いつも(7694)のIPOが東証マザーズに新規上場承認されたので詳しくご紹介したいと思います。今回も業績や上場規模などを確認し、IPO抽選に参考になるような情報を自己評価してみたいと思います。


主幹事はみずほ証券が務め公開株数1,400,000株、オーバーアロットメント210,000株です。上場規模は想定発行価格1,440円から計算すると約23.2億円になります。


新味は感じられない事業となっていますが、IT系サービスを行っているため初値利益が狙えそうです!


いつも(7694)IPO上場承認
※いつも公式サイト引用


「いつも」はAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピング等のECプラットフォームを支援する他、自社ECサイトまでを総合支援するサービスを行う企業です。


業績も右肩上がりで推移しているためIPOでも人気があると思います。連日の上場になり公開価格がやや大きめですが吸収できると考えています。


ECプラットフォーム市場の割合は2014年に市場全体の51.1%でしたが、2019年は67.7%まで成長しているそうです。そして今後も成長が見込めるため企業規模を問わず利用が拡大する見込みです。


今後は多数のブランドメーカーが、主要ECプラットフォームでECビジネス展開に注力することが予測されているため、同社にとってはビジネスチャンスになるようです。


いつも(7694)IPOの上場基本データと引受幹事

項目上場基本データ
市場マザーズ
業種小売業
事業内容EC総合支援
上場予定12月21日
ブックビルディング期間12月03日~12月09日
想定価格1,440円
仮条件12月01日
公開価格12月10日
初値結果
企業情報https://itsumo365.co.jp/
監査人太陽有限責任監査法人


【手取金の使途】

手取概算額1,049,840千円については、「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限278,208千円と合わせた、手取概算額合計上限1,328,048千円について、①運転資金(仕入資金、採用費及び人件費)及び②設備投資資金、並びに③借入金返済に充当する予定であります。具体的な資金使途及び充当予定時期は以下のとおりであります。

①運転資金の具体的な内容については、ECマーケットプレイスサービスにおける、ブランドメーカーよりの商品の仕入資金として818,431千円、業容拡大に対応した人材獲得のための採用費及び人件費として263,590千円を充当する予定

②売上増加に伴い発生すると見込まれるデータ処理需要増加に対応するためのシステム投資資金として145,000千円を充当する予定

③財務体質の強化を目的とした、使用使途が運転資金となる銀行からの借入金の返済資金として101,027千円を充当する予定

※有価証券届出書(新規公開時)引用



項目株数データ
公募株数800,000株
売出株数600,000株
公開株数(合計)1,400,000株
オーバーアロットメント210,000株
上場時発行済み株数5,400,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約77.8億円
幹事団みずほ証券(主幹事)
野村證券
岩井コスモ証券
松井証券
極東証券
SBI証券
楽天証券
委託見込ライブスター証券
DMM.com証券


いつも(7694)上場評判とIPO分析

想定発行価格1,440円を基に吸収金額を算出すると約20.2億円となり、オーバーアロットメントを含めると約23.2億円規模の上場となります。当選が狙えそうなIPOなので積極的に抽選参加してよさそうですね。


同社は、ブランドメーカーのEC事業を総合支援するサービスを提供しています。EC市場の成長やD2Cの流れが加速し、メーカーがデジタル化やEC事業への参入、そして強化をしている中でブランドメーカーに対する支援を行っています。


同社はECワンプラットフォーム単一事業であり、セグメント情報を記載していませんが、「ECマーケットプレイスサービス」と「ECマーケティングサービス」の2つのサービスを展開しています。


ECマーケティングサービスは創業時より提供を行っており、取引先のEC事業参入・成長や課題解決のためのEC戦略から実行支援までを行います。


当該ECマーケティングサービスで培ったノウハウと実績を元に、フルフィルメント(物流・カスタマーサービス)、ブランドメーカーのD2C事業支援サービスの提供を順次開始し、大手企業の保有するブランドのEC事業を一括で代行するECマーケットプレイスサービスを展開しています。


いつも(7694)上場評判と業績
※有価証券届出書引用


事業の特徴は、EC戦略の立案からサイトの構築・運営、デジタルマーケティング、カスタマーサービス、倉庫保管、フルフィルメントまで、ECバリューチェーンのあらゆる側面を支援していることです。


