FUEL(フエル)オンラインファンドが融資型クラウドファンディングを開始したため評判や評価についてまとめました。投資をする前にメリットやデメリットも確認しておきたいと思います。


投資家の口コミについてもリサーチしています。東証プライム上場の不動産ファンドなどへ投資ができるとあり人気です。投資は1口1万円からの小額投資が可能となっています!


FUELオンラインファンドの評判と口コミ
※FUELオンラインファンド公式サイト引用


投資対象の多くは不動産になるようです。市場の状況を見ながら他のファンド組成も行ってくる可能性が高いと個人的に考えています。


FUELオンラインファンドがサービスを開始したと公開されていますが、実はその前から稼働していてファンド組成も行われていました。


東証プライム上場のCRE Funding(シーアールイーファンディング)のファンド組成を行うにあたり、同社のプラットフォームを利用しています。


CRE Fundingが独自でクラウドファンディングのプラットフォームを作ることは可能だったそうですが、同社のスキームを利用することでコスト削減を狙っていたようです。


これについては過去にCRE Fundingへインタビューを行ったているため、個人的に知ることができた事実です。


FUELオンラインファンドでは、複数のファンド事業者が組成するファンドへ投資をすることが可能となるため利用価値がありそうです。では今回も詳しく内容を確認してみたいと思います!

【この記事を読んでわかること】
  • 投資対象がどんな商品なのか調べている
  • 口座を開設すると複数の企業に投資できる魅力があるとわかった
  • 投資対象に厳格な審査体制があることがわかった
  • メリットとデメリットを考察し安心材料を探し出せた
  • 投資家の口コミや評判と評価を自分なりにまとめてみた結果を書いている



FUELオンラインファンドではどんな投資ができるの?信頼できる企業

FUELオンラインファンドの融資型クラウドファンディングについて調べてみました。継続的な新規ファンド組成ができるようなので、これから投資を考えている方に参考になると思います。


同社のプラットフォームを利用することで、「FUELオンラインファンド」と「CRE Funding」の両方で取り扱われるファンドに投資ができるようになります。これは凄く魅力があると考えています。


さらに「DL FUNDING」「高島屋ソーシャルレンディング」「日本商業開発」「さくらさくプラス」などが新設され、複数の不動産投資クラウドファンディングサイトで投資を行うことができるようになりました!!




CRE Fundingのホームページ
※CRE Funding公式サイト引用


CRE Fundingのファンド募集ページにも「FUEL株式会社による厳格な案件審査」と書かれています。投資のスキーム自体は他社と変わりありません。


1つ気になるのは利回りが低いことです。投資家にはデメリットになると思いますが、裏を返せば安心できる投資先だと言えそうです。


公式サイトには東証プライム上場などの不動産ファンドへ投資ができると書かれているため、上場企業(グループ)への投資が中心となるようです。


厳格な審査は他社でも行っているわけですが、同社の場合はCRE Fundingへの信頼もあるためファンドがデフォルトになることだけは避けたいと考えているでしょう。



kimukimu

実は「ストラテジック・パートナーズ」が同社に出資を行っています。ストラテジック・パートナーズは株式会社シーアールイーの100%子会社にあたるためつながっているんですよね。



そのためプラットフォームを利用する流れになったと個人的に考えていました。よって評判や評価目線だとこの2社は関係性があり運命共同体とも言えそうです。


FUELオンラインファンドの公式サイトでは株主構成などがわからないため出資比率などは確認できません。しかしデフォルト(貸し倒れ)が信用に直結するためファンド組成にも慎重になると考えています。


この辺りが利回りの低い要因の1つなのかもしれません。また今後利回りが高い案件が登場する可能性もあると思います。


【FUELの株主】
  • 株式会社デジタルベースキャピタル
  • ストラテジック・パートナーズ株式会社
  • 株式会社シーアールイー
  • 株式会社エー・ディー・ワークス
  • グローバル・ブレイン株式会社
※上記株主はネット検索で確認することができました。シーアールイーも直接出資しているようです

