のむら産業(7131)IPOの初値予想と幹事割当数などを今回も評価したいと思います。上場前の抽選参加スタンスや業績予想などについても調べています。


ジャスダック市場への上場となっていますが東証2部銘柄のような地味企業です。またファンド出口案件になり全株式を売却するため投資家の印象は良くないと思います。


のむら産業(7131)IPOの評価


項目株数データ
想定価格1,210円
仮条件11月12日
売出価格11月22日
公募株数0株
売出株数661,900株
公開株数(合計)661,900株
オーバーアロットメント99,200株
幹事団みずほ証券(主幹事)
SBI証券
いちよし証券
水戸証券
丸三証券
極東証券
あかつき証券
楽天証券
委託見込SBIネオトレード証券
DMM.com証券


同社は包装資材や計量包装機械を取り扱う企業です。米穀精米袋をメインに作っている企業となっていますが、国内の米需要が減り続けているため、このままでは業績頭打ちが続く可能性があります。


直近では原油価格の上昇から原材料の価格上昇も考えられると思います。


この他、計量包装機械の企画や販売、製函封函機や緩衝材などを仕入れて販売しています。


誰もが思っていることだと思いますがMCPパートナーズの換金売りIPOになります。ベンチャーキャピタル案件は警戒されているため買い手不足になる可能性があります。


また前期の配当性向が6.1%と低く、今期は配当が実施されるのかさえまだわかっていません。VC案件でインカムゲインがないと考えた場合に個人投資家の参戦は期待できないと思います。


想定発行価格1,210円による吸収金額は9.2億円、時価総額は18.7億円になります。上場規模は小さく感じますが上場時発行済み株数の49.2%も市場に出てくる予定となっています。


 

のむら産業(7131)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので、投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。


IPO初値予想


これによると利益が出る期待が残されているように感じます。最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想1,200円~1,500円
※注目度C


弱々しい初値予想となっていますが何とか公開価格割れはない感じのようです。


店頭系のみずほ証券主幹事のためIPOに当選した後に早売りする株主は少ないかもしれません。ただ、投資妙味に欠ける銘柄だと個人的感じます。


ファンド売出しとなっていなくても不人気業態のため初値は苦戦すると考えています。ある意味当選チャンスでしょう。


もっと詳しく知りたい
のむら産業の詳細情報を知りたい方は下記記事にまとめているので参考にしてください。仮条件発表後には追記する形で最新の初値予想も記載しています。
【上場】のむら産業(7131)IPOの初値予想!VC100%売出し株

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のむら産業(7131)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はみずほ証券が単独で引受けます。


幹事名割当株数引受割合
みずほ証券(主幹事)576,100株87.04%
SBI証券13,200株1.99%
いちよし証券13,200株1.99%
水戸証券13,200株1.99%
丸三証券13,200株1.99%
極東証券13,200株1.99%
あかつき証券13,200株1.99%
楽天証券6,600株1.00%


当選狙いだとみずほ証券になります。ネット組は当選後にキャンセルすることも可能なのでとりあえず申し込みのスタンスでしょうか。


ただ地合いが急改善するような雰囲気ではなさそうです。引受幹事は店頭系の証券が多くなっています。


買われる材料を探してみると154,625株を上場後に消却するとありました。発行済み株式の10.0%に当たるそうです。初値にはあまり影響がないかもしれませんが株主だと嬉しい材料です。


ただ買われる材料が殆ど見当たらないため微妙な銘柄だと思います。




のむら産業(7131)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気が見込めれば積極的に参加しIPOで利益を狙いたいと思います!


業績予想とBBスタンス考察


業績を確認すると2021年10月期の連結予想が出ていました。これによれば売上51.12億円となり前期48.98億円から4.37%増、経常利益3.21億円となり前期2.65億円から21.13%増となります。


四半期利益は2.01億円となり前期0.54億円から272.22%増を見込んでいます。業績は前期が落ち込んでいるだけなので気を付けてください。


想定発行価格1,210円を基に指標を計算すると、EPS144.74からPER8.36倍、BPS895.10からPBR1.35倍になります。PERは割安だと思いますが配当がなければ業態的に人気がないと思います。


現在の情報をまとめると公開価格割れになる可能性が高そうです。良くても公開価格を5%程度上回るくらいでしょう。


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