スカイマーク(Skymark)が再上場を目指すとメディアで伝えられました。真意はわかりませんが日本航空(JAL)のように復活できるのか期待が高まります。同社は2015年3月01日に東証1部を上場廃止となり最終終値は14円でした。一時は時価総額が1,200億円を超える銘柄でしたが資金繰りが悪化し民事再生法の申請となってしまいました。


上場廃止後も投資ファンドのインテグラルから資金支援を受け運航は続けられていました。負債額は約710億8800万円と当時言われていました。業績悪化となった原因は超大型旅客機「A380」の導入です。安易に考え一気に負債超過となり、株主は怒り心頭だったことでしょう。


スカイマーク再上場は2020年を予定


【プレスリリース】

スカイマークは、2019年7月11日に国土交通省が発表した「航空輸送サービスに係る情報公開」のうち「特定本邦航空運送事業者に係る情報」において、2018年度の定時運航率は93.91%で、特定本邦航空運送事業者12社において第1位となりました。これにより2年連続で第1位を達成しました。

また、欠航便の割合を示す欠航率については1.15%で、特定本邦航空運送事業者12社において最も低くなり、3年連続で第1位を達成しました。これは、お客様をはじめとする関係者の皆さまの定時出発へのご理解とご協力のおかげと、心より御礼申し上げます。

これからも安全運航を最優先に、安定した高い定時運航率とより低い欠航率の維持により、お客様の時間を大切にしてまいります。



2019年7月20日に公式サイトのプレスリリースで上記が発表されると、日本経済新聞では同日2020年の再上場を目指すと発表されました。しばらく前から噂になっていましたが、業績が改善し事業見通しが出来てきたように感じます。


ここ数年はインバウンドによる海外需要も多くスカイマークの業績にも大きな改善があったものと思われます。そもそもA380の違約金が発生しなければ上場を維持し業績改善できていた可能性もあるはずです。


事前に250億円を支払い結局760億円の違約金に決定し、支払えないため民事再生法とはお粗末すぎます。


日本航空(JAL)の株価は右肩上がり!同じ展開はあり得るのか?

日本航空(JAL)が再上場し当時は人気がないと感じていたことを思い出します。再上場時は公開価格3,790円を20円上回り何とか公開価格割れにはなりませんでした。初値は3,810円でその後は右肩上がりという違和感ある上げで驚いたことを覚えています。


今では時価総額1.2兆円を超えています。再上場から株式分割を行い、株式償却も行うなど株価維持に努めているようです。


日本航空(JAL)の株価推移画像
※SBI証券の10年チャート抜粋


四季報によれば自己資本比率が57.4%となっています。有利子負債は1,369億円程あるようです。


日本航空が再上場を行った2012年9月です。スカイマークの場合は当時よりも環境がよいかもしれないためIPOとして期待できるかもしれません。


西友(SEIYU)も再上場観測!米ウォルマートが株式売却予定

西友は2008年まで上場していた企業です。直近ではドンキホーテホールディングス(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)の大原孝治社長が株式売却であれば興味があると発言し一時話題となっていました。


西友の想定売却額は3,000億円~5,000億円といわれており、これまでウォルマートが想定していた金額を支払う企業が現れないことで再上場という道を選ぶようです。


西友(SEIYU)再上場予定


【日本経済新聞】

米ウォルマートは傘下の西友を再上場させる方針を明らかにした。株式の過半を保有し続けるが一部株式を売却する。これまでは非上場の完全子会社として米本社主導で経営してきた。上場に伴い日本に権限を委譲して地域特性に合った経営を進める。ウォルマートは日本法人の売却も検討していたが、条件が合う買い手は現れなかったとみられ方針を転換する。

26日、西友が発表した中期的な事業計画の中で上場方針を明らかにした。ウォルマートは西友か、西友の持ち株会社であるウォルマート・ジャパン・ホールディングス(HD)のどちらかの上場を目指す。上場を目指す時期などは明らかにしていない。

西友は2002年にウォルマートと資本業務提携を発表し、08年に完全子会社になった際に上場を廃止された。



ウォルマートが西友を手放したいと考えられる材料に事業モデルの転換を迫られていると言われているようです。


また西友の業績が伸び悩んでいることも関係があるようです。そもそも同社はスーパーマーケットチェーンを全国展開している企業です。ウォルマート流の資本が入り支援を行うも他店との商品価格差を埋めることができず売上が伸び悩んでいるようです。


一部の商品価格を大幅に値引きする「ハイ&ロー戦略」を実施するも日本の顧客は思うように買い物をしてくれないようです。スーパーマーケット事業は大手が沢山あり難しいのかもしれません。


非上場のため業績はわかりませんが、2017年12月期の最終損益が0円だと報じているメディアがありました。その後どうなっているのかわかりません。


同社のプレスリリースも見てみましたが、再上場や業績について確認できるものはありませんでした。


西友と楽天がドローンで提携


そういえばホームページを見て気が付きましたが、最近ドローンを使って楽天が配達しているというニュースを見ました。西友と楽天が取り組んでいるニュースを見たようですね。


ちょっと話題になっているので再上場に向けて色々とメディア向けに材料を用意しているかも?と感くぐるところがあります。「西友のネットスーパー」も楽天とタッグを組んでいるためドローン配達など今後あり得るのかもしれません。


再上場案件ではUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)などもいまだに名前があげられています。話題的には自動運転のZMPがIPO承認となればかなり盛り上がると考えています。一度承認され個人情報流出問題で上場が延期されています。


東京オリンピック前に上場してくればもの凄くインパクトがあると思いますけどね!スカイマークの再上場はIPO投資家に良い材料かもしれません。


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