モンスターラボホールディングス(5255)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。上場承認時のイメージは厳しい銘柄だと思いましたがなんと黒字化する予想が出ています!


公開株数が多いためリスクを取れる方には面白い銘柄になるかもしれません。


モンスターラボホールディングス(5255)IPOの評価


項目株数データ
想定価格620円
仮条件3月09日
公開価格3月17日
公募株数1,800,000株
売出株数2,400,000株
公開株数(合計)4,200,000株
オーバーアロットメント630,000株
幹事団大和証券(主幹事)
アイザワ証券
SBI証券
楽天証券
委託見込CONNECT
SBIネオトレード証券


事業は主に大企業や自治体に対してデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を行います。世界的に事業展開を行い大規模契約の獲得も行います。


この他、RPAツールや音楽配信事業等も行います。


2022年12月期の連結売上収益を確認するとデジタルコンサルティング事業が94.7%になり、ほとんどがDX関係の収益になるようです。


某紙では有利子負債や「のれん」の金額が大きいため財務体質がよくないと観測されているようです。第15期と第16期は減損処理を行っているため大きく赤字となっているようですね。


そしてようやく今期は黒字化するそうです。上場タイミングは悪くありませんが同日上場が3社となり、一番選ばれない銘柄になる可能性がありそうです。


それでも利益が多少見込めるようなので、リスクを受け入れることができる方には面白いIPOとなりそうです!


想定発行価格620円による吸収金額は約29.9億円、時価総額207.7億円です。


モンスターラボホールディングス(5255)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。仮条件が発表されるまで申込みスタンスを中立にしたいと考えていますが、抽選に参加する準備だけ行っておきたいと思います。


本当に利益が見込めるのであればアイザワ証券からも申込をしたいと思います。単価が低いためスルーする可能性も十分あります。


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想700円~950円
※注目度A


前日にカバー(5253)が上場し巨額な資金を吸い上げることも同社には影響がありそうです。


ハルメクホールディングス(7119)の初値やセカンダリーも多少関係があると思います。吸収金額が大きくなると機関投資家頼みになるため気にかけていたほうがいいと思います。


地合いの先読みは大事ですからね。同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

モンスターラボホールディングスの上場データと初値予想を考察


モンスターラボホールディングス(5255)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は大和証券が単独で引受けます。


当選確率は比較的高いと思っています!


幹事名割当株数引受割合
大和証券(主幹事)4,074,000株97.00%
アイザワ証券42,000株1.00%
SBI証券42,000株1.00%
楽天証券42,000株1.00%


主幹事大和証券からの申込みを中心に行っておくと当選確率が高そうです。420万株も公開株数がありますからね。


また、大和証券から委託販売が行われるCONNECT(コネクト)からも申込を行っておきましょう。個人的には大和証券よりコネクトのほうが相性が良いと感じます。口座開設者が少ないのかもしれません。


今回も夫婦で申込めば当選できると考えています!現段階ではあまり人気がないようですからね。


仮条件が想定発行価格よりも引き上げられた場合はさらに積極的に申込みを行うかもしれません。赤字から黒字転換となる金額が半端ないためインパクトがあるように思います。


コネクトのIPOルールは下記記事にまとめています。




モンスターラボホールディングス(5255)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。


1単元あたりの利益は低そうですが意外と好調なスタートが予想できそうです。住信SBIネット銀行(7163)の前日に上場するメリットもありそうです。


逆に買い控えも考えられるため自己責任で申込みましょう!


モンスターラボホールディングス(5255)IPOの業績予想
※モンスターラボHD公式サイト引用


業績を確認すると2023年12月の連結予想を確認することができました。それによれば売上収益174.41億円となり前期142.70億円から22.22%増、経常利益13.88億円となり前期-4.47億円からの黒字転換となります。


四半期利益は8.83億円となり前期-6.74億円からの黒字予想となっています。2021年12月の-30.53億円の赤字も凄いと思いましたが黒字転換もインパクトがある数値だと思います。


2024年12月期もこの調子で続伸できれば株価が大幅に上昇しそうです。そうならないのが投資なんですけどね。


想定発行価格620円を基に指標を計算するとEPS26.69からPER23.23倍、BPS195.66からPBR3.17倍になります。配当はありません。


ベンチャーキャピタル保有株が多く公開価格の1.5倍でロックアップ解除となりますが、解除できるような過熱感はないと考えています。


個人的には割れなければIPOに参加したいと考えています。


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詳しい内容は下記記事でまとめています!


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