松井証券の幹事引受け数が増加傾向にあり当選者を見かけるようになってきました。IPO抽選ルールが変更され口座数も増えているようですが、なぜ当選できているのか?改めて抽選ルールをまとめてみました。過去に何度か私も当選できているため今後の幹事引受けに期待しています。


IPO抽選ルールは配分予定数の70%を抽選により配分することになっています。残りの30%は抽選によらない配分にあてはまります。新規口座開設時には完全抽選になると思いますが、預け入れ資金が多いと裁量当選期待もできるのかもしれません。


松井証券IPO抽選ルールと当選


松井証券の口座を開設したのはIPO投資を始めた時ですが、IPO以外にも多くの金融商品があり私もなじみの深い証券会社です。会社創業は1918年になりネット証券会社の中では老舗的存在になります。また多くの実績を持ち合わせており、現在でもサービス拡大が続いている企業です。


IPOに関しても幹事入りすることが多くなり当選の機会が増えています。また前受け金不要でIPO抽選に参加できるようになったため資金が乏しいうちは積極的に抽選参加を行っておきましょう。


特に株数が多い銘柄では当選者を見かける機会が増えているため期待できそうです。


松井証券のIPO配分について徹底的に調べてみた結果

同社の資料に「募集等にかかる株券等のお客様への配分にかかる基本方針」という資料があり、これを参考に配分状況を模索してみます。必ず基本方針に沿う形ではないと思いますが、多くの引受け銘柄で反映されているはずです。


公正な配分を行うことにより、需要動向の把握と適切な募集等の取扱いを行い、公平な配分に努めるという前提が用意され以下のように書かれています。


    【松井証券のIPOルール詳細】

  • 配分予定数量の70%以上を抽選により決定する
  • 1人当たりの購入申込数量に上限を設ける場合がある
  • 公募価格以上で需要申告した顧客を対象に抽選を実施
  • 配分を受けるためには当選後に購入申込を行う必要がある
  • 抽選によらない配分が存在する
  • IPO抽選時には資金がいらない「前受け金不要」を採用
  • IPOに当選した場合の購入手数料は不要
  • 口座開設に費用などは一切掛からない
  • ネット送金が利用できIPO当選後でも即時入金が可能
  • 出金は松井証券が負担する



幹事引受けの場合にすべての株数を抽選に回す訳ではなさそうです。どこまでこのシステムが反映されているのかわかりませんが、過度な集中配分とならないように下記のように条件が定められています。


銘柄によって当選者が多い場合もあり、この辺りがどうなっているのかわかりませんが裁量配分を行っている他社と同等の条件設定があります。


①新規公開株の配分に際しては、抽選による配分を行うお客様一人当たりの平均数量の10倍を上限とする
②新規公開株の配分に際しては、同一のお客様に対し、過度に反復継続した配分を行わない
③お客様の損失を補填しまたは利益を追加する目的での株券等の配分を行わない
④商品の購入を条件とした配分を行わない



抽選には補欠当選も採用され、補欠当選となった場合には購入申し込みと同じ手順が必要になります。これにより当選者の購入申し込み忘れによる繰り上げ当選期待ができます。


当選者と補欠当選者の定義などは公式サイトに下記のように書かれています。


項 目 その内容
当選のお客様 購入申込数量(購入申込数量に公募・売出し価格を乗じた金額以上の余力がない場合には、余力の範囲内で申し込める最大の数量)
補欠当選のお客様 購入申込数量(購入申込数量に公募・売出し価格を乗じた金額以上の余力がない場合には、余力の範囲内で申し込める最大の数量)を上限とする数量
※購入申込期間終了時点で購入申込数量に公募・売出し価格を乗じた金額以上の余力がある顧客を対象に抽選、抽選は自然乱数を用いて行います

需要申告申し込み手順とその方法

同社でIPOの需要申し込みを行う際に特に気を付けるようなことはありませんが、需要申告を行い当選した場合のみ購入申し込みのステップに進むことができます。抽選ルールが変更されてもこの辺りに変化はないため既存口座開設者もわかりやすかったと思います。


松井証券IPO需要申告方法


この画像の申告受付に「申告する」というリンクがあるためそこから申し込みを行い、需要価格と株数の入力を行います。最後に口座開設時の取引暗証番号を入力し抽選結果を待ちます。


需要申告の手順


需要申告と取引暗証番号入力


前受け金不要となっていることから買付余力などの必要性はありませんが、購入申込期間最終日の15時30時点で購入に余力が必要となります。入金が間に合わないと買い付けすることができません。


入金が間に合わないからと言って電話をしてもダメなのであらかじめネットバンクなどを用意しておくことをお勧めます。ゆうちょ銀行は結構使えるので個人的に気に入っています。

購入申し込み手順とその方法

購入申し込みを行う場合も迷うようなことはなく、買い付け余力があれば簡単に終わらせることができます。ポイントとしては口座区分を選択するところくらいです。特定口座や一般口座、NISA口座の選択ができます。NISA口座を同社で開設しているとIPOを非課税枠で購入することも可能です。


購入申し込み手順


口座区分選択画面


購入確認が済むと需要申告と同じように取引暗証番号を入力し購入申し込みが完了となります。目論見書の確認を求められ場合は目論見書を確認し購入申し込みを完了させてください。


書面の電子交付に承諾していないと表示が出た方は「各種口座開設状況」画面から電子書面閲覧の承諾手続きを行って再度チャレンジしてください。


目論見書を見るにはPDF閲覧ソフトが必要になりますが、殆どのデバイスに初めからインストールされています。また、IPOの抽選結果は、需要申告期間最終日の翌営業日17時以降にネットストック会員画面内で発表されます。

幹事や当選者が急増中?

