フォリオでロボプロ(ROBOPRO)のセミナーを受講したので情報共有したいと思います。私の感想や評価なども含まれているため口コミとして利用していただけると嬉しいです。投資実績が良い理由やなぜ勝率が高いのかわかりました!


FOLIO(フォリオ)のロボプロは、WealthNavi(ウェルスナビ)やTHEO(テオ)などの投資一任型と呼ばれるロボアドバイザーと同じです。


そんなに違いがないとこれまで考えていましたが、ある事実を掴むことに成功し考えが変わりました。


ロボプロ(ROBOPRO)の口コミと実績
出典:FOLIO


ロボプロの最大の武器は何なのか?なぜ他社よりも勝率が高く成績が優秀なのか?そこが知りたくセミナーを受講しています。


セミナーを受講するまであまり関心はありませんでした。理由としては既にロボアドバイザー(ロボットアドバイザー)へ投資を行っていたからです。


しかし考え方が変わりフォリオのロボプロにも興味が湧いてきました。これから同社に口座開設を行う方は記事が参考になると思います。


では早速今回も深掘りしてみたいと思います!

【この記事を読んでわかること】
  • 過去の実績を基にして勝率がなぜ高いのか説明している
  • TOPIXと世界株式の差がわかる画像を掲載しなぜ世界に投資を行うのか説明している
  • リバランスによるパフォーマンスが素晴らしいことを書いている
  • 口座開設前にチェックしておきたい事を項目で表示している
  • ロボプロの口コミと利用者アンケートの結果をまとめている



フォリオのロボプロ(ROBOPRO)はAI診断の複合で精度が高いロジック!

フォリオのロボプロは世界に投資を行うためリターン期待が高いとされています。金融機関向けに提供されていたサービスを個人投資家に提供しサービスを行います。


言い方次第だと思いますが他社も似たようなことを行っています。しかし、ここには投資家が知らない事実がありました。


それはロボアドバイザーの仕組みが異なるからです。フォリオでは「ロボプロ」と表現されています。


ロボプロ(ROBOPRO)のAI予測に伴う投資戦略
出典:FOLIO


ロボアドバイザーとロボプロの違いは、事前にAI(人工知能)による診断があるかないかです。診断は大きく5つありAIが様々な視点で判断しているそうです。


例えば、40種類以上のマーケットデータを用いたり、2,000種類以上の説明変数、機械学習などで複合的に判断しています。


AI(人工知能)の精度の問題はあるかもしれませんが、既にETF運用実績が出ていることでAIの精度が高いと考えられます。


私も過去に調べていますが、フィンテック関連事業を手掛ける「AlpacaJapan」と共同開発したマーケット予測プラットフォームの精度が高いからだと考えられます。


AlpacaJapan(アルパカジャパン)の事業内容は下記になります。


【事業内容】
AIとビッグデータ技術を活用した金融プロダクトの開発 深層学習(ディープラーニング)などのAI技術に加えて、ビッグデータ解析や金融向けデータ・ストレージなどの技術にも強みを持つ。近年はマーケット予測プラットフォーム「AlpacaForecast」「AlpacaRadar」を開発し、複数の金融機関・事業会社に予測ソリューションを提供。

2019年11月からは「AlpacaForecast」をインターネットブラウザで閲覧できる為替予測アプリケーションとして拡張し、法人向けに提供開始。蓄積した技術は積極的にオープンソース化、予測システムの基幹部分である時系列データベースMarketStoreをGithub上で一般公開している。


AlpacaJapanの主要優先株にはベンチャーキャピタルが複数あり、SBIグループ子会社や三菱UFJ銀行、ミンカブ・ジ・インフォノイドなどの名前があります。


サービス提供企業には東京証券取引所の名前もありました。そのため技術力に定評があると考えられます。

40種類以上の先行指標の一部をピックアップしてみました

同社の公式サイトに40種類以上のマーケットデータを利用と書かれています。あまり深く考えたことはありませんでしたが、投資機関は先行指標となるデータを取扱っていることが多いそうです。


世界各国の株式指数や債券・通貨などのマーケットデータを学習データとしているそうですが、先行指標として特に重要なのは銅の価格だそうです。


過去に起きた「リーマン・ショック」や「チャイナショック」なども銅の価格が先行下落し、危機が迫っていたことを表していたそうです。


kimukimu

一般投資家は銅の価格を見ることは少ないと思います。金やプラチナなどを見る方は多いと思いますけどね!



