国内成長企業と日本在住外国人のビジネス支援に特化したソーシャルレンディング企業としてCOOL(クール)が事業を開始しました。事業を開始しまだ口座開設者が少ないと考えられていましたが予想外の人気となっているようです。他のソーシャルレンディング企業にはない投資先が最大の魅力で日本初となるそうです。
確かに似たような事業を行っている企業が多く新奇性という意味で受け入れられているのかもしれません。しかも投資スパンが短いため資金回収を考えると多少安心感があります。長期投資だと遅延発生で心配になることもあります。
同社の予定利回りは4%からとなっているため利回り自体はそれほど高くありません。利回りが高いと必然的にリスクも高くなる傾向があるため、同社の利回りから感じることはソーシャルレンディングの中でも比較的安全なのかもしれないと感じています。
サービス開始間もないことから実績はこれからになりますが、凄い勢いで経済成長しているアジア圏に特化したファンドが投資対象になるため期待できそうです。
COOL(クール)日本初のアジアに特化した貸付ファンドとは?
同社は急成長しているアジア圏の案件に強く希少な投資案件を厳選し投資家に提供しています。従業員には金融や法律に詳しい専門家が多数在籍し運営を行い、日本とアジア諸外国の貿易は今後拡大する見込みであることから取扱いファンドの幅もさらに広がりそうです。
ソーシャルレンディングは基本的に「ミドルリスクミドルリターン」に当てはまるため投資リスクがあります。ただ銀行に預金をしていても利子や金利への期待が低いため、個人投資家にソシャレが爆発的に人気となっている現状があります。
実際にデフォルトになり資金が返ってこなかった事案もあるため、企業規模や信頼などを考え出来るだけ大手で運用することがリスク低減につながると思います。
COOL(クール)自体の知名度はまだまだ低く疑問視する方や怪しいと思う方が多いかもしれませんが、そのようなスタンスの方は投資をお勧めしません。上場企業が運営している企業をお勧めします。
OwnersBook(オーナーズブック)は上場企業が直接運営していることもありとても人気があります。ただ人気がありすぎて投資できない方も多く私の資金も投資できない日々が続いています。先日も投資時間発表後に投資を行うためログインをすると即売となり投資できていません。
人気が集中すると投資できないことも多々あるため企業別に資金を用意し分散投資を行う方法も大事だと思います。いくら人気があっても投資できなければリターンを得ることが出来ません。
上場企業運営だとその分リスクが低くなることが考えられるためどちらを取るかですよね。

オーナーズブックでは利回り5%案件が出てきてサーバー集中を避けるため募集時間が非公開になっていたんですよね。
だからログインを頻繁に行っていたけど結果申込できないという結果になりめっちゃ残念でした!

そういえばファンズの抽選申し込みにも外れていたよね?

IPOにも外れるけど、ファンズの抽選にも外れたんだよね。だから先着順で申し込もうと思ったけど気持ちが動かず次回のファンドを待つことにしたよ。
利回り3%と低かったこともありそれも理由にあるよね。
とりあえず口座だけ先に作っておいて、気になるファンドが出てきたら投資を行ってみたいと思います。短期投資なので私に合っていると考えています。
COOL(クール)投資のメリットとデメリットを簡単にまとめてみた
同社へ投資を行うにはある程度の余裕資金が必要です。初めから投資と考えている方は問題ありませんが、リスクがゼロではないことを理解しておかなければなりません。比較的投資初心者でも投資がしやすいためここ数年人気となっているソーシャルレンディングに興味がある方は多いでしょう。私も実際に数社に投資を行い企業によりメリットやデメリットがあることを体験しています。

【COOL投資のメリット】
- 1万円から投資ができるためハードルが低い
- 投資を行った後は償還されるまで何もすることはない手軽さ
- 安定した分配金を得られる可能性が高い
- 投資期間が3ヶ月~1年程度と短いため資金回転が可能
- 貿易系のソーシャルレンディングを日本で初めて取り扱った
- 口座開設費用や維持管理はすべて無料
【COOL投資のデメリット】
- 大手企業と比べて実績が少ない
- クイック入金が用意されていないため入金手数料は自己負担
- 出金手数料も現在のところ自己負担になっている
- 利回りが4%~何パーセントまであるのかわかっていない
メリットとデメリットは上記のようになると思います。口座開設をするために必要な年齢条件は20歳以上75歳未満となっています。審査基準は公開されていませんが、給与などの定期収入や預け入れ資産などで判断されると考えられます。
資金を入金しファンド毎に決められた償還日まで資金を回収できないため余裕資金で運用するようにしましょう。途中で解約などはできません。
あまりよくない発想ですが「お金を借りて投資を行う」ことはやめておきましょう。利益に対して税金は自動徴収されるためメリットは低いと思います。

