ポピンズホールディングス(7358)のIPOが新規上場承認されたので詳しくご紹介したいと思います。今回も業績や上場規模などを確認し、IPO抽選に参考になるような情報を自己評価してみたいと思います。


主幹事は大和証券が務め公開株数3,250,000株、オーバーアロットメント487,500株です。上場規模は想定発行価格2,850円から計算すると約106.5億円になります。


上場市場は新規公開株式発表時点では未定となっています。ただ規模的に東証2部の可能性が強いかもしれません。時価総額が想定で約278.7億円となっています。


ポピンズホールディングス(7358)IPO上場承認
※ポピンズホールディングス公式サイト引用


同社のエデュケア事業(保育所)はしばらく前に上場した、さくらさくプラス(7097)の結果から買いが見込めそうにありません。事業は「認可保育所を中心とした保育所などの運営」を行っていました。


政府主導により女性の雇用数が増加し、待機児童問題も拡大しましたが、現状はそれほど騒がれていないように思います。それよりも新型コロナウイルス感染症のほうが心配材料でしょう。


日本全国でクラスターが起きているため難しい問題を抱えていると思います。待機児童問題は主に首都圏や大都市で起きている問題とされ、地方では改善傾向にあるようです。


少子高齢化ビジネスとしても意識されますが、コロナ禍により売上にいつ影響が出てもおかしくないと考えています。


ポピンズホールディングス(7358)IPOの上場基本データと引受幹事

項目上場基本データ
市場東証1部又は2部
業種サービス業
事業内容ベビーシッター派遣等を中心とした在宅サービス事業及び保育・学童施設等の運営を行うエデュケア事業等
上場予定12月21日
ブックビルディング期間12月04日~12月10日
想定価格2,850円
仮条件12月02日
公開価格12月11日
初値結果
企業情報https://www.poppins.co.jp/
監査人海南監査法人


【手取金の使途】

手取概算額3,106百万円及び「1 新規発行株式」の(注)5に記載の第三者割当増資の手取概算額上限1,389百万円については、株式会社ポピンズホールディングスの基幹システム開発資金として296百万円、借入金の返済資金として2,014百万円、連結子会社の株式会社ポピンズへの投融資資金として1,968百万円、株式会社ウィッシュへの投融資資金として215百万円に充当する予定であります。

上記調達資金については、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する予定であります。

※有価証券届出書(新規公開時)引用



項目株数データ
公募株数1,100,000株
売出株数2,150,000株
公開株数(合計)3,250,000株
オーバーアロットメント487,500株
上場時発行済み株数9,780,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約278.7億円
幹事団大和証券(主幹事)
SBI証券
みずほ証券
SMBC日興証券
委託見込ライブスター証券
DMM.com証券


ポピンズホールディングス(7358)上場評判とIPO分析

想定発行価格2,850円を基に吸収金額を算出すると約92.6億円となり、オーバーアロットメントを含めると約106.5億円規模の上場となります。かなりIPOに当選しやすいと思いますが、あまり好まれる事業ではないと考えています。


同社グループは、ポピンズホールディングスと連結子会社(株式会社ポピンズ、株式会社ポピンズシッター、株式会社ウィッシュ、株式会社保育士GO)、非連結子会社(Poppins U.S.A.,Incorporated)の合計6社で構成されています。


事業は在宅サービス事業(ナニー及びベビーシッター、介護、家事支援)、エデュケア事業(保育・学童施設の運営)、その他サービス事業(教育研修・調査事業、人材紹介・派遣事業、高齢者向けデイサービス施設等の運営事業)を行っています。


祖業であるベビーシッターサービスを起点に、認可・認証・事業所内保育所や学童保育、インターナショナルスクール運営等のナーサリーサービスを行います。


また、高齢者在宅ケアを行うシルバーケアサービス、共働きや高齢者、単身世帯など様々なライフスタイルを支える家事支援サービス、そして保育士や介護士等の研修サービスを展開し、フルラインで働く女性を支援するサービスを提供しています。


ポピンズホールディングス(7358)上場評判と業績
※有価証券届出書引用


在宅サービス事業では、ナニー及びベビーシッターを中心とした在宅保育サービスの提供、高齢者向け在宅ケアサービス、及び家事支援サービスを提供しています。


チャイルドケアサービス事業(ナニーサービス)は、ナニーを派遣する事業であり、「働く女性の支援」という想いを掲げて立ち上げた同社グループの創業以来の事業だそうです。