この他、主要な先行指標に関する一般的な考え方は下記のようになるそうです。


項 目その内容
銅価格「Dr.カッパー」の異名を持つ。最大の消費国、中国の景気を診断するように先行して動く。
ハイイールド債価格信用格付の低い企業の債券の価格動向は、経済動向の変調、金融不安の台頭を事前察知するのに有効。
金価格安全資産としての金。金融市場の変調の兆しがあると、価格が上昇しはじめる。
長短金利差短期国債と長期国債の利回りが逆転すると、その後景気後退になる可能性が高い。期間の違う債券の値動きを比べることで、景気の変調を先回りして読める。
債券と株景気循環のステージや金融市場の状況によって、値動きの相関性が変わる。


AI(人工知能)が複合的に判断し、その結果から運用実績がでているため信頼としては高いと思います。


他社比較で自社のほうが優れているという内容ではなく、セミナーでは「実績から評価してください」という感じだったため私も納得する部分がありました。


どうしても自社サービスが一番だと言いたい気持ちもあると思いますが、他社が悪いとは一言も発していませんでした。好感が持てる部分だと私は感じています。


だからと言って私は他社で運用しているETF投資をやめるつもりはありません。


また、ロボプロの初回購入額は10万円となっていることから10万円あれば投資を始めることができます。追加購入(追加拠出)は1万円以上1円単位で可能です。


ロボプロ(ROBOPRO)は世界に投資を行うことで利益が見込める

FOLIO(フォリオ)のセミナーでは日本のTOPIX(トピックス)とロボプロの運用比較の画像を見ることができました。その画像はありませんが、2020年8月15日あたりの実績で16.0%の運用実績の差がでているそうです。


ロボプロは1ヶ月に1回リバランスを行うことで、他のロボアドよりも良い成績が見込める可能性があるそうです。他社であればそこまで頻繁にリバランスを行うことはないと思います。


WealthNavi(ウェルスナビ)の運用実績を確認してもリバランスの回数は少ないため、数ヶ月に1回あるかないかだと思います。どちらが良いのかは結果からしかわかりません。


ウェルスナビの他にもTHEO(テオ)やON COMPASS(オンコンパス)、松井証券の投信工房も試しています。どれがいいのかはわかりませんが、ウェルスナビやテオは投資期間も長いためそれなりのリターンがあります。


ウェルスナビの運用実績や取引画像などは下記記事で確認できます。こちらは運用歴が既に4年を超えています。




TOPIXと世界株式の差がわかる画像を探すと楽天証券にあったためこちらを情報共有したいと思います。TOPIXは低調が続いていて日本株の弱さが伺えます。


日本は人口が減り続け、学校教育で投資を教えていなかったための結果かもしれません。こんなに低調であれば日本株で運用する方も少ないかもしれません。


トピックス(TOPIX)と世界株式の上昇率の差
出典:楽天証券


戦後、政府の政策により預金を行うことが優先されたため投資へ資金が流れなかったことも理由の一つだと考えられます。


そもそも戦後、日本国主導で預金をさせる手法が取られたからだと思いますが、日本は世界でも類を見ないほど預金好きな国民となってしまいました。


しかし、日本でも格差が広がり投資を行わなければ利益を出せないと考えている層が増えています。老後2,000万円問題もメディアで大きく取り上げられ投資に目覚める方が出てきています。


ただ上記の画像からもわかるように、日本株に投資を行ってもリターンはそれほど見込めないと言えそうです。世界株は上昇し続けているにも関わらず日本株はいつまで経っても横ばい状態です。


だから「世界へ投資」を行うべきだと言われています。日本株も個別でみれば上昇している株はありますが、米国株のように長期的に成長できる力を持った企業が少ないように思います。


また、ロボプロはETF(上場投資信託)への投資になるため運用規模が大きくなっても売買しやすいメリットがあります。個別株だとどうしても値幅が大きくなりがちなのでETFで運用していると思われます。


