三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPO抽選方法やルールについて徹底的に調べました。これまでの投資経験を完全暴露したいと思います。きっとIPO投資に参考になると思います!


同社はIPOにおいて主幹事を引受けることもありますが、それほど主幹事引受けが多いとは言えません。だったらIPO投資で口座を開設しなくても良いのでは?と考える投資家が多いと思います。


三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPO抽選方法


個人的な意見になりますがそれは間違いです。数年前まではネット口座でIPOに当選することはまずありませんでした。私の奥さんはネットからIPO抽選に参加し続けていましたが当選できない状況が続いていました。


私がこれまで投資を行ってきた感覚では、日本郵政グループ3社が上場したあたりからなぜかネット口座でも当選する機会が多くなったと感じています。2015年11月04日に日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命が同時上場を行っています。


これからIPO投資をされる方は同社の口座開設は行っておくべきでしょう!また対面口座における裁量配分についても書いていきたいと思います。


三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPO配分を狙うなら支店口座?それともネット口座?

早速本題に入っていきたいと思います。まず支店口座(対面口座)でIPO配分を狙うのか?それともインターネット口座がよいのか?について説明したいと思います。私の主観や地方支店独自の裁量などがあるかもしれないため参考程度に考えてください。


支店口座にIPO狙いで口座を開設する方法は「あり」です。理由として個人投資家にやさしい企業だと思っているからです。某証券のような営業も少ないですし担当者が威圧的だったことはこれまでありません。


三菱UFJモルガン・スタンレー証券の支店案内


やんわり金融商品を進めてきて自宅に投資商品などのパンフレットが届く程度です。大型の上場(IPO)やPO(公募増資)などがある場合は電話があります。ただ電話があっても「興味があれば参加してください」と言った感じで威圧的ではありません。


読者の話では威圧的な営業を受けた方もいると伺っていますが、私のイメージは個人投資家にやさしいと感じています。

支店口座を開設してIPO当選を狙ったほうが良い人

支店口座を開設したほうが良い方に向けて記事を書きます。支店口座の場合は基本的に担当者が付きます。しかし都心では担当者が付かないことも考えられます。担当者も新人だと100件以下の担当だと聞いていますが、多い方だと500件くらい受け持つこともあるそうです。


そう考えた場合にIPO配分を受けるためには担当者に名前を覚えてもらわないと話になりません。担当者や部署による裁量配分を得るには少し工夫が必要です。工夫とは支店口座(店頭口座)で取引を行っているか?又は預け入れ資金が他の方よりも多いか?


担当者が困ったときに電話がすぐつながるのか?そしてその内容を瞬時に理解し担当者に還元できるか?


IPO投資の支店配分


などが関係してくると思います。結果的に資金が数百万円必要だと考えてよいです。預入金が数十万円だった場合でも戦略的に対応すればIPO配分を受けることができると思います。担当者も「人」なので金融商品の相談をするなどしておけば覚えてくれる場合もあります。


またIPO配分に関しては主幹事が狙い目ですが、平幹事でも配分が期待できると思います。担当者と良質な関係ができるようであれば積極的にIPO抽選で裁量当選を狙ってみましょう!

インターネット口座でIPO当選を狙ったほうが良い人

インターネット口座(オンライン口座)でIPO当選を狙うには主幹事と幹事を引受けた場合に、全てのIPO抽選に参加する方法があります。それだけです!またインターネット口座を開設するとダイレクト営業部という取扱い店名になります。


大手証券と比べて当選しやすいか?と聞かれると微妙です。ここ数年は以前に比べて当選しやすいと言えますが、思うような結果を残せるのかどうかはその人次第です。


インターネット口座はIPO配分が少ない


預け入れ資金を増やしておけば何かしらの裁量配分も期待ができないわけではありませんが、IPO狙いで取引を行わない状況が続いているならほぼ「運」による当選を狙うしかありません。


また幹事引受けの10%をインターネット口座に回すことになっているため支店口座に比べると当選確率が落ちます。


kimukimu

それでも口座開設を行っておくメリットがあるぞ!


