コアコンセプト・テクノロジー[CCT](4371)のIPOがマザーズに新規上場承認されたので詳しくご紹介したいと思います。今回も業績や上場規模などを確認し、IPO抽選に参考になるような情報を自己評価してみたいと思います。


主幹事は大和証券が務め公開株数370,000株、オーバーアロットメント55,500株です。上場規模は想定発行価格3,350円から計算すると約14.3億円になります。


IPOでは人気のDX関連企業になり、業績も右肩上がりのため初値利益が出ると思います!


コアコンセプト・テクノロジー[CCT]IPOの初値予想と上場
※コアコンセプト・テクノロジー公式サイト引用


コアコンセプト・テクノロジーでは、顧客企業のDX構想から仕組みの構築、内製化までを一気通貫で支援するDX支援サービスを展開しています。


「CCT-DX Method」と「Orizuru」を活用しDXコンサルタントとAIエンジニアが顧客企業に伴走して、アジャイル方式でプロジェクトを進めていくサービスを行います。


新型コロナウイルスの影響があるものの、働き方改革の推進やデータを活用した取り組みの進展によるAI/IoTなどの普及、DX投資などのプラス要因もあり、市場規模は今後も拡大すると考えられています。


CCTの業績も拡大傾向にあり、しばらくは好業績を維持できると考えられます。比較的ターゲットとなる企業が大きいことで収益も安定しているようです。


コアコンセプト・テクノロジー(4371)IPOの上場基本データと引受幹事

項目上場基本データ
市場マザーズ
業種情報・通信業
事業内容製造業・建設業をはじめとしたデジタルトランスフォーメーション実現支援、IT人材調達支援等
上場日9月22日
ブックビルディング期間9月06日~9月10日
想定価格3,350円
仮条件3,350円~3,500円
公開価格3,500円
初値結果7,040円(公開価格2.01倍)
企業情報https://www.cct-inc.co.jp/
監査人有限責任監査法人トーマツ


【手取金の使途】

手取概算額662,000千円及び「1新規発行株式」の(注)5に記載の第三者割当増資の手取概算額上限185,125千円については、①人材採用費・人件費に697,125千円、②社内管理システム導入費用に150,000千円を充当する予定です。なお、具体的な資金需要が発生し、正確な支払時期が決定するまでは安全性の高い金融商品等で運用していく方針。

※有価証券届出書(新規公開時)引用



項目株数データ
公募株数200,000株
売出株数170,000株
公開株数(合計)370,000株
オーバーアロットメント55,500株
上場時発行済み株数3,787,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約126.9億円
幹事団大和証券(主幹事)
みずほ証券
楽天証券
SMBC日興証券
SBI証券
岩井コスモ証券
委託見込CONNECT(コネクト)
SBIネオトレード証券


コアコンセプト・テクノロジー(4371)上場評判とIPO分析

想定発行価格3,350円を基に吸収金額を算出すると約12.4億円となり、オーバーアロットメントを含めると約14.3億円規模の上場となります。IPOでは人気事業のため上場規模に不安はありません。


同社はコンサルティング力とAI技術の融合により、製造業や建設業を主に対象にしたデジタルトランスフォーメーション(DX)実現を支援するサービスを主軸にしています。


また、卸売業・小売業・情報通信業等の他産業の支援、デジタイゼーション支援やSalesforceのカスタマイズ導入支援、ITエンジニア調達支援等を幅広く手掛けています。


これまで製造業・建設業向けを中心にDX支援やデジタイゼーション支援を行ってきましたが、今後はDX実現方法について製造業・建設業と近しい流通・物流、医療、食品、そして順次横展開がしやすい業種にDX支援の対象領域を拡大していく方針です。


