ダブルエーIPOがマザーズに新規上場承認されました。婦人靴を販売している企業の上場になり上場規模が約48.5億円にもなります。この地合いで需要があるのか心配ですね。


直近の業績は良さそうですが悩むIPOが登場しました。公開株数は900,000株でオーバーアロットメント135,000株になります。そして問題なの想定発行価格が超高め設定の4,690円です!


ダブルエーIPO上場承認と初値予想


このクラスのIPOになると参加者も減るため当選期待はありますが、需要があるのか微妙なところです。2016年11月上場のスタジオアタオ(3550)のように人気化することもあるためじっくり精査したいと思います。


スタジオアタオは不人気でしたが株価が上がり面白い展開となりました。自社ブランドの婦人用バッグや財布等を販売している企業です。今回は婦人靴なのでどうでしょうか。


日本国内よりも中国や上海、マカオなどの売上げが今後期待できそうです。


ダブルエー(7683)IPOの上場基本データと引受幹事

項目上場基本データ
市場マザーズ
業種小売業
事業内容婦人靴の企画、販売
公開予定11月01日
ブックビルディング期間10月15日~10月21日
想定価格4,690円
仮条件4,490円~4,690円
公開価格10月23日
企業情報https://www.wa-jp.com/


【手取金の使途】

差引手取概算額3,005,360千円については、「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限582,498千円と合わせた手取概算額合計上限3,587,858千円について、国内新規出店、物流設備、システム開発、商品開発、広告宣伝に充当することを予定しております。具体的には以下を予定しております。

①国内新規出店
新規出店に伴う固定資産等の取得、敷金及び保証金、人件費及び人材採用費の一部として1,980,000千円を充当する予定です。なお、1,980,000千円の内、設備投資に1,440,000千円、人件費及び人材採用費に540,000千円を充当する予定です。

②物流設備
物流センターにおける商品ピッキング業務の自動化(ロボット導入)のための資金として、2022年1月期に500,000千円を充当する予定です。

③システム開発
実店舗とEC店舗の会員統合等を目的とした顧客管理システムの開発及び行動分析、スマホアプリと自社EC店舗(WEBサイト)のユーザビリティ向上を目的としたシステム改修及び商品在庫情報のシステム連携のための資金として400,000千円を充当する予定です。

④商品開発
消費者ニーズの多様化へ対応するためのスポーツシューズ等の商品開発の資金として、150,000千円を充当する予定です。

⑤広告宣伝
ブランド力及び商品価値を向上させるための広告プロモーションのための資金として、550,000千円を充当する予定です。2021年1月期に電車ラッピング広告のための資金として80,000千円を充当し、2023年1月期に予定している大型プロモーションに470,000千円を充当する予定です。

なお、上記使途以外の残額については将来における当社の成長に資するための設備投資及び人件費の増加分等に充当する方針でありますが、当該内容等について具体的に決定している事項はなく、具体的な資金需要が発生し、支払時期が決定するまでは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。

※有価証券届出書(新規公開時)引用



項目株数データ
公募株数700,000株
売出株数200,000株
公開株数(合計)900,000株
オーバーアロットメント135,000株
上場時発行済み株数4,700,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約220.4億円
幹事団みずほ証券(主幹事)
SMBC日興証券
いちよし証券
SBI証券
東洋証券
マネックス証券 ←完全平等抽選
岩井コスモ証券 ←後期型抽選採用


ダブルエー(7683)上場評判とIPO分析

想定発行価格4,690円を基に吸収金額を算出すると約42.2億円となり、オーバーアロットメントを含めると約48.5億円規模の上場となります。マザーズとしては大きな吸収額となり注意が必要でしょう。


同社グループは連結子会社と同社の合計3社で構成され、婦人靴を中心とした自社商品の企画・販売を行っている企業です。


商品の企画開発業務では、国内外のファッショントレンドの市場調査を行うことに加え、定期的に商品企画スタッフが販売員として実際に店頭に立ち、よりリアルな意見や要望を聞くことによって、消費者ニーズや販売員のニーズをとらえ反映させることに取り組んでいます。


その意見などを基にし、商品の企画(素材・製法・デザイン等)を具体的に立案した後、パートナー工場へ相当数のサンプル商品の製造を依頼し、履き心地や素材感、安全性、履いた時のシルエットなど多方面から検討し商品化する靴を決定しています。


