トリプルアイズ(5026)のIPOがグロース市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。IPOでは人気のシステムインテグレーションとAIを扱う企業になり再承認案件になります。


主幹事はいちよし証券が務め公開株数540,000株、オーバーアロットメント81,000株です。上場規模は想定発行価格880円から計算すると約5.5億円になります。※前回承認時は想定発行価格1,800円


前回承認時と比較すると公募株数が増加し売出株数が0株に変更されています。それに合わせオーバーアロットメントの変更が行われています。直近上場のIPOをかなり意識しているように感じます!


トリプルアイズIPOの上場データと初値予想(再承認)
※トリプルアイズ公式サイト引用


ITベンチャー企業に位置する企業のため人気が見込めます。ただ業績への不安が多少あるため初値需要は限定的かもしれません。


主幹事の力も関係してきますが公開価格を超える可能性は高いと思います。前回承認時よりも大幅に内容を変更しているため需給不安はないと思います。


ディープラーニング等の先端テクノロジー研究開発を行い、サービス実装を行う企業となっているため実力はありそうです。また、営業活動を協働で行うパートナー企業の開拓も進めているそうです。


AI(人工知能)などを利用したDXイノベーションを行う企業のため期待感はありますが、業績がいまいちだと感じます。今期業績予想が良ければ買われる展開でしょうか。


優秀なエンジニアも抱えているようです!


トリプルアイズ(5026)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日5月31日
市場グロース市場
業種情報・通信業
事業内容システムインテグレーションおよび独自開発のAIプラットフォームの提供
ブックビルディング5月13日~5月19日
想定価格880円
※前回は1,800円
仮条件800円~880円
公開価格5月20日
初値結果
監査人有限責任あずさ監査法人
手取金の使途
  • 事業開発等技術への投資
  • 新卒者・中途採用者採用や先端テクノロジー教育等人材への投資


項目株数データ
公募株数540,000株
売出株数0株
公開株数(合計)540,000株
オーバーアロットメント81,000株
上場時発行済み株数6,802,600株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約59.9億円
幹事団いちよし証券(主幹事)
野村證券
みずほ証券
SBI証券
あかつき証券
SMBC日興証券
岡三証券
極東証券
東海東京証券
東洋証券
松井証券
マネックス証券
丸三証券
楽天証券
委託見込岡三オンライン証券
DMM.com証券


トリプルアイズ(5026)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格880円を基に吸収金額を算出すると約4.8億円となり、オーバーアロットメントを含めると約5.5億円規模の上場となります。上場規模を前回承認時の約10億円よりも大きく絞ってきました。


グループ企業はトリプルアイズと連結子会社(シンプルプラン、所司一門将棋センター)の合計3社で構成され、AIソリューション事業を主な事業として取り組んでいます。


報告セグメントは「AIソリューション事業」「研修事業」になり、AIソリューション事業はSI部門とAIZE部門から構成されています。


トリプルアイズの売上と利益(業績)
※有価証券届出書引用


SI部門ではLAMP技術、OSS開発技術をベースとした基幹システム・決済システムといったシステム開発を中心に、金融、流通、不動産、サービス、医療等の様々な業界で実績があります。


大手SIerからの一次請けやエンドユーザーからの直接取引によるシステム開発が主案件となっているそうです。SIerに対しては主に技術者派遣によって人月単価の売上を得ています。


また、システム開発はエンドユーザーから直接請負によって成果対価として売上を得ています。システム開発からネットワーク構築まで何でもこなせるフルスタックエンジニアの育成に注力しているそうです。


トリプルアイズIPOのAIソリューション事業
※有価証券届出書引用


AIZE部門では独自に開発したAIエンジンによるサービスを展開しています。同社グループのAIエンジンは画像認識を中心とし、そのなかでも顔認証のサービスを中心に行っています。


AIエンジンは画像認識の他にも言語処理や需要予測などに活用されており、他社デバイスへの組み込みも可能です。


流通小売業を中心に店舗や工場などの業種・業態を問わないサービス提供を行っているそうです。


防犯カメラやスマートフォン、PCカメラ、カメラ付きのデバイス等と通信環境さえあれば、クラウド上のAIエンジンが画像を解析します。


トリプルアイズIPOの販売実績と取引先
※有価証券届出書引用


研修事業は、連結子会社のシンプルプランが事業として取組み、全国の様々な企業へ人材育成のためのセミナー研修業務を提供しています。


その他の事業は、将棋道場・教室の運営を子会社の所司一門将棋センターで行います。2014年には囲碁AIプロジェクトチームの発足もあり、過去にIPOで人気化したHEROZ(4382)を思い出させます。


