交換できるくん(7695)のIPOが東証マザーズに新規上場承認されたので詳しくご紹介したいと思います。今回も業績や上場規模などを確認し、IPO抽選に参考になるような情報を自己評価してみたいと思います。


主幹事はSBI証券が務め公開株数350,000株、オーバーアロットメント52,500株です。上場規模は想定発行価格1,890円から計算すると約7.6億円になります。


SBI証券主幹事が多くなりIPOチャレンジポイントを利用するチャンスでしょう!


交換できるくん(7695)IPO上場承認
※交換できるくん公式サイト引用


企業名が「交換できるくん」となっているあたりが時代ですよね。集客方法は検索サイトを経由したものが大半を占めているそうです。そのためSEO(検索エンジン最適化)対策を実施しています。


住宅設備機器と工事をセットで販売するeコマース事業は、ありそうでなかった分野かもしれません。トラブルが多かったり費用面の不安がこれまで大きかったと思います。


透明性のある料金体系となっていることで利用者の増加が期待できます。多くの場合は地域の工務店やホームセンターなどへ依頼することが多そうです。


同社が選ばれるには商品紹介や施工事例、そしてユーザーレビューなどのコンテンツを増やすことでサイト流入が増えると考えられます。


多くの企業が施行前に状況把握を目視するのに対して、同社は写真の送付と必要項目の記入だけで見積もりが可能となっています。


交換できるくん(7695)IPOの上場基本データと引受幹事

項目上場基本データ
市場マザーズ
業種小売業
事業内容インターネットを利用した住宅設備機器の販売
上場予定12月23日
ブックビルディング期間12月08日~12月14日
想定価格1,890円
仮条件12月04日
公開価格12月15日
初値結果
企業情報https://www.dekirukun.co.jp/co/
監査人EY新日本有限責任監査法人


【手取金の使途】

上記の差引手取概算額168,880千円及び「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限91,287千円を合わせた手取概算額上限260,167千円については、Webサイト改修やCRMに係る投資資金、データ活用・AI活用による経営の効率化及び業務改善に係る投資資金及び当社サービスの認知度向上のための広告宣伝費として充当する予定

※有価証券届出書(新規公開時)引用



項目株数データ
公募株数100,000株
売出株数250,000株
公開株数(合計)350,000株
オーバーアロットメント52,500株
上場時発行済み株数2,170,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約41億円
幹事団SBI証券(主幹事)
SMBC日興証券
楽天証券
エース証券
東洋証券
極東証券
エイチ・エス証券
岩井コスモ証券
藍澤證券
むさし証券
水戸証券
あかつき証券
委託見込岡三オンライン証券
ライブスター証券
DMM.com証券


交換できるくん(7695)上場評判とIPO分析

想定発行価格1,890円を基に吸収金額を算出すると約6.6億円となり、オーバーアロットメントを含めると約7.6億円規模の上場となります。上場規模は小さいようですが、事業に魅力をあまり感じません。イケイケの雰囲気ではなさそうですね。


同社は、住宅オーナーの住宅設備機器の故障や劣化などによる機器交換時のニーズに対して、住宅設備機器と工事をセットで販売するeコマース事業を展開しています。大規模リフォームは行わず、住宅設備機器の交換事業に特化しているそうです。


具体的には住宅設備機器について、同社Webサイトの「交換できるくん」を通じて顧客から注文をいただき訪問による取付け工事を行っています。


同社は「交換できるくん」というWeb媒体を通じて、「ITを縦横に駆使したインターネット完結型のビジネスモデル」により、透明性のある料金体系を提示し安心施工を約束することコンセプトとしています。


集客の要である「交換できるくん」というWeb媒体は、商品紹介や施工事例及びユーザーレビューといった情報を蓄積し、ユーザーに有益なコンテンツを提供しています。


コンテンツ力が強化されることでサイト流入が増加し、それがユーザーからの見積り依頼の増加に繋がるという循環が成長サイクルとなっています。


交換できるくん(7695)上場評判と業績
※有価証券届出書引用


ITを縦横に駆使したインターネット完結型については、「交換できるくん」というWeb媒体を通じて、見積りの依頼から受注・工事日程の調整に至るまでのすべての工程を原則ネットのやりとりで完結させています。


透明性のある料金体系の提示については、年間工事件数3万件超の過去データをもとに商品代・工事費などの費用をWebサイト上で「見積り額=お支払総額」と明朗に開示し、料金に関する顧客の不安を払拭しています。


