さくらさくプラス(7097)IPOが東証マザーズに新規上場承認されました。今回も業績や上場規模などを確認し自己評価していきたいと思います。


主幹事はSMBC日興証券が務め公開株数859,900株、オーバーアロットメント128,900株です。上場規模は想定発行価格2,060円から計算すると約20.4億円になります。上場規模が少し大きめのようです!


さくらさくプラスIPO上場承認と初値予想


首都圏で収益性の高い認可保育所の開設をいち早く進めることで安定的な収益基盤を狙いたいとあります。地方とは異なり東京は人口が集中しているため保育所問題が現在でも続いています。


待機児童数が3年連続で増加する問題もあり、待機児童問題はますます深刻化しているそうです。新型肺炎の影響で今後どのようになるかわかりませんが、2020年度末までに32万人分の保育の受け皿整備が行われる予定となっています。


他の企業と同じですが首都圏都心部をターゲットとして、ドミナント戦略の強化を行い収益性の高い認可保育所に特化した施設開設に注力していくそうです。


さくらさくプラス(7097)IPOの上場基本データと引受幹事

項目 上場基本データ
市場 マザーズ
業種 サービス業
事業内容 認可保育所を中心とした保育所等の運営
上場予定 上場中止
ブックビルディング期間 4月09日~4月15日
想定価格 2,060円
仮条件 1,150円~1,430円
公開価格 4月16日
企業情報 https://www.sakurasakuplus.jp/
監査人 監査法人東海会計社


【手取金の使途】

手取概算額855,106千円については、「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限243,436千円と合わせた手取概算額合計上限1,098,542千円について、全額を連結子会社である株式会社さくらさくみらいへの投融資資金に充当する予定です。

株式会社さくらさくみらいにおける資金の使途は、2021年4月に開設を予定している認可保育所(13施設)の設備投資資金として、2021年7月期中に全額を充当する予定であります。

なお2021年4月に開設を予定している認可保育所に関し、有価証券届出書提出時において開設場所や認可等が確定しているものではありませんが13施設程度の開設を見込んでおります。また上記調達資金については、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する予定であります。

※有価証券届出書(新規公開時)抜粋



項目 株数データ
公募株数 457,000株
※297,000に変更
売出株数 402,900株
※296,300株に変更
公開株数(合計) 859,900株
※593,300株に変更
オーバーアロットメント 128,900株
※88,900株に変更
上場時発行済み株数 4,237,000株(公募分を含む)
※4,077,000に変更
想定ベースの時価総額 約87.3億円
幹事団 SMBC日興証券(主幹事) ←当選狙える
大和証券
SBI証券
岩井コスモ証券
マネックス証券 ←完全平等抽選
エース証券
委託見込 ライブスター証券
DMM.com証券


さくらさくプラス(7097)上場評判とIPO分析

想定発行価格2,060円を基に吸収金額を算出すると約17.7億円となり、オーバーアロットメントを含めると約20.4億円規模の上場となります。上場規模に荷もたれ感があるため現在の市場環境だと不安だと思います。


さくらさくプラスグループ企業は、子会社の経営管理を主な事業内容とする同社及び「保育事業」として保育所の運営及び保育所への利活用を想定した不動産の仲介を主な事業内容とする連結子会社2社、保育所への利活用を想定した不動産の管理・運用及びベトナムにおける保育所の運営を主な事業内容とする関連会社2社で構成されています。


同社グループは「おうちのようなほいくえん」づくりをコンセプトとして、「安全と安心を提供し、自然で和やかな笑いに満ちた温かい育児環境を作り出す」ことを経営理念及び方針として掲げています。


保育事業では子どもたちが心身ともに「強く、優しく、美しく、そして健やかに」なれるように保育し、保護者をサポートすることを保育理念として事業を展開しています。


同社グループは2018年4月施行の保育所保育指針の改定に伴い、保育をマニュアル化した「たいせつなこと」「さくらさくみらいみんなの保育指針」「子どもたちの成長が花ひらくよろこびやうれしさをともに」を作成し共有しているそうです。職員の資質向上が良い保育の源泉との考えの下、職員の教育研修に力を入れています。


