フォーラムエンジニアリング(7088)IPOが東証に新規上場承認されました。今回も業績や上場規模などを確認し自己評価していきたいと思います。募集はグローバルオファリング銘柄になり全て売出し株となっています!


主幹事は野村證券で売出し株数9,673,600株、オーバーアロットメント674,800株です。上場規模は約135.6億円になり想定発行価格が1,310円です。日本国内だけだと約67.8億円の吸収になります。


フォーラムエンジニアリングIPO上場承認と初値予想


事業は「機電系エンジニア人材」と「ものづくり企業」の双方を活用して結びつけるプラットフォームサービスを提供しています。


最少の人数で最大の成果をもたらす仕組みを構築し、労働集約型ビジネスから脱却を図り、収益性の向上を狙うそうです。エンジニア人材の確保が難しい状況続いているため良質な人材を集めるにも苦労があるようです。


フォーラムエンジニアリング(7088)IPOの上場基本データと引受幹事

項目 上場基本データ
市場 東証1部又は2部
業種 サービス業
事業内容 エンジニア人材の派遣事業・紹介事業
公開予定 3月09日
ブックビルディング期間 2月25日~2月27日
想定価格 1,310円
仮条件 1,310円~1,400円
売出価格 2月28日
企業情報 https://www.forumeng.co.jp/
監査人 有限責任あずさ監査法人


【事業内容詳細】

当社は、1981年4月に主としてエンジニア派遣サービスを行う企業として設立されました。エンジニア派遣サービスは、従来からの当社の主業であり、2020年3月期第3四半期累計期間売上高の99.6%を占めるサービスです。当社は、このエンジニア派遣サービスにおいて、2020年1月01日時点で1,429事業所に4,352名の技術社員を派遣しております。また、当社はその他にエンジニア紹介等のサービスを提供しております。これらのサービスは、エンジニアがその生涯をとおして、希望の仕事に就き、その能力を最大限に発揮できるための支援をすることを目的としております。



項目 株数データ
公募株数 0株
売出株数 9,673,600株
※国内売出4,499,400株 海外売出5,174,200株
公開株数(合計) 9,673,600株
オーバーアロットメント 674,800株
上場時発行済み株数 26,627,700株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額 約348.8億円
幹事団 野村證券(主幹事)
みずほ証券
SBI証券
委託見込 ライブスター証券
DMM.com証券


フォーラムエンジニアリング(7088)上場評判とIPO分析

想定発行価格1,310円を基に吸収金額を算出すると約126.7億円となり、オーバーアロットメントを含めると約135.6億円規模の上場となります。売上は一服感があり利益は伸びているようです。


同社はエンジニア派遣がメイン事業になります。エンジニア派遣サービスの主な顧客企業(事業所)は、機械・電気系、主要8業種(自動車、輸送用機械、産業用機械、精密機器、電気機器、家電、電子部品、情報通信)に属する企業の同社営業エリア内の従業員数100名以上の約3,200事業所とそれに属する部署となっています。


特定の企業・案件に依存せずに多くの取引先から受注を獲得しているため、売上基盤の裾野が広く安定しているそうです。


これらの顧客企業における設計・開発、実験・評価、生産技術、品質保証等の各職種に技術社員を派遣しています。技術社員を原則正社員として雇用し、通勤可能範囲内の就業先を選定することで、安定した就業環境を提供し、2019年3月期の平均で96.9%、2020年3月期第3四半期累計期間の平均で95.0%という稼働率を維持しているそうです。


フォーラムエンジニアリング(7088)上場評判と業績


同社のエンジニア派遣サービスの特徴として、顧客企業が複数県に跨って事業所を設置していることが多く、派遣契約に関する決裁権限も各事業所に付与されているケースが一般的です。そのため同社による顧客企業管理も企業単位ではなく事業所単位としているそうです。


また安定した稼働率を維持するためには、エンジニア及びエンジニア志望者の能力・スキルと顧客企業の求人案件を最適かつ速やかにマッチングすることが不可欠です。


よって人工知能(AI)を活用したスキルベースのマッチングシステムを開発し2016年4月から導入しています。このシステムは、エンジニア人材が保有するスキルと顧客企業が求めるスキルの両方を数値化することで、客観性の高いマッチングを実現しいるそうです。