ファンド組成を確認!JINUSHIビジネスファンドの利回りは低め

JINUSHIビジネスファンドA号というファンドが1号案件として登場しました。このことから想定される利回りなどをチェックしたいと思います。


既に募集が締め切られ3,000万円の募集が完売しています。1号案件なので安心して投資を行った投資家が多いと思います。


JINUSHIビジネスファンドA号
※FUELオンラインファンド公式サイト引用


項 目その内容
募集期間2020/12/15 19:00~2020/12/19 15:00
募集方式先着方式
最低投資金額0円
最低成立金額5,000,000円
予定運用期間2020/12/23~2023/01/10
利益配当12ヶ月毎(初回は2022年1月を予定)
元本償還ファンド運用終了時に一括償還


募集は先着方式になっています。現在のところ先着方式だけになり抽選方式は未定のようです。投資家が殺到する場合は抽選方式になる可能性があると思います。


予定利回りは2.5%で運用期間が約24ヶ月となっています。利回りが他社比較だとやや低く運用期間も中長期となっている特徴があります。


JINUSHIビジネスファンドは地主(旧日本商業開発グループ)が貸付先となっています。地主(3252)は東証プライム上場の不動産デベロッパーになります。私募REIT運用も行っている不動産業を知り尽くした企業です。


JINUSHIビジネスの事業者は地主フィナンシャルアドバイザーズ株式会社になり、地主株式会社の100%子会社です。


JINUSHIビジネスは建物の建設・所有がテナント負担のため保守や修繕、改装などの追加投資が不要となる特徴があります。また20年~30年程度の長期の契約期間が多く長期的な収益が見込めるそうです。


JINUSHIビジネスファンドのスキーム


この他、資産価値が下がりにくい特徴があります。詳しくは公式サイトで確認をお願いします。


簡単なスキームは上記画像のようになります。また入金は事前入金が必要になり振込手数料は投資家負担になります。出金手数料も投資家負担となっています。


ただしデポジット口座になるため一度投資を行って償還されてもデポジット口座に振り込まれるため、資金を回転させながら投資が可能です。


色んなタイプのファンドに投資を行いたい方には魅力があると思います。


ただデポジット口座では預け金を遊ばせる可能性が出てきます。あまりにも人気があり過ぎる企業だと投資できない機会損失も発生してしまいます。私も100万円以上投資できず放置となっているお金があります。


同社の場合はファンドによって先着方式でも投資が十分可能だと思います。


FUELオンラインファンド口座開設完了
※口座開設完了のハガキが到着しました


ただ投資スパンが長いようなので余裕資金での運用がよいと思います。


CRE Fundingの場合は1年未満のファンドが多いようです。それに利回りが3%程度ある案件も出ているため個人的にはCRE Fundingへの投資が良いかな?と考えています。


物流施設へのファンドになるため個人的に興味があるだけですけどね。

企業概要を調べてみました

項 目その内容
会社名FUEL株式会社
所在地〒105-0001
東京都港区虎ノ門4-1-14 神谷町プラザビル3階
事業内容
  • FUELオンラインファンドの運営
  • システム開発、Webサイト運営
  • 不動産特定共同事業法型クラウドファンディング事業者へのシステム提供・業務サポート
登録・加入協会第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第2123号
(加入協会:一般社団法人第二種金融商品取引業協会)
役員代表取締役 細澤聡希
代表取締役 徳毛雄一
取締役 小川喜之
※2023年2月10日調べ


細澤聡希氏と徳毛雄一氏
※FUEL株式会社公式サイト引用


CRE Funding(シーアールイーファンディング)では物流不動産へ投資するファンドを組成していました。


同社では「不動産特化型クラウドファンディン」となっています。複数のファンド事業者が同社プラットフォームを利用する予定とあり、投資案件の登場を楽しみにしている方も多そうです。


【新規サイトオープンの背景】
FUELでは、継続的な新規ファンド事業者によるファンド供給を見据えて「FUELオンラインファンド」サイトの運営を開始いたします。これにより、投資家の皆さまはFUELオンラインファンドに開設した口座を通じて、複数のファンド事業者が組成するファンドへの分散投資が可能となります。


公式サイトには上記のような言葉が書かれていました。


同社の場合は不動産に特化したクラウドファンディグで融資型になります。不動産投資型クラウドファンディングではないようです。


どちらも投資先が不動産のため似てきますが、投資のスキームが異なります。



FUELオンラインファンドの口座開設手順と投資方法を調べました

同社への口座開設は公式サイトからの会員登録が必要になります。FUELオンラインファンドから直接口座開設を行ってもよいですし、取扱いがある他社企業から口座開設してもどちらでもOKです。


私はCRE Fundingから口座開設を行っています。今回はサービス拡大が行われたと感じています!


