雪国まいたけ(1375)IPOの初値予想と幹事割当などを今回も評価したいと思います。上場前の抽選参加スタンスや業績予想などについても調べています。
先に結論から今回は書いておきますが、損したくないと考える投資家は申込を控えるべきでしょう。利益が出ても1万円未満の可能性が高いと思います。欲張って大量に取得してしまうと続くIPOで資金が枯渇してしまう可能性があります。
※雪国まいたけ公式サイト引用
項目 | 株数データ |
想定売出価格 | 2,330円 |
仮条件 | 2,000円~2,400円 |
売出価格 | 2,200円 |
公募株数 | 0株 |
売出株数 | 17,672,700株 |
公開株数(合計) | 17,672,700株 |
オーバーアロットメント | 2,650,800株 |
幹事団 | SMBC日興証券(共同主幹事) 大和証券(共同主幹事) みずほ証券 SBI証券 楽天証券 |
委託見込 | SBIネオトレード証券 |
コロナ禍により雪国まいたけの業績が絶好調になっているようです。売出人のベインキャピタルグループにとって都合の良い上場になるでしょう。
投資家の評価もわかれているようで長期投資を狙うのであれば投資実行、IPOで初値利益を狙うのであれば消極的な申込みのようです。確かにベンチャーキャピタルが関わったIPOは上場後1カ月程度もたつくことが多いため初値利益は狙いにくいです。
しかも経営陣による不正会計の発覚が上場廃止の原因になるためイメージがあまり良くありません。そのため今回の再上場を素直に歓迎することはできない投資家もいるかもしれません。
そんな事情はさておき現段階の業績は絶好調です。類似企業のホクト(1379)に比べると売上は半減してしまいます。しかし、利益はホクトの倍近くになるようです。
野菜の高騰により「きのこ消費」も増えていることから、ここ数ヶ月間の売上げも業績に大きく貢献しているそうです。上場廃止時は東証2部になり、今回は東証1部に鞍替えした形で上場を行う予定です。
まいたけのシェアが日本国内で52%となっていることはインパクトがあります。この他にもエリンギ、ぶなしめじ、本しめじ、はたけしめじ、マッシュルームなどを販売しています。
IPOに当選したい方はSMBC日興証券もしくは大和証券からIPOの申込みを行っておきましょう。仮条件が下限決定した場合は不人気の可能性があるため公開価格割れも考えられます。いつもよりリスクがあると思います!
SMBC日興証券のIPO抽選ルールについて徹底的に調べました。個人的にも過去の当選履歴から一番IPOに当選できている証券会社かもしれません。IPO取扱い数も業界最高水準のため、口座がない方は早めに作っておいたほうがよいと …
雪国まいたけ(1375)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので、投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。特に今回は当選しやすいため気になっている方は多いはずです!最新の初値予想は下記のようになっています!
修正値2,093円~2,200円
※注目度A、修正値は9月11日追記
ちなみに上記初値予想は仮条件ベースで算出された予想になります。想定発行価格から一度修正されています。
基本的に初値利益が狙えるようですが、初値が付いた後で購入しても良いのではないかと感じています。業種的にも人気とは言えないため短期投資家が株式を売却してしまうまで待つほうが賢いかもしれません。
ファンド案件のIPOは気が付くと公開価格を超えていることが多いのは事実としてあります。しかし上場規模や業種を考えると人気とは言えないためどこかで株価が一旦下がると思います。
業績はこれから冬に向けてきのこ需要が多くなるため、売上がさらに好調になると予想できます。販売網は基本的にスーパーになりますが上場後は外食産業などの開拓を行うそうです。
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雪国まいたけ(1375)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
雪国まいたけの幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSMBC日興証券と大和証券の共同主幹事です。上手く上場させてくると思いますが、コロナ禍になりこれほどの大型上場は初めてです。調べてみると2020年では最大規模の上場となっています。
幹事名 | 配分単位 | 引受割合 |
SMBC日興証券(共同主幹事) | 5,898,600株 | 48.40% |
大和証券(共同主幹事) | 4,825,800株 | 39.60% |
みずほ証券 | 1,267,300株 | 10.40% |
SBI証券 | 97,400株 | 0.80% |
楽天証券 | 97,400株 | 0.80% |
幹事引受けはまだわかっていないようです。わかり次第追記したいと思います。
仮条件範囲が2,000円~2,400円に決定したため本日からブックビルディングが開始されています。しかし現時点ではまだ悩んでいるためSBI証券からしか申込を行っていません。
多くの投資家が似たような動きをしているようです。SBI証券で当選できたら購入をしたいと考えています。落選したらIPOチャレンジポイントが期間限定で2倍になります!
SBI証券でIPOチャレンジポイントプレゼントキャンペーンが始まることになりました。個人的にはこのキャンペーンに反対の意見です。これまで貯めてきたポイントを簡単に貰えるなんてあり得ないと考えています。過去に何度も …
雪国まいたけ(1375)IPOの業績予想と抽選参加スタンス
雪国まいたけの最新業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気が見込めれば積極的に参加しIPOで利益を狙いたいと思います。現在はブックビルディング締め切り日まで悩みたいと考えています。
業績を確認したところ2021年3月期の連結業績予想が出ていました。これによると収益合計が526.8億円になり前期507.6億円から3.78%増、営業利益83.2億円になり前期66.9億円から24.4%増を見込んでいます。
四半期利益は51.0億円になり前期43.5億円から17.3%増を見込みます。
仮条件上限の2,400円に決定した場合のPERは18.76倍、PBRは9.55倍になります。また配当金は42円になり配当利回り1.75%と低いようです。この他、株主優待の設定があり3,000円分の自社商品を頂くことができます。
株主優待権利月は3月になり6ヶ月以上の継続保有が条件に付いています。という事は9月末の権利を獲得し半年間保有しなければ優待を貰うことができません。かなり残念な内容だと思います。多くの投資家が優待を貰える条件に合致しないと考えられます。
如何だったでしょうか?何となく投資意欲をそぐような内容が多く積極的に投資を行えない気がしています。
通常であれば東証1部上場のためインデックス買い需要の期待もできるところですが、新型コロナウイルス感染症の影響もあり悩む投資家が多いと思います。
豊富に資金がある方は長期投資を狙ってみると面白そうです。短期投資家はターゲットとして魅力は薄いかもしれませんね。
大量に獲得して初値売却を行うスタンスはあまり賛成できない状況だと思います。再上場案件のデメリットと業績が良いメリットで相殺されている感じです。需給は見込めますが少し怖いIPOかもしれません!
前受け金不要でIPO抽選に参加できる貴重な証券会社 【むさし証券は穴場証券かも?】
むさし証券はたまに幹事入りしているので口座開設しておいて損はありません。引受株数が多いIPOもたまにあるためその時だけ抽選に参加する方法でもよいと思います。
詳しくは下記記事で説明しています。
むさし証券(旧そしあす証券)のIPO抽選ルールを調べてみました。以前は前受金が必要でしたが、現在は前受金不要に変更されIPO抽選に参加できる機会が増えました。口座数も多くなることが予想されますが、資金移動なしで抽選に参加 …
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