フォーラムエンジニアリングIPO事業系統図



フォーラムエンジニアリングIPOのコグナビサービス


求人面では求人・求職情報サイトに広告を掲載して応募者を募る一般的な手法だけでなく、自社専用人材採用Webサイト「コグナビ派遣」を運用しています。2019年12月末時点で93,749名の登録会員があります。


この他に過去の就業辞退者に対して、当該人材が居住するエリアの派遣求人案件情報を定期的にメール配信することで再応募を促進しています。※2019年12月末時点で23,703名


フォーラムエンジニアリングIPO販売実績


エンジニア紹介及びその他では市場動向を先取りした新しいビジネスモデルを追求しているそうです。以下の3つが気を付けていることだそうです。


  • 当社の顧客企業・エンジニア人材について、明確な選択と集中を行う
  • 人材派遣ビジネスで一般的な「求人企業の需要」に対する営業活動ではなく、「求職人材」を起点とした営業活動を推進する
  • 人手によるマッチング手法などの労働集約的な業務のあり方からの脱却を目指して、業務プロセスの効率化を追求する


また、ICT(情報通信テクノロジー)の進歩を活用し具現化したものが、エンジニア人材のAIダイレクトマッチングプラットフォーム「コグナビ」になります。上記画像にある5つのプラットフォームです


フォーラムエンジニアリング(7088)の企業財務情報と配当性向

回次 第38期 第39期
決算年月 2018年3月 2019年3月
売上高 34,496,459 34,591,165
経常利益 6,181,744 6,341,824
当期純利益 4,034,066 4,232,682
資本金 90,000 90,000
純資産額 10,810,638 12,913,105
総資産額 16,117,580 17,884,675
1株当たり純資産額 405.99 484.95
1株当たり当期純利益金額 151.50 158.96
自己資本比率(%) 67.07 72.20
自己資本利益率(%) 41.66 35.68
株価収益率(倍)
配当性向(%) 52.8 52.8
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,510,186 5,133,990
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,133,594 △683,271
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,862,858 △2,271,243
現金及び現金同等物の期末残高 7,530,284 9,709,760
※数値は千円単位


第40期第3四半期累計期間(2019年4月01日~2019年12月31日)
  • 売上高24,362,849千円
  • 営業利益3,642,466千円
  • 経常利益3,492,312千円
  • 四半期純利益1,949,462千円


【フォーラムエンジニアリングIPOの第40期第3四半期累計期間のチェックポイント!】

構造的な人材不足を背景にエンジニア人材への潜在的な需要があるようです。しかし一方では景気の先行きが不透明であることから、足元の人員増強を中断する動きも見られるそうです。さらに人材を供給する側でも派遣・紹介対象となるエンジニア人材の確保が容易でない状況が継続しています。このような環境のもと、同社では前事業年度よりも人材募集費を増額してエンジニア採用の強化に取り組んだそうです。

しかし、前事業年度以降の戦略的施策の影響から当第3四半期会計期間末の技術社員数は、前事業年度末と比較して235名の減少となっています。


フォーラムエンジニアリング(7088)の株主状況とロックアップについて

会社設立は1981年4月17日、東京都港区虎ノ門四丁目3番1号に本社を構えます。社長は佐藤勉氏(1964年1月19日生まれ)、株式保有率は4.75%(1,317,900株)です。


従業員数4,953人で臨時雇用者は記載がありません。平均年齢35.3歳、平均勤続年数5.2年、平均年間給与3,995,000円です。社員区分は技術社員4,628人、スタッフ社員325人となっています。


氏名又は名称 所有株式数(株) 所有株式数割合(%) ロック
株式会社ラテール・エンタプライズ 12,762,900株 45.98%
松波 方祐子 7,497,900株 27.01%
大久保 泉 1,999,500株 7.20%
佐藤 勉 1,317,900株 4.75%
松波 宏紀 900,000株 3.24%
本畑 弘人 532,800株 1.92%
オーガスト・イールド・リミテッド 532,800株 1.92%
※株主上位7名の状況


