東証1部上場のソフトバンク(9434)が売出しを発表しました。POの日程や仮条件(割引率)を調べ資金を有効活用するために詳しく調べてみました。基本的に参加スタンスを取りたいと考えています。


売出し株となることから1株利益の希薄化などはありません。しかし1兆円を超えるようなPOを行うことから需給懸念があります。売出人はソフトバンクの親会社であるソフトバンクグループジャパンになります。


ソフトバンク(9434)が売出し実施「PO」
※ソフトバンク公式サイト引用


売出し後も親会社として関係を保ったままになります。また追加の売出しは考えていないそうです。今回のPOを乗り切れば長期的に株価安泰となる可能性があるでしょう。


IPOに参加していた公募組もまだ株式を保有している方が多く、せっかく株価が上昇してきたタイミングでの公募増資は残念がっているようです。上場時にも公募増資などが懸念されていましたよね。


今回はここ近年にない大型の公募増資になります。


また、今回の売出しと同時にソフトバンクは自己株式の取得を行うことを発表しています。1,000億円もしくは80,000,000株を上限に行うそうです。


ソフトバンク(9434)の売出し内容を確認してみたいと思います

ソフトバンクの売出しはある程度予想できたように思いますが、売出規模がかなり大きいため不安な一面があります。ただ店頭証券が総出となっているため上手くやってくれるはずです。


安倍政権が終了してしまう懸念もあるため不安材料も多い気がします。


ソフトバンク(9434)売出し株と株価
※SBI証券公式サイト引用


上記は上場からの株価推移になります。新型コロナウイルス感染症で一旦は株価が下がっるも持ち直していたところで売出し株の発表です。


ソフトバンクグループはファンド事業で失敗し大幅な赤字に陥った経緯があります。既に4兆5,000億円の資産売却を行い4兆3,000億円を調達しているそうです。


そして今回の売出しで1兆4,700億円規模(8月28日終値計算)の調達を実施します。



項 目その内容
銘柄名ソフトバンク(9434)
上場市場東証1部
主幹事
  • 野村證券
  • 大和証券
  • みずほ証券
  • SMBC日興証券
  • SBI証券
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
売出し株総数927,490,200株
国内売出し670,474,800株
海外売出し223,491,700株
海外OA:33,523,700株
オーバーアロッメント100,571,200株
希薄化0%
仮条件3.0%~5.0%


共同主幹事の形になりますがオーバーアロッメントは野村證券が引受けます。日本国内向けに販売される株数が多いようです。


既に証券会社から電話が入っている投資家も多数いらっしゃるようです。IPO時のように売れ残りもあるかもしれませんね。貸借銘柄なので逆日歩が付かなければ美味しい思いをする投資家も出てきそうです。


ただ巨額過ぎるため売禁になると引受ける投資家も限定されそうです。そもそも個人投資家ではどうすることもできない規模なので流れに任せるほかありません。


投資戦略としては株価が落ち着くことと逆日歩の状況を確認しながら投資を行うことでしょう。他の投資も同時進行なので自分の力量内で投資を行わないと痛い目を見そうです。


ソフトバンク(9434)売出し株の日程を詳しく調べてみました!

売出し日程を調べてみました。ここが一番重要なポイントになると思います。実は今回のソフトバンク売出し株がIPOと日程が重なるため資金移動を行っている方が出てきています。


私も資金を移動させることにしました。もう少し早めに取り組めばよかったと後悔しています。参加スタンスも全力で取り組むには資金問題や日程などで苦労しそうです。考えると疲れるので程々で参戦したいと思います。


項 目その内容
価格決定日9月14日(月)~9月16日(水)
申込期日売出価格等決定日の翌営業日から売出価格等決定日の2営業日後の日まで
受渡予定日9月23日(水)~9月25日(金)


今回は通常の日程で進むのか不安です。基本的には初日の9月14日に値決めが行われると思います。受渡日は売出価格決定日の5営業日の日になります。※発行価格は1,204.5円に決定


ソフトバンクグループによると、POを行うことで市場の流動性を高める狙いがあるそうです。また適切な価格形成につながると考えているそうです。


実際のところはソフトバングGのキャッシュを増やし今後の事業に活かしたいと考えているはずです。


ソフトバンク(9434)のPO参加スタンスとSBI証券のIPOチャレンジポイント

ソフトバンク売出し(PO)に参加するスタンスは「あり」です。ただ規模が大きいため信用取引でヘッジする投資家が多いと売禁止になる可能性があります。


地合いを考慮した売禁もあるのかもしれません。そうなれば一気に投資家の意欲がなくなるでしょう。配当が1,431.5円で6.01%と高いため、このまま業績を維持できれば配当によるインカムゲインは魅力です。


ソフトバンク(9434)のPO参加スタンス
※SBI証券公式サイト引用


何度も失敗するようなことはないと思いますが、とにかく売出し株数が多いため価格決定日の9月14日まで株価推移を見守りましょう。安定操作機関中にリスクヘッジを行う投資家もかなり多いと思います。


となると逆日歩も高くなりそうな気がします。大量に配分がある方は少し神経をとがらせておくことが必要になりそうです。


また今回はSBI証券でIPOチャレンジポイントをPO購入で配布することが決定しています。その内容は下記記事でまとめているのでよかったら参考にしてください。




最大でソフトバンクPOでIPOチャレンジポイントが51ポイント貰えるそうです。庶民にはハードルが高すぎですね。資金を集めればいけますけど、資金を元に戻すことを考えるとそこまでは無理です。


IPO抽選もあるし、9月は優待も沢山取らないといけません!お金持ちが凄く羨ましいです。お金があればローリスクに取り組める投資がたくさん世の中にはあるので、お金を働かせることができる方はどんどんお金持ちになります。


IPO(新規公開株)やPO(公募増資・売出し)に投資を専門的に行うお金持ちは知識があれば美味しい思いができます。その域にたどり着ければ嬉しいですね。


コツコツ利益を出すならクラウドファンディングへの投資も有効だと思います!1万円からの投資ができるため頑張っています。既に4年くらい投資を行っていると思います。


【人気クラウドファンディング記事】
  1. Rimple(リンプル)
  2. Funds(ファンズ)
  3. クラウドバンク


それと未上場株の売買に興味がある方は下記記事も参考になると思います。リスクは高いけどリターンが数倍~数十倍になる可能性がある投資です。


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