIPO当選後にキャンセルができないため慎重に購入申込みを行いましょう

IPO抽選には後期型の証券会社があります。


後期型は抽選申込みと購入申込みの2回申込みが必要になります。そのため非常に面倒なので2回目の購入申込みを忘れることがあります。

後期型抽選はIPO当選後にキャンセルできない


後期型抽選を行っている証券会社は以下の社になります。


証券会社配分ポイント
auカブコム証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券からの委託販売
楽天証券口座数が多いが微妙なIPOは申込み者が少ない
岩井コスモ証券店頭系のため配分数が少ない
GMOクリック証券口座開設者が少ないがIPO取扱いも少ない


上記4社で当選を頂いたことがない証券会社はありません。


なのでコツコツ抽選に参加することをお勧めします。当選数が多いのはauカブコム証券です。岩井コスモ証券は同一銘柄で夫婦でダブル当選となったIPOがあります。


楽天証券はSBI証券のように口座開設者が多いため人気IPOの当選確率は低いと思います。


GMOクリック証券はたまにIPO取扱いが行われています。ただ取扱いに気が付いていない場合も多くあります。この他、LINE証券も2回申込みが必要になります。


kimukimu

抽選申込みと購入申込みの2回申込みが必要なので本当に参加することを忘れます。特にIPOが集中する時期にミスが起きます!



2回目の購入申込みを行った後に当選すると辞退(キャンセル)ができないためよく考えて申込みを行っておきましょう。


後期型抽選を利用する場合にズル賢い考え方をするならば、微妙な銘柄の場合に抽選申込みを行っておいて、利益が見込めると思った場合だけ購入申込みを行う方法が良いです。


この戦略で利益を狙う方も実は多いんですよね。ほんとズル賢いと思います!


店頭証券でIPOが当選した後にキャンセルするとペナルティーが発生する場合がある

店頭証券でIPOの当選配分があった場合にキャンセルする方がたまにいます。


この場合は次回から配分がないと考えたほうがいいです。どうしても購入できない場合はキャンセルを行ってもいいと思います。


店頭証券でIPOをキャンセル


店頭証券でキャンセルを行ってもそれまでに実績があれば考慮されます。


ただ実績が積み上がっていなければ次から配分がなくなる可能性があります。なので対面型で取引を行っている方はIPOに当選した場合は損失覚悟で購入する必要があります。


微妙な銘柄や利益見込みが低い場合は店頭証券からの申込みを控えるべきです。


kimukimu

このIPOは儲かる!と思った銘柄にだけブックビルディングを行っておきましょう。



ブックビルディング時に申込株数を気にする方がいますが、数千万円程度の余力であればBB申込み数はあまり関係ありません。


私は過去に幹事割当株数の上限で申し込み続けても配分はありませんでした。逆に少なく申し込んで当選することが何度もありました。


適度に申込みする方法がベストだと思います。


店頭証券でIPOの配分を受けるにはそれなりの資金が必要だと思います。数百万円程度の入金でも配分を受けることも可能ですが、資産はある程度必要だと思います。


ちなみに私は某支店に2,000万円入金してもIPOの配分はありませんでした。担当者の裁量持分も関係するため難しさがあります。結局は私もネット申込み中心となっています!


IPO抽選でペナルティーを受けるようなことはするな!まとめ

IPOに参加する方も状況が様々だと思います。お金を短期で借りて抽選に参加する方もいます。


私は自己資金の範囲内で抽選に参加しているため、お金を消費者金融で借りることはありません。


IPOペナルティーまとめ


証券会社によりIPOルールが異なるため覚えるのも時間が必要だと思います。


ただ殆どの証券会社はペナルティーがありません。ペナルティーがある証券会社だけ覚えておけばいいと思います。


そしてペナルティーがあるため微妙なIPOだと当選確率が高くなるという現実があります。上手く利用すればC級IPOの大量当選も夢ではありません。


実際に微妙なIPOで大きな利益を得たことがあります。金額にすれば30万円~50万円程度になります。多少リスクはありますが投資センスを磨いていれば可能だと思います。


IPO初心者の方はペナルティーと聞くと不安になると思いますが、内容をわかっていれば怖くはないと思います!!


大和証券が取扱うIPOを抽選で配分しているCONNECT(コネクト)をご存知でしょうか?口座開設10ヶ月で5つも当選を頂きました。ちなみに夫婦2名義なので侮れません。


IPOルールは下記記事でまとめています。


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