FUELオンラインファンドの口座開設手順
※FUELオンラインファンド公式サイト引用


口座開設の手順は上記画像の流れになります。会員登録を行い送られてくるウェルカムレター(ハガキ)を受取るだけです。


ハガキを受取ると投資申込みができるようになります。実際に投資を行う手順は下記のようになります。


【投資手順】
  1. 投資口座に入金を行う
  2. 投資したいファンドを選択し金額を入力する
  3. ファンド募集期間が終了するとファンド成立
  4. ファンド運用が開始される
  5. ファンド毎に定められた分配金を受取る
  6. ファンド運用終了(元本償還)


基本的には上記のような手順になります。ファンド毎に内容が定められるため投資前に確認を行っておきましょう。


口座開設時には独自の審査が行われるはずです。口座開設できない方は殆どいないと思います。


ファンドが償還されたらデポジット口座に入金されるため、再投資を行いたい場合は分配金と合わせて投資を行うことも可能です。税金は自動的に引かれます。


ただし分配金の金額により確定申告を自分で行わないといけない方も出てくるはずです。分配金は基本的に雑所得にあたるため、心配であれば税理士などに聞くことをお勧めします。


年間取引報告書は毎年1月末までに発行され、管理画面のマイページにある「関連書類」に掲載されることになっています。発行が行われると登録メールアドレスにお知らせが届きます。


FUELオンラインファンドに投資を行うメリットとデメリットを考察!

FUELオンラインファンドへ投資を行う際のメリットとデメリットを考えてみました。他社に投資を行っても似たような感じになりますが、初めて融資型クラウドファンディングに投資を行う方もいると思うのでまとめてみました。


3ヶ月に1回事業者に対して直接ヒアリングを実施するあたりは投資家に物凄く安心を与える材料だと思います。


また1年に一度、事業者の決算期ごとにファンド報告書の提出を受け、同社が内容を事業計画に沿っているか確認も行われるそうです。問題があれば登録メールやマイページ上で連絡が行われます。



【メリット】
  • 1万円からの小額投資ができる
  • FUELのプラットフォームを利用しているため複数の投資先を選択できる
  • デポジット口座が用意されている
  • 3ヶ月に1回ファンドのモニタリングを行っている
  • 法人口座の開設が可能
  • 口座開設費用や維持管理費用が無料



【デメリット】
  • 事前に入金が必要
  • 入出金で振込代金が発生する
  • 利回りが他社比較で低いと感じる
  • 即時入金や信託保全がない
  • 出資金が回収できない可能性がある



学生や75歳以上の口座開設は出来ないようになっているため気を付けてください。また、出金の場合にGMOあおぞらネット銀行だと手数料が無料になります。


GMOあおぞらネット銀行の口座を開設している方は少しお得だと思います。そのために口座開設するのはどうかと思いますが、普段から利用している方にはメリットがあるようです。ただ出金する機会は少ないと思います。


この他の注意点としては、FUELオンラインファンドの運営会社(FUEL株式会社)が倒産した場合に投資金が戻ってこない可能性があります。投資を行う際には運営会社を見極めましょう!


同社の場合は株主構成からも信頼できる企業なのではないかと考えています。東証プライム上場のシーアールイー(3458)以外の出資先も今回見つけることができたので安心材料になりました。


またタイトルにある「デメリット1つに注目」の答えは運用利回りが低いことです。


リスクが低いファンドを取り扱っている企業の利回りは1%~3%程度になっている気がします。今回の内容で5%程度あれば積極的に投資を行う方も多いと思います。この辺りは投資家の考え方次第だと思います。


類似企業を下記で取上げてみました。よかったらこちらも参考にしてください。OwnersBookはロードスターキャピタル(3482)が運営しています。


ジョイントアルファは穴吹興産(8928)が運営しており、どちらも上場企業です。


詳しい内容は下記記事でまとめています。よかったら参考にしてください!!






