ウイングアーク1st(4432)とヒューマンクリエイションホールディングス(7361)が明日上場します。地合いが持ち直しているため好調な初値が期待できそうです。問題となるのは3回目の承認となったウイングアーク1stでしょう。


こちらからまずは確認してみたいと思います。大手では厳しい評価が出ているようです!


ウイングアーク1st(4432)IPOの最終初値予想
※ウイングアーク1st公式ページ引用


東京証券取引所から発表された気配運用は下記のようになります。


項 目気配運用の内容
板中心値段1,590円(公募・売出価格)
上限値段3,660円(更新値幅80円、更新時間10分)
下限値段1,193円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲398円以上、6,360円以下


今度こそ上場できるようなので初値が注目されます。事業内容はクラウドやSaaSが意識されるため悪くはありません。しかしファンド売出し株になり、これまでも需要が低かったため上場中止を行っていたと考えられます。


上場中止は市場悪化という理由のようですが、多くの投資家は人気がなかっただけだと考えていることでしょう。


また再承認となる度に上場規模が小さくなっていたことも人気が低いことの裏付けではないかと想像できます。人気がない理由は事業内容ではなく単に財務体質が良くないからだと言われています。


MBO案件になるため「のれん」による財務悪化が問題視されています。ただ今回は日経平均が高値で推移していることで公開価格割れはないかもしれません。


ウイングアーク1stの最終初値予想はこうなる!

ウイングアーク1stの大手予想は公開価格1,590円に対して、なんと公開価格割れとなる1,550円を予想しています。


東証1部へ直接上場となるためインデックス需要も見込めると思いますが、比較対象となる銘柄が雪国まいたけ(1375)やバリオセキュア(4494)となっています。


そう考えるとホールドするリスクが高い気がします。2020年2月期は増収増益となる見込みですがコロナ禍の中では予想した業績をクリアーできるのか不安があります。配当も出ませんし個人的には積極的に買いたい銘柄ではありません。


右肩下がりの株価にならないことを祈りたいと思います。


同社の詳しい事業内容や業績などは下記記事でまとめています。上場規模は194.5億円で時価総額は496.0億円になりました。

ウイングアーク1st(4432)IPOの初値予想


ヒューマンクリエイションホールディングス(7361)の気配運用はこうなる!

次にヒューマンクリエイションホールディングス(7361)の気配運用を調べてみました。東京証券取引所から発表された気配運用は下記のようになります。


項 目気配運用の内容
板中心値段2,120円(公募・売出価格)
上限値段4,880円(更新値幅106円、更新時間10分)
下限値段1,590円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲530円以上、8,480円以下


ヒューマンクリエイションホールディングスもファンド案件になります。公開株式の96.9%が売出株になりますが、公募組は大きな利益が期待できそうです。


ITエンジニアの派遣とニッチな事業になりますが評価が高いとされています。コロナ禍でエンジニアを必要とする企業が増えており業績も拡大しています。


また、同社も「のれん」の問題があるようですが株価設定が低いため問題はあまりないと観測されているようです。のれん償却を行ってもPERが約11倍程度で観測されています。


上場規模が大きいことで当日にならないと少し心配だと思いますが、成長性がイメージしやすいためファンド案件でも買われるそうです。バリュエーション的に割安であれば今の市場では魅力があるということでしょう。


事業内容や業績などは下記記事でまとめています。

ヒューマンクリエイションホールディングス(7361)IPOの初値予想


ヒューマンクリエイションホールディングスの最終初値予想はこうなる!

ヒューマンクリエイションホールディングスの初値予想を調べてみました。


公開価格は2,120円に決定し、吸収額が38.6億円で上場規模が40.3億円になります。株式の殆どが市場に流通することになります。


それにもかかわらず大手初値予想は3,500円と強気に攻めてきました。想定発行価格段階では2,500円~3,500円だったためその上限になります。




主幹事のSMBC日興証券で当選されていた方が多かったようです。ネット当選でステージ無しでも運が良ければ当選できます!


私は落選となりましたが、そのうち当選できると思って申し込み続けたいと思います。IPOルールは下記記事でまとめています。



ということで、ウイングアーク1stは公開価格割れになる可能性があるけれどヒューマンクリエイションホールディングスは大きな利益が見込めるようです。


どうなるのかわかりませんが、為替もドル円で110円を目指しNYダウやナスダックも持ち直し傾向にあります。投資家も悲観的になっていないと思うので初値に期待したいと思います。


直近に上場したIPOは下落傾向にあるようですが、資金は次の銘柄を探しているように感じます。


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