株式投資型クラウドファンディング(ECF)に興味を持つ投資家が増えています。そこで投資を行う場合のデメリットを考えてみました。またメリットと言えることも一緒に考えてみたいと思います。


株式投資型クラウドファンディングを事業として行う4社にインタビューをさせて頂いたことから、問題点はこれだろう!?と個人的に思うことも書いてみたいと思います。


株式投資型クラウドファンディングのデメリット


クラウドファンディングの中でも株式投資型クラウドファンディングへの投資は特にハイリスクハイリターンになります。ではなぜ個人投資家に人気となっているのか考えてみましょう。


ハイリスク投資に投資を行う理由はリターンが望めるからです。一般的に投資額の数倍~数十倍のリターンが望めるとされています。


EXIT(イグジット)した企業も出始めていますが、まだ日が浅い投資のため上場(IPO)という形ではありません。


記事作成時点では日本国内シェアで最大規模のファンディーノ案件だけがEXITできています。事業開始時期も関係があるためどの企業が良いのかは判断がつきませんが、案件取扱い数や累計成約金額から考えると最大規模になります。


とりあえずファンディーノからはじめてみると投資の面白さがわかるかもしれません。


株式投資型クラウドファンディングのデメリットはどんなところにあるの?

ハイリスクハイリターンと言われていますが、投資初心者にはどこにリスクがあるのかわかりにくいと思います。


投資家が背負うリスクは資金を募集した企業へ投資を行っても上場(IPO)やM&Aを行う保証がないことです。最悪の場合は投資先が倒産する可能性があります。


ECF投資はハイリスクハイリターン


どんなに良い技術を持っていてもその商品やサービスが売れなければ、自己資金(キャッシュ)がなくなり事業継続ができなくなります。


また事業拡大を行うには金融機関からの支援が必要になることが殆どだと思います。しかし、金融機関からの借り入れにはスピード感がありませんし、担保などが必要になることが多いと言えます。


企業成長している状態であれば金融機関から借り入れることができるでしょう。またベンチャーキャピタルからの出資を受けることもできるかもしれません。


しかし、スタートアップ企業はこれから事業拡大を狙う企業になるため、資金繰りが最大の悩みとなる傾向にあります。


そこで株式投資型クラウドファンディングを利用した資金調達の流れが加速化しています。投資家としては将来のビジョンが見えにくく、事業が成長するのか不確実性が高い投資になります。


エンジェル投資家が増えているのは事実だと思います。主に問題点と言われるのは以下の4つになります。


  1. 非上場(未上場)なので換金性が悪い
  2. 元金保証の投資ではない
  3. 配当金や株主優待が約束されていない
  4. 投資先の経営悪化により最悪の場合は株式の価値がなくなる恐れがある


資金を募集する前にECF事業者の厳しい審査があるため一定の安心感は存在します。


しかし、資金募集時点の審査になるため1年後に企業規模や価値が上がっているのかは予想ができません。そのため投資を行う場合は余裕資金で行わなければなりません!


この辺りはインタビューを行った企業の全社が仰っていました。


事業主から見たデメリットもあるんです!ベンチャーキャピタルがECFを嫌っている現実

実は事業者目線だとベンチャーキャピタルからの出資を受けにくくなる可能性があります。株式投資型クラウドファンディングを利用した資金調達を行うと問題点がいくつか出てきます。


スタートアップ企業への出資


株式投資型クラウドファンディング(ECF)を行った後の問題点は以下のようなことが考えられます。


  1. 株主に反社(反社会的勢力)リスクが存在する場合がある
  2. 株主との電子契約等がスムーズにいかない場合の問題点
  3. 株主総会などの電子投票問題など


上記3つはECF事業者がしっかりと対応するため問題は起きないとされています。私もこの辺りは心配しますが、ECF事業者を信じるしかありません。


現在のところ問題が起きたと聞いていないため安心しています。まだ上場すると決まった銘柄がないためこれから問題が起きる可能性はあるかもしれません。


イークラウドの波多江直彦氏にお話をさせてさせて頂いたところ、VCには詳しく内容を説明し理解を得るように努力していると仰っていました。自社グループでVC事業を行っているため説得力があると感じました。


株式投資型クラウドファンディングがサービスを開始した当初は大変だったと予想できます。これまでの株式流通に変革を与えるわけですからね。


また2017年5月に日本第1号の株式投資型クラウドファンディングがスタートしています。


株式投資型クラウドファンディングで気になる事と事業者の比較!