グループ社員で構成する将棋部を持ち、アマチュア将棋団体戦の全国大会の「職団戦」でS級に所属しているそうです。トップクラスになるそうですね。


これら実績により同社グループの知名度向上に寄与しているそうです。目論見に渡辺明名人の師匠である所司和晴氏が代表取締役を務める株式会社所司一門将棋センターを買収したとあります。


この材料が株価押し上げになるのか?と感じました。AIアピールの材料になるようです!


トリプルアイズ(5026)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2008年9月03日、東京都千代田区神田駿河台三丁目4番地(龍名館本店ビルディング12階)に本社を構えます。社長は山田雄一郎氏(1982年6月11日生まれ)、株式保有率は1.98%(138,600株)です。


従業員数197人で臨時雇用者0人、平均年齢35.5歳、平均勤続年数3.6年、平均年間給与4,390,000円です。連結従業員数も197人となっています。


連結のセグメント別従業員数はAIソリューション事業197人、研修事業0人、その他0人です。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
福原 聖子2,347,000株33.59%
株式会社コスモウエア1,800,000株25.76%
AI・テクノロジー・イノベーション・ファンド1号有限責任事業組合470,000株6.73%
JPE第1号株式会社400,000株5.72%
株式会社キューブシステム300,000株4.29%
株式会社TOKAIコミュニケーションズ250,000株3.58%
山田 雄一郎138,600株1.98%
※株主上位7名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には90日間(2022年8月28日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率は発行価格の1.5倍以上になります。


また、福原聖子並氏、株式会社コスモウエア、山田雄一郎氏、加藤慶氏、桐原永叔氏、飯塚健氏、原正人氏に対して同社株式の売却を行わない合意がされています。売却する場合は事前に主幹事から同意を得なければなりません。


第三者割当等による割当者との間に継続所有等の確約も行っています。親引けは行われません。


福原聖子氏は前代表の福原智から株式相続を行い、上場時点で発行済株式総数の61.0%を所有する予定です。資産管理会社のコスモウエア保有分も含みます。


前回承認時はAI・テクノロジー・イノベーション・ファンド1号有限責任事業組合のロックアップは外れていましたが、今回はロックアップ対象となっています。


トリプルアイズ(5026)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件範囲は800円~880円に設定され想定発行価格から9.09%下限方向に引き下げられています。ただネガティブな印象はなく、地合いを考慮した株価設定だと考えられます。


本来は3月04日に上場するはずでしたが、上場が延期され5月31日に再トライします。外部環境が当時と比べ良くなっているかと言えばそれほど変わっていません。


マザーズ指数で新興市場の動向を確認してみると逆に指数が下がり環境が良いとは言えません。ただ3月のようにパニックには陥っていないため上場してくると考えられます。


また、前回と比べ株価が大幅にディスカウントされていますが、PERは類似企業と比べ妥当値にあると考えられます。業績も好調に推移していることから初値は高くなると考えられています。


ロックアップ解除倍率が発行価格の1.5倍以上となっていることから、1,320円以上の価格には注意が必要です。再承認では売出株が0株となっているため、一定の価格以上になると売り玉がでると予想されます。


上場による吸収金額は最大約5.5億円と小さくIPO空白期間が発生したタイミングでの上場(IPO)になるため賑わうと思います。時価総額は約59.9億円です。


大手初値予想1,800円~3,000円
修正値1,800円~2,100円

※注目度B


業績を確認すると2022年8月期の連結予想を確認できました。売上25.95億円となり前期比22.29%増、経常利益1.63億円となり前期比96.39%増となります。


四半期利益は1.38億円となり前期比263.16%増を見込みます。利益がしっかり出ていることで公開価格割れはなさそうです。


公開価格が880円決定の場合の指標はEPS21.67からPER40.61倍、BPS161.59からPBR5.45倍になります。配当や株主優待の設定は現時点でありません。


