i-plug[4177](アイプラグ)のIPOがマザーズに新規上場承認されたので詳しくご紹介したいと思います。今回も業績や上場規模などを確認し、IPO抽選に参考になるような情報を自己評価してみたいと思います。


主幹事は大和証券が務め公開株数511,600株、オーバーアロットメント76,700株です。上場規模は想定発行価格2,470円から計算すると約14.5億円になります。


面白そうな企業なので初値需要が見込めると思います。


i-plug(アイプラグ)IPOの初値予想と上場
※アイプラグ公式サイト引用


日本の労働市場が直面する急速な労働人口の減少という問題を企業と求職者とのマッチングの観点から、テクノロジーとプラットフォームビジネスで解決することを目指している企業です。


入社後3年で新卒入社者の3割が離職している現実に、同社サービスが社会貢献できるよう事業に取り組んでいるそうです。


ビッグデータやAI(人工知能)を意識させる銘柄になり、過去には類似企業で高騰した銘柄もあります。IPOでは人気が見込めそうです。


新型コロナウイルス感染症拡大に伴う採用手法の変化により、同社の場合は追い風となっているようです。さらに激しい採用競争の中で企業側が「新しい採用のカタチ」を模索しているとあります。


就職セミナーや大規模なイベントなども開催が難しい状況化なので注目されるIPOになりそうです!


i-plug(アイプラグ)IPOの上場基本データと引受幹事

項目上場基本データ
市場マザーズ
業種情報・通信業
事業内容新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox」の運営
上場日3月18日
ブックビルディング期間3月03日~3月09日
想定価格2,470円
仮条件2,470円~2,620円
公開価格2,620円
初値結果6,000円(公開価格2.29倍)
企業情報https://i-plug.co.jp/
監査人有限責任あずさ監査法人


【手取金の使途】

手取概算額598,548千円及び「1新規発行株式」の(注)5に記載の第三者割当増資の手取概算額上限171,293千円を合わせた手取概算額合計上限769,841千円については、運転資金として①新規事業領域含むプロダクト開発力の強化のための人件費等、②OfferBox事業の成長を加速させるためのプロモーション費、③グループ会社の株式会社イー・ファルコンの事業拡大に向けた人件費に、借入金返済として④当社の有利子負債の返金資金にそれぞれ充当する予定であります。

①新規事業領域含むプロダクト開発力の強化のための人件費等として416,916千円を充当する予定

②OfferBox事業の成長を加速させるためのプロモーション費として226,869千円を充当する予定

③グループ会社の株式会社イー・ファルコンの事業拡大に向けた人件費として44,457千円を充当する予定

④当社の有利子負債の返済資金として、80,040千円を充当する予定

残額については、将来における当社サービスの成長に寄与するための支出、投資に充当する方針

※有価証券届出書(新規公開時)引用



項目株数データ
公募株数270,000株
売出株数241,600株
公開株数(合計)511,600株
オーバーアロットメント76,700株
上場時発行済み株数3,732,500株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約92.2億円
幹事団大和証券(主幹事)
みずほ証券
SBI証券
岡三証券
いちよし証券
マネックス証券
松井証券
委託見込岡三オンライン証券
SBIネオトレード証券


i-plug(アイプラグ)上場評判とIPO分析

想定発行価格2,470円を基に吸収金額を算出すると約12.6億円となり、オーバーアロットメントを含めると約14.5億円規模の上場となります。上場規模は通常サイズよりもやや大きめとなっていますが初値に期待できそうです。


前期に4,000万円程度の赤字となっていますが、今期(2021年3月期)は1.92億円の黒字化予想が出ています。業績は急回復しているようです!