さくらさくプラスIPO上場評判と業績


さらに、様々な不動産情報を収集し蓄積された保育ノウハウを施設整備に活かした保育所開発を行っています。


加えて保育所の立地に関しても駅からの距離、利便性の高いエリアへの強いこだわりを持ち、利用者や働く保育士から選ばれる施設づくりを行い、ソフト(保育の内容及び職員の質)とハード(施設及び不動産)の両輪を見据え事業を展開しているそうです。


児童福祉法第39条第1項において保育所は、保育を必要とする乳児・幼児を日々保護者の下から通わせて保育を行うことを目的とする施設(利用定員が20人以上であるものに限り、幼保連携型認定こども園を除く)と定義。

また保育所は、児童福祉法第35条第4項に基づき厚生労働省が定めた認可設置基準の要件を満たし、都道府県知事が認可した認可保育所と認可保育所以外の保育所である認可外保育所に大別されています。



さくらさくプラスIPOの運営施設数と保育施設型形態別の事業モデル


認可外保育所のうち認証保育所は、東京都が独自に定めた設置基準の要件を満たした施設で東京都知事が認証しています。


同社グループの保育事業においては、「さくらさくみらい」という名称で、保育ニーズが中長期的に高いものと見込まれる東京都23区を中心に認可保育所、小規模認可保育所、東京都認証保育所を直営で運営しています。本書提出日現在の運営施設数は49施設です。


同社グループは保育事業において保育所建設に最適な土地や建物を賃借するために「さくらさくパワーズ」において不動産仲介業務、株式会社あかるいみらいアセットにおいて不動産管理業務を行っています。


またベトナムにおける日本式保育のニーズの高まりを受け、当社グループの有する保育サービスの国際展開の足掛かりとするべく、ベトナム現地法人のHana TED.,JSCにおいてハノイ市内で「Hana home」保育所の運営を行っています。


さくらさくプラスIPO販売実績と取引先


認可保育所は児童福祉法に基づく児童福祉施設であり、施設の広さや保育士の数など国が定めた基準に基づいて自治体から認可された施設になり、東京都23区を中心に千葉、埼玉、大阪で保育園を運営しています。国及び自治体が負担する施設型給付を委託費として交付を受け施設運営を行っています。


小規模認可保育所は「子ども・子育て支援法」により、市区町村による認可事業で定員6人以上19人以下かつ0歳から2歳までの子どもを対象と定められています。利用者からの保育料徴収及び自治体からの地域型保育給付を委託費として交付を受け施設運営を行っています。


東京都認証保育所は現在の認可保育所だけでは応えきれていない大都市のニーズに対応しようとする東京都独自の制度です。利用者からの保育料徴収及び自治体からの運営費補助金の交付を受け施設運営を行っています。


さくらさくプラス(7097)の企業財務情報と配当性向

回次 第1期 第2期
決算年月 2018年7月 2019年7月
売上高 3,244,326 5,154,037
経常利益 749,011 1,395,950
親会社株主に帰属する当期純利益 366,795 697,515
包括利益 366,795 697,515
純資産額 652,299 1,349,814
総資産額 3,814,118 6,543,620
1株当たり純資産額 172.57 357.09
1株当たり当期純利益金額 97.04 184.53
自己資本比率(%) 17.1 20.6
自己資本利益率(%) 78.2 69.7
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー 819,935 1,484,505
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,498,710 △1,968,337
財務活動によるキャッシュ・フロー 698,452 1,070,553
現金及び現金同等物の期末残高 288,344 875,065
※数値は千円単位


第3期第2四半期連結累計期間(2019年8月01日~2020年1月31日)
  • 売上高3,352,773千円
  • 営業利益3,719千円
  • 経常利益219,398千円
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益138,801千円


【さくらさくプラスIPOの第3期第2四半期連結累計期間のチェックポイント!】

政府による女性活躍の推進、社会進出に対する女性の意識の変化などにより、共働き世帯や女性の就業率は依然として上昇傾向にあり、今後も高い保育ニーズが継続するものと見込まれます。また人口の減少、高齢化が進む社会において中長期的にも保育・保育所の社会的な役割・重要性はますます高まっていくことが予想されるそうです。


