マイクロアド(9553)のIPOがグロース市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。サイバーエージェント子会社というだけで人気が見込めそうですが業績面の不安があります。


主幹事はSBI証券が務め公開株数2,314,000株、オーバーアロットメント347,100株です。上場規模は想定発行価格1,380円から計算すると約36.7億円になります。


上場規模が大きいと感じましたが話題性ある銘柄だと思います。


マイクロアド(9553)IPOが上場承認
※マイクロアド公式サイト引用


スマートフォンやIoT、そして5Gといった環境変化により人々の生活がデジタル化しています。


その多様化し分断されている各種マーケティング領域を、様々なデータとAIによる独自の分析基盤によって集約・統合することを同社は目的としています。


自社開発による独自の価値創造に注力し、業界・業種ごとに最適な消費行動データの拡充を行い、AIによるデータ分析モデルの構築や開発に力を入れています。


同社はインターネット広告市場を主たる事業対象としており、インターネット広告の市場規模は順調に成長していると考えられています。


また、上場後も同社はインターネット広告市場が堅調に推移すると予想しており、今後の業績に期待が持てるようです!


マイクロアド(9553)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日6月29日
市場グロース市場
業種サービス業
事業内容データプラットフォーム事業
ブックビルディング6月13日~6月17日
想定価格1,380円
仮条件1,300円~1,410円
公開価格1,410円
初値結果1,290円(騰落率-8.51%)
企業情報https://www.microad.co.jp/
監査人有限責任監査法人トーマツ
手取金の使途
  • データソリューションサービスにおける人材の採用費
  • システム開発資金


項目株数データ
公募株数669,000株
売出株数1,645,000株
公開株数(合計)2,314,000株
オーバーアロットメント347,100株
上場時発行済み株数8,921,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約123.1億円
幹事団SBI証券(主幹事)
大和証券
楽天証券
マネックス証券
松井証券
岩井コスモ証券
東海東京証券
アイザワ証券
極東証券
丸三証券
水戸証券
むさし証券
委託見込SBIネオトレード証券
DMM.com証券


マイクロアド(9553)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格1,380円を基に吸収金額を算出すると約31.9億円となり、オーバーアロットメントを含めると約36.7億円規模の上場となります。


同社グループは、マイクロアドと連結子会社11社、非連結子会社2社及び関連会社1社で構成されています。


データとテクノロジーの力によってマーケティングを変革し、人々の生活をより良いものに、より充実したものにすることを目指して事業運営を行っています。


セグメントを構成する主要なサービスは「データソリューションサービス」「海外コンサルティングサービス」「デジタルサイネージサービス」の3つになります。


この3つのサービスはコンサルティングとデータプロダクトの2つに分類することで、それぞれのビジネスモデルに応じた経営戦略の立案や収益性の分析を行っています。


マイクロアド(9553)の業績
※有価証券届出書引用


コンサルティングは、企業のデジタルマーケティング課題を解決するために同社グループ製品に加え、他社製品を組み合わせることで企業のマーケティング活動における、より広範なソリューションを提供しています。


データプロダクトは、企業のマーケティング課題を解決するためのデジタル広告ソリューション群です。


外部から仕入れたデータを活用し、消費者の行動特性をとらえ、その行動データに基づいた広告配信を行うことで様々なマーケティング課題の解決を目指します。


マイクロアド(9553)IPOのサービスとビジネスモデル
※有価証券届出書引用


データソリューションサービスは消費者の購買行動や消費行動のプロセスを分析し、その分析データを活用して顧客企業のマーケティング課題解決を行うサービスです。


海外コンサルティングサービスでは、企業のデジタルマーケティングにおける総合的な課題解決を行うコンサルティングサービスを行います。


中国や台湾、ベトナムで現地企業及び進出済日系企業にサービスの提供を行います。


マイクロアド(9553)IPOの販売実績
※有価証券届出書引用


デジタルサイネージサービスでは、屋外広告や交通広告のデジタル化の促進を行います。


また、インターネットを通じたネットワーク化による一元的な広告配信サービスとして、株式会社マイクロアドデジタルサイネージによる「MONOLITHS」の提供を行っています。