類似企業も多くの企業がETF(上場投資信託)での運用を行っています。


また、特定口座を開設できることで投資家も確定申告の手間が省けます。投資対象を調べると下記のようになっていました。


【ROBOPROの投資対象】
NYSE(ニューヨーク証券取引所)又はNASDAQに上場しているETFから投資対象を選別しています。



ロボプロ(ROBOPRO)の特徴と積立について最新情報をGETした

フォリオのロボプロのセミナーを受講して前々から気になっていた積立のことを詳しく聞いていました。実はこれまで積立はできませんでした。


ロボプロ(ROBOPRO)の特徴
出典:FOLIO


しかし、社内で積立サービスの準備を進めていると仰っていました。このサービスを期待していた投資家は多いと思います。


積立サービスが開始されることに期待したいと思います。


2021年4月に積立機能が実装されました。長期で利益を狙いたいと思っている方には嬉しい情報だと思います。感情による影響を受けずにコツコツ資産形成できるため積立は有効な手法だと思います。



ロボプロの特徴は以下のようなことが考えられます。


【ロボプロの特徴】
  1. 相場先読みの可能を秘めるマーケットデータを40種類以上活用している
  2. AIが膨大なデータを休みなく活用し、効率的かつ正確に分析を行っている
  3. リバランスをダイナミックに行いパフォーマンスの最大化を目指している


人間が膨大なデータを処理できれば問題はありませんが、処理能力に限界があります。またAIは電源さえあれば常に全力で分析を行うことができます。


人間にはできませんし、人間だとミスをすることもあります。また判断が偏ることもあるためAIを使い的確に判断することが投資で成功する方法のようです。


人間でも一握りの投資家は投資パフォーマンスが良かったりするため、自分の投資スタイルや手法に自信がある方はロボプロなどは必要ないと思います。


現在使っているロボアドバイザー(ロボットアドバイザー)に不満があったり、新しい投資方法を探している方は同社サービスを検討してもよいと思います。

ロボプロを始める前に知っておくべき事とは?

これからロボプロを始めようと思っている方に、これだけは押さえておいて欲しいことを取上げてみました。


項 目その内容
口座開設費用口座開設費用や維持管理費用は無料
運用手数料(報酬料)
  • 運用資産の時価評価額の3,000万円以下の部分:年率1.00%(税別)
  • 運用資産の時価評価額の3,000万円を超える部分:年率0.50%(税別、税込0.55%)
分配金リバランス時に再投資。ただし、報酬に充当する等の目的で再投資を行わず現金のまま保有する場合がある
最低投資金額10万円以上、追加投資は1万円以上1円単位
積立2021年4月から積立機能が追加されました
売却1万円以上1円単位で売却(一部換金)が可能
投資対象ニューヨーク証券取引所とNASDAQに上場しているETFから選別
リバランス原則として1ヶ月に1回行われる。例外もあり
口座種別
  • 特定口座源泉徴収「あり」
  • 特定口座源泉徴収「なし」
入金手数料リアルタイム入金は手数料無料。銀行振り込みは投資家負担
出金手数料無料


個人的に気になる部分を調べてみました。


初期投資が10万円とまとまった金額が必要なことと、追加購入が1万円以上、そして売却時は1万円以上で売却が可能になっています。


売却時には保有ETFの時価評価額の95%以上の金額を売却指定したり、時価評価額が1万円未満の場合などが全売却(解約)となるそうです。


売買には受渡日が発生するため反映には3日程度を要するようです。私はロボアドバイザーを利用してETFを売却したことがあり、他社でも同じような仕組みになっていました。NISAには対応していません。



ロボプロ(ROBOPRO)の利用者アンケートからわかった口コミと回答結果

ロボプロの利用者アンケートがnoteで掲載されています。これによれば追加で投資したい方が75%もいるそうです。口コミとして有益な情報だと思います。


また、あまり追加投資したくないと答えた方は全体の1%になるようです。


フォリオのロボプロ(ROBOPRO)は積極的な利益の追求や損失の軽減を行うロボアドバイザーです。しかもリバランスも頻繁に行う優れたシステムです。利益が出ているからこそ投資を行いたいと考えているのかもしれません。


ロボプロ(ROBOPRO)アンケート結果
出典:note


FOLIO(フォリオ)の集計によれば約6割の方がパフォーマンスに期待できると応えているようです。


ロボプロへ追加投資したい理由は様々あるようですが、他のロボアドよりもパフォーマンス面の期待があるとアンケートに答えている方が多いように感じます。


新型コロナウイルス感染症で世界的な金融市場の暴落が起きました。もちろんロボプロもマイナス運用になっています。しかし底値からの逆転の仕方に興味深いものがあります。


ロボプロ(ROBOPRO)と他社ロボアドバイザー比較
出典:note (https://note.com/folio_sec/n/n9bdb429f2a38)