ナニーとは、英国では国家資格となっており、おむつ交換や授乳などの基本的な身の回りのお世話はもちろん、送迎や教育、しつけなどを親に代わって行う子育てのプロフェッショナルのことを指します。


ポピンズシッターは、スマートフォンやPCからベビーシッターを検索、プロフィールや写真・動画、評価・口コミなどを参考に、利用者に合ったベビーシッターを選んで必要な時間単位での予約が可能となっています。


登録ベビーシッターは、保育士・幼稚園教諭・助産師・看護師などの有資格者と保育・子育て経験者などから構成されており、厳しい選考を経て研修を受講しているそうです。


ポピンズホールディングス(7358)IPOの施設数
※有価証券届出書引用


この他、高齢者在宅ケア事業では、介護保険サービス及び介護保険適用外のVIPケアサービスを提供しています。家事支援サービス事業では、家庭の様々な家事要望に対してオーダーメイドの家事サービスを提供しています。


エデュケア事業は、「認可保育事業」と「認可外保育事業」の2つに分かれており、三大都市圏(東京・大阪・名古屋)以外の地方主要都市(札幌、仙台、福岡等)も含め、保育施設から学童施設まであらゆる形態の施設をフルラインで運営しています。


売上を確認するとエデュケア事業による収益が大きく、前期は全体の売上の80.8%を占めています。


ポピンズホールディングス(7358)IPOの販売実績
※有価証券届出書引用


認可保育所とは、児童福祉法に基づく児童福祉施設で、国が定めた設置基準を満たして都道府県知事に認可された施設です。保育料は利用者から区市町村が徴収し、同社グループは国・自治体から施設型給付を補助金として受け運営します。


認可外保育とは認可保育とは異なり、保育料は利用者から認証保育所が徴収し、同社グループは自治体からも運営に要する経費の一部を補助金で受けて運営します。上限こそありますが、料金は認証保育所で自由に設定が可能です。


ポピンズホールディングスはハワイ州公認の託児施設も運営しているそうです。2008年に日本の保育事業者として初めてハワイ州の託児施設ライセンスを取得したそうです。


その他サービス事業では、乳幼児教育ノウハウなどを国内研修や海外研修で提供しています。


ポピンズホールディングス(7358)の企業財務情報と配当性向

回次第3期第4期
決算年月2018年12月2019年12月
売上高17,12721,548
経常利益9981,360
親会社株主に帰属する当期純利益222900
包括利益222900
純資産額1,2401,941
総資産額8,43810,092
1株当たり純資産額152.06236.80
1株当たり当期純利益金額27.00110.32
自己資本比率(%)14.719.2
自己資本利益率(%)17.856.6
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー191,295
投資活動によるキャッシュ・フロー△399△716
財務活動によるキャッシュ・フロー1,37768
現金及び現金同等物の期末残高3,4114,058
※数値は百万円単位



第5期第3四半期連結累計期間(2020年1月01日~2020年9月30日)
  • 売上高16,835百万円
  • 営業利益933百万円
  • 経常利益1,086百万円
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益722百万円



【第5期第3期のチェックポイント!】

同社グループが事業展開しているベビーシッター業界、介護業界、保育業界におきましては、対面のサービス提供であることから新型コロナウイルス感染症によるサービス利用の停止・自粛の影響を大きく受けているそうです。

在宅サービス事業において新型コロナウイルス感染症の影響を受けつつも、エデュケア事業における認可保育所6施設の開園など合計11施設の開園を行っています。


ポピンズホールディングス(7358)の株主状況とロックアップについて

会社設立は2016年10月03日、東京都渋谷区広尾五丁目6番6号に本社を構えます。代表者は中村紀子氏(1949年5月26日生まれ)、株式保有率は17.93%(1,520,000株)です。


従業員数40人で臨時雇用者13人、平均年齢43.2歳、平均勤続年数2.3年、平均年間給与6,059,000円です。


連結従業員数は2,806人で臨時雇用者2,610人となっています。セグメント別では在宅サービス事業80人(臨時126人)、エデュケア事業2,641人(臨時2,256人)、その他30人(臨時201人)、全社共通55人(臨時27人)となっています。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
株式会社スピネカ3,960,000株46.72%
轟 麻衣子1,760,000株20.76%
中村 紀子1,520,000株17.93%
軣 怜大300,000株3.54%
軣 有紗300,000株3.54%
森 榮子240,000株2.83%
杉本 五十洋120,000株1.42%
※株主上位7名の状況