マイクロアド(9553)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2007年7月02日、東京都渋谷区桜丘町20番1号に本社を構えます。社長は渡辺健太郎氏(1974年1月16日生まれ)、株式保有率は1.66%(150,000株)です。


従業員数195人で臨時雇用者8人、平均年齢30.7歳、平均勤続年数4.7年、平均年間給与6,481,000円です。


セグメントはデータプラットフォーム事業の単一セグメントになります。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
株式会社サイバーエージェント5,202,800株57.45%
ソフトバンク株式会社1,630,000株18.00%
株式会社SWAY650,000株7.18%
SCSK株式会社411,200株4.54%
田中 宏幸166,000株1.83%
渡辺 健太郎150,000株1.66%
マイクロアド従業員持株会142,800株1.58%×
※株主上位7名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間(2022年12月25日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


また、売出人にもなっているソフトバンク株式会社は90日間(2022年9月26日まで)のロックアップとなっています。こちらもロックアップ解除倍率の記載はありません。


上場前の第三者割当等による新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。親引けは行われません。


マイクロアド(9553)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件上限が想定発行価格から30円引き上げられ範囲が1,300円~1,410円となっています。吸収金額は最大約37.5億円、時価総額125.8億円です。


大手の見立てでは初値は高くなってもおかしくないが持続性はないようです。分析は的を得ており個人的にも賛同できます。内容は濃いものになりますが上場後も安定した利益を得られるのかは疑問です。


初値だけ高くその後は下落し続ける類似企業も多いため、IPOに当選できたら長く保有したくない銘柄です。サイバーエージェント子会社でアドテク関連なので公開価格割れはないと思います。


上場により親子関係を解消することになっていますが、ここには思惑もあるようですね。


売上は大きいように感じますが利益面の不安を抱えているように感じます。競合が多いため一気に利益が拡大するのは現段階では難しそうです。


大手初値予想2,000円前後
修正値1,500円~1,700円
直前予想1,250円

※注目度A


業績を確認すると2022年9月期の連結予想を確認することができました。売上122.28億円となり前期比4.77%増、経常利益5.10億円となり前期比233.33%増になります。


四半期利益は1.30億円となり前期-3,800万円から黒字化します。


公開価格が1,410円決定の場合の指標はEPS15.50からPER90.97倍、BPS214.41からPBR6.58倍になります。配当や株主優待の設定は現時点でありません。


仮条件が下限方向にも広げられていることは気がかりですが、SBI証券お決まりの高PERで今回も押しきるように感じます。


ネット広告関連はIPOでは人気ですが、上場後に業績が悪化する企業も多いため短期的に盛り上がるだけでは?と考えています。


上場規模のサイズも軽量級とは言えないため初値1.2倍~1.3倍になればと言った雰囲気だと思います。地合いの影響をもろに受けるIPOだと思います。


話題性はありますが収益性が良いとは言えませんからね。


幹事名割当株数引受割合
SBI証券(主幹事)1,967,100株85.01%
大和証券231,400株10.00%
楽天証券23,100株1.00%
マネックス証券23,100株1.00%
松井証券23,100株1.00%
岩井コスモ証券11,600株0.50%
東海東京証券11,600株0.50%
アイザワ証券4,600株0.20%
極東証券4,600株0.20%
丸三証券4,600株0.20%
水戸証券4,600株0.20%
むさし証券4,600株0.20%


