メンタルヘルステクノロジーズ(9218)のIPOがマザーズに新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。人気が見込めるIPOだと思いますが売出し株中心となるためイメージが良いとは言い難いでしょう。


主幹事はみずほ証券が務め公開株数1,248,800株、オーバーアロットメント187,300株です。上場規模は想定発行価格630円から計算すると約9.0億円になります。


軽量級のIPOなのでなんとか今の地合いでも公開価格を超えると考えています。本来であれば人気が見込めるはずです。


メンタルヘルステクノロジーズ(9218)IPOが上場承認
※メンタルヘルステクノロジーズ公式サイト引用


メンタルヘルスの問題の解決する企業と言うことで今の時代に求められるビジネスだと思います。業績は赤字から転換し2021年12月期(本決算)に黒字化しています。


2022年12月期予想は2.56億円の純利益が見込まれています。売上も前期比で39.5%増と絶好調のようです。PERは想定発行価格算出で23.6倍になります。


上値余地がありセカンダリーとしては面白そうな気がします。


同社は社員の心の健康を保持するための標準的な施策を提供する企業と言うことで、コロナ禍の追風も吹いているようです。厚生労働省が2020年3月に改定した「テレワークガイドライン」でもメンタルヘルス対策のチェック項目が入っています。


近年はうつ病や認知症などの著しい増加が目立つと言われているため、世の中に必要なサービスなのかもしれません。


同社サービスで何処まで対応できるのかはわかりませんが、ストレスチェック制度の義務化や働き方改革関連法の施行も売上に関係がありそうです。


メンタルヘルステクノロジーズ(9218)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日3月28日
市場マザーズ
業種サービス業
事業内容 メンタルヘルスソリューション事業、メディカルキャリア支援事業、デジタルマーケティング事業
ブックビルディング3月09日~3月15日
想定価格630円
仮条件560円~630円
公開価格630円
初値結果880円(公開価格1.40倍)
企業情報https://mh-tec.co.jp/
監査人かがやき監査法人
手取金の使途今後の事業の拡大のため、営業、システム開発、管理業務等の各分野で豊富な経験や専門知識を持った優秀な人材の確保に必要な人材採用費及び人件費に充当する予定


項目株数データ
公募株数50,000株
売出株数1,198,800株
公開株数(合計)1,248,800株
オーバーアロットメント187,300株
上場時発行済み株数9,616,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約60.6億円
幹事団みずほ証券(主幹事)
野村證券
SBI証券
東海東京証券
SMBC日興証券
マネックス証券
東洋証券
水戸証券
岩井コスモ証券
極東証券
楽天証券
松井証券
委託見込DMM.com証券


メンタルヘルステクノロジーズ(9218)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格630円を基に吸収金額を算出すると約7.9億円となり、オーバーアロットメントを含めると約9.0億円規模の上場となります。


同社グループはメンタルヘルステクノロジーズと子会社のAvenirにより構成されています。事業はメンタルヘルスソリューション事業、メディカルキャリア支援事業、デジタルマーケティング事業を主たる業務としています。


メンタルヘルスソリューション事業はでは、メンタルヘルスケアサービス「ELPIS」の開発を同社が行い、顧客へのサービス提供は子会社(Avenir)が行っています。


2020年12月期に売上高の77.9%を占め同社グループの主要事業となっています。


産業医及び保健師等による役務提供サービスと労働者の心身の健康管理に関する各種クラウド型サービス「ELPIS」をパッケージ化し、「産業医クラウド」の名称で提供しています。


メンタルヘルステクノロジーズ(9218)の業績
※有価証券届出書引用


産業医クラウドでは、Avenirと嘱託産業医サービス業務委託契約を締結した顧客企業がAvenirへ月額顧問料等を支払う契約になります。


その中から、役務提供サービスに関してAvenirが医師・保健師等へ稼働状況に応じた業務委託料を支払う構造ですELPISに関しては、顧客企業の規模に応じた月額課金制となります。