さくらさくプラス(7097)の株主状況とロックアップについて

会社設立は2017年8月01日、 東京都千代田区有楽町一丁目2番2号 東宝日比谷ビルに本社を構えます。社長は西尾義隆氏(1973年10月28日生まれ)、株式保有率は12.57%(555,000株)です。


従業員数15人で平均年齢43.4歳、平均勤続年数2.8年、平均年間給与6,432,000円です。連結従業員数は878人になり臨時雇用者160人となっています。セグメントは保育事業の単一セグメントです。


氏名又は名称 所有株式数(株) 所有株式数割合(%) ロック
株式会社だいぎ 669,000株 15.16%
株式会社TKS 669,000株 15.16%
西尾 義隆 555,000株 12.57%
中山 隆志 555,000株 12.57%
田中 順也 210,000株 4.76%
株式会社クリエイトバリュー 162,000株 3.67%
森田 周平 150,000株 3.40%
※株主上位7名の状況


【ロックアップについて】

本募集及び引受人の買取引受による売出しに関し、売出人かつ貸株人である西尾義隆、売出人である中山隆志、田中順也、原幸一郎、阪田威一郎、森田周平、原周平、西野貴世子、洗井真由子、大船石油株式会社、村田良、黒田恵吾、当社株主である株式会社だいぎ、株式会社TKS、株式会社クリエイトバリュー ~省略~ その他新株予約権者83名は、SMBC日興証券株式会社に対して、本募集及び引受人の買取引受による売出しにかかる元引受契約締結日に始まり、上場(売買開始)日から起算して180日目の2020年10月20日までの期間(以下「ロックアップ期間」という)中は、主幹事会社の事前の書面による承諾を受けることなく、元引受契約締結日に自己の計算で保有する当社普通株式及び当社普通株式を取得する権利を有する有価証券の発行、譲渡又は売却等を行わない旨を約束しております。

※有価証券届出書(新規公開時)抜粋



上位株主には180日間(2020年10月20日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。よって180日間は売却不可となります。


親引け設定はなく、ベンチャーキャピタル出資もありません。


さくらさくプラス(7097)IPOの初値予想と幹事引受け株数

東京都23区中心に認可保育所等を運営している企業になり、子育て支援や女性就業などと関係があり社会的な役割を担う分野です。これまではIPOとして注目されていましたが新型肺炎の影響により意見がわかれるようです。


上場規模を20.3億円から9.8億円に縮小し10億円以下の設定でIPOを実施するため、見方によっては利益が狙えるような気もします。想定発行価格2,060円から仮条件範囲1,150円~1,430円に変更され大幅なでディスカウントも行われています。


2020年7月の連結業績予想は売上74.1億円で前期比43.8%増、営業利益11.6億円で前期比158%増になります。


経常利益は14.1億円で1.3%増、四半期利益は9億円で29.3%増の予想が出ています。EPS230.92からPERは6.19倍、BPS733.04からPBR1.95倍になります。


現在のところ上場延期は行わず予定通りに上場を行うようです。目論見には新型肺炎による不透明な状況が強まっているとだけ書かれています。


大手初値予想(A社)1,500円~2,000円
修正値1,450円~1,700円
再修正1,500円~1,700円

※注目度B

大手初値予想(B社)2,060円~2,300円
修正値1,500円~1,800円

※注目度5段階中上から4番目


上場時の地合いによるものが大きいと思いますが、大手2社の予想は公開価格前後になる可能性が高いと読み取れます。株数変更や価格帯の変更で需要が増えるとセカンダリー相場も期待できそうです。


kimukimu

アディッシュ、サイバーセキュリティクラウド、Macbee Planet、NexToneには上場後に資金が流入しているからもしかしたら「さくらさくプラス」にも資金が入ってくるかも?


4月に上場承認されたIPOは15社もありましたが、4月09日現在で上場中止を発表したのは11社にもなります。IPOが少なくなり逆に注目されることを願いたいと想います!


幹事名 配分単位 引受割合
SMBC日興証券(主幹事) 578,700株 97.54%
大和証券 -株 -%
SBI証券 5,900株 0.99%
岩井コスモ証券 5,900株 0.99%
マネックス証券 1,700株 0.29%
エース証券 1,100株 0.19%
※2020年4月09日に大和証券が幹事引受けを取りやめたため株数を変更しています


通常であれば人気事業になるため公開価格割れは考えられません。しかも利益が出ている企業です!