同社グループはi-plugと子会社イー・ファルコンにより構成されています。事業内容は就職活動中の学生及び企業を対象に新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox(オファーボックス)」と適性検査サービス「eF-1G(エフワンジー)」を提供しています。


同社グループのビジネスモデルは、ビッグデータを活用しながらインターネット上のプラットフォームで、HR領域(企業の人的資源)の課題を解決する事業を展開することを可能にしています。


新卒採用領域において、インターネット上で、就職活動中の学生と新卒学生の採用を求める利用企業のマッチングを実現するダイレクトリクルーティングサービスを運営することからスタートしています。


さらに学生と企業の最適なマッチングを実現するため、適性検査を当社サービスに組み込み、すべての利用企業が自社で活躍している人材の要件を分析し、その要件と合致する学生を探し採用することを可能にしたそうです。


i-plug(アイプラグ)上場評判と業績
※有価証券届出書引用


新卒ダイレクトリクルーティングサービス領域では、「つながりで世界をワクワクさせる」というミッションのもと、将来を担う若い人材の可能性を拡げる「つながり」を提供し、個人の成長と企業の発展を実現するため、新卒ダイレクトリクルーティングサービスOfferBoxを提供しています。


従来の新卒採用領域における人材ビジネスでは提供し得なかった企業側からのオファーで企業と学生との接点を創出し、両者をマッチングすることができる仕組みを実現しています。


収益構造については成功報酬型の場合、採用決定時に一括して売上を計上するのに対し、早期定額型は利用料金は契約時から基準日までの期間にわたって売上を計上し、採用枠料金については契約時から採用年度末までの期間にわたって売上を計上するそうです。


i-plug(アイプラグ)の事業内容
※有価証券届出書引用


OfferBoxの主な特徴は下記のようになっています。


  1. 待っていても会えない学生に会える
  2. ビッグデータ等を用いたマッチングの効率化
  3. 全方位でアクティブな学生データベースの提供
  4. 安定した顧客基盤を生み出す仕組み


サービス提供開始以来、学生に関するデータおよび企業に関するデータに加え、マッチングに関するデータ(プロフィール閲覧、オファー送受信、オファー承認、内定確定など)が蓄積されているそうです。


OfferBoxでは、活躍・定着につながるマッチングを実現するため、これらのデータを適切に活用し提供価値を高めています。


採用活動を行う企業には、検索時の学生表示順位を各社ごとに最適化するなど、利便性を高めるだけでなく会いたい学生にできるだけ多く会えるよう改善に取り組んでいます。


i-plug(アイプラグ)IPOの販売実績
※有価証券届出書引用


また、i-plugグループの適性検査「eF-1G」は、 細かいメッシュと高い網羅性で戦力となる人材を選び、育て、活かすという人事活動を一貫して支援する適性検査です。


適性検査の結果として得られる測定項目数が194個あり、これにより就業上必要なストレス耐性や継続力、面接では見極めにくい幼少期から青年期の経験や変わりにくい気質といったデータを確認することができます。


適性検査を活用するシーンにより、入社前であれば採用選考における見極めから、内定後の動機づけまで採用のあらゆるシーンで活用することができます。


また入社後であれば職種適性による適材適所を実現したり、登用の検討材料として活用したり、データを蓄積することで採用成果を検証したり、人物の成長を確認する等育成にも用いることができます。


人材もデータ管理化され便利だと思いますが、難しい問題も抱えているように思います。ただコロナ禍のなかでは人気があると感じます。


i-plug(アイプラグ)の企業財務情報と配当性向

回次第7期第8期
決算年月2019年3月2020年3月
売上高1,348,9861,598,291
経常利益88,48926,340
親会社株主に帰属する当期純利益又は当期純損失72,988△40,296
包括利益73,664△11,742
純資産額244,768233,025
総資産額1,105,2781,580,393
1株当たり純資産額62.4150.77
1株当たり当期純利益又は当期純損失21.17△11.64
自己資本比率(%)19.611.1
自己資本利益率(%)43.0
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー249,392217,139
投資活動によるキャッシュ・フロー△50,135△61,336
財務活動によるキャッシュ・フロー△43,235345,184
現金及び現金同等物の期末残高659,3781,159,600
※数値は千円単位



第9期第3四半期連結累計期間(2020年4月01日~2020年12月31日)
  • 売上高1,449,686千円
  • 経常利益104,357千円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益57,661千円
  • 包括利益71,016千円



【第9期第33期のチェックポイント!】

2021年卒業予定者に対する企業の採用選考活動は、新型コロナウイルスの感染拡大により緊急事態宣言が発出されたため、4月~5月にかけて一時停滞しました。その後、オンライン選考への切り替えが急速に進み、例年に比べて2ヶ月程度の遅れで採用選考活動が進捗し、2020年12月01日時点の学生の就職内定率は93.4%と例年並みの数値となっているそうです。