ダブルエーIPOの評判と業績


商品の検査検品業務では、商品化が決定した靴は基準をクリアした生産管理体制を保有するパートナー工場及び貿易会社に製造を委託することで、自社オリジナル商品の量産体制を確保しています。


生産管理体制の評価及び商品の品質の維持は、100%子会社である「江蘇京海服装貿易有限公司」とともに各パートナー工場の定期的な巡回及び指導により確認しています。また、継続的に品質を検査し商品の耐久性及び安全性の確保も行っています。


ダブルエーIPOの店舗数


商品の販売業務では、品質が保証された商品はグループが運営している直営店舗及び販売業務を委託している販売代行店舗、他社の運営を含むECサイトを通じて一般消費者向けに小売販売を行っています。


その他、他社とのコラボレーション商品の販売も行っています。同社グループは、国内実店舗99店舗、国内ECサイト7店舗、海外実店舗31店舗、海外ECサイト3店舗を運営しています。


実店舗での小売販売は、ルミネ・アトレ等駅ビル、ショッピングセンター等への出店により、安定した集客と費用対効果の高い販促施策を目指し展開しています。


ECサイトの小売販売は自社サイトをはじめZOZOTOWN等オンラインショッピングサイトへの出店により、実店舗の出店が難しい地方における顧客に応える受け皿としての機能と、いち早く次のシーズン商品の情報を求めている顧客に対して予約販売としての機能を提供しているそうです。


ダブルエーIPOの販売実績



基本的には自社出店の直営形態による小売販売をしていますが、他社とのコラボレーション商品も販売しています。


自社商品力と他社の販売力を組み合わせることで他社が既に獲得している固定客を、新たに自社の顧客として見込むことが可能となっているそうです。


ブランドは「ORiental TRaffic」「WA ORiental TRaffic」「WA!KARU」「NICAL」の4つになります。


ダブルエー(7683)の企業財務情報と配当性向

回次第17期第18期
決算年月2018年1月2019年1月
売上高11,784,38112,773,447
経常利益1,053,6711,180,185
親会社株主に帰属する当期純利益660,897770,058
包括利益658,296752,288
純資産額2,442,8513,195,140
総資産額5,472,1896,097,788
1株当たり純資産額610.71798.79
1株当たり当期純利益金額165.22192.51
自己資本比率(%)44.652.4
自己資本利益率(%)31.327.3
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー467,112814,979
投資活動によるキャッシュ・フロー△187,350△448,840
財務活動によるキャッシュ・フロー50,556△153,612
現金及び現金同等物の期末残高1,213,4621,417,618
※数値は千円単位


第19期第2四半期連結累計期間(2019年2月01日~2019年7月31日)
売上高7,044,695千円
売上総利益4,500,697千円
(売上総利益率63.9%、売上高販管費率53.9%、売上高人件費率18.5%)

営業利益700,228千円(営業利益率9.9%)
経常利益727,038千円(経常利益率10.3%)
親会社株主に帰属する四半期純利益477,536千円


【ダブルエーのチエックポイント!】

当社グループが所属する靴業界におきましては、業界全体の市場規模は若干の減少傾向にあるものの、依然としてスニーカーを中心としたカジュアル志向のスポーツシューズの需要拡大を背景に国内靴販売事業者の売上高に関しては穏やかな回復を続けております。しかし、人材不足による人件費関連コストの増加や物流コストの増加等が懸念されており、当社グループを取り巻く経営環境は引き続き厳しい状況が続いております。

店舗展開につきましては、出店8店舗、退店4店舗となりグループの当第2四半期連結累計期間末時点における店舗数は126店舗となりました。



ダブルエー(7683)従業員と株主の状況

会社設立は2002年2月12日、東京都渋谷区恵比寿一丁目20番18号に本社を構えます。社長は肖俊偉氏(1972年9月10日生まれ)、株式保有率は82.64%です。


従業員数267人で臨時雇用者211人、平均年齢29.1歳、平均勤続年数3.2年、平均年間給与3,689,000円です。


連結会社のセグメント別従業員数は「婦人靴の企画、販売事業」のみとなり387人、また臨時雇用者数221人です。連結子会社は香港九龍と中国江蘇省にあります。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)
肖 俊偉3,354,00082.64
趙 陽272,0006.70
丁 蘊200,0004.93
PANG KWAN KIN120,0002.96
中井 康代20,0000.49
劉 成12,0000.30
北岡 慧太8,0000.20
※株主上位7名の状況