【ロックアップについて】

グローバル・オファリングに関連して、売出人である松波方祐子、佐藤勉、竹内政博、林誠一、石毛勇治、小泉雅裕及び秋田秀樹並びに売出人及び貸株人である株式会社ラテール・エンタプライズは、グローバル・コーディネーターに対し、元引受契約締結日から上場日後180日目の2020年9月04日までの期間中、グローバル・コーディネーターの事前の書面による同意なしには、当社普通株式の譲渡又は処分等(ただし、引受人の買取引受けによる国内売出し、海外売出し及びオーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等は除く。)を行わない旨を約束する書面を2020年2月28日付で差し入れる予定であります。

また、当社の株主である大久保泉、松波宏紀、本畑弘人、オーガスト・イールド・リミテッド、小南渉及び二宮久並びに当社の新株予約権者である細野恭史、宇野敏弘、加地志保、千葉宣行及び森俊和は、グローバル・コーディネーターに対し、ロックアップ期間中、グローバル・コーディネーターの事前の書面による同意なしには、当社普通株式の譲渡又は処分等を行わない旨を約束する書面を2020年2月28日付で差し入れる予定であります。

※有価証券届出書(新規公開時)抜粋



上位株主には180日間(2020年9月04日まで)のロックアップが付与されています。また同社株主と新株予約権者の一部株主に対してはロックアップ期間中の譲渡や処分を行わないよう約束しているようです。


フォーラムエンジニアリング(7088)IPOの初値予想と幹事引受け株数

想定発行価格1,310円を下限として仮条件範囲が1,310円~1,400円に決定しました。東証1部上場を予定している観測が出ているため想定内の価格範囲だと考えられます。上場規模は1,400円算出で約144.9億円になります。東証1部上場前提で考えれば吸収は十分可能のため公開価格割れはなさそうです。


またグローバルオファリングのため海外販売も行われ日本国内の需給は良好だと考えられます。日本国内だけで考えると約63億円の吸収になります。


2020年3月期の単体業績予想は売上319億円となり前期から7.8%減、経常利益35億円となり前期から44.5%減を予想しています。大幅な減益にも関わらず初値は上昇するようです。四半期利益に至っては19.8億円で前期から53.2%減にもなります。


EPS74.36からPERを計算すると約18.83倍、BPS475.30からPBRを計算すると約2.95倍になります。配当が45円予定されているため配当利回り3.21%になります。


初値予想1,350円~1,600円


kimukimu

売出株主体のIPOだけど今回の上場で創業者一族からエグジットする狙いがあるようだね。ただ猛烈に心配なのは新型肺炎のコロナウィルスの影響です。


上場日が3月09日なのでまだ大丈夫だと思いますが、3月後半は日本がどうなっているのか予想が付きません。投資市場も何時まで楽観視できるのか心配ですね。


幹事名 配分単位 引受割合
野村証券(主幹事) 3,599,600株 80.00%
みずほ証券 449,900株 10.00%
SBI証券 449,900株 10.00%


国内売出し株よりも海外売出し株が大きくなっています。割合的には国内46.5%、海外53.5%あたりになります。日本国内だけで考えると67.8億円の吸収が予定されています。


時価総額は350億円未満なので上場市場は東証1部に決らないかもしれません。東証2部ならば積極的参加はなしでしょう。ただ幹事が3社なので東証2部だとさばけないと思うんですよね。機関投資家のレポートを確認しながら投資スタンスを考えたいと思います。


そうなるとSBI証券のIPOチャレンジポイント狙いになりそうです。エンジニア人材の派遣や紹介事業なので悪くない事業だと思いますが、あまり人気がない気がします。今回はポイント狙いかな?