株式投資型クラウドファンディング(ECF)はこれから日本でも積極的に行われると考えています。エンジェル投資家になれるチャンスですよね。


ただ上記でも書いたようにリスクが高い投資になります。リターンも大きくなると考えられますが、リターン目的よりも投資を行った企業のファンになることが投資を楽しむ要因となっているようです。


イギリスなどでは一般投資家が積極的に投資を行っていると聞いています。


エンジェル投資家


CAMPFIRE Angelsの出縄良人氏によれば「ご自身の全資産に占める非上場株式のポートフォリオ(資産配分)割合を例えば10%以下に抑える」ことが重要だそうです。


各社へのインタビュー内容は下記記事から確認できます。すごく参考になる内容が書かれているため投資前に比較して頂けると嬉しく思います。


普段お聞きする事ができない内容をズバズバ聞いています!!




また上記以外に事業活動を行っている企業は「SBI エクイティクラウド」になります。「SBI CapitalBase」からの社名変更になります。個人的にはSBI エクイティクラウドにもインタビューを行ってみたいと考えています。


関係者の方にこの記事が目に留まればと勝手に考えています!


また、非上場株式の売買が株主コミュニティーを使って始まるとされているため2次流通にも期待しています。ファンディーノでまず開始されることになっています。また、CAMPFIRE Angelsでは株主コミュニティー制度への参入に向けた準備を行っているとお言葉を頂いています。


その他企業は考え中であったり、独自スキームを考えているそうです。この辺りには大変興味が個人的にもあります。


ファンディーノで2次流通の売買が始まるとどのように株価が変動するのか楽しみにしています。投資家登録が多いことで高値で売買される銘柄も出てくるのでは?と期待しています。


逆に安値で売買される銘柄も出てるくかもしれません。現在は株主しか業績確認を見れないため、この辺りのスキームも気になっています。


株式投資型クラウドファンディングの問題点とメリット!?まとめ

株式投資型クラウドファンディングに投資を行う場合に気が付いたことがあります。問題点は上記で説明したようなことが挙げれれますが、判断しにくい材料もあります。


株式投資型クラウドファンディングの問題点


ECF事業者のネックになっていることは、個人投資家が同一会社に対して1年間に50万円以下までしか投資できないことです。また株式発行者は1年間に1億円未満しか資金の調達ができないことです。


決まりなので仕方がありませんが、この辺りの改善にも期待しています。


私は10万円程度を複数企業に投資するようにしているため、あまり関係がありませんがエンジェル投資家のなかには50万円以上の投資を行いたい方もいるようです。※株式投資型クラウドファンディングを利用したエンジェル投資家のことを指します


この他には、ファンディーノだとFUNDINNO型有償新株予約権というものがあります。現在のところ新株予約権にはエンジェル税制が適用されません。よって他社では普通株式のみの取扱いとなっているようです。


今後、新株予約権でもエンジェル税制が適用される可能性があるかもしれません。難しいと思いますが、投資家が増え2次流通なども行える環境ができてくると可能なのかも?と考えています。


株式投資型クラウドファンディング(ECF)のセカンダリーについては下記記事でまとめています。




ここ数年で本格的に活動を行う事業者が増えているため、新たな問題も起こってくるかもしれません。


またメリットについては投資額以上の収益期待やエンジェル税制を利用した優遇になると思います。利益が出ている方は積極的にエンジェル税制を利用できるはずです。


最終的に投資を行う方の判断になりますが、自分が応援したい企業に投資を行うことをお勧めします。もちろん収益目的でよいと思います。ECF事業者にインタビューした結果からもそのように感じています。


日本証券業協会では「当該店頭有価証券の発行者及びその行う事業に対する共感又は支援が主な旨とされるべきこと」と書かれているとCAMPFIRE Angelsの出縄氏に教えて頂きました。


利益よりも共感や支援を意識した投資なんですよね。個人的には収益目的でもよいと思いますが、投資を行う前から上場期待ができる案件も確認できているため、複数の事業者に口座開設を行っておくべきかもしれません。


株式投資型クラウドファンディングに興味があれば公式サイトで事業者ページを確認してみてください。企業のスタンスがわかるかもしれません。




一攫千金的な発想も悪くないように思いますが、最終的に業績になると思います。色々と楽しみがある投資だと思いますが、それなりにリスクもあるため余裕資金での投資を私もお勧めします。


ユニコーンだと取扱い案件の全てに株主優待が付いています。インカムゲインなどを考える方には魅力がある事業社だと思います。非上場株式は上場されていない店頭有価証券の位置づけになります。


またタイアップを組ませて頂いている企業や、既存キャンペーンでAmazonギフト券などを貰える企業があるため確認をしてみてください。


ワクワクできる投資環境を期待しています!!

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