auカブコム証券のIPOルールを詳しく調べてみました。同社は三菱UFJフィナンシャル・グループなので基本的には三菱UFJモルガン・スタンレー証券引き受け分をauカブコム証券に回します。


三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事になるとauカブコム証券の当選確率が、かなり引き上がると考えられるためその際は申し込みを徹底しておきましょう!


その他にも幹事引受株数が多い銘柄に絞り、auカブコム証券からの申し込みを行うことで当選確率が上がると思います。当選確率が高くなるケースが1年間に何回かあるためチャンスは逃さないようにしましょう。


auカブコム証券のIPOルール
※auカブコム証券公式サイト引用


【IPOルール】
  • 1口座1抽選の平等抽選を採用している
  • 申込銘柄のブックビルディング相当額が必要(最大買付可能額)
  • らくらく電子契約サービスに申し込む必要がある
  • 需要申告を期間内に行った後に購入申込を行い2回の手間が必要
  • 公正性及び機密性を確保するシステム抽選を行っている
  • 1単位以上の配分は再抽選を行い複数配分となる可能性がある
  • 同一資金でのIPO申込みが可能
  • 電子メールによる結果受領が可能
  • 抽選によらない配分もあるようです(その場合はコールセンターで購入意思を確認)
  • 購入申込株数が配分予定株数に満たない場合は需要申告を行っていない方への配分もある
  • 口座開設や維持管理費は無料、オンライン入金(即時入金)にも対応


auカブコム証券のIPOルールを確認すると基本的に引受数の100%近くを抽選配分とする事がわかります。しかし、中には優遇される方もいるニワンスが伝わります。


手数料面でも建玉により優遇が行われれている企業なので、ひょっとしたらIPO配分でも行われているかもしれません。


ただし集中して配分が行われないように審査部門が動くようです。預入資産が数億円規模になると思われるため、殆どの方は関係がないでしょう。


三菱UFJモルガンスタンレー証券の取り扱い以外でも委託販売としてIPOを取り扱うことがあるので、年間を通してIPOの取り扱いは結構あります。


また証券口座を開設してIPOだけの申込を行うよりも、株主優待を取得するために同社を使うほうが賢いかもしれません。一般信用売建も抽選方式を採用しています。




株主優待取得を全面的に押している企業でもあり、公式サイトでも逆日歩が付かない一般信用売建を勧めているため、少し勉強すれば優待マニアになることも可能です!


auカブコム証券の一般信用については下記の記事でまとめています。




ある程度資金に余裕が出来たら「優待ただ貰い」として押さえておきたい証券会社です。使い方次第で利益を出すことが出来るため楽しみながら頑張れると思います。


kimukimu

株主優待も年間を通せば結構な金額になるために個人的に必要な投資なんですよね。



また公募増資などのヘッジを一般信用売建で行うと逆日歩もつかないため色々と使い方次第で利益につなげることが可能です。


ヘッジをした後に現渡をすれば手数料も発生しないため覚えておきましょう。現渡の手順は企業によりわかりにくい場合もあるため一度覚えたら忘れないようにしたいところです。私もたまにしかログインしない企業のホームページは毎回戸惑います。


auカブコム証券以外でも一般信用売建は使えますが、同社では取扱い銘柄が多いため助かることも多いと思います。優待マニアには必須口座だと思います。


優待に興味がある方は同社の口座を開設しておくことをお勧めします。証券業界の中では一般信用売建を先駆けて取扱い群を抜いて知名度があります。


一般信用売建を使った株主優待取得方法(クロス取引)は下記記事でまとめています!!




auカブコム証券のお勧めの理由は何なのか?

auカブコム証券のお勧め理由を考えてみました。信用取引の手数料が無料になるケースもあるため一定の層から絶大な人気があります。


フリーETFやノーロード投信なども人気の商品です。


お勧め内容注目のポイント
取引手数料はゼロ円から業界トップクラスの安さを実現し、信用取引は建玉残高に応じ「0円」から取引可能!フリーETFなどの手数料無料の商品や多くの割引プランも用意されている
IPOは公平なチャンスシステム抽選を採用し取扱数も多い!参加手数料や購入手数料は完全無料
1株から売買のプチ株®プチ株®を採用していて単元未満株式の売買が可能。株主優待などの権利獲得にも使える。その他にもプレミアム積立®で単元未満株式の積立が可能
一般信用売建が凄い一般信用売建できる銘柄が多く株主優待におけるクロス取引が可能!さらに公募増資などのヘッジとしても使えるため口座を持っておきたい証券会社
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のレポートが無料で見れる口座開設者なら無料で見れる情報がたくさんある。株式ストラテジーやセクターレポート、日本株リサーチ、J-REITリサーチ 、外国債券レポートを無料で見ることが可能