微妙なIPOで利益を狙うよりも将来上場しそうな株を先回りして購入することもできます。FUNDINNO(ファンディーノ)では投資家登録が増え期待している方が多いようです。


面白みのある企業がどんどん登場し毎回数百名の投資家が投資を楽しんでいます!キャンペーンも行われていることから現在話題の企業です。




またメディア露出が増えたFunds(ファンズ)で投資を成功させるために書いた記事があるのでこれから投資を考えている方に参考になると思います。事前準備が大事なんですよね。




ソーシャルレンディングに投資をするにも人気企業だとなかなか投資できないんですよね。それでも投資を行い方にお勧めできる内容です。「もう面倒くさい!」と考えている方はクラウドクレジットがお勧めです。伊藤忠商事やマネックス証券などが関わっている企業です。


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一度投資を行うとただ待つだけの投資なので気楽です。投資先により利回りやリスクが異なります。利回りは2%から高いところで10%以上になることもあります。


私は分散して投資を行っているので平均利回りは5%~6%位だと思います。投資額が大きい場合はよく考えて投資するようにしています!

類似企業のPERやPBRを調べてみました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業 PER
PBR
ヒップ(2136) PER8.82倍 PBR1.16倍
アルトナー(2163) PER15.4倍 PBR3.67倍
ジェイテック(2479) PER24.63倍 PBR1.9倍
※2020年2月21日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間 株式の数 発行価格
2019年3月24日~2027年3月22日 831,300株 667円
2020年6月28日~2028年6月26日 168,000株 1,067円
2021年6月27日~2029年6月25日 130,800株 1,140円


ストックオプション(新株予約権)は831,300株が行使期限を迎えています。新株予約権保有者の一部にはロックアップが付与されています。


ツイッターでもIPO記事のチェックができます!

最新情報を手に入れたい方やレア情報、気になったことをツイートしています。IPO投資歴は13年と長くソーシャルレンディングも4年目突入!安定の利益でブログも14年目に突入。


フォーラムエンジニアリング(7088)IPOの評価と申し込みスタンス

フォーラムエンジニアリングIPOは売出し株100%なのでIPOではイメージが悪いです。人材派遣・紹介の分野はIPOで人気が高まっているため微妙な感じだと思います。


上場市場が東証1部であれば買い先行の可能性が強いと思います。情報が入り次第今回も追記していきたいと思います。


フォーラムエンジニアリングのコグナビ転職HP


エンジニア雇用が収益に結び付くと思われますが、日本国内のエンジニア人材は減少しています。さらに派遣労働者としての就職を希望するエンジニア人材の減少、メーカーによるエンジニア直接雇用の拡大や同業者による採用競争の激化などマイナス面も多くあるようです。


フォーラムエンジニアリングでは「コグナビ」の仕組みを活用し、客観的な評価、分析によりエンジニアに最適な就業先を選び出すことで、2019年3月期のエンジニアの平均稼働率は96.9%、2020年3月期第3四半期累計期間の平均で95.0%の稼働率となっています。


現状の業績は問題ないという認識で良さそうですね。あとは東京オリンピック・パラリンピック後に日本経済が落ち込むようなことがあれば同社の業績にも影響があるでしょう。景気に左右される部分が大きいためです。


顧客の経費削減や人事方針の転換にはじまり、派遣エンジニアの稼働率低下や稼働時間減少、契約条件の悪化など気になることも多いです。とりあえずBBスタンスは中立で考えておきたいと思います。


仮条件が発表された後にBBスタンスを改めて考えたいと思います。株数が多いためIPOに当選するのは簡単だと思います!


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融資型クラウドファンディングになるため少し面白みのある投資ができます。投資を行いながら社会貢献ができるイメージです!メリットやデメリットについても下記記事でまとめてみました。


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1万円から投資可能でコツコツ貯まるから面倒くさがりの方にも向いている投資だと思います。利回りが以前より高くなり投資チャンス到来なのかもしれません。

またクラウドバンク社長にインタビューを行い気になることもズバット聞いてみました。全ての問いに回答頂けるなんて思ってもおらず私の中で信頼度UPとなっています。

クラウドバンクの待つだけ資産運用

詳しくは下記記事でまとめているのでよかったら参考にしてください。100万円投資すると1年間に69,900円の利益試算になります。地味だけどお小遣いになるから助かっています。

現在のところ投資額は60万円弱でソーシャルレンディングへの投資は総額250万円を超えています。余裕資金があればぶち込みですね!