投資初心者でIPO投資を始めた方の考えは「IPO投資なら儲かる」と思っています。考え方に間違いはありませんが、少し違和感を感じます。


IPO投資を15年続けてきた私が考えることを今日は書きたいと思います。投資初心者(株初心者)に向けて1つだけ教えたいことがあります。


IPO投資は儲かるのか検証


IPO投資は儲かりますこれは過去の私の実績から断言できます。しかし、実はIPOに当選する確率が低いため簡単に儲かることはできません!結論はこれだけです。


如何にIPO株に当選する確率を高めるのか?これが問題なんです。


IPOはその時の地合いにより投資額の数倍の利益を得ることができます。例えば2020年9月に上場したヘッドウォータース(4011)は公開価格2,400円に対して初値は28,560円です。


IPOに当選さえしていれば初値売却で261万円以上の利益になります。NISA口座でIPOに当選していれば261万円程度の利益が出るわけです。通常は利益に対して20.315%の税金がかかります。


IPOでは8割~9割程度の銘柄が公開価格以上の初値を付けるため、儲かる確率が非常に高い投資です。


IPO株の問題点は何なのか考察!幹事により当選確率が異なる

IPOは株の宝くじと言われます。上記でご紹介したヘッドウォータースに当選していれば大きな利益を得ることができます。このことからも由来がわかると思います。


ただしIPOに当選した方だけが利益を手にすることができます。多くの銘柄で当選確率が1%以下になると考えられますが、当選確率を上げる方法も実はあります。


例えば主幹事を引受けている証券会社から家族で申し込む方法が考えられます。実際に家族でIPO抽選に参加している方も多くいます。私も現在は当選確率を上げるために家族で申込んでいます。


証券会社引受幹事関与率
SBI証券86社93.50%
SMBC日興証券62社67.40%
みずほ証券61社66.30%
マネックス証券48社52.20%
大和証券45社48.90%
岩井コスモ証券43社46.70%
※2020年3月通期の全上場会社数から算出


2020年3月通期の全上場会社数のデータではSBI証券が幹事や委託幹事として関わった数が多くなっています。IPO投資にこれから参戦するのであればSBI証券は外せないでしょう。


他のネット証券だとSMBC日興証券やマネックス証券が頑張っていると思います。それぞれIPO抽選ルールを書いているためよかったら参考にしてください。






IPO投資をするなら上記で調べた6つの証券口座は持っておいたほうが良いです。またIPO抽選に参加するには資金が必要になります。


基本的にIPO抽選に参加するには買い付け余力が必要です。20万円のIPO抽選に参加するのであれば20万円の買付け余力が必要です。


IPOの申込時に仮条件範囲があるため常に上限の申込み、もしくは成行で申込を行います。理由としては殆どの銘柄で仮条件範囲の上限で決定するためです。


投資初心者にありがちなのは、少しでも割安でIPO株を買付けしたいと考えて仮条件の上限で申込を行わない方がいます。


もし仮条件の上限で株価が決定した場合は抽選に参加することができません。そのため常に仮条件の上限で抽選に参加するようにしたほうが良いです。


事前に不人気だとわかるような銘柄であれば上限申込み(成行き)を行わなくてもよいと思います。この辺りはIPO投資を続けていると時期にわかってくると思います。


資金があればIPOに当選しやすい現実に愕然

IPO投資はただの抽選と考えている方が多いです。しかし、それは間違った考えかもしれません!


IPOは資金があればあるほど当選しやすくなります。抽選に参加するだけでも資金がそれぞれ必要になります。野村證券のように資金不要でIPO抽選に参加できる企業もなかにはあります。


しかし多くの企業は抽選に参加する段階で資金を必要としています。


オーバーアロットメントのメリットとデメリット



よく読者に聞かれる内容で「資金がいくらあればIPOに参加できますか?」と言ったやり取りがあります。


ネット抽選を考えた場合は100万円~200万円程度の資金があれば楽しめると思います。欲を言えば500万円くらいあれば戦略を練ることができるため儲かりやすいと思います。


私の場合は自己資金30万円からIPOに取り組み、当選を繰り返し自己資金が4,000万円にまで到達しています。


その他にも投資を行い、危ない橋を渡ったこともあるため大きな資産に結び付いていると考えています。公に公表していませんが、未上場株を手に入れ上場時に売却を行い1回の投資で数百万円の利益を得たことも過去にあります。


ただその時は利益よりも税金の額に驚いたことを鮮明に覚えています。某企業で売却したため手数料が数十万円になりこちらにも驚きました。


もちろん手数料を大きく落としたため、その後IPOの配分があり、世の中はよくできていると感じました。


また記事作成時点で約2,600万円の初値利益を得ていますが、この金額の中に未上場株の売却益は含まれていません。その利益は住宅ローン返済に利用したため資産は増えませんでしたが、借入金が全て完済できたため気が楽になりました。




支店口座からIPO抽選に参加すれば裁量で配分があるって知ってますか?