証券会社により提供されているサービスが異なりますが、自分に必要なところだけ取り入れるとよいと思います。


私はIPO抽選と株主優待や公募増資のつなぎ売りなどで使うことが多いです。


この他、無料レポートも内容が濃いためたまに見ています。有料情報も確認していますが、市場の温度感を得るには無料でも十分だと思います。


企業概要と株主を調べてみました

企業概要を調べてみました。同社は、2019年12月1日に「auカブコム証券」として誕生しています。


旧社名が「カブドットコム証券」のため社名変更の違和感は個人的にありませんでした。



項 目その内容
商号auカブコム証券株式会社
英語表記:au Kabucom Securities Co., Ltd.
設立1999年(平成11年)11月19日
資本金71.96億円 (資本準備金119.13億円)
本社所在地〒100-6024
東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング24F
代表者代表取締役社長 二宮明雄
株主構成
  • 三菱UFJ証券ホールディングス株式会社
  • auフィナンシャルホールディングス株式会社
加入協会
  • 日本証券業協会
  • 一般社団法人 金融先物取引業協会
  • 一般社団法人 日本STO協会
  • 一般社団法人 日本投資顧問業協会
  • 一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
※2023年12月31日調べ


auフィナンシャルホールディングスが株主となり社名変更となっています。


auフィナンシャルホールディングスは金融事業をはじめ保険業なども行っている巨大組織です。親会社はKDDI株式会社になります。


大企業と資本提携を行っているため今後の企業成長にも期待ができそうです。企業成長と共に幹事入りする機会が来れば嬉しいですよね。


auカブコム証券の口座開設で無料とは思えないレポートを見ることができる

カブコムに口座を開設するとアナリストが分析した個別詳細レポートを見ることができます。配信元は三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、三菱経済研究所となっています。


もちろん無料で見ることができ市場の流れを掴むには嬉しいレポートです。


この他にもテレビやラジオ、ウェブセミナーで最新のマーケット情報などを提供しているサービスもあります。有名な番組ではこちカブ(こちらkabucom投資情報室)という番組があります。ラジオ日経なので聞いたことがない方が多いと思いますが評判はよいです。


もちろん、口座を開設するだけで四季報や個別情報の確認ができます。何かわからないことが発生した場合はコールセンターに電話をすると対応してくれるため安心できます。


三菱UFJモルガン・スタンレー証券レポート


特にお勧めなのは、「三菱UFJモルガン・スタンレー証券レポート」になるためこれを目的に口座開設される方もいるようです。


また、毎日気に入ったレポートを読みたい場合はレポート配信によるメール通知設定を行うことで、新着レポートをいつでも見ることが可能です。これは嬉しいサービスです!


auカブコム証券のIPO申し込み時に気を付ける最大のポイントとは

同社にログインを行いIPOを申し込むには資金の重複が可能となりますが、知っておくべきことがあります。それは購入申し込み時に資金が拘束されることです。


ブックビルディングと購入申し込みの2回が必要となり、後期型抽選を採用しているため勘違いしている方もいます。


auカブコム証券のIPO抽選申し込み手順


公式サイトの申し込み時にも2度の手続きが必要と書かれています。この辺りについてもう少し詳しく書いておきたいと思います。2回の申し込みが必要になるため私も申し込み忘れを行うことがよくあります。


上場する銘柄の抽選申し込み日が重なるとブックビルディングだけ行い、購入申し込みを忘れることが多々あります。これにより参加者は取扱い銘柄が多くなると「当選確率が上がるのでは?」と考えています。


そもそも、IPO目的の口座数が多いとは言えないため、引受け株数が多い場合にかなり当選しやすい可能性があると思います。

ブックビルディングと購入申し込みのタイミング

実際にブックビルディング申し込みを行い、購入申し込みまで行ってみました。


画像には4銘柄表示されており、上から2段目の「ミンカブ・ジ・インフォノイド」と言う銘柄はブックビルディング申し込みを行い、購入申し込みまで無事完了しています。


ただ、下の2銘柄はブックビルディングすることさえも忘れています。忙しくなるとどうしても後期型申し込みは面倒になります。


auカブコム証券でブックビルディング参加


面倒だからこそ抽選に参加できる方は当選するのかもしれません。


同社はネット証券になるため、家族口座や未成年口座を開設しIPOに積極的に申し込みを行っている方がいます。


読者の方にもいらっしゃいますが、株数が多い銘柄ではしっかりと当選されているイメージがあります。最終的には運なので何とも言えませんが「運」が良い方っていますからね。

ブックビルディング申し込み時に資金が重複可能だかデメリットもある!

ブックビルディングに申し込むには、仮条件上限の買い付け余力が必要になります。仮に5銘柄の募集が同時に行われていれば、設定株価が一番高い銘柄の買い付け余力があればすべてのIPOに参加できます。


しかし、購入申し込み時には銘柄別に資金が必要になり資金が拘束されます!


