coly(コリー)のIPOがマザーズに新規上場承認されたので詳しくご紹介したいと思います。今回も業績や上場規模などを確認し、IPO抽選に参考になるような情報を自己評価してみたいと思います。


主幹事はみずほ証券が務め公開株数1,326,000株、オーバーアロットメント198,900株です。上場規模は想定発行価格3,930円から計算すると約59.9億円になります。


モバイルオンラインゲーム開発から運営まで一貫して行い、今期利益が急激に伸びています。是非当選を狙って抽選に参加したいと考えています!


coly(コリー)IPOの初値予想と上場
※coly(コリー)公式サイト引用


上場時点で3タイトルの運営を行い長期的な成長を各タイトルで目標としているそうです。ゲーム系のIPOは難しいと思いますが、ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)やコロプラ(3668)、ミクシィ(2121)など1発当てれば大きな収益となるケースもあります。


colyの場合は主に女性向けのゲームとなっているようなので、グッズ購入期待もあるようです。今後は複数タイトルでのアニメ化や舞台化、コミカライズ等の積極的なメディアミックス展開により、収益源の多様化を図るとあります。


同社の戦略はターゲット層を絞り込み、1つ1つの作品の品質を高めるそうです。ただのゲームではない感じが良いのかもしれません。


国内スマホゲーム市場は、2012年より市場が拡大し2014年以降は緩やかに成長しているそうです。2021年には前年比100.2%の1兆2,720億円という数字も出ています。その中でも国内女性向けゲーム市場は成長スピードがはやいとされています!


coly(4175)IPOの上場基本データと引受幹事

項目上場基本データ
市場マザーズ
業種情報・通信業
事業内容モバイルオンラインゲームの企画・開発・運営事業等
上場予定2月26日
ブックビルディング期間2月08日~2月15日
想定価格3,930円
仮条件3,930円~4,130円
公開価格4,130円
初値結果8,450円(公開価格2.05倍)
企業情報https://colyinc.com/
監査人EY新日本有限責任監査法人


【手取金の使途】

手取概算額2,881,942千円に、「1新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限719,142千円を合わせた手取概算額合計上限3,601,085千円については、①ゲーム運営費用、及び②新規タイトル開発投資、並びに③広告投資に充当する予定であります。具体的な資金使途及び充当予定時期は下記のとおりであります。

①ゲーム運営費用 
主な内容はリリース済みタイトルの運営に係るイラストやシナリオ等の制作外注費、労務費及び事務所家賃等の間接経費です。2022年1月期に874百万円、2023年1月期に1,107百万円を充当予定

②新規タイトル開発投資
主な内容は新規開発中タイトルの運営に係るイラストやシナリオ等の制作外注費、労務費及び事務所家賃等の間接経費です。2022年1月期に473百万円、2023年1月期に174百万円を充当予定

③広告投資
当社では、現在オンライン広告を中心に投資を拡大しておりますが、今後TVCM等の広告展開により女性向けゲーム市場における存在感を高めるとともに、新たな市場の開拓も可能であると考えております。このため、戦略的な広告投資は当社の継続的成長のために必須な投資であると考えております。2022年1月期に431百万円、2023年1月期に540百万円を充当予定

※有価証券届出書(新規公開時)引用



項目株数データ
公募株数804,000株
売出株数522,000株
公開株数(合計)1,326,000株
オーバーアロットメント198,900株
上場時発行済み株数5,304,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約208.4億円
幹事団みずほ証券(主幹事)
野村證券
SBI証券
楽天証券
丸三証券
委託見込 SBIネオトレード証券
DMM.com証券


coly(4175)上場評判とIPO分析

想定発行価格3,930円を基に吸収金額を算出すると約52.1億円となり、オーバーアロットメントを含めると約59.9億円規模の上場となります。上場規模は大きいようですがゲーム系IPOは人気なので積極的に参加したいと思います。


coly(コリー)は2014年に東京都港区においてエンターテインメントネットメディア事業の運営を目的として創業しています。現在はモバイルオンラインゲームの企画、開発及び運営を軸に事業を展開しています。


