ミアヘルサ(7688)IPOが東証JASDAQに新規上場承認されました。今回も業績や上場規模などを確認し自己評価していきたいと思います。


主幹事はみずほ証券が務め公開株数600,000株、オーバーアロットメント90,000株です。上場規模は想定発行価格2,330円から計算すると約16.1億円になります。


ミアヘルサIPO上場承認と初値予想


事業は医薬事業をメーンとしていますが、保育園や介護事業所の運営も行っています。Kids Smile HoldingsAHCグループとも事業が少し被っているようです。保育園や保育所関係、介護関係のIPOが多くなっています。


ジャスダック上場ということで創業36年目になり実績ある企業です。ただ売上は頭打ち感があり、利益面は直近3年程度がしっかりしている状況です。


悪くないIPOだと思いますが、リビングプラットフォームと同日上場となっています!投資家の買い疲れがそろそろ起きそうですね。


ミアヘルサ(7688)IPOの上場基本データと引受幹事

項目 上場基本データ
市場 JASDAQスタンダード
業種 小売業
事業内容 調剤薬局、保育園、介護事業所の運営
公開予定 3月17日
ブックビルディング期間 2月28日~3月05日
想定価格 2,330円
仮条件 2月26日
公開価格 3月06日
企業情報 https://www.merhalsa.jp/
監査人 有限責任あずさ監査法人


【手取金の使途】

手取概算額633,080千円については、「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限192,924千円と合わせた、手取概算額合計上限826,004千円については、保育園開設のための設備投資資金に300,000千円、薬局開設のための設備投資資金に100,000千円に充当する予定であり、残額を借入金の返済に充当する予定であります。

■ 資金使途の内容及び充当予定時期は以下のとおりであります。
・保育園開設のための設備投資資金として300,000千円
・薬局開設のための設備投資資金として100,000千円
・借入金の返済資金として426,004千円

※なお上記調達資金については各々の具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。

※有価証券届出書(新規公開時)抜粋



項目 株数データ
公募株数 300,000株
売出株数 300,000株
公開株数(合計) 600,000株
オーバーアロットメント 90,000株
上場時発行済み株数 2,240,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額 約52.2億円
幹事団 みずほ証券(主幹事)
SMBC日興証券
大和証券
SBI証券
マネックス証券 ←完全平等抽選
委託見込 岡三オンライン証券
ライブスター証券
DMM.com証券


ミアヘルサ(7688)上場評判とIPO分析

想定発行価格2,330円を基に吸収金額を算出すると約14億円となり、オーバーアロットメントを含めると約16.1億円規模の上場となります。上場規模が少し大きく荷もたれ感があります。


同社事業は医薬事業本部、介護事業本部、保育事業本部、食品事業本部で構成されています。


医薬事業本部は医療分野における医薬事業として調剤薬局を行います。「日生薬局」という屋号で東京都を中心とした首都圏で41店舗を運営しています。


出店形態としては大型総合病院前の門前型調剤薬局を中心としながら、医療モール等へも出店し地域に密着した調剤薬局を展開しています。日生薬局においては医療機関の発行する処方箋に基づき、患者に医薬品の調剤を行う調剤薬局を運営しています。


また厚生労働省が進めている「かかりつけ薬局」として、服薬情報の一元管理・継続管理や、患者個々の医薬品や一般用医薬品・健康食品の安全かつ適正使用の指導・助言・健康に対する相談を実施しているそうです。


ミアヘルサ(7688)業績


介護事業本部は東京都・埼玉県・千葉県内において、介護保険法、老人福祉法、高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づく各種介護サービスを提供しいます。


居宅介護支援やサービス付き高齢者向け住宅、通所介護など合わせて57拠点となっています。


ミアヘルサIPOの介護事業本部サービス種類


同社ではこれら各種介護サービスを、高齢者の住まいとして開設したサービス付き高齢者向け住宅やグループホームに併設し、地域の利用者様に対しても包括的に複数のサービスを提供できる事業モデルを展開しています。


介護保険による報酬は介護保険法に基づき、一部負担金を利用者様から頂戴し、利用者の負担金以外については国民健康保険団体連合会に対して請求を行っています。


介護保険による報酬以外のサービス提供(サービス付き高齢者向け住宅の賃料、食事代、生活支援サービス費など)については、利用者に対して対価の請求を直接行っています。


ミアヘルサIPOの事業領域と売上高構成比


保育事業本部は東京都内において認可保育所を15園、認証保育所を1園、院内保育所(運営受託)を1園、神奈川県内において認可保育所を3園、千葉県内において認可保育所を3園運営しています。