【ロックアップについて】

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ当社の大株主である中村紀子、轟麻衣子、軣怜大、軣有紗、森榮子、杉本五十洋及び中村靖、並びに当社の株主である株式会社スピネカは、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日(当日を含む)後180日目(2021年6月18日)までの期間、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し及びグリーンシューオプションの対象となる当社普通株式を主幹事会社が取得すること等を除く)を行わない旨を合意しております。

※有価証券届出書(新規公開時)引用



上位株主には180日間(2021年6月18日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


親引けは行われません。


ポピンズホールディングス(7358)IPOの初値予想と幹事引受け株数

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。


最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


幹事名割当株数引受割合
大和証券(主幹事)-株-%
SBI証券-株-%
みずほ証券-株-%
SMBC日興証券-株-%


悩ましいIPOが登場しました。東証1部であればよいですが、東証2部への上場が濃厚のような気がします。大手予想などを確認しながらブックビルディングに参加したいと思います。


お金はかかりますが、トレーダーズ・ウェブやフィスコなどは有名なので利用価値が高いと思います。IPO以外の情報収集にも便利だと思います。安くはありませんけどね。


年末のIPOよりもキャンペーンに参加して利益を狙う方法もあります。3,000円から5,000円に増額されたLINE FXのキャンペーンが神っています!


なんと1回取引という条件で5,000円貰えてしまいます。新しく内容を更新したのでよかったら下記記事も参考にしてください。私は参加済みです。




これからIPOに投資を考えている方は下記記事が参考になると思います。どうやれば当選できるのか書いています。そして資金をできるだけ回転したほうが良いことにもふれています。


1回当選できればモチベーションも高まるため頑張ってチャレンジしてみてください!IPOバブル中なので吸収金額が大きくても利益が狙える状況です。




下記記事も投資の参考になると思います。こちらは少し違う角度から分析しています。


投資資金が豊富にある方は店頭口座でIPOの配分を狙ってみましょう。仲良くさせて頂いている方は店頭でガッツリ配分があり羨ましく思います。お金ってあればあるほど投資では優位なんですよね。




類似企業のPERやPBRを調べてみました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
PER-倍PBR-倍
PER-倍PBR-倍
PER-倍PBR-倍

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2023年7月01日~2029年11月30日279,000株120円


ストックオプション(新株予約権)は279,000株となっていますが、行使期限に入っていないため市場に出てくることは基本的にありません。


ツイッターでもIPO記事のチェックができます!

最新情報を手に入れたい方やレア情報、気になったことをツイートしています。IPO投資歴は13年と長くソーシャルレンディングも4年目突入!安定の利益でブログも14年目に突入。


ポピンズホールディングス(7358)IPOの評価と申し込みスタンス

ポピンズホールディングスは積極的に参加しにくいIPOだと思います。そのため、仮条件発表後にブックビルディングスタンスを決めたいと思います。


人気が見込めるようであれば、ついでに参加するスタンスを取りたいと思います。幹事構成は申込みやすいと思います。


ポピンズホールディングス(7358)IPOの評価
※ポピンズホールディングス公式サイト引用


この手の企業は政府や自治体の補助金による収益が大きいため、政府の方針が変わると収益面で心配になることがあります。現状では問題ないと思いますが、日本の財政もやや心配なところです。


高齢者在宅ケア事業では介護保険対象外のVIPケアを主力としているそうですが、コロナが何処からやってくるのかわかりませんよね。これは会社で働いていても起こり得ますが、高齢者は免疫が落ちるとされているため、同社のシルバーケアサービス事業にも不安材料があります。


主力事業はエデュケアとなっていますが、従業員も多いため色々と考えるところがあります。


新型コロナウイルス感染症が起きなければ、公開価格割れはないと思いますが、現状では厳しいかもしれません。上場規模が大き過ぎます。


仮に東証1部に決定した場合は軽量級と判断され公開価格割れはないと思います。ファンド売出し案件でもありませんし需給不安はあまりないでしょう。インデックス買いも期待できますからね。


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