実は三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事を行うと公開価格割れしにくいと考えているため、上場規模が大きかったり株数が多めのIPOはネット口座でも当選する機会が十分あります。


年に1回~2回程度は当選チャンスがあると思います。また日本郵政グループの上場やメルカリ上場などメジャー企業の上場で共同幹事を務めたりしています。


一見不人気そうなIPO主幹事を引受けることも多いですが、2019年だとフリー(4478)やワシントンホテル(4691)、日本国土開発(1887)など微妙だと言われていたIPOの主幹事を引受け成功させています。


そしてネット口座でも多くの方が当選しています。支店口座の方だと100株単位ではなくまとまった株数で当選することも多くなります。手数料を落としていれば必ず配分がある訳ではありませんが、期待値は上がると思います。


インターネット口座でもたまに営業の電話があるので金融商品を進められた場合は軽くかわしておきましょう。もしくはパンフレットを送って頂き検討してみましょう。この辺りがIPO配分に関係するのか私にはわかりません。


三菱UFJモルガン・スタンレー証券インターネット口座のIPO配分について調べた結果

三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPO抽選ルールについて調べてみました。同社では「募集等に係る株券等のお客様への配分に関する基本方針」に書かれています。では確認してみたいと思います!


抽選による配分は同社配分予定数量から機関投資家への配分数量を指しいた数量の10%以上と定められています。また機械的に番号を付与し当選者(補欠当選)を決定します。


50単元未満だと抽選によらない配分になるそうです。残りの90%については抽選によらない配分になり「申込期間中に購入申し込みをされたお客様及び弊社が勧誘したお客様を対象」にすると明記されています。簡単に言えば裁量配分のことです。


IPO配分が過度な集中配分や不公平な配分とならないように取り決められたルールも存在します。この辺りは裁量配分に関係があるためインターネット口座であればあまり考える必要がありません。インターネット口座(ダイレクト口座)の方は下記要点に気を付けましょう。


  • 1口座1抽選の平等抽選が機械的に行われる
  • 当選株数は原則最低単元としている
  • 機関投資家への配分を差し引いた数量の10%を完全抽選としている
  • 当選の他に補欠当選を採用し購入意思表示がない場合は繰上げ当選の対象になる
  • 抽選に参加するには完全前受け金制となっている
  • 1年間に配分されるIPOの数が制限されることがある
  • 入出金は無料化できる
  • 配分予定数量から機関投資家への配分数量を差し引いた数量が50単元以下の場合は抽選を行わない可能性がある


上記のようなことが「募集等に係る株券等のお客様への配分に関する基本方針」に書かれています。


大きなポイントは機関投資家への配分を差し引いた数量の10%を完全抽選としていることでしょう。日本証券業協会のデータでは下記のようになっています。


日本証券業界の三菱UFJモルガン・スタンレー証券個人顧客への配分状況データ


ワシントンホテルを例に出しましたが個人投資家への配分では抽選割合が11.8%となっています。何処とは言いませんが10%を切る企業もあることから同社は個人投資家にやさしいと言えるでしょう。


色々とデータを確認しましたが11%以上となっていることが多いようです。もう少し主幹事引受けをしてくれればと個人的に思います。私は支店口座なので主幹事引受けが多くなれば戦略的に手数料を落としてIPOを手に入れたいと考えています。


成功するかどうかはわかりませんがこれまでの経験を活かせばIPO配分はあると思います。最近は手数料を落としていないため当選は少ないようです。


妻はインターネット口座(ダイレクト口座)を開設しています。


三菱UFJモルガン・スタンレー証券の入金方法と出金方法

IPOにおいて入出金の確認は大事です。余裕資金が数百万円程度あれば資金を預けっぱなしで良いと思いますが、入出金を繰り返す方は絶対にチェックしておくべきです。入出金で手数料が発生することもあるため確認しておきましょう。


