M&A総合研究所(9552)のIPOがグロース市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。IPOでは人気が見込めると思います。売出株が多いのは残念です。


主幹事は野村證券が務め公開株数4,159,900株、オーバーアロットメント623,900株です。上場規模は想定発行価格1,210円から計算すると約57.9億円になります。


M&A総合研究所(9552)IPOが上場承認
※M&A総合研究所公式サイト引用


後継者不在や少子高齢化など日本では切実な問題に直面しています。そのためM&Aを行う企業は人気が見込めると思います。また同社の業績からも勢いを感じます。


一般的に経営者の高齢化に伴い、後継者不在問題が中小企業の統合・再編促進につながっているようです。考えてみればわかることですが、今後もM&Aは活発化すると言われています。


2020年の経営者平均年齢が62.49歳というデータも出ています。コロナ禍となった2021年の「休廃業・解散企業件数」が44,377件であり、代表者の約4割が70代で60代以上だと8割(構成比84.2%)を超えるそうです。


このデータから解決策の一つとしてM&Aによる第三者への事業承継が考えられます。しばらくM&A市場は活況にあると言えそうです!


M&A総合研究所(9552)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日6月28日
市場グロース市場
業種サービス業
事業内容DX・AI技術を活用したM&A仲介事業
ブックビルディング6月13日~6月17日
想定価格1,210円
仮条件1,210円~1,330円
公開価格1,330円
初値結果2,510円(公開価格1.89倍)
企業情報https://masouken.com/
監査人PwC京都監査法人
手取金の使途
  • 人員採用費用(運転資金)
  • 残額については社員の給与等、人件費等の運転資金に充当


項目株数データ
公募株数50,000株
売出株数1,581,700株⇒ 4,109,900株
公開株数(合計)1,631,700株⇒ 4,159,900株
オーバーアロットメント244,700株⇒ 623,900株
上場時発行済み株数18,530,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約224.2億円
幹事団野村證券(主幹事)
SBI証券
大和証券
みずほ証券
SMBC日興証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
楽天証券
松井証券
マネックス証券
岩井コスモ証券
東海東京証券
東洋証券
あかつき証券
委託見込SBIネオトレード証券
DMM.com証券


M&A総合研究所(9552)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格1,210円を基に吸収金額を算出すると約50.3億円となり、オーバーアロットメントを含めると約57.9億円規模の上場となります。


同社はAIを中心としたテクノロジーとM&AアドバイザーのサポートによるハイブリッドなM&A仲介サービス、M&A仲介でのWEB集客ノウハウを活かしたWEBマーケティング支援サービスを提供しています。


主力事業はM&A仲介サービスになります。


従来のM&A仲介サービスにテクノロジーを組み合わせ、効率化を推しマッチング相手を探索するスピードや成約までのスピードを短縮化しています。


1社でも多くの成約をサポートすることを目標としているそうです。


M&A総合研究所(9552)の業績
※有価証券届出書引用


M&A仲介サービスは、譲渡希望企業もしくは買手候補企業との間でアドバイザリー契約を締結し、マッチング相手探索やマッチング後の利害関係者との各種調整業務等のサポートを行います。


M&A成約時に仲介手数料を収受することが主な収益となります。完全成功報酬制の料金体系になります!


M&A総合研究所(9552)の事業環境
※有価証券届出書引用


M&A総合研究所では候補先企業のリストアップにAI(人工知能)を導入し、提案スピード及び質の向上、ヒューマンエラーの防止に活かしています。


また、M&Aをスピーディーに進めるため自社内でシステム開発を行い、徹底的に社内業務の効率化を進めるためDX推進にも取り組んでいます。


AIの活用とDXの推進により企業選定にかかる時間短縮、各種稟議申請にかかる時間短縮、マネジメント効率などが行えるそうです。


M&A総合研究所(9552)の販売実績と取引先
※有価証券届出書引用


ソーシング(案件探索)では企業に対しDMや手紙を送付し、反応があった企業に対してアドバイザーが面談を行う「アウトバウンド」


同社WEBサイトからの問い合わせ、又は直接電話による問合せを頂く企業に対しアドバイザーが面談を行う「インバウンド」があります。


M&Aアドバイザーは自動作成されたロングリストに加え、社内に蓄積された情報等からアプローチ先を100件程度に絞り込めるそうです。


その他の事業としてWEBマーケティング支援事業を行い、クライアント企業のWEBサイト対策を実施し流入数を向上させる支援を行います。


M&A総合研究所(9552)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2018年10月12日、東京都千代田区丸の内一丁目8番1号丸の内トラストタワーN館12階に本社を構えます。


社長は佐上峻作氏(1991年2月25日生まれ)、株式保有率は73.82%(15,329,166株)です。役員の略歴が凄く人員が揃っていると感じます。設立から4年未満でのスピード上場になります。


従業員数82人で臨時雇用者0人、平均年齢29.2歳、平均勤続年数0.9年、平均年間給与6,868,000円です。


セグメント別従業員数はM&A仲介65人、その他3人、全社共通14人です。1年間で従業員が38人増加しています!


