ラバブルマーケティンググループ(9254)IPOの初値予想と幹事割当数などを今回も評価したいと思います。上場規模が小さくIPOでは人気が見込めるSNS関係のビジネスを手掛けています。


しかし業績水準が低く業績の不安定さが目立ちます。SNSマーケティング系の企業は個人投資家に人気だと思いますが、上場ラッシュが上値を抑える形になりそうです。


ラバブルマーケティンググループ(9254)IPOの評価


項目株数データ
想定価格1,170円
仮条件12月02日
公開価格12月13日
公募株数215,000株
売出株数127,500株
公開株数(合計)342,500株
オーバーアロットメント51,300株
幹事団SBI証券(主幹事)
SMBC日興証券
みずほ証券
岩井コスモ証券
エイチ・エス証券
極東証券
東海東京証券
東洋証券
松井証券
マネックス証券
アイザワ証券
岡三証券
丸三証券
むさし証券
委託見込岡三オンライン証券
SBIネオトレード証券


上場規模は小さいが引受幹事が異常に多くなっています。公募組は複数の証券口座から参加できるため積極的に申込みを行っておいてよさそうです。


ただ面倒なので主幹事以外はついでの申込みで済ませてしまう投資家も多いと思います。上場ラッシュ中に頑張って申込を行い利益が見込めるIPOをGETしておきましょう!


同社の主力事業は、企業やブランドのSNSマーケティングサポートとSNS運用支援ツール等の提供になります。またSNS運用支援ツールはSaaS型での提供となっています。


SNSは使い方により企業のブランディングを大きく左右する影響力があるサービスです。上場企業にもSNSに特化したサービスを提供する企業が増えている印象を受けます。


ただ収益の伸び悩みが起きており、クライアント側の中にはSNSによる費用対効果が合わないと言った声も出ています。


同社も売上・利益が低くIPOで盛り上がっても短期で終わるのでは?と感じます。


ラバブルマーケティンググループ(9254)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。1発目の発表になりますが期待したような数値ではない気がします。


この程度ではIPOチャレンジポイントを使用した当選者は少ないかもしれません。利益が10万円得られれば良いのかもしれませんね!


最新の初値予想は下記のようになっています。


大手初値予想2,000円~3,000円
※注目度B


今年はSBI証券の株価設定が高く初値パフォーマンスがあまり良くないと言われていました。現在は何とかその状況から払拭したようにも感じます。


今回は1枚当選で10万円~15万円程度を狙う展開でしょうか。


本来であればもっと人気化できると思いますが、地合いとIPOが12月に集中したばかりに本来のパフォーマンスが期待できそうにありません。


しかも公開株数が少なく当選確率はかなり低い状況です。


投資市場が怪しい雰囲気に陥てっていますが、この規模であれば余程のことがない限り公開価格割れはないと思います。事業内容など詳しい情報は下記記事でまとめています。

ラバブルマーケティンググループの上場データと初値予想を考察


ラバブルマーケティンググループ(9254)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSBI証券が単独で引受けます。


SBI証券主幹事だと初値高騰やIPOチャレンジポイントのボーダーラインなどが気になります。


幹事名割当株数引受割合
SBI証券(主幹事)291,300株85.05%
SMBC日興証券10,300株3.01%
みずほ証券10,300株3.01%
岩井コスモ証券3,400株0.99%
エイチ・エス証券3,400株0.99%
極東証券3,400株0.99%
東海東京証券3,400株0.99%
東洋証券3,400株0.99%
松井証券3,400株0.99%
マネックス証券3,400株0.99%
アイザワ証券1,700株0.50%
岡三証券1,700株0.50%
丸三証券1,700株0.50%
むさし証券1,700株0.50%


主幹事のSBI証券以外の当選は難しそうです。SMBC日興証券とみずほ証券はネット当選者が10人程度だと思います。


岩井コスモ証券よりも下位の引受幹事だと余裕で1%を切る当選確率になります。そのため資金を動かして当選を狙いに行くことはしません。


申込める証券会社から参加するスタンスでよいと思います。面倒でも申込み続けて当選をした読者もたくさん見てきましたが、利益見込みが低いと意欲が低下してしまいます。


ここで努力を行えば当選できる方もいるでしょう。


私の場合は資金移動をせず程々に参加しておきたいと思います。気が変わり全力申込を行うかもしれませんけどね。




ラバブルマーケティンググループ(9254)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。


基本的に人気だと思うので、ある程度積極的に参加したいと思います。資金移動しなくても多くの証券口座に入金していますが、この時期は金欠になります。


業績予想とBBスタンス考察


業績を確認すると2022年3月期の連結業績予想を確認することができました。それによれば売上11.39億円となり前期9.63億円から18.28%増、経常利益1.05億円となり前期-0.24億円からの黒字となっています。


四半期利益は0.66億円となり前期-0.33億円からの黒字化となっています。業績水準が低く不安があります。


想定発行価格1,170円から指標を計算するとEPS53.45からPER21.89倍、BPS279.11からPBR4.19倍になります。


10万円利益と考えた場合のIPOチャレンジポイントボーダーラインは300P以下でしょうか。しかし2021年度中に使ってしまいたいと思う方が多く、350Pくらいまでは覚悟が必要になるかもしれません。


2021年11月24日に上場したSBI証券主幹事のラストワンマイル(9252)は公開価格1,710円に対して初値2,520円でした。上場規模は約6.9億円でIPOチャレンジポイントのボーダーラインは350Pでした。


似たような感じになるかもしれませんね!!


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1口10万円からの投資になりますが、詳しく内容を調べたので下記記事を参考にして頂けると嬉しく思います。インタビューも行い詳しく聞き倒してきました!


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