ヘッドウォータース(4011)のIPOが東証マザーズに新規上場承認されたので詳しく情報をご紹介したいと思います。今回も業績や上場規模などを確認しIPO抽選に参考になるような情報を自己評価してみたいと思います。


主幹事はみずほ証券が務め公開株数100,000株、オーバーアロットメント15,000株です。上場規模は想定発行価格2,240円から計算すると約2.6億円になります。これ間違いなく爆益が出るIPOだと考えています!


ヘッドウォータースIPO上場承認と初値予想
※ヘッドウォータース公式サイト引用


なんと株主名簿に上場企業が多数見受けられます。ベクトル(6058)やチェンジ(3962)、IBJ(6071)、AMBITION(3300)、オークファン(3674)の名前があります。既存株主が多いわけではありませんが、これだけ上場企業が株主になっている新興株は珍しいです。


ヘッドウォータースが所属する国内AI市場は年平均25.3%の成長が予測され、2022年度に1兆2,109億円になると予測されているそうです。


また、同社がターゲットにしているAIソリューション市場のうち構築サービスは年平均23.2%の成長が予測され、2022年度に6,600億円になると予測されているそうです。


市場拡大が見込まれているため大きな企業収益を上げる可能性があると言えそうです。


ヘッドウォータース(4011)IPOの上場基本データと引受幹事

項目上場基本データ
市場マザーズ
業種情報・通信業
事業内容AIソリューション事業(企業の経営課題をITやAIのシステム開発を通して解決するソリューション事業を提供)
上場予定9月29日
ブックビルディング期間9月09日~9月15日
想定価格2,240円
仮条件2,240円~2,400円
公開価格9月16日
初値結果
企業情報https://www.headwaters.co.jp/
監査人有限責任 あずさ監査法人


【手取金の使途】

差引手取概算額199,080千円については、AIソリューション事業を推進するために必要な人材採用費及び人件費として2020年12月期に8,000千円、2021年12月期に116,400千円、2022年12月期に74,680千円をそれぞれ充当する予定であります。また、上記調達資金は、実際の充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。

※有価証券届出書(新規公開時)引用



項目株数データ
公募株数100,000株
売出株数0株
公開株数(合計)100,000株
オーバーアロットメント15,000株
上場時発行済み株数922,800株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約20.7億円
幹事団みずほ証券(主幹事)
SBI証券
大和証券
楽天証券
松井証券
東海東京証券 ←幹事増加中
極東証券
あかつき証券
委託見込ライブスター証券
DMM.com証券


ヘッドウォータース(4011)上場評判とIPO分析

想定発行価格2,240円を基に吸収金額を算出すると約2.2億円となり、オーバーアロットメントを含めると約2.6億円規模の上場となります。爆上げ期待のIPOが登場しましたが当選は難しそうですね!


ヘッドウォータースはAIソリューション事業を展開し、業務を通じて培ってきた業務コンサルティングや様々な業種業態の企業に対して提供してきたシステム開発の経験などを有している企業です。


さらに、積み上げてきたノウハウをもとにAIで経営課題を解決できるよう提案、開発、サービス化していくことで企業の発展に貢献することを志向しています。


高い技術を持ち合わせシステム開発や業務ノウハウを取得し、2014年からPepperをはじめとする人型ロボット向けのアプリケーション開発をスタートしています。


ヘッドウォータースIPOの上場評判と業績
※有価証券届出書引用


AIを業務を利用するためには業務分析、AIの選定・学習モデルの構築、実証実験、AIを組み込んだシステム開発、追加学習を含めたシステム運用など幅広い知見と体制が必要になります。


顧客のデジタル化が遅れている場合は、まずデジタルトランスフォーメーション(DX)を計画的に行い、属人化を排除し省人化を進め企業内にあるノウハウをデータ化し蓄積することからスタートします。


またAIを使用するためには、IoTのデバイスからデータを収集したり、WebシステムにAIを組み込んだりと、多岐にわたる周辺技術への理解も必要になります。


ヘッドウォータースIPOの主力事業
※有価証券届出書引用


同社が提供するAIソリューション事業は、企業の経営課題をITやAIのシステム開発を通して解決するインテグレーションサービス及び、インテグレーションサービスで開発したシステムの改善、保守を行うOPSサービスで構成されています。


AIインテグレーションサービスは、顧客の業務を分析しAIの活用部分を抽出し、概念実証を行った後に選定したAIを既存の業務に組み込み、運用するところまでをワンストップで行うサービスです。