同社は主にApple Inc.及びGoogle Inc.が運営する各プラットフォームでモバイルオンラインゲームの提供を行っております。


モバイルオンラインゲームはこれまでの家庭用ゲーム専用機のタイトルとは異なり、ユーザーが短時間で気軽に楽しめるゲームであり、ダウンロードや月額基本料は無料、一部アイテム課金制を採用するタイトルが主流となっています。


同社が提供しているモバイルオンラインゲームでも、同様の仕組みでサービスを提供しています。「ドラッグ王子とマトリ姫」についてはダウンロードや月額基本料は無料で提供しておりますが、アイテムに対する課金制ではなく、ストーリーを一作品ずつ購入し読み進めるサービス内容となっています。


また、女性向けモバイルオンラインゲーム市場のユーザーは、主人公(ユーザー)と登場キャラクターとの恋愛要素を嗜好する「夢女子」と呼ばれる層と男性キャラクター同士の恋愛・友情要素を嗜好する「腐女子」と呼ばれる層の2つに大別できるそうです。


モバイルオンラインゲーム開発の一部を外部クリエイターに委託していますが、企画段階から女性向けコンテンツ創作の実績がある著名なクリエイター陣の関与を受けており、両方の層にアプローチ可能な独自の開発体制を整えているそうです。


目論見からは現在3つのタイトルがあるとされています。2020年10月30日に「オンエア!」がサービス終了となっています。


coly(4175)IPO上場評判と業績
※有価証券届出書引用


ゲーム提供の他にはモバイルオンラインゲームに登場するキャラクターを使用し、グッズの企画、販売等を行っているそうです。


販売方法は、GMOメイクショップ株式会社を利用した通信販売を行い、ゲーム・アニメ関連イベントにおける対面販売、実店舗を有する企業との契約による委託販売や卸販売も行っています。


また、飲食店の運営を行う株式会社アニメイトカフェなどと委託契約を締結しているそうです。コラボカフェにおいては通信販売で扱っている商品に加えてコラボカフェ限定商品の対面販売も行っています。


coly(4175)IPOの事業系統図
※有価証券届出書引用


colyが保有しているIPについては、アミューズメント事業を運営するバンダイナムコアミューズメントや、カラオケルーム「カラオケの鉄人」を運営する鉄人化計画などとライセンス契約を締結し、ロイヤリティ収益やマーケティング機会の獲得にも注力しているそうです。


具体例として、丸井グループとの契約において丸井グループが発行するエポスカードの券面上に、IPであるスタンドマイヒーローズのキャラクターを使用することにより、エポスカードの発行枚数に応じた版権使用料を受け取っているそうです。


coly(コリー)IPOの取引先と販売実績
※有価証券届出書引用


キャラクターを利用したMD販売はゲームの知名度が高くなると売上の25%にもなる数値が出ているようです。


同社が取り扱っているゲームでは、ユーザーがゲームを通じてキャラアクターへの愛着や理解を深めていく仕様になっているため、ファンになることが考えられ、その世界観を楽しむことができるようです。


メディアでも大きく取り上げられたことがありご存知の方も多いと思います。現実よりもゲームで「キュン×2」したい方は同社サービスを利用してみると良いかもしれません。


私はゲームに感情移入することはできませんが、知り合いにはゲーム大好きだという方もいます。ゲームするくらいなら投資で稼ぎたいと思う考えなので少し寂しいかもしれませんね。


coly(4175)の企業財務情報と配当性向

回次第5期第6期
決算年月2019年1月2020年1月
売上高2,446,8303,359,421
経常利益383,433273,611
当期純利益250,613194,494
資本金5,0005,000
純資産額544,772739,266
総資産額904,4161,092,870
1株当たり純資産額121.06164.28
1株当たり当期純利益金額55.6943.22
自己資本比率(%)60.267.6
自己資本利益率(%)59.730.3
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー315,774△14,930
投資活動によるキャッシュ・フロー△36,972△75,050
財務活動によるキャッシュ・フロー△16,856△6,000
現金及び現金同等物の期末残高549,562453,581
※数値は千円単位