松井証券の当選者が一気に増えているように感じるのは幹事引受数が多くなったからでしょう。さらに株数が多いIPOの取扱いがあったことも影響していると思います。ツイッターで検索したら当選者が沢山いらっしゃいました。





https://twitter.com/lowriskwarrior/status/1072487475967332361


ブログを運営されている方のご当選もお見かけしています。運が良い方もいらっしゃいますが、申し込み続けていればいずれ当選できると考えています。


補欠繰上りのパターンも見られることから、とりあえず申し込んでおくスタンスの方が多いのかもしれません。私も当選してから考えるタイプなので幹事入りしている場合は申し込みを行っています。


事前評価が悪い銘柄については申し込みませんが、当選後にキャンすることもできるためとりあえず抽選に参加する方も多いようです。


松井証券の即時入金について調べてみました

同社の即時入金は「ネットリンク入金」という取扱いになり、リアルタイム入金を振込手数料無料で行えるサービスです。提携金融機関が増えているため殆どの方がどこかに口座を開設していると考えられます。


地方銀行などから入金をしている方は手数料が勿体ないためネットバンクを一つ開設しておくとよいと思います。


ネットリンク入金ができる金融機関


ネットリンク入金には利用時間があり、6時~15時と17時~翌2時、3時~5時30分となっています。大体の方は生活に影響なく利用できるはずです。


この他、金融機関のシステムメンテナンス時間には送金ができません。それと15時以降の入金手続きは翌営業日付の入金として画面反映されることになっています。何度も入金していますが、ここに不安を感じたことはこれまでありません。そもそも入金しているからからもしれませんが、IPO以外にも使える証券会社だと思います。

らくらく振替入金って知ってますか?

らくらく振替入金というシステムを私は使ったことがありませんが、おおよその手順はわかります。なぜなら他社証券で同様のシステムを使っていると推測できるからです。「らくらく振替入金」とは銀行口座の登録から振替までをインターネット上でリアルタイムに行えるサービスです。


利用可能金融機関で口座を開設していれば振替手数料無料で利用できます。提携金融機関はみずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行となっています。


らくらく振替入金


上記の金融機関で口座を開設している方は、キャッシュカードの暗証番号を入力する方法で即時入金できます。1回目だけ銀行口座の登録を行えば次回から簡単に入金ができます。このシステムを私はマネックス証券で利用しています。


ゆうちょ銀行の口座を開設している方はネットバンク銀行を持っていなくても即時入金可能になります。ただ、個人的にはゆうちょ銀行の即時入金は必須だと思うため郵便局の窓口で申し込み書類を頂いておくとよいと思います。


入金はパソコンやスマートフォン、タブレットに対応しているため難しくありません。株touchでも入金できます。利用時間は6時~15時30分、17時~翌2時、3時~5時30分になりネットリンク入金と少しズレがあるようです。


この他、指定された金額を金融機関の口座から自動で引落しできる「定期入金」もありますが、IPOには関係がないでしょう。積み立て投資をされる方やETFを毎月自動購入される方に向いている入金方法だと思います。


⇒ 松井証券公式ページへ


松井証券の取引手数料が無料になる方法が存在する

同社の取引手数料に注目してみました。他の証券会社とは取引手数料体系が異なり同社独特のボックスレートを採用しています。約定代金に応じた手数料ではないため計算をしてみると意外に手数料が安くなることがあります。


この料金体制がわかりやすく投資初心者に受け入れらています。また、口座開設後の6ヶ月間は30万円までの約定だと取引手数料が無料となり、コスト面でメリットがあります。もちろんIPOが当選した場合の売却でも30万円以内であれば無料です。


松井証券の取引手数料


過去に実際に行っていた取引方法になりますが、10万円以下の株を買い集め手数料を節約し数千円狙いで取引していた時期があります。案外うまくいったことを思い出します。


この他には、株主優待狙いで10万円以下の銘柄を狙った取引を繰り返していました。5万円以下だとクロス取引をしても手数料が無料になります。かなり地味な取引なので長くは続きませんでしたがある銘柄の損失分を取り返すことはできました。


それくらい昔は負けたくなかった訳です。今では必要経費と割り切っていますが、自己努力でなんとかなることもあります。せこいですね(笑)