【ロックアップについて】

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である肖俊偉、当社株主である丁蘊、中井康代、菅沼匠、佐川明生、鶴田芳郎、落合孝裕及び佐藤広一は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む。)後180日目の2020年4月28日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すことは除く。)等は行わない旨合意しております。

また、当社株主である趙陽、PANG KWAN KIN、劉成、株式会社クツラボ及び入江徳繁は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む。)後90日目の2020年1月29日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等は行わない旨合意しております。

※有価証券届出書(新規公開時)引用



上位株主には180日間(2020年4月28日まで)と90日間(2020年1月29日まで)のロックアップが付与されています。


ロックアップ解除倍率の記載はないため設定はありません。


ダブルエー(7683)IPO初値予想と幹事引受け株数

仮条件範囲が4,490円~4,690円となり想定発行価格を上限として決定しています。市場の温度感的には買い需要が多いとされ48億円以上の吸収でも問題がないようです。ただ大きく見ればただの婦人靴販売店になります。


人気が高い理由は業績の拡大によるものとの見方が強く、新規出店による事業拡大もイケイケ感を感じさせます。小売業自体はそれほどIPOでは注目される業種ではないため不安もありますがベンチャーキャピタル出資がないことで公開株以外の株流通は少ないようです。


2020年1月の連結業績予想では売上146.3億円を見込み前期比較で14.5%増、経常利益18.3億円で55%増を見込みます。ジャスダックに上場しても良さそうな企業ですが成長性の高さからマザーズ市場を選んだのか?もしくは東証1部を狙ってマザーズなのかもしれませんね。


EPS292.68からPERを計算すると約16.02倍、BPS1,576.11からPBRを計算すると約2.98倍になります。株主配当や株主優待の設定はありません。株主優待はこれから自社商品割引券などが期待できるのではないでしょうか。


kimukimu

株価設定が高いから数パーセント株価上昇となれば数万円の利益がでるため積極的に狙っていきたいですね。


maronmaron

続くIPOが途切れるため意外高にも期待できるんじゃないかな?そうなれば爆益も考えられる?


個人投資家の意見は分かれるようですが機関投資家は意外に強い初値を見込んでいるようです。各地で台風被害や水害などが起こましたが日本市場は株高で始まっています。


ジェイックIPOと株価設定は似たような感じですが、ダブルエーは上場規模や株数に大きな違いがあるため「投資初心者」はよく考えて抽選に参加したほうが良いでしょう。


初値予想5,000円~6,000円(修正値)


幹事名配分単位(株)引受割合(%)
みずほ証券(主幹事)828,00092.00
SMBC日興証券36,0004.00
いちよし証券13,5001.50
SBI証券9,0001.00
東洋証券4,5000.50
マネックス証券4,5000.50
岩井コスモ証券4,5000.50


類似企業PER
PBR
ジーフット(2686)PER86.76倍PBR1.14倍
アマガサ(3070)PER-倍PBR1.45倍
リーガルコーポレーション(7938)PER14.93倍PBR0.52倍


ダブルエーIPOは少し微妙なIPOだと感じていますが当選希望であればみずほ証券は外せません。SMBC日興証券も新規口座開設だとステージ制獲得が出来るため思いのほか当選確率が高いかもしれません。


比較的申し込みやすい幹事になっていることから人気があれば申し込みを行っておきたいと思います。いちよし証券や東洋証券の店頭からだと当選しやすいかもしれません。


ネット系だとマネックス証券からの申し込みをお勧めします。SBI証券はIPOチャレンジポイント目的の申し込みが多く常に激戦です!