私が支店口座を利用するようになったのは未上場株(非上場株)を持っていたからです。その前から支店と付き合いはありましが、IPOの配分を継続的に貰うにはかなりの努力が必要だとわかりました。


支店(対面口座)でIPOを貰うには手数料を落とせば貰える可能性が高いため、裁量配分を狙う投資家も多くいます。


その為には投資金が必要になるためせめて3,000万円~5,000万円必要でしょう。私は途中まで好調にIPOの配分がありましたが、ある日を境に貰えなくなりました。原因ははっきりわかっています。


ただ営業の電話がかからなくなると、それはそれで気が楽なので今はそのままにしています。ある程度時間が経過したため担当者を付けた取引を再開しようと考えています。


しかし、担当者によりIPOが配分されたりされなかったりするため微妙です。大きな資金があれば裁量配分を狙える担当者を付けてもらうこともできますが、手数料を落とすために金融商品を買い続ける余力が私にはありません。


資金をIPOにだけ集中させれば可能ですが、超面倒なので実行できていません。結局、IPOを裁量で貰うにはお金を持っていなければ貰えません。これが現実だと痛感しています。


周りを見渡せば、億を超えるような資産を持っている投資家にIPOの配分が行われています。それはそれでお付き合いが発生して大変なことはわかりますが、羨ましく感じます。


投資初心者がIPOに当たらないと嘆く前にやるべきことがある

投資初心者がIPOを始めて証券口座を10口座作ったとします。その後、1年間投資を頑張ったとして、毎回幹事引受けを行う証券会社から申込んでいますか?


多分申込めていないと思います。「仕事が忙しい」「プライベートが忙しい」このような意見が多いと思います。これは立派な言い訳です。


投資初心者がIPOに当たらない


実行できる方は資金を貯め続け、10口座からさらに増やしていると思います。申込を行っているうちに色々と発見があるはずです。


IPOに当選できなければメンタルも持ちませんし、申込んでも無駄だと思う気持ちは理解できます。そうやって皆さんやめていきます。「1年間申込続けて1つIPOが当たれば儲けもの」この気持ちが大事だと思います。


なかには資金が少なくても連続で当選する方もいます。とても羨ましいことですが、私にはできないため仕方がありません。


IPOに申込続けている方は自分の資産に応じて証券口座を増やしたり、お金が有り余っている方は支店口座で担当者をつけて頂く方法に切り替えるとよいでしょう。


ネットで毎回のように当選している方もいます。そんな方と自分を比べては駄目です。人それぞれ環境が異なるため資金が少ない方は運による当選期待になります。


お金がある方はIPOを貰うために色々と工夫をする資金があります。またIPO投資を続けていると少しでもお金を増やしたいと思うようになり、貯蓄を始める方もいます。抽選に外れても費用が発生する訳ではないため気楽に投資を続ける気持ちが必要だと思います。


資金が少ない方はSBIネオモバイル証券で単元未満株のIPOを狙う選択肢もあると思います。利益はそれほど見込めませんが、IPOを楽しむには面白いと思います。本当にIPOは抽選で当たると実感できるかもしれません!


Tポイント投資ができる企業なのでIPO以外にも使える便利な証券会社だと思います。私はサービス開始からずっと使い続けています。IPO抽選ルールなどは下記記事でまとめています。




現実と向きあってください。IPO投資は儲かるの?まとめ

これまで15年程IPO投資を続けています。続けている理由は儲かるからです。しかもリスクが低くリターンが大きい投資なので私の性格にも合っています。


地味なことをコツコツできるタイプの投資家にはお勧めできる投資です。IPOの他には公募増資や立会外分売り、インデックス投資、TOBなどに興味があり参戦することがあります。


この投資に合わないタイプの方は、投機的に売買を繰り返す方や自分のスキルで資産を増やし続けている方などです。IPOはリスクが低くても時間がかかる投資です。それにある程度資金を回転させなければならないため面倒な投資だと思います。


自分に合うか合わないかはしばらく続けてみる必要があると思います。これから投資を始める方は「儲かる」と考えずに、面倒なことを繰り返した結果、当選できたと考えるようにすれば気持ちの変化があるかもしれません。


タスキSBI証券当選


IPOにあまり当選できない方はSBI証券でIPOチャレンジポイントを貯めて当選することも考えておきましょう。4年~5年くらい落選し続ければ50万円~100万円の利益が狙えると思います。相当な努力が必要だと思いますが、これを実行できる方だけが当選を貰うことができます。


その期間に当選しやすい銘柄が登場することも考えられるため、気長に参加する姿勢が必要だと思います。


今日はIPO投資は儲かるけど、簡単に当選できる訳ではないという内容でした。面倒な投資ですけどその中にも楽しみがあるため自分なりの楽しさを見つけて頑張りましょう!


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