DX(デジタルトランスフォーメーション)サービスは、顧客企業のIT化を支援し企業のデジタル化を推進しています。顧客企業のAI化のファーストステップとして、アナログからデジタルへの業務・サービス変換への対応や、オンプレミスからクラウドサービスへの移行なども行っているそうです。


この他、AIプロダクト「SyncLect」や「Pocket Work Mate」などを顧客に提供、もしくはカスタマイズすることによって顧客の経営課題を解決するサービスも行っています。


ヘッドウォータースIPOの売上実績と取引先
※有価証券届出書引用


ヘッドウォータースのAIソリューション事業の特徴は「営業フェーズでのコンサルティングによる課題解決提案」と「生産性向上を実現するワンストップのAI導入支援」があるそうです。


AI導入計画を支援する場合は、顧客の有するデータが機械学習に適しているか、どの様なAIを使用するのが適切か、実証実験から実業務に組み込み稼働させるまでにどの程度の期間とコストがかかるかの概要を計画するそうです。


また、業務分析を行うチームを同社は有しており、適切なAI導入の提案を行うことが可能だそうです。


期待した効果が得られるかどうか範囲を限定したうえで実証実験を行い、方針の是非を確かめるるそうです。確証が得られれば、周辺のシステム開発を含めてAIを実業務に実装します。


この手の企業説明は難しくなりますが、難しいほどIPOでは買い需要が発生する傾向にあると思います。


ヘッドウォータース(4011)の企業財務情報と配当性向

回次第14期第15期
決算年月2018年12月2019年12月
売上高933,8801,067,746
経常利益51,377121,381
当期純利益43,472100,153
資本金243,866243,866
純資産額282,442382,595
総資産額479,433560,512
1株当たり純資産額343.27464.99
1株当たり当期純利益金額52.83121.72
自己資本比率(%)58.968.3
自己資本利益率(%)16.730.1
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー12,993212,145
投資活動によるキャッシュ・フロー△4,631△10,878
財務活動によるキャッシュ・フロー△21,031△10,008
現金及び現金同等物の期末残高211,574402,838
※数値は千円単位



第16期第2四半期累計期間(2020年1月01日~2020年6月30日)
  • 売上高588,647千円
  • 営業利益134,264千円
  • 経常利益131,853千円
  • 四半期純利益110,867千円



【第16期第2期のチェックポイント!】

次世代高速通信網5Gの導入、社会へ普及が進む人工知能(AI)など、人を介さないコミュニケーション手段の進展、リモートワークの広がりによるインターネットの活用が一層進むことが予測されます。

同社はAIを活用したソリューション開発の需要を的確に捉え、新規の顧客からの受注を伸ばしているそうです。また、既存のDXサービスにおいても継続した顧客からの案件の獲得、プロダクトサービスやOPSサービスにおける継続案件により業績を伸ばしているそうです!

具体的には、AIや機械学習機能をロボットやスマートスピーカー、スマートフォンなどに連携するAIソリューション開発の実績を積み、概念実証から業務システム等への受注が増加している状況のようです。


ヘッドウォータース社の特徴は?どんな会社のか動画を探してみた

ヘッドウォータースは動画をYouTubeにかなりアップしていますが、古いものが多く直近の活動を確認するには難しそうでした。


手広く配信を行っているようですがこれと言って参考になるようなものはない気がします。紹介動画がアップされていたのでこちらを情報共有したいと思います。





始めは音声が出ないため画像で判断するような流れになります。面倒な方は確認する必要はないかもしれません。ショップ店員が動画の半分あたりから説明をしています。


投資家にはあまり伝わってこない感じがします。


ヘッドウォータース(4011)の株主状況とロックアップについて

会社設立は2005年11月01日、東京都新宿区新宿二丁目16番6号に本社を構えます。社長は篠田庸介氏(1968年4月05日生まれ)、株式保有率は59.98%(568,800株)です。


従業員数74人で臨時雇用者0人、平均年齢32.0歳、平均勤続年数5.9年、平均年間給与4,328,000円です。またセグメントはAIソリューション事業の単一セグメントになります。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
篠田 庸介568,800株59.98%
プライムロック2号投資事業有限責任組合91,000株9.60%
プライムロック1号投資事業有限責任組合80,000株8.44%
株式会社ベクトル64,000株6.75%
トリプルワン投資事業組合21,600株2.28%
株式会社チェンジ16,400株1.73%
疋田 正人15,000株1.58%×
※株主上位7名の状況