同社グループでは、いち早くオンライン選考の普及やオンラインでの営業マーケティング活動への移行に取り組んだ結果、相次ぐ合同説明会の中止等による採用の母集団形成不足を補う需要やインターンシップ需要の取り込みに成功したそうです。


i-plug(アイプラグ)の株主状況とロックアップについて

会社設立は2012年4月18日、 大阪市淀川区西中島五丁目11番8号に本社を構えます。代表取締役CEOは中野智哉氏(1978年12月9日生まれ)、株式保有率は62.90%(2,310,000株)です。


従業員数141人で臨時雇用者0人、平均年齢31.9歳、平均勤続年数2.5年、平均年間給与5,213,131円です。


セグメントはHRプラットフォーム事業の単一セグメントになります。また連結従業員数は166人で臨時雇用者はいません。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
中野 智哉2,310,000株62.90%
山田 正洋390,000株10.62%
ニッセイ・キャピタル8号投資事業有限責任組合300,000株8.17%
田中 伸明210,000株5.72%
直木 英訓103,100株2.81%
おおさか社会課題解決投資事業有限責任組合62,500株1.70%
りそなキャピタル4号投資事業組合37,500株1.02%
※株主上位7名の状況


【ロックアップについて】

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人である中野智哉、山田正洋、田中伸明及び直木英訓並びに当社株主である株式会社シタシオンストラテジックパートナーズは、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後180日目(2021年9月13日)までの期間、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等を行わない旨を合意しております。

また、当社株主である、ニッセイ・キャピタル8号投資事業有限責任組合、おおさか社会課題解決投資事業有限責任組合、りそなキャピタル4号投資事業組合及び学校法人グロービス経営大学院は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後90日目(2021年6月15日)までの期間、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し、グリーンシューオプションの対象となる当社普通株式を主幹事会社が取得すること及び売却価格が本募集等における発行価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う株式会社東京証券取引所取引での売却等は除く)を行わない旨を合意しております。

さらに、当社の新株予約権を保有する青木崇、直木英訓、赤木孝一、志村日出男、菅原勝寿、吉田聡、上島茂剛、牧野雄太、河野慎吾、阿部恵太及び木村富江他80名は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後180日目(2021年9月13日)までの期間、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社新株予約権及び新株予約権の行使により取得した当社普通株式の売却等を行わない旨を合意しております。

※有価証券届出書(新規公開時)引用



上位株主には90日間(2021年9月15日まで)と180日間(2021年9月13日まで)のロックアップが付与されています。新株予約権保有者もロックアップの適用となっています。


90日間のベンチャーキャピタル保有株には、発行価格1.5倍でロックアップ解除設定が設けられています。


親引け設定はありません。


i-plug(アイプラグ)IPOの初値予想と幹事引受け株数

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件範囲は2,470円~2,620円に決定し、想定発行価格を下限として上限方向に広げられました。吸収額レンジは12.6億円~15.4億円になります。時価総額は92.2億円~97.8億円です。


コロナ禍の影響もありますが、企業側から積極的に採用を働きかけるサービスが拡大しているため、i-plugは人気化しそうです。2020年は就職イベント中止も多数あり就活の在り方が問われています。


時代はオンラインによるスカウト型の新卒採用へスイッチしているように思います。ただコロナ禍が落ちついてしまえば従来型の就活も増えると思われ収益が落ちる可能性があります。


大手初値予想7,000円~10,000円
修正値6,000円~7,000円

※注目度B


急成長しているニッチな事業とあり初値需要が見込めるようです。ベンチャーキャピタル保有株は発行価格1.5倍で解除されることから3,930円以上はやや警戒すべきでしょう。VCつり上げによる高値売却もあり得るようです。


2021年3月期の連結業績予想は売上21.15億円となり前期比32.4%増、経常利益2.76億円となり前期比961.5%増を見込みます。四半期利益は1.92億円となり前期-4,000万円からの黒字化となるそうです。3月決算なので確定値に近い数値だと思います。


IPO市場に継続して資金が流入しているため、上場1日目は初値付かずになる可能性もあると思います。しかし翌日はT.S.I(7362)とココナラ(4176)が上場するためできれば上場1日目に初値が付いたほうが賑わうと考えられます。


公募組は当選を狙って申し込みを行うだけです!!