受注経路は事業会社からの1次請けが約5割、大手SIerやコンサルティングファームからの2次請けが約5割となっています。


コアコンセプト・テクノロジー(4371)上場評判と業績
※有価証券届出書引用


同社はものづくりに関する知見とスマートファクトリー及びBIM/CIM関連のIT技術の蓄積が強みであるため、製造業・建設業については1次請けが中心となっています。


競合優位性がないその他の産業についても事業領域を広げ安定的な受注を確保するために、2次請け案件にも積極的に対応しているそうです。


大手SIerやコンサルティングファームとはDX案件受注で競合することもありますが、技術力や人材調達力を評価いただくことも多いため、「競合ではなく協業」を意識して協力しながら顧客企業のDX推進に取り組んでいるそうです。


コアコンセプト・テクノロジー(4371)IPOの事業内容
※有価証券届出書引用


コアコンセプト・テクノロジー[CCT]の支援内容として1次請け、2次請けの違いによる差異はなく、いずれにしてもDX支援、デジタイゼーション支援、Salesforceのカスタマイズ導入支援、ITエンジニア調達支援等を行っています。


顧客企業の規模別売上高構成比は売上高1,000億円以上が約4割、売上高100億円以上1,000億円未満が約4割です。


大企業・中堅企業が中心となっており、エンドユーザーの業種別では製造業・建設業・卸売業・小売業・情報通信業で7~8割を占めています。


コアコンセプト・テクノロジー(4371)IPOの販売実績
※有価証券届出書引用


プロジェクト期間は1ヶ月~数年単位まで様々あるそうです。


大規模なプロジェクトについてはリスク低減のため案件を細分化し、準委任契約で受注するよう努めているそうです。


事業はストック型ビジネスではありませんが、売上高に占める既存顧客の比率が8割以上となっており、既存顧客からの継続的なリピート受注が安定的な高成長のベースとなっているそうです。


DX実現を一気通貫で伴走支援するための独自手法である「CCT-DX Method」を活用し、顧客企業のDX実現を支援していくとあります。


コアコンセプト・テクノロジー(4371)の企業財務情報と配当性向

回次第11期第12期
決算年月2019年12月2020年12月
売上高4,766,9415,534,604
経常利益183,650188,490
当期純利益117,901124,789
資本金80,00092,000
純資産額566,411716,250
総資産額1,839,1372,184,164
1株当たり純資産額161.50199.38
1株当たり当期純利益金額34.3235.53
自己資本比率(%)30.832.7
自己資本利益率(%)23.719.5
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー4,384136,293
投資活動によるキャッシュ・フロー△245,756△112,813
財務活動によるキャッシュ・フロー126,785△103,104
現金及び現金同等物の期末残高386,962307,338
※数値は千円単位



第13期第2四半期累計期間(2021年1月01日~2021年6月30日)
  • 売上高3,443,687千円
  • 営業利益222,876千円
  • 経常利益224,780千円
  • 四半期純利益146,931千円



【第13期第2期のチェックポイント!】

新型コロナウイルス感染症の影響により企業の業績やIT投資は産業ごと、企業ごとにまだら模様となっています。デジタル化投資やDX関連投資は増加傾向にあり、同社の事業環境は比較的良好な状態だそうです。

今期は「CCT-DX Method」及び「Orizuru」を活用したDX実現支援に注力しています。新型コロナウイルス感染症拡大や緊急事態宣言の影響はそれほど受けていないようです。


コアコンセプト・テクノロジー(4371)の株主状況とロックアップについて

会社設立は2009年9月17日、東京都豊島区南池袋一丁目16番15号に本社を構えます。社長は金子武史氏(1976年5月19日生まれ)、株式保有率は16.72%(720,000株)です。


従業員数234人で臨時雇用者9人、平均年齢34.58歳、平均勤続年数2.04年、平均年間給与6,248,000円です。


事業部門別従業員数はデジタルトランスフォーメーション事業本部75人(臨時0人)、システムインテグレーション事業本部85人(臨時1人)、エンジニアリングプラットフォーム事業本部49人(臨時8人)、事業開発本部7人(臨時0人)、全社共通18人(臨時0人)となっています。