また、国内最大のECプラットフォームであるAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングから自社ECサイトまで複数のECプラットフォームに対応してサービスを提供していることになります。


化粧品、日用品、食品、家電、ベビー、インテリア、ペット、アパレルなど多業種カテゴリのブランドメーカー企業を支援しているサービスを展開しています。


同社は取引先のEC事業への参入障壁や各課題を解消し、主要ECプラットフォームから自社ECまで含めたEC事業を総合支援するサービスを展開している企業になります。


いつも(7694)IPO支援内容と収益モデル
※有価証券届出書引用


ECマーケットプレイスサービスは、ブランドメーカーとのEC分野での販売契約に基づき、国内、海外の最適なプラットフォームで販売を支援します。


具体的には「ECビジネスパートナー」と「ECフルフィルメント」の2つのサービス区分で構成されており、主として大手企業向けのサービスです。


ブランドメーカーの公式ECビジネスパートナーとなることで、EC戦略・販売計画の策定、デジタルマーケティング、サイト構築・運営、在庫最適化、カスタマーサービス、倉庫保管・物流までの業務を一気通貫で支援しています。


同社はブランド公式ECサイト運営会社となり、ブランドメーカーから商品を仕入れ、公式ECサイトにて消費者に商品を直接販売しているそうです。


ECフルフィルメントでは、EC専用のカスタマーサービス、倉庫保管・物流サービスを提供しています。


日本全国10社、16拠点の委託先物流企業をネットワーク化しており、消費エリアに近い場所に物流拠点を置くことで配送スピードを早め、コスト低下につなげる他、商材特徴に合わせたフルフィルメントを実現しています。


いつも(7694)IPO販売実績
※有価証券届出書引用


ECマーケティングサービスでは、EC未出店、出店中を問わず、大手企業から中小企業までをターゲットにしています。


取引先の個別課題・ニーズに合わせて、国内の主要ECプラットフォーム・自社ECサイトにおける、マーケティング・コンサルティング、デザイン、サイト運営等のEC業務をサポートし、取引先のEC戦略の実行を支援します。


いつも(7694)の企業財務情報と配当性向

回次第12期第13期
決算年月2019年3月2020年3月
売上高4,404,0525,261,614
経常利益80,677198,165
当期純利益69,682143,910
資本金11,50011,500
純資産額32,442176,352
総資産額1,627,5232,260,370
1株当たり純資産額7.0538.34
1株当たり当期純利益金額15.1531.28
自己資本比率(%)2.07.8
自己資本利益率(%)137.8
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー32,756234,814
投資活動によるキャッシュ・フロー△197,269△50,661
財務活動によるキャッシュ・フロー184,652346,140
現金及び現金同等物の期末残高481,4101,011,703
※数値は千円単位



第14期第2四半期累計期間(2020年4月01日~2020年9月30日)
  • 売上高4,557,230千円
  • 営業利益332,480千円
  • 経常利益358,989千円
  • 四半期純利益251,092千円



【第14期第2期のチェックポイント!】

同社が属するEC市場では新型コロナウイルスの感染リスク防止の観点から、外出自粛や在宅勤務により自宅からオンラインでのショッピングを行う消費者が増加しており、「巣ごもり消費」が発生しEC化率が上昇する形となっているそうです。

同社はブランドメーカーとのパートナーシップに基づき、EC上で消費者に直接販売するECマーケットプレイスサービスでは、実店舗の休業等に伴い広告費投下により新規客の獲得施策や大量出荷に備えて、在庫不足を防ぐために先行仕入の実施を行っています。

また6月末で終了したキャッシュレス還元の終了に伴う駆け込み需要等により、当初計画を大きく上回り、売上高は大幅に増加したそうです。


いつも(7694)の株主状況とロックアップについて

会社設立は2007年2月14日、東京都千代田区有楽町一丁目12番1号に本社を構えます。社長は坂本守氏(1970年10月07日まれ)、株式保有率は12.01%(600,000株)です。