購入申し込み期間は短く設定されており購入申し込み後は余力が減るため気を付けましょう。気を付けないとブックビルディングの参加ができません。


例えば、50万円入金しておき購入申し込みで30万円が拘束されたとします。その後、ブックビルディングが始まり25万円のIPOに参加しようとしても参加できません。20万円までだとOKになります。


裏技的な発想をするならば、先にブックビルディングを済ませて購入申し込みを行えば問題ありません。これに気が付いている方は少ないと思います。一旦、購入を解除してBBに参加し、その後購入するという手もあります。


IPOに当選せずに落選となった場合は、資金拘束が即解除されるため次の戦略を練ることも可能です。

頑張った人だけが知っている?当選確率アップの方法

当選確率を引き上げる方法とは少し異なりますが、後期型抽選を行う証券会社は同社の他にも複数社あります。その中でもIPO取扱い数が多いため同社は人気です。公募増資(PO)のほうが当選しやすいという話もあるようです。


しかし、資金には限りがあるためどうにかならないか?と考えたどり着いた方法があります。


それはブックビルディングを済ませた後に一度出金を行い、他社からの申し込みに資金を使う方法です。ここまでする方は稀ですが、どうしても参加したい銘柄が出てきたときに使える方法です。


カブコムIPO抽選方法


他社で抽選に外れた後に、同社に再入金を行うことで購入申し込みができます。一旦出金する方法を思いつく方はそれほどいませんが、私は資金が乏しい頃に実際に取り組んでいた方法です。


これにより2回~3回くらいIPOに当選し、資金を増やし現在は入金しっぱなしとなっています。懐かしく思いますが今でもどうしても資金が必要な場合は行うこともあります。


auカブコム証券では一般信用売建を使って株主優待をただ貰いしているため資金はある程度余裕があります。しかし、少ない資金で色々と考えながら投資を行っているため資産はあるけれど、動かせる現金がなくなることもあります。


ちなみに奥さんも同じようなことをしているため夫婦でカツカツの生活を送っています。初めは楽しいけれど何度も行うと面倒になります。最終的には自分の頑張り次第でしょう!



auカブコム証券は本当にIPOに当選できるの?口コミを探してみた結果

auカブコム証券でIPOに当選できている方はいます。しかし、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事を引受けないと当選は難しそうです。


過去に当選確率が物凄く高かった銘柄もあるため、証券口座だけ開設しておくパターンもありだと思います。










Twitterで当選者を探すと意外といらっしゃいます。ただ母数が少ないことが多いためついでに申込んでおくスタンスでよいかもしれません。


抽選参加と購入申し込みの2回という手間が非常に面倒な抽選方法だと思います。


楽天証券も後期型抽選を採用しているため手間が掛かります。ただ、auカブコム証券に比べると楽天証券は幹事引受け回数や引受け株数などメリットが大きいかもしれません。


楽天証券の後期型抽選については下記記事でまとめています。IPO投資は面倒な作業を行うことで利益につながります。手間を惜しむことなく抽選に参加できる方がIPO当選を手に入れることができると考えています!!




auカブコム証券でIPOが当選していました!まとめ

auカブコム証券でもIPO当選者が出ていることを先ほどご紹介しました。


上記にも書きましたが三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事の時や幹事引受株数が多い場合に見逃さないようにしておいたほうがよいです。幹事引受株数は私の銘柄別詳細でも書いているため参考になればと思います。


引受株数は仮条件決定後に目論見書の訂正事項などで発表されるため、気になる方は証券会社の訂正事項を見ると書いてある場合があります。すべての銘柄で記載があるわけではない点は注意が必要です。


auカブコム証券IPO当選







auカブコム証券でソフトバンク当選



ゆうちょ銀行やSGホールディングス、ソフトバンクなどが当選しています。直近では日本ビジネスシステムズや大栄環境が当選しています。公募増資(PO)の配分もあります!!


たまに当選するため、株主優待で使う他にもIPOの抽選に参加しておきましょう。資金が余っていると結構穴場のIPO口座として活躍しれくれそうです。


三菱UFJモルガン・スタンレー証券への配分が多い時だけに申し込むのもありです!


IPO口座として持っておくのも良いと思いますが、せっかくなので優待取得で有効活用を行っておきましょう。NISA口座の開設もできるため使い方次第では大きな味方となる証券会社だと思います。


公式サイトを見ていただくとわかりますが、公正性から機械的な抽選システムを採用しており誰にでも当選チャンスがあります。IPOに参加する手数料などは必要なく購入手数料も無料です。


何度も書いていますが、IPO申し込にはブックビルディング申し込みと購入申し込みの2回が必要になるため、忘れないようにしましょう。購入申し込みをすることにより平等抽選に参加できます!


裏技的な使い方としては、利益が見込めるのかわからない微妙な銘柄にとりあえず申し込んでおいて、利益が出そうだと思った場合にだけ購入申し込みを行う方法が可能です。


微妙な銘柄とは公開価格割れになるかもしれない銘柄を指します。微妙な銘柄ほど当選しやすいと思います!!



kimukimu

三菱UFJモルガン・スタンレー証券からの委託販売になりますがここ数年は毎年当選を頂いています。公開株数が多い時だけ申込む方法でも良いと思います。数万円の利益でもありがたいですからね~

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