日通システム(4013)のIPOに当選し非常に嬉しく思っています。初値高騰パターンではなく、利益がそれほど見込めなくても今回の当選は嬉しいです。


直近に上場した銘柄のセカンダリーにも資金が入っているため面白い展開を期待したいと思います。アクシス(4012)は東京証券取引所のシステムトラブルがあり上場3日目に初値が付き、なんと公開価格の5.14倍にもなりました。


日通システムIPO評価
※日通システム公式サイト引用


その後、ストップ高まで持っていくことができる市場です。逆に同日初値形成となったヘッドウォータース(4011)は初値が公開価格の11.9倍となり初値が高すぎたのか下落しその後何とか値を戻しています。どちらもリスクはあるものの駆け引きが続いています。


アメリカ大統領のトランプ氏が新型コロナウイルス感染症で「陽性」だったため日本株式市場も急落しましたが、IPO市場にはあまり影響がなかったようです。


トランプ氏の容態も軽いとホワイトハウスが報道しているため、このままリスクオン相場が続く可能性が高そうです。容態の急変などがあると市場パニックになる可能性も残されています。


日通システム(4013)IPOの公開価格が決定

日通システムの仮条件は2,880円~3,000円と想定発行価格を下限として上限方向に広げられていました。そして公開価格は上限3,000円に決定しています。幹事引受価格は2,760円になっています。


IPO市場ではクラウドサービスを手掛ける企業のため人気が見込まれています。ただ吸収額が86.3億円と大きいため懸念されています。しばらく前に上場したI-ne(4933)よりも上場規模が大きく2020年では新興市場だけで考えると最大規模の吸収額になります。


I-neが上場後に買い上がったことで日通システムにもその可能性はあるかもしれません。また事業ではクラウドサービスを手掛けていることで材料視されています。比較的わかりやすいビジネスのため投資家もセカンダリーに参戦しやすい状況だと思います。


ベンチャーキャピタルは三菱UFJキャピタル1社になり、一旦の目処は公開価格1.5倍でロックアップが解除される4,500円となっています。


日本情報クリエイト(4054)のように上場後しばらく経ってから買われるパターンも考えられるでしょう。公募組は4,000円以上であれば即売の流れでしょうか。


事業詳細や株主構成など詳しい情報は下記記事でまとめています。
日通システム(4013)IPO上場承認と初値予想


日通システム(4013)IPOの幹事別抽選結果はこうなりました!

同社の抽選結果は下記のようになりました。前回のタスキ(2987)に続いて連続当選になります!


ダイレクトマーケティングミックス(7354)はSBI証券のIPOチャレンジポイントだけを獲得し、キオクシアHDは上場中止になっています。一度IPOに当選すると続くため次回も期待したいと思っています。


幹事名抽選結果
野村證券当選
みずほ証券落選
三菱UFJモルガン・スタンレー証券落選
東海東京証券落選
SBI証券落選
岩井コスモ証券抽選待ち
エース証券口座なし
豊証券口座なし



日通システムIPO当選



勤怠管理システムの開発や販売を行い、働き方改革テーマを意識した事業を行っています。特にクラウド事業が拡大しIPOでは人気があるビジネスになります。


また、サブスクリブションモデルを採用していることや政府のデジタル庁創設も材料になると思います。


上場規模が大きくなければ初値高騰になる可能性がありますがちょっと厳しそうです。売出し株がないことは好感できます。しかし、公募株数が250万株なので少し求めすぎだと感じます。オーバーアロッメントも15%のMAX設定になり、37.5万株になっています。


日通システム(4013)IPOの最新の初値予想は?

大手初値予想は公開価格を超えてくると予想しており、初値予想3,500円~4,000円になっています。


最新のIPO初値予想


IT系の銘柄に資金が流入していることは好材料です。しかし初値が数倍になるようなことはないと考えています。


これまでの大型新興IPOの資金流入から考えると4,500円を超えるのは無理そうです。その時の地合いで投資家の意欲も変化するため一概に言えませんが、初値目処は最大でVCのロックアップが外れる4,500円になる雰囲気です。


状況からすると初値4,000円になればと言った感じでしょう。上に昇ると考えた場合は少し時間がかかる気がしています。株価設定が既に高いため微妙かもしれません。公開価格でPERが56.83倍です。


当面の売り圧力はVCの三菱UFJキャピタルだけのようです。保有株式は45万株となっています。


新型コロナウイルス感染症により、クラウド系の事業を行う企業の業績が伸びていることから、同社にも業績期待ができると思います。


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