セグメントはDX関連事業の単一セグメントになります。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
金子 武史720,000株16.72%
芸陽線材株式会社400,000株9.29%
下村 克則370,000株8.59%
田口 紀成360,000株8.36%
株式会社SHIMOMURA350,000株8.13%
津野尾 肇280,000株6.50%
髙盛 豊文220,000株5.11%
※株主上位7名の状況


【ロックアップについて】

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、貸株人かつ売出人である金子 武史、売出人となる株主である下村克則、髙盛豊文、田口紀成、津野尾肇、中島数晃、加藤允文及び萩原将智、並びに売出人ではない株主である芸陽線材株式会社、株式会社SHIMOMURA、グッドエコ株式会社、田中浩和、ティームズ株式会社、株式会社NAKAX、高橋雪乃、岩山道代及び田口雅美、並びに上記に含まれない当社の新株予約権者であるコタエル信託株式会社、岡本真史、杉本考、森田英明は主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後180日目(2022年3月20日)までの期間、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等を行わない旨を合意しております。

※有価証券届出書(新規公開時)引用



上位株主には180日間(2022年3月20日まで)のロックアップが付与されています。またロックアップ解除の設定はありません。さらに新株予約権者もロックアップ対象となっています。


親引けは行われません。


上場前の第三者割当等による募集株式の割当等に関しては、割当を受けた者との間で継続所有等の確約を行っています。


コアコンセプト・テクノロジー(4371)IPOの初値予想と幹事引受け株数

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件範囲が上限方向に引上げられ3,350円~3,500円に決定しました。最大で14.9億円の吸収となり、時価総額は132.5億円を予定しています。類似企業と評価した場合にそれ相応の株価が付いているように感じます。


上流のDX構想や技術検証、システム開発、運用保守までを一気通貫で提供できる強みがあり、製造業・建設業のDXについては優位性がある状況のようです。


資金力・ブランド力に勝る競合事業者と比較しても、短期的に競争力が急低下する可能は低いとされ、実力は文句なしのようです。


インクス(現SOLIZE)が経営破綻後に社員の受け皿として、同社取締役会長の下村克則氏がコアコンセプト・テクノロジー[CCT]を設立した経緯があります。


代表取締役社長CEOの金子武史氏の他にも、津野尾肇氏、田口紀成氏など取締役がインクス出身となっています。話題性もありIPOでは賑わう可能性があります。


大手初値予想6,000円~8,000円
修正値6,000円~7,000円

※注目度A、修正値は9月06日に追記


市場の注目度も高く機関投資家の参戦も期待できる可能性があります。また、ベンチャーキャピタル保有株はなく、新株予約権も上場直後に売却できない仕組みとなっています。


インクスは金型産業の革命児として有名な企業でしたが2009年2月に経営破綻しています。リーマンショックによる世界的な不況により「もの作りベンチャー」として生き残ることができませんでした。


設計や試作、金型製造など生産工程に3次元CADを組込み、高速加工機械を導入し、設計や製造の自動化行った企業です。その流れを組むCCTなので注目度は抜群だと思います。


2021年第1号のIPOだったQDレーザ(6613)のように大商いになればIPOに資金がまた向かいそうです。そこまでなくても事前に注目される銘柄はそれなりに賑わうことが多いと思います。


コアコンセプト・テクノロジー[CCT](4371)業績予想


同社が発表している業績予想を確認すると2021年12月の単独業績予想を確認することができました。


売上は70.43億円になり前期比27.3%増、営業利益4.07億円となり前期比125.3%増、経常利益3.52億円となり前期比86.8%増の予想が出ています。


四半期利益は2.44億円となり前期比95.8%増となっています。EPS67.08からPERは52.18倍、BPS428.09からPBRは8.18倍になります。配当金や株主優待は上場時点でありません。


同社が取り組むDX市場は働き方改革の推進や、AI/IoTなどの普及、DX投資などのプラス要因もあります。ただコロナ禍が長引くことになると業績へ影響があるかもしれません。


また、中期的なビジネスへの影響は軽微であるとCCTも言っているようなので、来期業績も期待ができると考えています。IPOに当選すればまとまった利益を得られる可能性は高そうです!!