幹事名割当株数引受割合
大和証券(主幹事)460,600株90.03%
みずほ証券25,500株4.98%
SBI証券5,100株1.00%
岡三証券5,100株1.00%
いちよし証券5,100株1.00%
マネックス証券5,100株1.00%
松井証券5,100株1.00%


主幹事の大和証券を中心に抽選参加を行いたい銘柄です。戦略的には全ての引受幹事から申込を行う方が殆どでしょう。めんどくさがらずに申込むしかありません。マネックス証券の完全平等抽選や松井証券の前受け金不要抽選も利用しておきましょう!


前受け金不要でIPO抽選に参加できる証券会社も増えていますからね。




この他、岡三証券からの委託販売で岡三オンライン証券で今回もIPO取扱いが行われると思います。岡三証券が主幹事を引受けることがあるため口座開設だけは行っておきましょう。


また直近でタイアップ特典を付けて頂いたため3,500円を貰えるようになりました。取引手数料を無料化できるため詳しくは下記記事を参考にしてください。100万円までの約定が現物と信用で無料化できます。利用している方も増えているようです!!




さらに当サイト独占でファンディーノさんから口座開設だけでAmazonギフト券を頂けるようになりました。未上場企業へ投資を行えるため投資額の数倍~数十倍の利益を狙うことができます。


2021年はファンディーノから上場する企業が出てくるのでは?と期待している投資家も多いようです。そうなれば人気がより高まりそうです。期待できると個人的にも考えています。未上場株の売買も行える予定ですからね。




類似企業のPERやPBRを調べてみました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
学情(2301)PER18.51倍PBR1.94倍
エン・ジャパン(4849)PER36.51倍PBR4.14倍
スポーツフィールド(7080)PER29.69倍PBR5.31倍
※2021年3月03日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2019年4月02日~2027年1月31日24,000株13円
2019年10月01日~2027年7月31日69,300株13円
2020年11月30日~2028年10月31日48,400株800円
2022年3月20日~2030年2月28日68,550株1,280円


ストックオプション(新株予約権)は141,700株が行使期限に入るようです。ただし売却は基本的にできないため上場時点では気にしなくてよさそうです。


ツイッターでもIPO記事のチェックができます!

最新情報を手に入れたい方やレア情報、気になったことをツイートしています。IPO投資歴は15年と長くソーシャルレンディングも6年目突入!安定の利益でブログも15年目に突入。


i-plug(アイプラグ)IPOの評価と申し込みスタンスまとめ

i-plug(アイプラグ)のIPOは注目されそうです。基本的に新卒者を対象にしたサービスになると思いますが、インターネット環境があればサービス提供が可能のためコロナ禍では注目されそうです。


就職活動人口の減少は避けられないと思いますが、上場後しばらくは登録者が増えると考えられます。


i-plug(アイプラグ)IPOの評価
※アイプラグ公式サイト引用


また同社サービス自体の評価や評判が高いため今期業績が伸びているのでは?と感じます。他社サービスが良ければ今後動きがあるはずです。


新卒採用は4月~5月にかけて選考が行われ、6月以降に内定出しを行う企業が多いことから6月~9月にかけて受注が集中する傾向にあるそうです。


そのため成功報酬型だけでなく早期定額型を提供することで資金の安定化に努めているそうです。ただ早期定額型は夏、秋、冬のインターンシップで学生と接触することを目的として導入する企業が多いため7月~11月に売上が偏重する傾向にあるそうです。


コロナ禍だからこそ、より注目されるIPOかな?と感じる銘柄だと思います。今期業績で結果が出せそうなので業績面の評価もできそうです!売上偏重型の銘柄は良い思い出があまりありませんけどね。


みずほ証券主幹事の場合にIPO抽選が行われる予定のPayPay証券の口座は準備ができていますか?ワンタップバイから社名を変更し単元未満株のIPO取扱いが期待されます。大手メディアで発表されている内容のため間違いないでしょう。


みずほ証券が主幹事を引受ける回数が多いため期待できそうです。既に抽選ルールが発表されているためまとめてみました!


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