FUELオンラインファンドに投資を行った投資家の口コミ

口コミを探してみると既に投資を行った方もいらっしゃいました。代表の細澤聡希氏が直接Twitterでつぶやいているため気になる方はフォローしておきましょう。


たまにつぶやいているのを拝見しています。










ファンド組成はこれから期待されるためまだ口コミは少ないようです。人気があることは間違いなさそうなので続くファンド組成に期待したいと思います。


利回りがもう少し高くなれば嬉しいですよね。


朗報になりますが、同社取扱いのファンドに投資を行うと投資金の1%をキャッシュバックされることがあります。このタイミングで投資を行うとよりお得だと思います。


また、CRE Fundingについても別記事で内容をまとめています。CREグループ代表取締役社長の亀山忠秀氏にもインタビューを行わせて頂いています!


こちらも合わせて確認していただく事でより投資内容が深まると思います。よかったら参考にしてください。同じプラットフォームで投資できますからね。



FUELオンラインファンドの評判と評価まとめ!儲かると言えるのか結論を出してみた

FUEL(フエル)オンラインファンドはインターネットを利用して1万円から投資ができるプラットフォームです。


クラウドファンディングの仕組みを利用しているため第二種金融商品取引業の資格を取得しています。


FUELオンラインファンドの評判と評価まとめ
※FUEL株式会社公式サイト引用


大きな特徴は下記の3つになります。


  1. 1つの口座から「FUELオンラインファンド」や他社ファンドへ分散投資が可能
  2. 1万円以上1円単位の投資による資産運用
  3. FUELがファンド事業者から独立した立場で厳格に審査したファンドのみを提供


そして儲かるのかどうかは投資金額次第だと思います。


同社ではシュミレーションが用意されているため、投資金額に対してどのくらいリターンが見込めるのかすぐに計算できます。


FUELに100万円投資したシュミレーション


1号案件に100万円投資を行ったシュミレーションは上記のようになります。税金の算出もできます。ただし投資家の所得状況によっては別に確定申告が必要になります。


公式サイトのよくある質問にも税金・確定申告の項目があるためチェックしておきましょう。


ここで投資のポイントをまとめておきます。


口座開設ができるのは20歳以上75歳未満になり、日本居住の方のみです。いないと思いますが海外居住者は口座開設できません。また口座開設などの費用は全て無料です。


【投資ポイントのまとめ】
  • 1口1万円から投資ができる
  • デポジット口座管理になり事前入金が必要
  • 投資は先着方式になる
  • 入出金は投資家が手数料を支払う
  • 出金先口座がGMOあおぞらネット銀行の場合は手数料が無料
  • FUELが運営するサイトが多くファンド組成に期待ができる


同社の審査体制が5段階に設定されているため審査基準もハードルが高そうです。そのため取扱いファンドの元本毀損リスクが低減される可能性があります。


第一審査では「上場会社グループに属しているか、もしくは事業者等のグループ会社が監査法人との間で監査契約を締結しているかの確認」を行うそうなのでこの時点で信頼できると感じます。


ファンドが募集されるたびに書かれている内容なので投資前に確認しておきましょう。


FUELオンラインファンド入金画像
※初期投資で20万円入金してみました


個人的には企業運営に問題はないと考えています。ただ運用利回りが低めとなっているため、ある程度大きな資金が必要だと思いました。安全性を求める投資家には人気だと思います。


投資家も投資先を1社に絞らず、複数企業で資産運用する時代になったと思います。数年前まで人気があまりなかったクラウドファンディングに投資を行う方が増えた結果だと思います。


同社の場合は「厳格な審査を実施したファンド」という安心感があると思います。


そのため比較的人気が高く先着順となっているため投資家の事前準備も必要だと思います。キャンペーンが行われていると人気化するファンドが多数出ているようです。


提携企業が多くなってきたため投資家分散の期待もできそうです。プラットフォームが同じなので色んな種類のファンドに投資ができる楽しみもあると思います!


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