第7期第3四半期累計期間(2020年2月01日~2020年10月31日)
  • 売上高4,038,145千円
  • 営業利益1,210,656千円
  • 経常利益1,209,703千円
  • 四半期純利益792,001千円



【第7期第3期のチェックポイント!】

同社では新型コロナウイルス感染症の蔓延による緊急事態宣言発動に起因し、MDの対面販売イベントの一部中止や縮小、経済活動そのものの低迷など市場環境の悪化があったものの、対面販売イベントの通信販売を用いたオンライン化などの対策を迅速に講じたそうです。

また、早期に在宅勤務体制に移行したことで、モバイルオンラインゲームの開発・運営に特段の影響はなく、安定して事業運営を継続することができたそうです。さらに、2019年11月にリリースした「魔法使いの約束」が市場に浸透し、大幅に成長することができたようです。今期業績もかなり好調となっているため期待感があります。


coly(4175)の株主状況とロックアップについて

会社設立は2014年2月03日、東京都港区赤坂四丁目2番6号に本社を構えます。社長は中島瑞木氏(1988年12月01日生まれ)、株式保有率は45.0%(2,025,000株)です。


従業員数235人で臨時雇用者0人、平均年齢28歳2ヶ月、平均勤続年数2年2ヶ月、平均年間給与4,299,000円です。セグメントはコンテンツ事業の単一セグメントになります。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
中島 瑞木2,025,000株45.0%
中島 杏奈2,025,000株45.0%
佐々木 大地450,000株10.0%
※全株主の状況


【ロックアップについて】

本募集及び引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である中島瑞木、中島杏奈及び佐々木大地は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の2021年8月24日までの期間(以下「ロックアップ期間」という)中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し及びオーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡す事等は除く)等は行わない旨合意しております。

※有価証券届出書(新規公開時)引用



株主には180日間(2021年8月24日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。そのため設定された期間内で売却することは基本的にできません。


親引けは行われません。


coly(4175)IPOの初値予想と幹事引受け株数

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


想定発行価格を下限として仮条件が3,930円~4,130円に決定しました。吸収額は52.1億円~63.0億円と大きめのサイズになります。地合いが急激に悪化すると心配な金額だと思います。


社長と副社長が双子の姉妹であることでも注目されているようですが、驚くのは業績の伸び率です。ゲーム以外の収益もある事からコロナ禍でも業績期待がさらにできるかもしれません。


大手初値予想5,000円~8,000円
修正値6,000円~7,000円

※注目度A


このまま業績が倍々で拡大するとは思えないため来期業績が気になります。上場後しばらくして業績予想が発表されると株価も乱高下する展開でしょうか。ニッチな層をターゲットにしているためどこまで業績拡大となるのかも楽しみです。


2021年1月期の業績予想は売上61.90億円となり前期比84.3%増になります。経常利益は19.94億円となり前期比630.4%増と目を見張るような驚異的な伸びとなっています。


四半期利益は13.04億円となり前期比572.2%増を見込みます。決算期が1月なので実績に近い数字だと思います。コロナ禍が継続となり収益期待も感じられます。


吸収額が大き目ですが需給不安はないそうなので積極的にIPO抽選に参加して良さそうです!


ロックアップ解除後も成長している企業のため株式売却は行わない気がします。既存株主3名でストックオプションもありませんからね。ということで利益見込みが強いと思います。積極的に狙って獲得を目指しましょう。


幹事名割当株数引受割合
みずほ証券(主幹事)1,167,000株88.01%
野村證券132,600株10.00%
SBI証券13,200株1.00%
楽天証券6,600株0.50%
丸三証券6,600株0.50%


みずほ証券主幹事でネガサ株なので当選すれば爆益期待があります。ベンチャーキャピタル出資もなく上場前の株主が少ないため出どころもはっきりしています。


売出人はこの上ない喜びでいっぱいなのかもしれません。我々IPO投資家は公募で何とか当選できればと思いますよね。今回もみずほ証券主幹事なのでPayPay証券の取扱いに期待したいと思います。単元未満株でも大きな利益になるかもしれません!