しかし油断はできない市場環境となっているため公開価格割れも視野に入れるべきかもしれません。私は同業種のKids Smile Holdings(7084)に当選し2020年3月04日の上場で利益を出しています。地合いが当時よりも悪くなっているため悩む案件です。


当選狙いだとSMBC日興証券からの申し込みが有効になります。さらにマネックス証券からの申し込みも期待ができると思います。私はマネックス証券の未成年口座で当選しました。




SMBC日興証券に口座を開設している方は単元未満株で株を購入して見るとよいかも?100円から株が金額指定で買えるんです!株単位ではなく金額指定なんですよね。FROGGY(フロッギー)と言って人気があるサービスです。1万円分の株を買ってみると楽しめるかもしれません!




単元未満株の購入だとSBIネオモバイル証券もお勧めできます。50万円までの取引が毎月20円で済みます。ポイントが200P貰えるためです。相場が暴落している時は単元未満株で株を購入すると不安が軽減されると思います。少しづつ様子を伺いながら買えますからね。




単元株の100株で株を購入している含み損が拡大しているためちょっと凹んでいます。売却するタイミングがあったにも関わらず欲張ったので仕方がありません。配当を貰って心を癒したいと思います。


単元未満株(S株)でも配当を貰うことができるのでお勧めです。

類似企業のPERやPBRを調べてみました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業 PER
PBR
グローバルキッズCOMPANY(6189) PER11.36倍 PBR0.62倍
テノ.ホールディングス(7037) PER9.72倍 PBR1.49倍
Kids Smile Holdings(7084) PER5.49倍 PBR1.15倍
※2020年4月09日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間 株式の数 発行価格
2019年10月17日~2027年10月16日 604,200株 330円
2019年10月17日~2027年10月16日 30,000株 330円


ストックオプション(新株予約権)は634,200株全てが行使期限に入っています。ただし新株予約権者83名が上場後180日間に株式を売却することは基本的に出来ないようになっています。


ツイッターでもIPO記事のチェックができます!

最新情報を手に入れたい方やレア情報、気になったことをツイートしています。IPO投資歴は14年と長くソーシャルレンディングも4年目突入!安定の利益でブログも14年目に突入。


さくらさくプラス(7097)IPOの評価と申し込みスタンス

さくらさくプラスIPOは上場時期が悪かったように思います。通常であれば初値1.5倍~2倍が狙えた銘柄でしょう。ベンチャーキャピタル出資もなさそうですから公開株式以外の株流通は少ないはずです。


海外にも進出していることは評価対象になるでしょう。ただ新型肺炎により今後事業所の閉鎖などが行われた場合は風評被害も起こる可能性があります。


さくらさくプラスIPOの評価


上場企業になれば悪評が株価に反映され、真実ではなくても株価変動が起こり得ます。また日本の財政難により補助金の削減などが行われないとも限りません。


保育事業を取り巻く環境は、基本的に待機児童の解消に向け自治体による保育所増設の動きが全国的に行われているように感じます。政府や自治体による待機児童減少に向けた取り組みが今後も行われると思いますが、財政難はどこかにしわ寄せがくるでしょう。


その前にさっさと上場してしまえば企業としては収益があります。世界同時株安の中でさくらさくプラスがどのように評価されるのか興味があります。またベトナムの保育事業は2019年12月からとなっていました。


正直、新型肺炎による影響は大きいと思います。新年度が始まるタイミングで開園できないことも考えられるため投資家も難しい選択を迫られそうです。


ライブスター証券で2銘柄のIPO取扱い銘柄が発表されました!NexTone(7094)とコパ・コーポレーション(7689)のIPO抽選に参加できるため当選狙いの方は申し込んでおきましょう。


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ライブスター証券のIPO抽選ルールは下記記事でまとめています。前受け金不要でIPO抽選に参加できるため口座を開設していない方は持っておくと当選チャンスがあるでしょう。


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またFunds(ファンズ)社長にインタビューを行い気になる事をズバット聞いてみました。貸付ファンドの仕組みや評判・評価を徹底的にまとめています。

Funds(ファンズ)公式サイト

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