【入金方法の種類】
  • 銀行振込による入金
  • 証券カードによる入金
  • カンタン振替による入金


上記のように3つの入金方法が用意されています。同社の凄いところは銀行振り込みでも手数料が原則無料となっていることです。ただし取引店に電話をしないといけません。よって私は銀行振り込みを行ったことがありません。


振込専用口座の説明画像


上記のように公式サイトに説明があります。私は三菱UFJモルガン・スタンレー証券カードを利用して入出金を行っています。


「三菱UFJ銀行ATM」「ゆうちょ銀行ATM」「三井住友銀行ATM」「セブン銀行ATM」で証券総合口座の入出金や残高照会が可能です。かなり便利なので私はこれを使っています。カードの発行費用や年間費は無料になります。


証券カードで提携しているATMを使った入出金は無料です。公式サイトにも書かれていますが、下記のような文言があります。


ご出金の際、ATMご利用明細には、ご利用手数料が記載されることがありますが、ご利用手数料は当社にて負担しております。



たまに入出金すると出金手数料が明細書に書かれていることがあります。私がよく行くATMは手数料が記載されます。またATMによっては入出金で「1回当りの上限金額」が決められているため覚えておきましょう。


カンタン振替とはオンライントレード画面上での操作により、三菱UFJ銀行の預金口座からリアルタイムで指定金額を引き落しを行い証券口座へ振り替えるサービスです。


三菱UFJモルガン・スタンレー証券のカンタン振替説明画像


土曜日や祝日でもリアルタイムで振替が行えるメリットがあります。私は証券カードだけで入出金を行っていますが、平日にATMへ通うことができない方にはお勧めできます。入金手数料はこちらも無料です。


出金方法は4つ用意されており、証券カードをATMで使う方法と支店での受付、オンライントレード・テレフォントレード、自動振替サービス(マネフリ)があります。


基本的にどの証券会社で出金しても出金手数料は証券会社持ちとなることが多いです。同社でもその傾向にありますが、経由する仕組みにより変わることがあるようです。


出金方法の種類


証券会社からの出金指示や証券カードを使った出金は基本的に無料となります。

国内株式売買手数料について調べてみました

取引きコースごとの国内株式売買委託手数料を調べてみました。基本手数料があり取引きコースにより割引率が変わります。支店口座でダイレクト取引コース、またはコンサルティング取引だとがっつり手数料を取られます!


kimukimu

ただ経験から言えることは担当者が付くコンサルティングコースでも担当者がネットで売却したほうが安いですよ!と教えてくれることが多いです。


全ての方がこのようなことを仰るわけではありませんが多くの方が「ご自分で売却されますか?」と聞いてきます。


私は自分で売却しますけれどお金持ちは「おかませで!」と言うのかもしれません。ネットで売却しても構わないと個人的に思います。それでも高いですからね。


基本手数料の画像
※2024年7月25日調べ


例えば20万円以上50万円以下の約定を想定しインターネット口座で株式を売却したとします。その場合は最低手数料1,650円になり最高手数料は2,145円になります。


算出方法はご自分の取引コースを確認して頂きたいと思いますが、多くの方が旧ダイレクトコースになると思われるため下記に掲載しておきたいと思います。価格は税込み価格になります。


2023年12月04日にダイレクトコースが廃止されました。その代わりにネット組には「MUFGテラス・コース」が設定されています。



三菱UFJモルガン・スタンレー証券のMUFGテラス・コースの手数料表
※2024年7月25日調べ


この表によると多くの銘柄は1,650円の手数料が発生することがわかります。ネット証券の数倍は売却手数料が発生することになります。


しかしIPO当選を考えた場合には口座を開設しておくべきでしょう。結局、口座開設は無料なのでIPO投資では必須だと思います。






口座だけではなく自己資金も必要なので出来るだけお金を貯めて投資のために準備することをお勧めします。私も10年前に必至こいて貯めたおかげで今があります!