交換できるくん(7695)事業系統図
※有価証券届出書引用


具体的には顧客側に見積りフォームで指定した写真の送付と必要項目を記入していただき、その受領した情報と過去の類似案件を検索、参照することによって、個別訪問による現地調査を行わず、機器の設置可否・適合の判定、必要部材の有無、オプション工事の有無などを確認しているそうです。


また、すべての費用を含んだ見積り作成が可能となっているそうです。ネットで見積りから受注までを完結することで営業工数を削減し、その分、低価格で提供できると同時に顧客の利便性の向上に資することができます。


これ普通に凄いことだと思います。双方で大変な作業が発生すると思いますが、スマートフォンがあればやり取りができるためITの力は凄いと思います。


交換できるくん(7695)IPOの販売実績
※有価証券届出書引用


交換工事についての品質に関する顧客の不安については、施工部門の役職者によるスキルチェックを受け、スキルチェック表を用いたスキルの確認を行い、同社が定める施工水準を満たした正社員もしくは契約パートナーにより施工を行っているそうです。


最長10年間の工事保証(部位により2年間)を提供することで顧客の安心を担保しているそうです。支払いはクレジットカード払い、分割払い、現金払い、銀行振込といった多様な方法で対応できるそうです。


交換できるくん(7695)の企業財務情報と配当性向

回次第21期第22期
決算年月2019年3月2020年3月
売上高3,426,5714,008,308
経常利益又は経常損失△81,411171,655
当期純利益又は当期純損失△135,769133,542
資本金113,250113,250
純資産額154,882288,424
総資産額744,814855,533
1株当たり純資産額74.82139.34
1株当たり当期純利益又は純損失△65.5964.51
自己資本比率(%)20.833.7
自己資本利益率(%)60.2
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー△108,317123,423
投資活動によるキャッシュ・フロー△9,090△5,411
財務活動によるキャッシュ・フロー△77,010△90,610
現金及び現金同等物の期末残高317,442344,844
※数値は千円単位



第23期第2四半期累計期間(2020年4月01日~2020年9月30日)
  • 売上高は2,182,022千円
  • 営業利益は115,035千円
  • 経常利益は123,999千円
  • 四半期純利益は96,312千円



【第23期第2期のチェックポイント!】

コロナ禍ではありますが、キッチン・トイレ・洗面室・浴室まわりという日常生活に欠かせない住宅設備機器の交換という需要は堅調であり、インターネット上で住宅設備機器の交換サービスを展開しているため、交換工事以外のサービスを非接触・非対面で行っており、顧客の感染不安を抑えることができます。

オンラインサービス市場の拡大とともに、当第2四半期累計期間における工事件数は1.6万件となりました。なお、オンラインサービス市場の需要は、今後より一層加速することが予想されることから、事業機会のさらなる増加にも繋がることを見込んでいるそうです。


交換できるくん(7695)の株主状況とロックアップについて

会社設立は1998年11月13日、東京都渋谷区東一丁目26番20号に本社を構えます。社長は栗原将氏(1975年10月29日まれ)、株式保有率は28.36%(615,000株)です。


従業員数73人で臨時雇用者18人、平均年齢35.7歳、平均勤続年数4.3年、平均年間給与4,945,000円です。


セグメントは住宅設備機器のeコマース事業の単一セグメントになります。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
株式会社CRESCUNT1,000,000株46.11%
栗原 将615,000株28.36%
栗原 剛255,000株11.76%
NVCC8号投資事業有限責任組合100,000株4.61%
酒井 克知40,000株1.84%×
株式会社ベクトル30,000株1.38%
ジャパンベストレスキューシステム株式会社30,000株1.38%
※株主上位7名の状況


【ロックアップについて】

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である栗原将、売出人である栗原剛並びに当社株主である株式会社CRESCUNT、ジャパンベストレスキューシステム株式会社及びJBRあんしん保証株式会社は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後90日目の2021年3月22日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等を行わない旨合意しております。

また、当社株主であるNVCC8号投資事業有限責任組合及び株式会社ベクトルは、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後90日目の2021年3月22日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、その売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、東京証券取引所における初値が形成された後に主幹事会社を通して行う東京証券取引所での売却等を除く)等を行わない旨合意しております。

※有価証券届出書(新規公開時)引用



上位株主には90日間(2021年3月22日まで)のロックアップが付与されています。NVCC8号投資事業有限責任組合とベクトルには発行価格1.5倍でロックアップが解除される設定となっています。