IPO投資をするならSBI証券は結局必要なので早めに口座を開設しポイントを貯めておきましょう。数年すれば50万円~100万円利益も狙えます。今年はマネックス証券で3個当選しているので個人的には相性が良いです。


マネックス証券のIPO抽選ルールと当選画像


そしてついにSBIソーシャルレンディングに投資を行いました。狙うは5%利回りです。他社に投資すればもっと利回りがよさそうでしたが、これからSBIグループが大きなことを仕掛けてくると考ええているので早めに取り組みました。


決算資料を見るとマジで?という感じで若い方を取り込んでいくようです。北尾吉孝氏の手にかかれば出来そうな気がします!SBIの看板があり巨額資金を動かしていますからね。興味があれば下記記事もご覧ください。


⇒ SBISL不動産担保ローン事業者ファンドに初めて投資【デフォルトなしで評価高い】


多分ソーシャルレンディングで今一番口座数を獲得しているのは、SBI証券も関係があるクラウドクレジットだと思います。だってTポイントを全員に5,000円分プレゼントしているからそりゃ伸びますよね。と言った感じの案内が本日届いていました。


既存口座開設者にも適用してほしかったよ、マジで。20万円の投資金は必要ですが追加入金で貰えたら嬉しかったですよね。


クラウドクレジットTポイントキャンペーン詳細の記事へ


IPOの資金がソーシャルレンディングに流れ気味ですけど一度に投資していないため時期が来れば出金できます。何かしら収益があると個人的には安心できます。


IPOに投資して中々利益が出ないからこうなるんですけどね。昨年までの勢いが全くない私ですが・・・


kimukimu

公募割れを引いていないだけまだましかもしれませんね~


もう一度仮想通貨でもいいから波に乗りたいです。もしくはIPOで国策と言われているJR貨物が来れば爆益かもしれません。地合いが良い時にお願いしたいものです。

ダブルエーのストックオプション詳細を調べました

ストックオプション行使期間株式の数(株)発行価格(円)
2019年11月18日~2027年11月17日38,000559
2020年11月17日~2028年11月16日20,8001,699


ストックオプション(新株予約権)で上場当日に関係がある株はありませんが、上場から17日後の11月18日に38,000株が行使期限を迎えます。


ただし行使条件を確認すると「権利行使が可能になる日から1年を経過する日」までは3分の1しか売却できないようです。市場に出てきても12,670株が対象になりそうです。株単価が高いため少し注意が必要でしょう。


付与対象者が従業員になっていることから売ってこないと思いますが、事情があるか方は売却するかもしれません。


ツイッターでもIPO記事のチェックができます!

IPOの最新情報やレア情報、気になったことをツイートしています。IPO投資歴は15年と長くソーシャルレンディングも4年目突入!安定の利益でブログも14年目に突入しています。


ダブルエー(7683)IPOの評価と申し込みスタンス

ダブルエーIPOは現時点で積極的に抽選参加してよいのか微妙なところですが、仮条件発表までに方向性を考えておきたいと思います。


株数はそれほど多いとは思いませんが、株単価設定が高いため公開価格割れだと大きな損失もあり得ます。逆に予想外の利益を得ることもできるかもしれません。また株単価が高いため参加しない方も出てくるでしょう。


IT系やゲーム系のIPOであれば参加でしょうが「婦人靴」の販売ですからね。ただECサイトなどを日本国内で運営し中国でもECサイトを運営していることからIPOに好まれるネット販売を行っています。


ダブルエー婦人靴の画像


雑貨等だとまた違いますが婦人靴というのが引っかかります。靴を購入すると中敷きや幅伸ばし調整、トップリフト交換を何回でも無料で行えるサービスがあるそうです。


靴業界における既存サプライチェーンの見直しを図り極力省力化させることで、販売価格に転嫁される中間マージンの低減に努めきたとありますが、日本国内ではそろそろ限界なのでは?と感じるところもあります。


目論見を見て気が付きましたが、同社製品の殆どは中国から仕入れているそうです。自社で企画開発した靴のデザインをパートナー工場や貿易会社に発注仕入しているそうです。と言うことは為替も大きく関係してきそうですね。


輸入コスト安定のため為替予約取引を行っているそうです。きっと今は香港では商品が売れないのか?と心配するところはありますが詳細まではわかりません。公式サイトのお知らせにはないようです。


企業名のダブルエーを見た瞬間はネット系だと思いましたが違っていました。企業規模は大きく前期売上127.7億円、四半期利益が7.7億円となっています。グローバル企業といえそうですが婦人靴販売なんですよ。


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詳しくは下記記事でまとめているのでよかったら参考にしてください。先着方式と抽選方式の両方があり、優待付きファンドも用意され業界でも注目されている企業です。

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