セミナーでは底値あたりでリバランスが行われたと聞いているため、その後の成績に目を見張るものがあります。


上記では一般的なロボアドバイザーと運用成績を比較しているためその違いがわかると思います。下落率が低いことに注目でき、その後の上昇率にも注目できます。


どうやらリバランスがしっかりと行われることで、AI(人工知能)がその時に応じた金融商品のバランスを事前に察知するようです。


結果的にこのようになったのかもしれませんが興味深いデータだと思います。


ROBO PRO(ロボプロ)とTOPXの比較グラフ
出典:note (https://note.com/folio_sec/n/n9bdb429f2a38)


ロボプロとTOPIX(トピックス)の差は上記のようになるそうです。そもそもTOPIXは期待を求めてはいけと思いますが、比較すると8月31日時点で17.6%の差になるそうです。


実に興味深いデータだと思います。気になる方は口座開設を行い10万円の小額投資でしばらく運用してみると面白いかもしれません。









SNS上では上手く運用している方が多いみたいでした。タイミングによってはマイナス運用の方もいると思います。


口コミを生で感じられるためツイッターで検索していると良いかもしれません。


また、過去にロボプロ(ROBOPRO)のことについて記事をまとめているので、もっと詳しく知りたい方は下記記事も参考にして頂ければと思います。


サービス全般についてまとめている内容になっています。



ロボプロ(ROBOPRO)の口コミまとめ!実績は高いが急な暴落時には気を付けるべし

コロナショックのように数十年に一度と言われる暴落時に成績を残せたことは評価が高いと思います。また暴落前以上のパフォーマンスを出していることも評価できます。


しかし、予想外の暴落には対応できていません。ということは未来のことはわからないと言うことです!流石に優秀なAI(人工知能)でも対応できません。結果から私もそう感じます。


フォリオロボプロ(ROBOPRO)の成績
出典:FOLIO


しかし、自分で投資を行っていたらロボプロよりも損失を出しているはずです。私の保有している株はいまだにコロナショック前に戻っていません。人間とAIの大きな違いを感じることができます。


ロボプロの場合はコロナショック前の数値よりもパフォーマンスが良い状況が現在も続いています。


一時はマイナスになりましたが、その後リバランス効果で利益が既に出ている状況です。詳しく知れば知るほど魅力的なシステムだと思います。


私が投資を行っているロボアドバイザーはプラス成績で推移しているため問題ありませんが、今後は少し考えたほうがよいのかもしれません。


とりあえず10万円の投資を行いしばらく様子を伺うと楽しめそうです。FOLIO(フォリオ)ではテーマ投資を楽しんでいましたが、切り替えてロボプロに投資してみようと思います。


テーマ投資は他社でも行っていますし、保有株が増えすぎているため少し整理したいと考えています。単元未満株(端株)で保有しているものが多いため株主関係書類が沢山届くデメリットがあります。投資自体は成功しているので悪くありません!


ロボプロ(ROBOPRO)と一般的なロボアドバイザーの比較表
出典:note


また、同社の「FOLIOおまかせ投資」を利用している方は本サービスを利用できません。注意してください!


FOLIOおまかせ投資よりも収益で期待できるロボプロ(ROBOPRO)のほうが面白そうです。ちなみにFOLIOおまかせ投資は通常の「ロボアドバイザー」になります。


ロボプロは1つしか投資スタイルを選べないのに対して、FOLIOおまかせ投資は5つの選択肢があります。どちらが良いのかは投資家が選択すればよいと思います。リターンだけで判断すると「ロボプロ(ROBOPRO)」が優秀のようです。


投資後すぐに利益が出る方もいれば、投資タイミングに恵まれない方もいるようです。口座開設だけ行っておき投資のタイミングを計ることもよいかもしれません。


長期的には上手く運用しているみたいですが少しでも利益を伸ばしたい方は投資タイミングも重要だと思います。


もしくは一度に大きく投資を行わず、追加投資を後から行うスタンスがよいと思います。自動積立もできるようになりました!!



kimukimu

【追記】
金融庁公表のロボアドバイザー過去3年パフォーマンスにおいてNo.1を獲得したそうです。

2022年末時点の「資産運用業高度化プログレスレポート2023」主な投資一任型ロボアドバイザー5社比較となっています。

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