大阪油化工業(4124)初値予想とIPO分析記事になります。ジャスダック銘柄のため安定感がありますが、IPOでは不人気とされているセクターになります。しかし、人気化した銘柄も無いことはありません。上場後に人気になる場合もあります。穴場銘柄なのか判断がわかれる銘柄でしょう。
業種:化学
市場:ジャスダックスタンダード(JQS)
公開予定:10/05
BB期間:09/19~09/25
100株単位
公募株数 270,000株
売出株数 260,000株
合計株数 530,000株(5300枚) ←個人的に当選狙います
※オーバーアロットメントによる売出し79,500株
想定価格 1,830円 ⇒ 18.3万円必要
仮条件 1,830円~1,860円に決定しました!
公開価格 09/26に決定予定です
【幹事団】
野村證券
大和証券
SMBC日興証券 ←主幹事や幹事を多数行うので必須です
SBI証券 ←SBI証券で個人型確定拠出年金まとめ記事
大阪油化工業IPO幹事配分と類似企業を考察
仮条件上限は1,860円となりやや上振れしました。
吸収金額は約9.9億円、オーバーアロットメントを含めると約11.3億円です。市場からの吸収額は大きくありません!
↑クリックで拡大します ⇒ 入金ベースで現金5,000円をプレゼント
↑クリックで拡大します ⇒ 東海東京証券の口座も開設しておきたい理由
化学物質のわずかな沸点の差を利用し、混合物から目的とする物質を分離・精製する精密蒸留を手掛けている企業になります。
精密蒸留の技術は、古くは石油からガソリンを精製することなどから発達したもので、現在では医薬・農薬・電子材料等の分野や航空・宇宙産業における材料の精製にも活用されており、同社の加工技術もスマートフォンやメガネ等のレンズ、医薬品や化粧品、自動車等の顧客の最終製品の一部や顧客の研究開発分野において、使用されているそうです。
顧客の研究開発における基礎研究等の補助を行う、小型の蒸留装置による蒸留の受託及びそれに付随するサービスの提供を「研究開発支援」、中型・大型の蒸留装置による蒸留の受託及びそれに付随するサービスの提供を「受託加工」、顧客が自社にて蒸留精製を行うことを目的とした小型蒸留装置の販売及びそのメンテナンスサービスの提供を「プラントサービス」と区分しています。
また、販売実績では受託加工が約8割を占めているようです。
取引先には、東レや住友商事、東洋紡、三井化学の名前が上がっています。
大阪油化工業(4124)初値予想2000円
【幹事配分株数】
野村證券 482,300株
大和証券 26,500株
SMBC日興証券 15,900株 ←主幹事や幹事を多数行うので必須です
SBI証券 5,300株 ←SBI証券で個人型確定拠出年金まとめ記事
【業績等の概要】 平成27年10月01日~平成28年9月30日
売上高1,043,088千円(前年同期比0.5%減)
営業利益223,667千円(前年同期比64.2%増)
経常利益219,406千円(前年同期比64.4%増)
当期純利益は167,915千円(前年同期比89.5%増)
第56期第3四半期累計期間(平成28年10月01日~平成29年6月30日)
売上高918,809千円
営業利益218,940千円
経常利益219,167千円
四半期純利益143,704千円
【類似企業】
日本化学工業(4092)PER14.97倍 PBR0.73倍
田岡化学工業(4113)PER6.93倍 PBR0.89倍
広栄化学工業(4367)PER3.52倍 PBR1.21倍
大阪油化工業IPOのロックアップとストックオプション
ロックアップ期間は90日間、ロックアップ解除倍率の記載はありません。
ベンチャーキャピタル出資は無く需給不安はあまりない。
ストックオプション総数は56,330株となり、行使期限を迎えているのは46,330株になります。残数の10,000株も平成29年10月01日から行使期限に入ります。
発行価格は32,000株が400円、残りの24,330株が650円となっています。
株主優待はありませんが、株主配当金が35円予定されています(配当利回り1.88%)
⇒ 大阪油化工業(4124)IPO新規上場承認記事へ
EPS211.71を基にPERを算出すると約8.79倍、BPS-
上場時発行済み株式総数939,170株を基に時価総額を算出すると約17.5億円です。
2017年09月期の業績予想は売上8.7%増、経常利益3.6%減の見込みになります。
大阪油化工業という漢字ネーミングが古臭さを感じさせ余計に地味銘柄に見えてきます。
同日に上場する銘柄が3社あり、規模が小さいとはいえ初値買いをする方も限定的でしょうか。ウェルビー(6556)IPOのほうがテーマ性があり人気になる気もします。
難しい銘柄だと思いますが、申し込んでも思ったほど当選者はいないと思うので、私は申込んでみます。当選したら初値売り、もしくは翌日の寄付きの板を見ながら売却でしょう。
板も地味に動くと思います。
IPOカテゴリー別にランク分けされる企業! 【申し込み倍率は低い】
楽天証券
※楽天証券のIPO概要詳細はこちらへ
上場企業のCREAL(クリアル)で「当サイト経由の特典」が付きました
新規登録を行うとAmazonギフトカード1,000円分プレゼント、さらに初回投資に応じて最大5万円分貰えます。劣後出資とマスターリース契約、さらに信託銀行活用の分別管理は業界随一!
1万円から投資でき「ほったらかし」で資産運用できます。賃料収入をもとに配当、想定利回り4.0%~5.5%で償還実績は元本割れ0件。最強スペック企業なので下記記事でまとめました。