幹事名割当株数引受割合
大和証券(主幹事)325,600株88.00%
みずほ証券11,100株3.00%
楽天証券11,100株3.00%
SMBC日興証券7,400株2.00%
SBI証券7,400株2.00%
岩井コスモ証券7,400株2.00%


主幹事が大和証券のため申込を忘れないようにしておきましょう。またグループ企業のCONNECT(コネクト)からも申込を行っておきましょう。


幹事構成はネット派の方でも申込みしやすいようですね。IPOルールは下記記事でまとめています!!




また今回は楽天証券からも申込みができます。後期型抽選を採用しているため申込み忘れには気を付けておきましょう。


口座開設を行っていない方はIPO取扱いが増えているためチェックしておいたほうがよいです。こちらもIPOルールを下記記事でまとめています。




IPOになかなか当たらないと思った方は、未上場株に投資を行う方法もあります。イグジットした銘柄も出てきているため株式投資型クラウドファンドが盛り上がっています。


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よかったら利用してください。




類似企業のPERやPBRを調べてみました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
システムリサーチ(3771)PER13.91倍PBR2.34倍
エクスモーション(4394)PER29.77倍PBR2.07倍
フューチャー(4722)PER20.1倍PBR2.76倍
※2021年9月03日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2021年10月18日~2029年10月17日358,000株206円
2022年12月02日~2030年11月30日210,600株300円
2020年12月26日~2030年12月25日
※その他の新株予約権等
150,000株300円


ストックオプション(新株予約権)は568,600株ありますが、上場時に行使期限を迎える株はありません。


その他の新株予約権等の状況を確認すると、時価発行新株予約権信託®を活用したインセンティブプランの導入も行っているそうです。受託者はコタエル信託株式会社で普通株式150,000株が対象のようです。


こちらは上場時点で行使期限に入っていますがロックアップの対象になっています。合わせると718,600株になります。


ツイッターでもIPO記事のチェックができます!

最新情報を手に入れたい方やレア情報、気になったことをツイートしています。IPO投資歴は15年と長くソーシャルレンディングも6年目突入!安定の利益でブログも15年目に突入。


コアコンセプト・テクノロジー(4371)IPOの評価と申し込みスタンスまとめ

コアコンセプト・テクノロジー[CCT]のIPOは鉄板銘柄なので積極的にIPO抽選に参加してよさそうです。


株価設定も高いことからIPOに当選すれば大きな利益を得られそうです。私は証券口座があるところから全て申し込みを行う予定です!


コアコンセプト・テクノロジー(4371)IPOの評価
※コアコンセプト・テクノロジー公式サイト引用


同社は業容拡大に伴い、大規模案件の受注も増えてきているため、不採算・赤字案件が極力発生しないように開発体制及び受注後のプロジェクト採算管理の強化が課題だと認識しているようです。


2次請けも5割程度あるそうなのでプロジェクト採算管理の徹底も必要だと思います。従業員数も多く管理や事業計画が重要だと思います。


製造業や建設業のDX支援を中心に事業展開を行っていますが、競合も多く存在しています。しかし、供給が追い付いていないとされている事業領域のためしばらくは業績安泰でしょう。


技術力が競争力の源泉となるため頑張って頂きたいと思います。また、不採算プロジェクトとならないため案件を細分化しているとあります。できるだけ収益確保を考えていると思われます。


ストック・オプションによる潜在株式数は718,600株で、発行済株式総数の20%に相当するとあります。


新型コロナウイルス感染症が日本でも猛威を振るっていますが、中期的に考えるとビジネスへの影響は軽微だと言うことです。先のことはわかりませんが、上場時点でコロナの影響はあまり無いようなので安心できそうです。


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