親引けは行われません。


交換できるくん(7695)IPOの初値予想と幹事引受け株数

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。


最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


幹事名割当株数引受割合
SBI証券-株-%
SMBC日興証券-株-%
楽天証券-株-%
エース証券-株-%
東洋証券-株-%
極東証券-株-%
エイチ・エス証券-株-%
岩井コスモ証券-株-%
藍澤證券-株-%
むさし証券-株-%
水戸証券-株-%
あかつき証券-株-%


2020年12月のSBI証券主幹事は同社で4社目になります。過去にこれほど主幹事を短期間に行ったことはないように思います。ネット証券最大の口座数を獲得していることからIPO参加者も多いはずです。


ただ独自のポイントシステムにより申し込み続ければいつかIPOが当選する証券会社です。今年中にポイントを使ってしまいたい方も多いようです。


今回もSBI証券からの委託販売でSBIネオモバイル証券からIPO抽選ができそうです。SBI証券で落選してもネオモバで当選できれば楽しめると個人的に考えています。




また今回もむさし証券が幹事入りしています。前受け金不要でIPO抽選に参加できるため是非利用しておきましょう。入金不要で抽選に参加できるため手間がかかりません。


IPOに当選した場合のみ入金すればよいシステムになります。




未成年口座の活用方法についても記事を書いていみました。できるだけ口座を増やしておくことで当選確率を上げることができます。


同時にネット送金できる環境も手に入れておきましょう!




交換できるくんのIPOチャレンジポイントボーダーラインは!?100株配分予想です

交換できるくんのIPOチャレンジポイントボーダーラインについて考えてみました。


交換できるくんIPOチャレンジポイントボーダーライン予想


ウェルスナビ(7342)やKaizen Platform(4170)は300株配分になりそうです。クリーマのボーダーラインが345Pみたいなので「交換できるくん」のボーダーラインは400P位でしょうか?


ただ初値が高騰になるのか少し微妙なIPOだと思います。株数が少なく上場規模も小さいことで需給に不安はありませんが、初値持越しは厳しいのかもしれません。


日程的にはそろそろ2020年のIPOが終わるころなので、お祭りになることも少し期待しています。とにかく公開価格割れしないと思った銘柄に全力で申込を行っておきましょう!





SBI証券の口座数がネット証券最大規模でも誰かに毎回当選しています。クリーマーの抽選では補欠当選でしたが、ヨップさんみたいに単元株申し込みで当選することもあります。


IPOチャレンジポイントを貯めながらその間に1回でも当選があればラッキーですよね。とにかくポイントを貯めるため徹底的に申込み続けましょう!






類似企業のPERやPBRを調べてみました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
PER-倍PBR-倍
PER-倍PBR-倍
PER-倍PBR-倍

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2020年1月01日~2027年11月30日50,000株64円
2021年4月01日~2029年2月28日34,200株990円
2020年6月01日~2029年2月28日14,300株990円


ストックオプション(新株予約権)は50,000株が行使期限に入っています。対象者は当社取締役2人です。


ツイッターでもIPO記事のチェックができます!

最新情報を手に入れたい方やレア情報、気になったことをツイートしています。IPO投資歴は13年と長くソーシャルレンディングも4年目突入!安定の利益でブログも14年目に突入。


交換できるくん(7695)IPOの評価と申し込みスタンス

交換できるくんIPOは売上が横ばい状態となっていますが、上場後は信用の面で顧客増加の期待ができそうです。


株主には上場企業の名前も確認できます。ベクトル(6058)、ジャパンベストレスキューシステム(2453)、リンナイ(5947)などの企業が同社株を保有しています。


交換できるくん(7695)IPOの評価
※交換できるくん公式サイト引用


リフォーム市場は、内閣府が2025年までにリフォーム市場規模を12兆円にまで増加(2013年7兆円)させることを公表しており、リフォーム市場規模は拡大し続ける見通しです。


新築よりもリフォームの流れも確認できていることで業績不安はあまりなさそうです。だからと言って、これまでの業績推移から急激に売上が伸びることもなさそうです。


競合する企業では、不動産や家具家電などリフォーム業界と近しい異業種からの参入が相次いでいるそうです。それだけ参入障壁が低いビジネスになり儲かる市場だと考えられます。


ヤマダ電機などを見ると凄い勢いですからね。キッチン周り、トイレや浴槽の他、今話題の高級家具などの取扱いもあります。リートのスポンサーなども行っていることで大手企業の参入も増加する可能性があります。


とりあえず全力参加のIPOで良さそうなので当選を目指して頑張りましょう。


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