メンタルヘルステクノロジーズ(9218)のIPOの主力事業
※有価証券届出書引用


メディカルキャリア支援事業は、Avenirが職業安定法に基づいて行う有料職業紹介事業です。主に医師を医療機関に紹介する採用支援サービスを行っています。


常勤医師の場合は医師が医療機関へ入職した時点で医療機関からの紹介料が発生する契約になります。


非常勤医師の場合は入職時にその年の想定稼働時間に応じて紹介料が発生する場合と、実際に勤務した時点で紹介料が発生する場合の2パターンがあります。


メンタルヘルステクノロジーズ(9218)IPOの販売実績
※有価証券届出書引用


デジタルマーケティング事業は、医学会向けサービスやWebマーケティング支援サービスを提供しています。


医学会向けサービスは、株式会社杏林舍と提携した医学会専門電子書籍「KaLib」、日本医師会の「日医Lib」のシステム保守運用等になります。


Webマーケティング支援サービスは、Webサイト制作受託業務や保守代行サービス等になります。また、コンサルティングサービスも行います。


メンタルヘルステクノロジーズ(9218)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2011年3月08日、東京都港区赤坂3-16-11東海赤坂ビル4階に本社を構えます。社長は刀禰真之介氏(1979年7月26日生まれ)、株式保有率は37.31%(3,876,000株)です。


従業員数17人で臨時雇用者1人、平均年齢37.23歳、平均勤続年数2.91年、平均年間給与4,781,013円です。連結従業員数は59人で臨時雇用者は7人です。


セグメント別従業員数はメンタルヘルスソリューション事業32人(臨時6人)、メディカルキャリア支援事業9人(臨時0人)、デジタルマーケティング事業8人(臨時0人)、全社共通10人(臨時1人)となります。


2020年12月末の従業員数44名から現在まで15名増加しています。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
刀禰 真之介3,876,000株37.31%
ファストトラックイニシアティブ2号投資事業有限責任組合1,792,000株17.25%
株式会社Orchestra Investment420,000株4.04%
Skyland Ventures1号投資事業有限責任組合400,000株3.85%
株式会社ベクトル400,000株3.85%
INTAGE Open Innovation投資事業有限責任組合400,000株3.85%
株式会社杏林舍200,000株1.93%
※株主上位7名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間(2022年9月23日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


また、ベンチャーキャピタル等に対しては90日間(2022年6月25日まで)のロックアップが付与され、発行価格1.5倍以上でロックアップが解除される設定が設けられています。


上場前の第三者割当等で割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。親引けは行われません。


メンタルヘルステクノロジーズ(9218)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件範囲が560円~630円に決定し想定発行価格を上限としています。これにより吸収金額は約9.0億円を見込みます。時価総額は約60.6億円となる予定です。


類似企業比較では高めの株価設定となっていますが成長性を考慮しているようです。


ストレスチェックを導入する企業は増加傾向にあり、その流れは今後も続くと考えられています。新型コロナウイルス感染症も同社には追い風となっているようです。


業績は2021年12月期に黒字化し今期も増収増益で着地する予想が出ています。赤字先行型の業態となるためVC出資が多く、ロックアップが外れる945円辺りは警戒が必要のようです。


時代の流れに沿ったビジネスのため公開価格を超えることは容易だと考えられています。吸収金額が低い3桁設定の株価のため多くの個人投資家を巻き込んだ売買となりそうです。


大手初値予想700円~1,000円
修正値800円~1,000円

※注目度B


業績を確認すると2022年12月期の連結予想を確認することができました。売上20.27億円となり前期比39.50%増、経常利益3.03億円となり前期比122.79%増となります。


四半期利益は2.56億円となり前期比59.00%増を見込んでいます。


公開価格が630円決定の場合の指標はEPS26.70からPER23.60倍、BPS54.63からPBR11.53倍になります。配当や株主優待の設定は現時点でありません。


働き方改革と言ったテーマも意識されIPOマーケットでは人気化すると思います。クラウド関連で新奇性も感じられます。


サービス価格は他社企業比較で割安になると確認されており、某紙によれば50%程度の粗利になるとのことです。解約率も1%未満になりサービスを継続する取引先は多いようです。


IPOでは初値需要が見込めると思いますが、ロックアップ対象外の一般資家も多いため初値が高いと大きな売り圧力が発生する可能性があります。


既存株主は早く売り抜けたいと考えている可能性があるためセカンダリーには要注意だと思います!