引受幹事からネット組も参戦しやすいと考えられます。多くの方が全ての証券会社から抽選に参加してくるはずです。野村證券やSBI証券などはからは積極的に参加でしょう。この他、資金があれば丸三証券なども検討しておきましょう。ネット申込できることが多い証券会社です。


また、SBIネオモバイル証券の口座準備はできていますか?SBI証券が主幹事を行う時に委託幹事としてIPOの取扱いがあります。昨年も当選報告がたくさん報告されていた証券会社です。


ネオモバのIPOルールは下記記事でまとめています。当選しやすくするため工夫することができます。今だと200ポイントの他にFX口座開設後の取引でTポイントを1,500P貰えたりします。私も昨日取引しておきました!既存口座開設者も参加できます。




それと、最短翌営業日に口座開設が可能となっているLINE証券で4,000円分の株を貰えるキャンペーンが行われています。コロナ禍の中で大きなプレゼントだと思います。


FX口座開設後の1回取引でさらに5,000円を貰うこともできます。私は両方頂いています。その後はあまり取引していませんがたまに利用しています。参加されていない方には朗報だと思います!




類似企業のPERやPBRを調べてみました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
ブロッコリー(2706)PER20.57倍PBR1.28倍
KLab(3656)PER42.44倍PBR2.46倍
マーベラス(7844)PER27.46倍PBR2.19倍
※2021年2月05日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
該当事項なし-株-円


ストックオプション(新株予約権)はありません。従業員は多いようですが対象者がいません。


ベンチャーキャピタル出資や金融機関の株主もいません。


ツイッターでもIPO記事のチェックができます!

最新情報を手に入れたい方やレア情報、気になったことをツイートしています。IPO投資歴は14年と長くソーシャルレンディングも5年目突入!安定の利益でブログも14年目に突入。


coly(4175)IPOの評価と申し込みスタンスまとめ

coly(コリー)IPOは話題性があるため利益が見込めると思います。


ネガサ株となっていますが、株数も多いため公募組は当選期待をしてもよいでしょう。店頭組も喜んでいると思います。


coly(コリー)IPOの評価
※coly(コリー)公式サイト引用


事業の成長スピードがはやく今期は第3四半期で前期売上と利益を軽く抜いています。勢いに乗るビジネスのため成長期待はあると思います。ただゲーム系の銘柄は株価が下げるスピードもはやいんですよね。


上場時点ではかなり人気化すると思います。短期売買の方には魅力なのかもしれません。


今後の事業拡大にはユーザーに向けたSNS等の新規広告媒体やメディア媒体への露出強化などを行い、積極的な広報宣伝活動を行うことで収益化していくそうです。しばらくは問題ないと思いますが、続くタイトルを提供できるのかが勝負どころでしょう。


上場ゴールとならないように頑張って欲しいと思います。競合も多くありますが、女性をターゲットにしているためユーザー嗜好の変化もとらえやすいのかもしれません。


「スタンドマイヒーローズ」と「魔法使いの約束」の売上高割合が2020年1月期において61.8%という数字が出ています。3タイトルなので人気、不人気というよりも長期で利用してもらえるサービス内容の提供になると思います。


この他、グッズ販売で在庫リスクという可能性も少なからずあると思います。売上の25%をカバーすることもあるそうなので、予期せぬ余剰在庫や滞留在庫の発生もあるかもしれません。ただ3タイトルなので管理もしやすいはずです。


まとめると公募組は何も考えずにIPO獲得を狙ってよいと個人的に考えています!


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