従業員数166人で臨時雇用者31人、平均年齢30.6歳、平均勤続年数2.6年、平均年間給与4,210,000円です。


セグメントはECワンプラットフォーム事業の単一セグメントになります。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
株式会社つづく2,400,000株48.03%
株式会社望月智之事務所1,200,000株24.02%
坂本 守600,000株12.01%
望月 智之400,000株8.00%
高木 修26,000株0.52%×
関 豊26,000株0.52%×
立川 哲夫22,000株0.44%×
※株主上位7名の状況


【ロックアップについて】

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である坂本守、売出人である望月智之、当社株主である株式会社つづく及び株式会社望月智之事務所は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の2021年6月18日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し及びオーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等を除く)を行わない旨合意しております。

※有価証券届出書(新規公開時)引用



上位株主には180日間(2021年6月18日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


親引けは行われません。


いつも(7694)IPOの初値予想と幹事引受け株数

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。


最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


幹事名割当株数引受割合
みずほ証券(主幹事)-株-%
野村證券-株-%
岩井コスモ証券-株-%
松井証券-株-%
極東証券-株-%
SBI証券-株-%
楽天証券-株-%


2020年はみずほ証券主幹事が多い気がします。利益が見込めるような案件の取扱いも多いと感じるため、証券口座を開設していない方は勿体ないですね。ただ店頭口座では担当者とトラブルになる方もいるようです。私もその流れから現在に至ります。


続々とIPOが発表されているため日程と銘柄をしっかり確認しながら抽選に参加しておきましょう!どの銘柄に申込んで良いのかわからなくなりそうです。


前受け金不要でIPO抽選に参加できる証券会社は抑えておきたいところです。




また、ネオモバでIPO抽選に申込みましたか?スマートフォンでしか抽選に参加出来ないため忘れないうようにしてください。


スマートフォンに毎回連絡が届くため口座開設者は申込を忘れないはずです。私も今日申込みを行いました。過去にTポイント1万ポイントを頂いたので相性は悪くないと思います。今回も当選を狙っています。




気が付けば私も資産運用しているクラウドバンクの実績平均利回りが7.09%に上がっています。確か6%後半だったと思いますが利回り上がったんですね。


最近は投資対象がこれまでと変わってきた感じがあります。太陽光ファンドの組成から不動産ファンドへシフトしてきたようですね。未投資金額が22万くらいあるので今年中に投資を実行したいと思っています。




類似企業のPERやPBRを調べてみました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
PER-倍PBR-倍
PER-倍PBR-倍
PER-倍PBR-倍

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2021年9月25日~2029年9月24日235,000株41円
2021年9月25日~2029年9月24日2,400株41円
2022年402日~2030年4月01日155,800株41円


ストックオプション(新株予約権)で行使期限を迎えている株はありません。


ツイッターでもIPO記事のチェックができます!

最新情報を手に入れたい方やレア情報、気になったことをツイートしています。IPO投資歴は13年と長くソーシャルレンディングも4年目突入!安定の利益でブログも14年目に突入。


いつも(7694)IPOの評価と申し込みスタンス

いつもIPOは無難な初値を付けると思います。新味はなくても業績面の支えがあるため期待できそうです。


いつも(7694)IPOの評価
※いつも公式サイト引用


ECマーケットプレイスサービスでは、複数のブランドを有する取引先の満足度向上により、契約ブランドを増やしてきたそうです。


また、ブランドメーカーから仕入れを行わずに、売上連動の報酬体系によるEC事業を代行するサービスの提供などを行うことで、ブランドメーカーのEC支援を推進する新しいサービスを行っています。


インターネットやスマートフォンの普及により時代の変化に対応できない企業は衰退してしまいます。BtoC取引を筆頭にECサイトは今後も拡大を続けることでしょう。


電通が公表した「物販系ECプラットフォーム広告費調査」によると、大手企業を中心に積極的な広告事業展開が確認されていると目論見にもあります。


競合も多く存在しますが、市場規模が大きければ現状では頭打ちとはならないと思います。様々なサービスが行われていると思いますが、まだ拡大の余地がある市場です。


持続的な成長のためM&Aや資本業務提携等を行うことが今後あるかもしれません。業績が拡大している企業のため色々と楽しみだと考えています。


新型コロナウイルス感染症も同社にとっては追い風となっているようなので、しばらくは業績面の期待が大きそうですね。


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