幹事名割当株数引受割合
みずほ証券(主幹事)1,062,100株85.05%
野村證券62,400株5.00%
SBI証券49,900株4.00%
東海東京証券12,400株0.99%
SMBC日興証券12,400株0.99%
マネックス証券12,400株0.99%
東洋証券6,200株0.50%
水戸証券6,200株0.50%
岩井コスモ証券6,200株0.50%
極東証券6,200株0.50%
楽天証券6,200株0.50%
松井証券6,200株0.50%


吸収金額が低く株単価も低いめなので盛り上がる可能性があります。ただし売出株中心のため評価がわかれると思います。


3月上場のIPOが思ったほど多くないため利益が狙える気がしています。状況を確認しながらブックビルディングに参加したいと思います。当選を狙うのであればみずほ証券からの申込みが中心となりそうです。


野村證券と松井証券が資金不要でIPO抽選に参加できます。マネックス証券やSMBC日興証券だと銘柄毎に資金拘束となります。


主幹事の次に当選しやすいのはマネックス証券になると思います!




IPO投資が不調なので他の投資を試している方も増えているようです。短期投資でも利益が狙えるFOLIO ROBO PROが人気のようです。他社ロボアドよりも成績が良かったとセミナー受講時に仰っていました。結果論かもしれませんけどね。


公式サイトでも比較表を確認できるため投資を行うのか検討しても良いかもしれません。短期で利益を狙う方にも人気のようです。




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
ベネフィット・ワン(2412)PER42.11倍PBR18.17倍
バリューHR(6078)PER38.91倍PBR6.19倍
メドピア(6095)PER40.30倍PBR10.65倍
※2022年3月09日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2016年11月01日~2024年10月31日400,000株40円
2019年4月01日~2027年3月31日118,000株150円
2019年12月26日~2027年12月25日134,000株150円
2021年12月15日~2029年12月14日86,000株150円
2019年12月15日~2029年12月14日84,000株150円


ストックオプション(新株予約権)は822,000株が上場時に行使期限を迎えます。


発行済株式総数10,388,000株に対する割合は7.9%になります。


メンタルヘルステクノロジーズ(9218)IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

メンタルヘルステクノロジーズのIPO個人投資家を中心として盛り上がる可能性があります。


吸収金額が低いため機関投資家の参戦は難しいかもしれませんが、業績が好調のため売り渋る投資家も出てきそうです。


メンタルヘルステクノロジーズ(9218)IPOの評価
※メンタルヘルステクノロジーズ公式サイト引用


売上高が拡大していることで必要とされているサービスだと感じます。売上は2022年12月予想で20億円程度とまだ低い水準となっていますが、上場後は知名度向上による新規提携も期待できそうです。


精神疾患のデータでは2002年は258.4万人、2014年は392.4万人、2017年は419.3万人と医療機関にかかっている患者数が増加しています。


ただし、需要はあるようですが競合も多く競争環境は厳しい状況にあると認識しているようです。


職場におけるメンタルヘルス問題は複雑化又は深刻化することも多く、良質な対応を行える「レベルの高い」産業医を求める企業が増加すると考えられています。


上場時点では需要が多いようなのでIPO的には面白いと思います。オファリングレシオも絞ってきているため公開価格は超えてくると考えています。VC売出し懸念は多少残りますけどね。


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Bankersノートで確認できるので下記記事が参考になると思います。ついでにタイアップ特典もよかったら頂いてください!!


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