IPOに当選して貯まったお金も全て投資に回していたため貧乏だったことを思い出します。

企業概要や取扱い金融商品について調べてみました

同社の企業概要と取扱い金融商品を調べました。まずは企業概要からです。


三菱UFJモルガン・スタンレー証券は三菱UFJフィナンシャル・グループ とモルガン・スタンレーが合わさって生まれた企業です。日本だけにとどまらず世界的規模で活動している企業です。


記事作成段階では世界41ヶ国以上のネットワークを持っていると公式サイトに書かれています。


三菱UFJモルガン・スタンレー証券の拠点画像


項 目その内容
会社名三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社
Mitsubishi UFJ Morgan Stanley Securities Co., Ltd.
本店・本社所在地〒100-8127
東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
創業年月日1948年3月4日
(会社分割による現法人設立年月日2009年12月01日)
資本金405億円
国内営業拠点数本支店24、37ブロック
※2024年7月25日調べ


【公式サイト抜粋】
世界を代表する金融機関 (G-SIFIs) である三菱UFJフィナンシャル・グループ (MUFGグループ) とモルガン・スタンレー。世界有数の規模を誇る双方のネットワークや豊かなノウハウを自在に活用できることが当社の最大の特徴であり強みです。個人のお客さま・法人のお客さまを問わず、あらゆる金融ニーズに対し、多角的な視点と、高いクオリティを兼ね備えたソリューションをご提供しています。


取扱い金融商品については下記のような項目が公式サイトに用意されています。


  • 新規公開株式
  • 公募・売出し
  • 公開買付け
  • 外国株式投資
  • ETF
  • ENT
  • REIT
  • 単元未満株
  • 株式累積投資
  • 債券
  • 年金・保険


IPO投資に当選できない方はこれからIPO(上場)する企業へ投資を行ってみてはいかがでしょうか?FUNDINNO(ファンディーノ)は業界最大手になり取扱い銘柄が多く投資を楽しめると思います。


詳細については下記にまとめてみました。またUnicorn(ユニコーン)でも同様の投資ができます。私は両方の企業で投資を行ってみました。






三菱UFJモルガン・スタンレー証券はIPO投資で必要なのか?IPOブロガーが断言!

これまでの内容をまとめると三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPO口座は絶対必要だと断言できます。資金的余裕がない方でも口座は開設しておくべきでしょう。


IPO投資は主幹事からの申し込を行いつ平幹事からも戦略的に申し込むことが必要です。当選確率が高いところから自己資金の状況を考えて申し込みを行いましょう。


直近では下記の当選画像を残していたので掲載しておきます。真中のメルカリ購入辞退は奥さんが補欠当選の繰上りに気が付かずに200,000円の利益を取逃がしています。このようなケースがあるため繰上り当選となる方が出てきます。


メルカリ(4385)IPO当選画像


メルカリ購入辞退


日本国土開発のIPO当選


20万円取逃がしたため画像が残っているわけですが、奥さんはあまり落ち込むこともなく「仕方がないし~」と楽観的だったことを思い出します。私はお嬢と結婚したので常に苦しいですけどね。


ということで三菱UFJモルガン・スタンレー証券の口座は必ず役に立つときがあるのでIPO投資をこれから頑張る方は口座を開設しておいたほうが良いと思います。


たまにインターネット口座(ダイレクト口座)でも営業の電話があることは覚えておきましょう。私はいつでもウェルカムなので電話待っています!忙しい時は電話に出ません。


これまでインターネット口座で申込を行い全員にIPO配分があったのでは?と思うような出来事も起きています。店頭系の証券会社の中では個人投資家にやさしい企業だと個人的に考えています。

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