TORICO(トリコ)が明日上場します。そのため最終初値予想を調べてみました。IPOとしては人気が見込まれていますが成長性を考えると短期売買で終了となりそうです。


業績への期待はあると思いますが、紙による全巻セット販売が主力となっているため、業績鈍化となる可能性も高いようです。


TORICO(トリコ)IPOの最終初値予想
※トリコ公式ページ引用


東京証券取引所から発表された気配運用は下記のようになります。

項 目気配運用の内容
板中心値段1,700円(公募・売出価格)
上限値段3,910円(更新値幅85円、更新時間10分)
下限値段1,275円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲425円以上、6,800円以下


漫画専門のECサイトを運営する企業になり紙コミックが売上の多くを占めています。2022年3月期の4~12月確認では約89%が紙コミックとなっています。


しかし株価設定は電子コミックを扱うEC関連評価となっており、初値後に急落してもおかしくないようです。コロナ禍による一時的な好業績により上場までたどり着けたのでは?と言った声もあがっています。


また、漫画としてヒット作が今後出ない場合には同社の業績に大きな影響があると言われています。


類似企業のまんだらけ(2652)でもPER10倍程度となっており、TORICO(トリコ)だけが好まれて買われるとは考えにくいでしょう。


漫画は海賊版との戦いもあり中長期的な投資先としては難しいのかもしれません。これまで同社についてまとめた記事は下記から確認できます。

TORICO(トリコ)の上場データと初値予想を考察
プレ初値予想!TORICO(トリコ)IPOの評価は収益鈍化のため引下げ


TORICO(トリコ)の最終初値予想はこうなる!

大手から発表された最終初値予想を調べてみました。


吸収金額が約2.9億円と小さいため公募組は利益を狙えそうです。ただベンチャーキャピタル出資が多いため初値1.5倍程度に落ち着くとされています。


最終初値予想


大手から発表された最終初値予想は2,550円となっています。ロックアップが外れる価格までは持っている行けると考えているようです。


ただ今晩のNYダウが激しく下げるようなことにならないことが条件だと思います。


想定発行価格1,830円から引き下げられ、公開価格1,700円となっていることは業界全体で売上が鈍化している事なども影響しているようです。また希薄化後PERは17倍弱といった数値がでています。


懸念される材料はいくつかありますが、吸収金額が3億円弱しかないため初値は良好でしょう。ロックアップ解除が1.5倍となっているため、VCの売り圧力と需要の駆け引きに注目したいと思います。


大手情報だとロックアップを今回は外しにくる可能性が高いようです。地合いが改善傾向にあることも一つの理由だと思います。


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