上場日前にマザーズ指数がある程度回復すれば上場1日目は初値持越しも考えられると思います。今の地合いだと厳しいと思います。


トリプルアイズはAI関連銘柄として個人投資家を中心に人気が見込めそうです。AIを使った画像認識技術に強みを持つ企業になり、本来であれば投資家から絶大な人気を誇るIPOです。


いちよし証券は2022年12月をめどに株式引受の事業から撤退することを発表しているため、主幹事としての取扱いは最後になる可能性があります。


当選確率は低いと思いますが口座を開設している方は申込んでおきましょう。1単元で10万円程度の利益が見込めるようです!!


幹事名割当株数引受割合
いちよし証券(主幹事)405,000株75.00%
野村證券40,500株7.50%
みずほ証券29,700株5.50%
SBI証券10,800株2.00%
あかつき証券5,400株1.00%
SMBC日興証券5,400株1.00%
岡三証券5,400株1.00%
極東証券5,400株1.00%
東海東京証券5,400株1.00%
東洋証券5,400株1.00%
松井証券5,400株1.00%
マネックス証券5,400株1.00%
丸三証券5,400株1.00%
楽天証券5,400株1.00%


IPOでは人気が見込める事業のため公開価格を超えてきそうです。


ただ業績を確認すると前期売上21.2億円で四半期利益が3,800万円と規模がまだ小さいようです。前期は黒字化したタイミングなので今期は期待できるのかもしれません!


今期は第2四半期で前期を大きく超える利益が計上されています。


IPOで当選を狙うのであれば主幹事のいちよし証券からでしょう。たまに主幹事を引受ける証券会社です。IPO配分は少しグレーかな?と感じています。資金不要でIPO抽選に参加できます。


また、野村證券からの申込みも資金不要です。松井証券も同じです。




市場が下げている時にETF投資にデビューしてみると楽しめるかもしれません。THEO+docomoだと1万円から投資が可能です。ドコモユーザーはdポイントが貯まるためお得です。


口コミや投資内容を下記記事でまとめてみました。よかったら参考にしてください。


IPOが不安定な時期だけお試し投資を行ってもいいかもしれません。私は4年~5年くらい投資しています!




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
セキュア(4264)PER37.7倍PBR4.51倍
HEROZ(4382)PER450.5倍PBR2.12倍
セカンドサイトアナリティカ(5028)PER57.53倍PBR18.89倍
※2022年5月14日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2019年8月25日~2027年8月24日230,600株10円
2021年8月30日~2029年8月29日210,600株1,000円
2022年8月29日~2030年8月28日89,600株1,000円
2023年10月27日~2031年10月26日194,800株1,925円
※前回承認時から変更されています


ストックオプション(新株予約権)は441,200株が上場時に行使期限を迎えます。役員と従業員が対象となっています。


発行済株式総数に対する新株予約権の割合は11.6%になり潜在株式は725,600株となっています。


トリプルアイズ(5026)IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

トリプルアイズのIPOは期待値が高いと思います。上場規模を絞り売出株もなくなりました。このためイメージが良くなっていると思います。


業績も前回は第1四半期までの開示でしたが、再承認では第2四半期まで開示されており利益が大幅に伸びています!


トリプルアイズ(5026)IPOの評価
※トリプルアイズ公式サイト引用


よく言われることですが技術革新のスピードが速い事業のため、他社よりも優位性が求められます。開発費用も必要になるため上場で得た資金の有効活用が求められます。


顧客先(提携先)に従業員を派遣しているため業績が一気に伸びるとも思えませんが、直近の業績は良いようです。


調べるとAIZE関連請負開発や顔認証勤怠サービスの販売が堅調に推移しています。この他、IT技術者の不足からAI、IoT、DXに係る開発やWEBシステム開発に関する売上が好調だったそうです。


コロナ禍の影響は多少あるようですが、全般的に好調のようです。


それと1月20日に情報ライブミヤネ屋でトリプルアイズが取り上げられていました。こういう情報に投資家は好印象を持つと思います。


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Vプリカキャンペーンも行われているため下記記事でまとめています。私もこれから口座開設を行い投資を行ってみたいと思います。アマギフ貰えますからね!


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