AIメカテック(6227)IPOの初値予想と幹事割当数などを今回も評価したいと思います。上場前の抽選参加スタンスや業績予想などについても調べています。
この上なく評価が低いIPOのためブックビルディングは見送り決定と言ってよいかもしれません。100%VC売出し株で東証2部、そして上場規模が大きい悪材料3点セットになります。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 1,920円 |
仮条件 | 7月08日 |
売出価格 | 7月19日 |
公募株数 | 0株 |
売出株数 | 3,427,000株 |
公開株数(合計) | 3,427,000株 |
オーバーアロットメント | 514,000株 |
幹事団 | みずほ証券(主幹事) 野村證券 大和証券 SBI証券 楽天証券 SMBC日興証券 岡三証券 岩井コスモ証券 極東証券 水戸証券 |
委託見込 | 岡三オンライン証券 SBIネオトレード証券 |
流石に初値好調のみずほ証券主幹事でも厳しそうです。大手でも液晶関連は株式市場でオワコンと言った表現が出ているようです。このような表記は異例だと思います。
確かに日立製作所が切り離した事業だと思いますが、ファンドが事業を再建している功績は評価対象だと思います。しかし、直近で業績が急激に落ち込んでいるため評価しずらい銘柄となっています。
コロナ禍となったイレギラーなのか、そもそも業績頭打ちなのか判断に困ります。
主力事業はLCD事業になり、テレビやスマートフォンの液晶ディスプレイパネル生産工程で使われるシール塗布装置、液晶滴下装置などの開発・製造・販売を行っています。
販売先は主に中国と台湾になっています。日本企業のグループ傘下もありますが、多くは中国への販売となっています。複合的に初値評価が厳しい気がします。
今期の業績予想は回復傾向にありますが悪材料が多すぎるようです。直感的に思ったのは上場規模20億円であれば公開価格割れは避けられたのかも?と感じています。
想定ベースの上場規模が75.7億円なので割れる可能性が高いようです。地合いもよいとは言えませんからね。また時価総額は108.1億円を予定しています。
TECROWD(テクラウド)さんに独占インタビュー(取材)をさせて頂きました。投資家が気になることをズバズバと聞いてみたので投資の参考にして頂ければと思います。今回も攻めた質問を行っています! ご回答頂けないかも?と思い …
AIメカテック(6227)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので、投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。最新の初値予想は下記のようになっています!
※注目度B
大手予想を確認する限り公開価格割れ濃厚だと感じます。
リターンよりもリスク面が高そうです。最終的には投資家が決めることですが事前評価が悪いと感じます。完全にシンジケートカーバによる初値形成でしょう。
ただ仮条件発表時に売出し株を削減する可能性も残されています。また仮条件範囲で株価設定を引き下げてくる可能性もあります。
個人的には完全スルーになる可能性が高いと思っています。
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AIメカテック(6227)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はみずほ証券が単独で引受けています。店頭口座の方は営業の電話が掛かってくる可能性が高そうですね。しかも即売すると店頭評価が下がる可能性があるため難しい判断となりそうです。引受けないことが一番かもしれませんがお付き合いもありますからね。
幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
みずほ証券(主幹事) | 3,084,800株 | 90.01% |
野村證券 | 85,600株 | 2.50% |
大和証券 | 85,600株 | 2.50% |
SBI証券 | 51,400株 | 1.50% |
楽天証券 | 51,400株 | 1.50% |
SMBC日興証券 | 34,200株 | 1.00% |
岡三証券 | 10,200株 | 0.30% |
岩井コスモ証券 | 10,200株 | 0.30% |
極東証券 | 6,800株 | 0.20% |
水戸証券 | 6,800株 | 0.20% |
株数が多いため平幹事からの抽選参加でも当選が狙えそうです。個人的には岡三オンラインから当選できるのか狙ってみたいと思っています。
IPOで補欠を頂いたことはありますが当選したことはありません。面白ことが起きれば良いですよね。当選した方はいらっしゃるようです。
IPOルールは下記記事でまとめています。タイアップ中なので期間限定で3,500円貰えます!まだ口座開設していない方はチャンスかもしれません!!
岡三オンラインのIPO抽選方法とルールについて詳しく調べました。岡三証券がネット証券強化のために岡三オンライン証券が誕生しIPO取扱いが平等抽選で行われていました。現在は岡三オンライン証券と岡三証券が経営統合となり「岡三 …
正直なところAIメカテックのIPOはお勧めできないと考えています。投資リスクが大きいと思います。
AIメカテック(6227)IPOの業績予想と抽選参加スタンス
最新業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気が見込めれば積極的に参加したいと思いますが今回は厳しそうです。業績を確認すると2021年6月期の連結業績予想を確認することができました。それによれば売上161.60億円となり前期145.21億円から11.29%増、経常利益9.07億円となり前期3.96億円から129.04%増になります。
四半期利益は6.15億円となり前期2.91億円から111.34%増を予想しています。一見すると業績評価ができそうですが前々期から比べると大幅な減収減益になります。
想定発行価格ベースの指標はEPS109.24からPER17.58倍、BPS1,310.45からPBR1.47倍になります。配当金や株主優待の設定はありません。
株価設定自体は問題なさそうですが、上場による吸収金額が欲張りだと感じます。ファンドからしてみれば早期売却を行いたいと思う気持ちもわかります。
個人投資家の多くは投資することを控える可能性が高いように思います。私もSBI証券のIPOチャレンジポイント狙いに徹したいと考えています。
新しいクラウドファンディングの利回り不動産について調べてみました。高利回り設定で劣後出資とマスターリース契約のダブル設定となっています。
投資家登録者も伸びているみたいですね。企業規模も大きく期待ができそうです!!
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