保育所(保育園)は認可保育所(認可保育園)と認可外保育施設の2種類に分類され、保育の対象となる園児は保育を必要とする乳児(満1歳未満)と幼児(満1歳から小学校就学の始期に達するまで)になります。


児童福祉法に基づいた厚生労働省所管の児童福祉施設である認可保育所は、国が定めた設置基準を満たして都道府県知事に認可された施設であり、保育所の施設型給付が国及び自治体の負担により支給されています。


ミアヘルサIPOの仕入実績と販売実績


その他(食品事業本部)は、足立区・葛飾区の公立小中学校約170校に対する給食用食材、及び同区内の保育園・介護施設、その他一般飲食店等に対する食材の卸売業を行っています。


また、株式会社ライドオンエクスプレスの運営する宅配寿司チェーン「銀のさら」のフランチャイジーとして足立区内に3店舗展開しています。


ミアヘルサ(7688)の企業財務情報と配当性向

回次 第34期 第35期
決算年月 2018年3月 2019年3月
売上高 16,406,634 16,134,543
経常利益 373,708 221,619
当期純利益 308,305 339,765
資本金 97,000 97,000
純資産額 1,030,919 1,370,676
総資産額 8,175,600 8,256,536
1株当たり純資産額 531.02 706.16
1株当たり当期純利益金額 158.92 175.14
自己資本比率(%) 12.6 16.6
自己資本利益率(%) 35.2 28.3
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー 995,351 △95,041
投資活動によるキャッシュ・フロー △178,701 △206,503
財務活動によるキャッシュ・フロー △230,915 92,808
現金及び現金同等物の期末残高 1,395,984 1,187,247
※数値は千円単位


第36期第3四半期累計期間(2019年4月01日~2019年12月31日)
  • 売上高12,515百万円
  • 営業利益360百万円
  • 経常利益352百万円
  • 四半期純利益255百万円


【ミアヘルサIPOの第36期第3四半期累計期間のチェックポイント!】

医薬事業は2019年10月に実施された薬価改定や2%の消費税増税など事業環境が厳しくなっています。そのような状況の中、地域社会から信頼される薬局として「かかりつけ薬剤師」「かかりつけ薬局」の機能の強化に努めたほか、「在宅業務」の推進などにより収益確保にも取り組んでいます。

介護事業は多様化する介護ニーズに応えるべく、介護人材の育成、強化と定着による介護サービスの質の向上に努めています。保育事業は保育士を中心とした研修会の実施や、保育士等の採用活動への注力により、人材の安定確保を行うことで保育サービスの質の向上に努め2020年度開設予定の保育園の開園準備に注力したそうです。


ミアヘルサ(7688)の株主状況とロックアップについて

会社設立は1984年9月12日、東京都新宿区河田町3番10号に本社を構えます。社長は青木勇氏(1946年3月21日生まれ)、株式保有率は43.21%(954,000株)です。


従業員数936人で臨時雇用者649人、平均年齢34.0歳、平均勤続年数4.8年、平均年間給与4,005,000円です。セグメント別従業員は医薬事業185人、介護事業264人、保育事業427人、その他24人、全社共通36人となっています。


氏名又は名称 所有株式数(株) 所有株式数割合(%) ロック
青木 勇 954,000株 43.21%
有限会社スリーユ 800,000株 36.23%
アルフレッサ 100,000株 4.53%
グリーンホスピタルサプライ 100,000株 4.53%
青木 文恵 70,000株 3.17%
門倉 優里 50,000株 2.26%
青木 友紀 50,000株 2.26%
※株主上位7名の状況


【ロックアップについて】

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である青木勇、売出人である青木文恵、門倉優里、青木友紀、当社株主である有限会社スリーユ、アルフレッサ株式会社、グリーンホスピタルサプライ株式会社は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日(当日を含む。)後180日目(2020年9月12日)までの期間(以下「ロックアップ期間」という。)中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等を除く)を行わない旨を合意しております。

