スカイマークが上場申請取り下げを決定し2020年中のIPOは完全になくなったかもしれません。2015年1月に経営破綻になり上場廃止を経験し、1年後には黒字に転じたまさに乱気流状態です。


そして5年以内に再上場を行うと発言し2020年は上場期待が高まっていました。それもこれもコロナウイルス感染症により収益期待だった東京オリンピックの延期、そして国際線と国内線の大幅な減便が響きこのまま上場できない可能性が出てきました。


スカイマーク上場申請取り下げ


メディア情報では早ければ2020年4月あたりに上場すると言われており、メディア各社もそのように報道していました。そんなさなか、スカイマークのプレスリリースで「上場申請の取り下げに関するお知らせについて」が公開されました。


調べてみるとスカイマークからコロナウイルス感染者は出ていないようです。しかし、事業縮小となり経営も厳しいと思います。通常であれば1ヶ月間に4,300便程の運行が行われています。


コロナウイルスによる減便数などは確認できませんでしたが、相当追い込まれているのではないでしょうか。そしていつコロナウイルス感染症が終わるのかわからず、このままだとまた経営破綻になりかねません。


スカイマークが経営破綻になりかねない原因と現預金の問題

スカイマークの収益源は飛行機を飛ばすことにより発生します。もちろん顧客がいて初めて収益源となります。仮に全便欠航になった場合は、現在の現預金と融資を合せても4ヶ月程度しか持たないそうです。


佐山展生会長がメディアの質問に答えていたので間違いないでしょう。全便欠航はあり得ないと思いますが、現在の状況が長引けば経営に大きな打撃を与えるため業績の落ち込みが激しいはずです。


原油安のプラス材料は少なからずあると思いますが、カバーできるような材料ではありません。


スカイマークが経営破綻になりかねない原因


そう考えると2020年中の上場は難しいかもしれません。東証1部へ直接上場するそうなので審査基準も厳しくなります。


一般的に東証1部や東証2部への本則市場上場は上場申請から3ヶ月程度かかるようです。マザーズなどの新興市場だと2ヶ月程度が基準として考えられます。


情報機関では2020年後半にIPOを行う話も既に出ていますが、現状は厳しいとしか言えないでしょう。欠航が相次ぎ日本全国で緊急事態宣言によるロックダウンが行われ、人の移動制限などの自粛が拡大する見込みです。


そうなると空輸業は収益を得ることができず経営難に陥ることが考えられます。


ANAホールディングス(9202)株価
※2020年4月22日のANAホールディングス株価


日本を代表する空輸業と言えばANAホールディングス(9202)でしょう。スカイマークの株主になっている企業です。


2020年1~3月期の連結最終損益が594億円の赤字になったと報道がおこなわれ、いかに空輸業への打撃が大きいのかわかります。国際線の減便で収益が落ち国内線がカバーしても大幅減収となっています。


また2020年4月22日確認の情報でANAホールディングス(全日本空輸)は7ヶ月間耐えられる報道があり、JAL(日本航空)は13ヶ月間耐えられる報道が出ています。融資がなければという前提のようです。


スカイマークは国内線が多い企業と考えても大きな減収となることは避けられそうにありません。上場検討の発表が行われた時にも記事を書いているのでよかったら下記記事も参考にしてください。

スカイマークと西友が再上場を検討!IPOイベント発生期待で2020年待ち


【上場申請の取り下げ理由】
スカイマーク株式会社は、2019年10月25日付で株式会社東京証券取引所へ上場申請をしておりました。しかしながら、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けた事業環境の急激な変化、および最近の株式市場の動向など諸般の情勢を総合的に勘案し、2020年4月15日開催の取締役会にて当該申請を取り下げることを決議しましたのでお知らせします。※出典:スカイマークプレスリリース(2020年4月15日公開)


スカイマークの株主状況と追加融資はあり得るのか?

スカイマークが上場(IPO)を行ってきた場合は売出株になることが考えられます。そのためIPOでは話題性があってもそれほど株価の高騰は見込めないでしょう。


上場規模が低い設定であればよいですが、巨額上場であれば需要と供給のバランスが取れません。時価総額500億円をクリアーしてくることが考えられるためそれに見合った企業規模と収益構造が求められます。


現在の株主構成は下記のようになるそうです。


【スカイマーク上場前の株主構成】
  • インテグラル50.1%
  • ANAホールディングス16.5%
  • 日本政策投資銀行と三井住友銀行が設立した投資事業組合が33.4%


既に投資している企業は追加融資を検討するしかないと思います。インテグラルは過半数以上を保有しているため3社で追加融資の検討を行う可能性もあると思います。


コロナウイルス感染症が長引けば長引くほどスカイマークにとって厳しい状況が続きます。スカイマークだけではなく日本も中小企業が倒産している現実が既にあります。


業種によっては壊滅的な打撃を受け経営ができない企業も出てきています。


インテグラルファンド


上場申請取り下げによりしばらくIPOを行わないと思いますが、経営が悪化し融資などが行わなければスカイマークが再度経営破綻になる可能性があります。


上場前に経営破綻になると現在の株主が損失を被るため破綻はさせないと思いますが、既存株主も自社の経営が苦しいかもしれないため絶対に経営破綻がないとは言えません。


既にオーストラリアの豪航空ヴァージンが経営破綻になるかもしれないという報道が行われています。


コロナウイルス感染性が一刻も早く改善し元の世界に戻ることが望まれます。私も含めこの状況は辛いため改善してほしいです。


また世界のIPOが急激に減っていると報道が行われています。日本は時期的に上場承認が減るタイミングなのでしばらくは様子見が続くと思います。コロナウイルス感染症がおさまりを見せれば9月あたりからIPOが増えてくるのではないかと考えています。


投資機関も現金化することができず、再投資できない悪循環が経済に影響を与えているそうです。これからIPO投資に取り組みたい方は下記記事を見て頂けるとIPOについて詳しく知ることができます。




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