これまでは不動産や太陽光への投資先が多かった思うけど、リスクヘッジも兼ねてポートフォリオの一つに同社サービスを組み込むと良いかもしれません!
口座開設には本人確認書類とマイナンバー確認ができる書類が必要になります。簡単にアップロードできるように事前に画像を用意しておくとよいでしょう。
スマートフォンであれば都度撮影でもよいと思います。口座開設時にログインパスワードを自分で設定しなければいけないためメモを取っておくことをお勧めします。
登録メールアドレスさえわかれば「再設定URLを送る」をクリックすることで新しいパスワード設定も可能です。
口座開設の手順と実際に投資を行う際の手順はこうなる
口座開設が出来たらログインを行い投資したいファンドを選びます。選んだら右上にある「投資リストに入れるボタン」をクリックします。すると投資金額を入力する画面が表示されるので金額を入力し、同意書などを読んだ後に項目にチェックを入れ申し込みを完了させます。



迷うようなことはないため流れに沿って申し込みを行えばよいと思います。その際に融資先情報などは確認しておきましょう。
利回りだけを考えるのではなく内容を確認しておくべきです。また、上記は最低申込金額が3万円に設定されていますが、同社では通常1万円からの投資ができます。
1万円からの投資になるため投資初心者にも簡単に始めることができそうです。投資期間は3ヶ月~1年程度の短期投資と短い設定なのが嬉しいと個人的に思います。
登録メールアドレスはフリーアドレスでも問題ありませんでした。
運営会社の情報と評判について調べてみました
同社は2007年12月に会社設立となり第二種金融商品取引業となっています。資本金は5千万円です。代表取締役の河原克樹氏はクラウドバンクの取締役だった情報もネットに掲載されています。そう考えると新しい投資に着手した同社の評判も今後高まっていくことが考えられます。従業員も知識が豊富だと思われますが社長がソーシャルレンディング事業の関係者だったと考えれば投資家サイドも安心できそうです。
これから実績を積み上げていくと思われますが、取扱いファンドの種類も楽しみだと思います。
項 目 | その内容 |
会社名 | 株式会社COOL(COOL INC.) |
住所 | 〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町14-6 日宝小伝馬町ビル9F TEL:0120-988-539 FAX::03-6821-4370 |
会社設立 | 2007年12月11日 |
資本金 | 50,000,000円 |
事業内容 | 第二種金融商品取引業 投資顧問契約に基づく助言(投資助言・代理業) 投資顧問契約・投資一任契約の締結の代理又は媒介 |
代表取締役 | 河原 克樹 |
登録番号 | 金融商品取引業:関東財務局長(金商)第2229号 |
加入協会 | 一般社団法人 第二種金融商品取引業協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会 |
加入認定投資者保護団体 | 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター |
COOL(クール)で募集されているファンドの仕組みと特徴について調べてみた
既にアジア貿易ファンドが開示され投資家に応募を行っています。運用予定期間の設定項目には運用予定期間満了前に運用を終了する場合があると書かれています。分配金や投資金の償還はファンドにより異なると思います。アジア貿易ファンドでは分配金と元金が一度に返ってくるようです。長期投資になると状況が変わるものと思われます。

ファンドの仕組みを確認してみると同社子会社が営業者となり、同社(COOL)に営業を依頼しインターネットで投資家から出資を募集する流れになっています。投資家が直接貸し付けを行う訳ではなく間に子会社などが入ります。
営業者は締結した金銭消費貸借契約に従い、利息の支払いと元本の返済を行います。
当たり前ですが投資家がファンドへ投資する際のファンド手数料は無料です。また、注意事項として出資金及び収益から一定の料率(5.0%上限)に基づき計算された営業者報酬を頂くと公式ページに書かれています。この他、その他の費用を負担いただく場合もあるそうです。
興味あるファンドへ投資する際は「契約締結前交付書面等」を都度読むようにしましょう。大体どの企業でも似たようなことが書かれているためこの辺りの心配はないと思います。
企業も収益を上げなければなりませんからね。「お客様本位の業務運営に関する方針」にも手数料の明確化と書かれています。