サイバーエージェントの子会社でソフトバンクが出資していると考えるとワクワクします。ただ連結で本格的に黒字化するのは今期からのようです。


第2四半期の開示情報で2.4億円程度の黒字となっています。業績予想の確認は必須のようです。


盛り上がれば良いのですがややインパクトに欠ける内容かもしれません。期待感はあると思いますが上場規模の割に利益が出ていません。


楽天証券やマネックス証券からの当選も期待できそうです。マネックス証券は完全平等抽選を採用しています。IPOルールは下記記事にまとめています。


SBI証券はIPOチャレンジポイント枠だと当選確率が高そうですね。




米国株が下落しているためETFにチャレンジしてみては如何でしょうか?私はTHEOグリーンを選択して投資を継続しています。意外に頑張ってるのでこのまま放置を行い、さらに利益を狙いたいと思います。


それにドコモユーザーの方はdポイントも貯まるので利用価値があると思います。私はTHEO+docomoを利用していますがドコモユーザーではありません。なんでもコツコツ頑張っています!


もちろん米国投信やETFもコツコツ頑張っています。詳しい内容は下記記事でまとめています。




マイクロアドのIPOチャレンジポイントボーダーラインを予想してみました

マイクロアドのIPOチャレンジポイントのボーダーラインを予想したいと思います。


上場承認時のデータではそれほど人気があると思っていないためポイントを利用する方は少ないと思います。


マイクロアドのIPOチャレンジポイントボーダーライン予想


またクリアル(2998)とモイ(5031)の配分結果から、マイクロアドの配分は100株と考えたほうがいいと思います。


当選ボーダーは200Pくらいなのかもしれません。もしかするとモイのように130Pあたりで当選できるかもしれません。


複数株当選であればボーダーラインが上がると考えられますが人気があるのかしばらく調査してみたいと思います。私はIPOチャレンジポイントを使わないと思います。


仮条件発表後に本格的な申し込みスタンスを決定したいと思います。公開株数とオーバーアロットメントを合わせて2,661,100株になります。


今回も資金不要でIPO抽選に参加できるSBIネオトレード証券で取扱いが期待できます。SBI証券が主幹事を行う場合にIPO抽選に申込みができるはずです。IPOルールは下記記事で説明しています!!




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
ALBERT(3906)PER40.94倍PBR5.4倍
フリークアウト・ホールディングス(6094)PER32.18倍PBR4.07倍
ジーニー(6562)PER24.18倍PBR6.22倍
※2022年6月13日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2016年11月02日~2024年11月01日186,000株425円
2019年12月20日~2027年12月19日18,000株2,455円
2020年7月05日~2028年7月04日15,000株2,455円
2022年12月10日~2030年12月09日394,000株882円
2023年12月10日~2031年12月09日194,800株882円


ストックオプション(新株予約権)は219,000株が上場時に行使期限を迎えます。発行価格が想定発行価格よりも高いものが存在しています。


発行済株式総数8,252,000株に対する新株予約権の割合は9.75%に相当します。新株予約権による潜在株式数は804,200株です。


独自に調べた数値と3,600株の差があるようです。


マイクロアド(9553)IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

マイクロアドのIPOには参加すると思いますが仮条件発表までスタンスは中立にしたいと思います。続くIPOも気になります。


マイクロアド(9553)IPOのまとめ
※マイクロアド公式サイト引用


同社はデータの収集・集約から、独自のAI分析基盤の構築を行います。


そして、その分析結果を活用した各種サービスの提供を行い、そのサービス利活用にあたってのコンサルティングまでを一連の事業活動とし総合的にサポートしています。


技術革新のスピードが速く、新たな技術に基づく新サービスが登場する可能性もありますが、同社としては総合的なサービスの拡充を行い競合よりも優位な状況を作り上げているようです。


親会社のサイバーエージェントはマイクロアドの株式を63.0%を保有しています。しかしながら同社グループの経営の独立性は確保され、親会社に事前承認を要する事項等は発生していません。


また、親会社(グループ)によって自由な事業活動や経営判断が阻害されることもないそうです。大きな枠組みでは競合になりますが関係は良好のようです。


ソフトバンクについてはその他の関係会社から、上場後はその他関係会社に該当しなくなる予定となっています。


事業はIPO向きだと思いますが、今の市場で吸収できるのかがポイントです。1年前であれば積極的にIPO獲得を行っていたと思います。


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