仮に30万円以下の手数料が無料だと考えると15万円以下の銘柄をクロス取引させても無料です。これを優待権利最終日前からコツコツ頑張っておくと手数料が無料にできたります。貸株料の支払いは発生しますが、メリットは高いと思います。


さらにPTS取引も1日の約定代金に含まれます。そしてNISA口座で保有する場合も手数料が無料になっています!NISA口座だから手数料無料になると考えている方もいますがそれは違います。ネット証券だとこのようなサービスが行われていますが、店頭系の証券会社では手数料が発生することがあります。

取引ツールを無料で使えるサービスが存在する

何処の証券会社でも無料ツールの提供があります。同社ではネットストック・スマート、ネットストック・ハイパースピード、QUICKリサーチネット、株touchと言ったツールが用意されています。


無料ツールのネットストック


この他にも株価ボードや投信アプリなどがあります。私は使っていませんがフル板も一定の取引条件を満たせば無料で使うことができます。


利用条件は「前月26日~当月25日の期間内に信用取引の約定回数が10回以上」と定められています。メインで取引されている方に提供されていると考えてよいでしょう。


結局私は取引を行う場合にデフォルトの「ネットストック」を使うことが多くなっています。


松井証券の一般信用売建は凄いんだぞ!実際に使ってみよう

株主優待でクロス取引をするには現物と一般信用売建を併用することになります。信用取引口座を開設しなければならないため投資初心者にはハードルが少し高いかもしれませんが、IPO投資だけを行うには勿体ない証券会社です。


信用取引には制度信用取引と一般信用取引の2つが取引方法としてあります。制度信用取引の場合は返済日が6ヶ月間までという期間設定があり借入先は日証金です。そして株が日証金で足らなくなると逆日歩が付くこともしばしばあります。


一般信用の場合は証券会社と個人間のやり取りになるため、逆日歩がなく返済期限も定められていないことが多くなっています。


一般信用取引(無期限信用取引)のメリット


経費は掛かりますが、制度信用取引の場合は返済期日が関係してくるため6ヶ月後には必ず返済しなければなりません。双方にメリットやデメリットはありますが、出来るだけ一般信用を使ったほうが賢い投資だと思います。


一般信用売建の最大のメリットは「逆日歩」が付かないことだと思います。そしてボックスレートという取引手数料体系を利用すれば手数料を節約することも可能です。


松井証券すかいらーく一般信用売建


マクドナルド一般信用売建大量GET


家族で取得を行えばさらに得をすることも考えられます。画像は過去に取得したものです。現在はあまり頑張っていませんが、お金になる優待を沢山取得しオークションやメルカリなどで売却するとお小遣いになります。


20万円以上の売却益が出ると基本的に確定申告の必要性が出てきますが、20万円の売却益はややハードルが高いと実感しています。一般信用取引については下記記事で説明しているのでよかったら参考にしてください。


証券会社により手数料と金利が異なるだけなので参考になると思います。


投資初心者が株主優待を簡単に貰えるクロス取引のやり方


松井証券のIPO投資についてのまとめ記事

松井証券でIPOが当選することはできます。しかし前受け金不要となり抽選倍率が高くなった可能性も否定できません。抽選に参加するスタンスとしては当選すればラッキーだと考えるようにし、ひたすら申し込みを行いましょう。


株主優待で家族口座を開設されている方は家族本人がIPO抽選に申し込むのであれば問題はありません。未成年口座であれば親権者が抽選に申し込むことができます。


松井証券の新規公開株式は当選のチャンスがある


松井証券は幹事だけでなく委託幹事になることもあるため、定期的に取扱い銘柄を確認しておきましょう。またIPO同様に抽選が行われる立会外分売の取扱いや公募増資の取扱いも行われています。


IPO投資と株主優待ただ取りをされる方は松井証券に口座を持つメリットがあります。デメリットは手数料体系がボックスレートになるため、むやみに取引を行うと手数料が割高になる可能性があります。ここは気を付けたほうがよいでしょう。


この他、単元未満株の取扱いやロボットアドバイザーを用いた資産運用を行うこともできます。積立金も100円から出来るため投資初心者に人気があります。証券会社も独自に展開しているサービスが多くなりどこが良いのかわかりにくくなっています。


しかしIPO抽選においては資金効率を高めることができるため抽選に参加しておくことをお勧めします。結局IPO投資は資金と口座数の掛け算により当選確率を高めることが重要です。資金が数千万円用意できるのであれば、松井証券ではなく一般的に店頭証券と呼ばれれる担当者が付くコンサルティングコースをお勧めします。


担当者が付くと売り込みも激しくなることが予想できますが、すべての方が売り込みを行ってくる訳ではありません。顧客の話をしっかりと聞き、将来の資産形成に尽力してくれる担当者もいます。


私の場合は売り込みに堪えられなくなり、ほぼ電話でのやり取りがなくなっています。悪いことばかりではありませんが日中に電話が鳴る恐怖も少なからずあります。解決方法は資金力を高めるしかありません。


松井証券のIPO申し込みが前受け金不要になる! 【一般信用売建取扱いもあるぞ】
⇒ 松井証券公式