営業者が貸付先に貸し付ける際にクレジットコミッティという貸し付け評価を行うとあります。クレジットコミッティとは本営業者に設置される機関になり、本営業者取締役を議長として公認会計士や税理士等よって構成されている人員になります。
クレジットコミッティの決定は構成員の過半数が賛成し、かつ外部有識者のすべてが賛成することが条件になっています。
アジア貿易ファンドの特徴を調べてみました
アジア貿易ファンドは目標金額1,000万円で最低投資金が3万円です。目標利回りは4.5%になり融資先は1社となっています。融資先情報は口座開設者しか見ることはできません。同ファンドは中国を中心に需要が大きい日本製の化粧品やトイレタリー商品、生活用品を輸出したり中国向けの貿易会社へ卸売りを行っている「貿易会社への事業資金」を目的とした融資になります。

訪日中国人などが日本製品を大量に購入した爆買いなどを考えるとわかりやすいと思います。現在は中国からインターネットを使って日本製品を購入することが高くなり益々需要が高まるとされています。
その他にも、訪日中国人がお土産に購入した商品をインターネットで再購入することも増えているそうです。
日本や米国、そして中国の3ヶ国間における越境EC市場規模は増加傾向にあり、その中でも中国消費者による越境EC購入額が大きく目立っています。EC購入とはインターネットを使ってウェブ上で商品を購入することです。

上記は平成29年度の経済産業省データになり中国のEC購入額が大きいことがわかります。このようなことから中国からの消費は今後も続く見通しとなっています。
輸出業者は仕入代金の支払形態が商品等によって異なるため、資金的な理由で業容拡大に支障をきたしている側面があります。
貿易というビジネスの特性上、販売代金の回収に一定の期間を要することから仕入代金として短期的な資金需要が発生するためアジア貿易ファンドを通じた資金確保となっているようです。
COOL(クール)に投資する理由は投資の幅を広げるためか?
同社に投資を行う理由は投資の幅を広げるためでしょう。ソーシャルレンディングで一番多いのは不動産を対象としたファンド、もしくは太陽光などの自然エネルギーを対象としたファンドです。私も不動産と太陽光への投資だけで100万円を超えています。先日もクラウドバンクで投資金が余っていたため太陽光ファンドに投資を行っています。資金を口座に寝かせておくと勿体ないため償還されると即投資に回しています。

数日前に残金を全て太陽光発電に回したばかりです。中には上場企業事業拡大支援として上場企業が連帯保証を行うファンドも出ているためお勧めだと思います。リスクが無いとは言えない投資なので出来るだけ回収率が高い案件がお勧めです。
クラウドバンクについては下記にまとめてみました。既に4年以上投資を続けています!
クラウドバンクに投資を始めて行ったのは4年前です。それから分配金や償還金を受け取りながら投資金も増やしてきました。最近ではソーシャルレンディングと言われる投資に目覚め投資金額が250万円を超えています。単純計算で年利6%・・・
また、COOL(クール)に投資を行うのは面白いと言った側面もあります。太陽光などもそろそろ頭打ちとなりそうなので他社開拓も必要かと考えています。しばらくは口座を開設し様子見でもよいと思っていますが、事業が安定してくると利回りが高いファンドも出てくると思います。
これから事業拡大が進むと思いますが、デメリットとしては人気がありすぎると投資できなくなるため程々の人気だと助かります。クラウドバンクだとファンドを選んで投資できますが、太陽光案件が多いため1社に絞ると投資先が狭まりそうです。
また、投資家の投資金は契約締結日から起算して3営業日以内に分別管理用預金口座(ファンド口)に送金されるようです。分別管理はしっかり行われるようです!
その他にもクラウドファンディング企業の記事を書いているので参考になるかもしれません。上場企業も増えているので安心した投資ができそうです。
上場企業は人気が集中するデメリットもあるので複数の企業で投資を行うと投資が楽しめると思います!