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
佐上 峻作15,329,166株73.82%
株式会社SMBC信託銀行1,980,000株9.54%
Reo Asset Management1号投資事業有限責任組合1,050,000株5.06%
コタエル信託株式会社924,000株4.45%
矢吹 明大277,440株1.34%
荻野 光221,940株1.07%
辻 亮人184,800株0.89%
※株主上位7名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間(2022年12月24日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


上場前の第三者割当等による新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。親引けは行われません。


M&A総合研究所(9552)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件範囲が1,210円~1,330円に設定され、想定発行価格から120円引き上げられています。また売出株が2,528,200株増加し、それに伴いオーバアロットメントも増加しています。


そのため吸収金額が上場承認時の約22.7億円から約63.6億円まで増加します。大幅な吸収金額の変更になるため投資をお考えの方は注意していください。時価総額は約246.4億円です。


売出株の増加(追加)は基本的に機関投資家需要の高まりからポジティブ材料と考えられます。ただ吸収金額が2.8倍にもなるためやや心配な面もあります。


実力面は申し分ないと考えられる銘柄だと思いますが、売出株の増加により初期投資を予定していた投資家のスタンスに変化があるかもしれません。


大手初値予想1,500円~2,000円
修正値1,700円~2,000円
直前予想1,800円

※注目度A


業績を確認すると2022年9月期の単独予想を確認することができました。売上29.97億円となり前期比125.68%増、経常利益12.46億円となり前期比123.70%増となります。


四半期利益は8.82億円となり前期比139.67%増を予定しています。かなりのスピードで成長しているようです!


公開価格が1,330円決定の場合の指標はEPS47.71からPER27.88倍、BPS91.98からPBR14.46倍になります。配当や株主優待の設定は現時点でありません。


同社社長がIT業界の出身であり、役員には日本M&Aセンターや大和証券、サイバーエージェントなどの経歴を持つ方もいます。人材面にも注目できそうです。


また、紹介企業に頼ることなく自社で集客していることで利益率が高いとされています。AIやDXを活用したサービス展開を行いしばらく業績拡大となる可能性が高いようです。


機関投資家に注目されるIPOと言うことで公開価格割れはとなる可能性は低そうです。


幹事名割当株数引受割合
野村證券(主幹事)3,997,100株96.09%
SBI証券48,900株1.18%
大和証券19,500株0.47%
みずほ証券16,200株0.39%
SMBC日興証券16,200株0.39%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券16,200株0.39%
楽天証券16,200株0.39%
松井証券6,600株0.16%
マネックス証券6,600株0.16%
岩井コスモ証券6,600株0.16%
東海東京証券4,900株0.12%
東洋証券3,300株0.08%
あかつき証券1,600株0.04%
※売出株追加後の幹事配分を記載(最新)


驚異的な利益の上がりかたなので気になるIPOです。ここ数年はM&AのIPOに資金が向かっているため期待したいと思います。


代表の佐上峻作氏の売出株が1,431,700株と多いため残念ですが利益見込みはあると思います。6月後半に上場するため投資家の余力があれば人気が見込めそうです。


先に上場するIPOに微妙な銘柄が多いため公開価格割れが頻発すると同社にも影響が及びそうです。


ただ公開株数が多いため個人的にはネット申し込みで当選を狙ってみたいと思います。口座開設の準備だけは行っておきましょう!


主幹事野村證券のIPOルールは下記記事でまとめています。また野村證券からの委託販売でLINE証券でも取扱いが行われると思います。


LINE証券からの申込は忘れがちなので気を付けてください。後期型抽選と似ています。






また、マイメイトのFX取引で期間限定のタイアップをさせて頂いています。口座開設で20,000ポイントが貰えるためよかったらご利用ください。


口コミなどを見ていると結構利用者が多いようです。ゲーム感覚でトレーディングAI(エージェント)を選択し育てていくFX取引になります。当サイト特典で10,000ポイント上乗せになります。


マイメイトの詳しい内容は下記記事でまとめています!




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
日本M&Aセンターホールディングス(2127)PER35.14倍PBR8.72倍
ストライク(6196)PER24.58倍PBR7.35倍
オンデック(7360)PER35.13倍PBR3.45倍
※2022年6月13日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2022年9月26日~2030年9月17日460,500株127円
2023年4月27日~2031年4月15日238,950株154円
2023年10月26日~2031年10月15日661,494株362円
2021年11月30日~2041年11月29日924,000株363円


上場時点で行使期限に入るストックオプション(新株予約権)はありません。


目論見では上場日以降であれば割当てられた権利の10%を行使できるとあります。べスティングにより行使条件設定が段階的に設定されています。


発行済株式総数18,480,000株に対する新株予約権の割合は12.36%に相当します。新株予約権による潜在株式数は2,284,944株です。


M&A総合研究所(9552)IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

M&A総合研究所のIPOは期待できると考えています。


ただ短期間にIPOが集中しているため思ったほど資金が入らない可能性があります。時価総額から機関投資家の参戦もあると考えています。


M&A総合研究所(9552)IPOのまとめ
※M&A総合研究所公式サイト引用


中小企業庁も事業承継促進のため種々の施策を実施しているそうです。目論見では2029年頃に官民合わせて年間6万者のM&Aが行われることを目標しています。


同社の競合優位性は完全成功報酬制の料金体系を用いているため、譲渡企業からするとアドバイザリー契約締結を行うハードルが下がるため成約率が上がるそうです。


また、自社開発のAIやDXにより効率化を行っているため平均成約期間が6.2ヶ月と短くなっています。


これはリスト作成から営業活動までの時間が大幅に短縮でき、マッチングの可能性が高い企業のみに打診することができるからです。


参入障壁は比較的低いようですが、M&A専門業者は同社を含め全国で70社程度しかないようです。また業界的に人材さえいれば業績につながるとされています。


M&Aアドバイザーが30名以上いる事業者は同社を含め7社だそうです。


専門的な知識を要する職種になるため人材獲得が課題になると思います。同社の給与は1人当たり平均で約687万円となっています。


設立から短期間で上場し業績にも勢いが感じられるうちにIPOを行う狙いがあるのか?はたまた資金を調達しさらに業績を伸ばすのか面白そうな銘柄だと思います。


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