※有価証券届出書(新規公開時)抜粋



上位株主には180日間(2020年9月12日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


親引けは30,000株を上限として、福利厚生を目的に実施される予定となっています。またロックアップ率は高いようです。


ミアヘルサ(7688)IPOの初値予想と幹事引受け株数

後日記載します。

PERやPBR、類似企業なども後日追記します。


幹事名 配分単位 引受割合
みずほ証券(主幹事) -株 -%
SMBC日興証券 -株 -%
大和証券 -株 -%
SBI証券 -株 -%
マネックス証券 -株 -%


みずほ証券主幹事が続くようです。幹事引受けの10%をネット配分しているため当選チャンスはあります!ただ当選しにくいため店頭口座を狙うのもありです。最近は支店口座を開設しても担当者が付きにくいため何とも言えません。やはり支店口座攻略は資産家じゃないと厳しいのかもしれませんね。


ネット抽選を考えた場合、次に当選確率が高いのはマネックス証券になると思います。株数が少ないため資金があれば申込むスタンスでよいでしょう。他の銘柄と日程も被っているためどのIPO抽選に参加するのか運命の分かれ目となりそうです。




IPO投資にこれから参加される方はSMBC日興証券の口座を開設しておくのもありです。主幹事引受けが多いため株数が多い場合は期待ができます。口座開設時はブロンズランクになるため若干当選確率がたかくなります!




これからIPO投資を楽しみたい方は下記記事がお勧めです。これを読めばIPOのことを理解できると思います。ローリスクハイリターン投資になるためリスクを負いたくない投資家に人気です。




ただIPOに当選しないと利益にならないため当選するまで申し込み続ける必要があります。私は正確に合っているため申し込み続けることができます。投資との相性もあると思います。


ある程度余裕資金がある方はFUNDINNO(ファンディーノ)への投資も面白いと思います。未上場株を買えるため人気です。IPOに比べるとリスクが高い投資です。




最近は普通株の他にも新株予約権を購入できる仕組みができたので取扱い銘柄も増えています。知名度ある企業もファンディーノを通して資金募集していることもあります。投資の形が少しずつ進化していますね。

類似企業のPERやPBRを調べてみました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業 PER
PBR
PER-倍 PBR-倍
PER-倍 PBR-倍
PER-倍 PBR-倍

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間 株式の数 発行価格
2015年2月11日~2025年1月26日 97,000株 273円
2017年1月27日~2025年1月26日 34,000株 270円
2018年4月01日~2026年3月31日 100,000株 355円
2018年4月01日~2026年3月31日 25,000株 350円
2019年6月30日~2027年6月29日 12,000株 400円


ストックオプション(新株予約権)は268,000株あり全ての株が行使期限を迎えています。発行済株式総数の13.8%となっています。


ツイッターでもIPO記事のチェックができます!

最新情報を手に入れたい方やレア情報、気になったことをツイートしています。IPO投資歴は13年と長くソーシャルレンディングも4年目突入!安定の利益でブログも14年目に突入。


ミアヘルサ(7688)IPOの評価と申し込みスタンス

ミアヘルサIPOは利益が見込めると思いますがあまり人気化するような感じではないと思います。今後の経営環境及び中長期的な会社の経営戦略では、医薬事業ではなく保育事業にふれています。


少子化により児童数自体は減少し働く女性が増え東京圏に人口が集中しているため、東京圏では待機児童が発生しているそうです。また政府も待機児童の解消に向けて予算を大幅に増額するなど、保育ニーズは高い状況にあるとあります。


ミアヘルサIPO運営の日生薬品HP


事業全体では少子高齢化社会の到来により、医療費・介護費の増大を招くことから国は医療費と介護費を抑制しつつあります。その中で工夫をしながら売上を伸ばすようです。


人員では薬剤師や介護福祉士、保育士といった有資格者の確保が必須条件になるかと思います。人手不足と言われる中で費用が掛かる部分です。


企業間競争ではブランディングプロジェクトを立ち上げ、ドミナント出店を意識した開発を行っていくそうです。財務上の課題として自己資本比率の向上が必要になり有利子負債を圧縮したいとあります。前期の自己資本比率が18.6%ですからね。


ベンチャーキャピタル出資がないため需給は良好だと思われますが、保育園や介護事業のテーマで買いが入るのかがポイントでしょう。似たような事業が続くと投資家も飽きてきますからね。


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