【ロックアップについて】

本募集に関連して、当社株主であるプライムロック2号投資事業有限責任組合、プライムロック1号投資事業有限責任組合、株式会社ベクトル、トリプルワン投資事業組合、株式会社IBJ、株式会社ROBOT PAYMENT、株式会社オークファン及び菅下清廣は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後90日目の2020年12月27日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、その売却価格が発行価格の1.5倍以上であって、東京証券取引所における初値が形成された後に主幹事会社を通して行う東京証券取引所での売却等は除く。)等を行わない旨合意しております。

また、貸株人である篠田庸介並びに当社株主である株式会社チェンジ、BCホールディングス株式会社及び株式会社AMBITIONは、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後180日目の2021年3月27日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等を行わない旨合意しております。

※有価証券届出書(新規公開時)引用



上位株主には90日間(2020年12月27日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率は発行価格の1.5倍となっています。


また、別途一部の株主には180日間(2021年3月27日まで)のロックアップが付与されています。こちらはロックアップ解除倍率の設定がありません。


親引け設定はありません。


ヘッドウォータース(4011)IPOの初値予想と幹事引受け株数

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件範囲が2,240円~2,400円に決定しました。上限2,400円で公開価格が決定した場合の吸収額は2.76億円になります。仮条件上振れにより注目されていることがわかります。


AIソリューション事業を行っていることで、人工知能という人気化するワードが登場しています。主に受託開発を行うことで将来性は難しいようですが上場時はあまり意識されないと思います。ITやAI(人工知能)のワード、そして上場規模が小さいため上場3日目に初値が形成される予想が出ています。


直近のIPOが爆上げしNYダウ平均の暴落でやや落ち着いた環境にあるものの、セカンダリー本命として意識されると思います。初値5倍程度が多くのレポートで予想されています。


大手初値予想(A社)15,000円~20,000円
※注目度A


初値5倍で12,000円になるため100株当選で96万円の利益になります。現在のところそれ以上の予想が出ているようです!年に1度あるかないかの爆益銘柄といえそうです。


2020年12月の単独業績予想では売上11.34億円で前期比6.3%増、経常利益1.72億円で前期比42.1%増、四半期利益1.38億円で前期比38%増を見込んでいます。


増収増益となっていますが売上の伸び率が低いようです。EPSが163.79なのでPERは14.65倍、BPS787.86なのでPBRは3.05倍になります。計算は仮条件上限2,400円を基に行っています。配当金や株主優待はありません。


ベンチャーキャピタルが保有する株にはロックアップが付与され、発行価格の1.5倍以上だと売却可能です。しかし初値が付いた後にしか売却ができない仕組みになっています。そうなると初値高騰になる可能性が高くなると思います。


少々地合いが悪くても初値が数倍になることは間違いないと言われているようです。内容を深掘りするとデメリット的な事もあるようですが、その辺りは意識されず良い面だけとらえた需要が発生する可能性が高そうです。某社では初値5倍を通り越し6倍以上の数値も出ているようです。


完全に祭り状態となるようなので急落だけは避けて欲しいと思います。株高になり急落のパターンだと続くIPOに悪影響を及ぼすでしょう。しかし初値で100万円抜けるような銘柄は投資初心者にも夢があると思います。


落選続きでも1銘柄当選できれば軽自動車くらいなら買えますからね。落選が当たり前の姿勢で抽選に参加しておきましょう!


幹事名配分単位引受割合
みずほ証券(主幹事)90,000株90.00%
SBI証券3,000株3.00%
大和証券2,000株2.00%
楽天証券1,000株1.00%
松井証券1,000株1.00%
東海東京証券1,000株1.00%
極東証券1,000株1.00%
あかつき証券1,000株1.00%


とても人気があると予想されるIPOが登場しました。ただ株数がオーバーアロットメントを含め115,000株しかないため当選は難しいでしょう。セカンダリー投資もかなり株価が高いとこから始まると考えられるためリスクが高そうです。


IPOに当選すれば大きな利益を得ることができそうです。きっと驚くような利益が出るはずです!


主幹事のみずほ証券から忘れずに抽選参加を行っておきましょう。SBI証券だとIPOチャレンジポイントを使った当選期待もあるでしょう。過去の経験から600ポイントくらいは必要になる気がします。


ポイントなしでも運が良い方は当選できるので申し込みだけ忘れないようにしておきましょう。




あとダメもとで資金不要でIPO抽選に参加できる松井証券からも申込んでおきましょう。面倒な方は申込まなくてもよいかもしれません。当選する確率は低いでしょうからね。


前受け金不要の証券会社は下記記事でまとめているので、年末のIPOラッシュに向けて準備を行っておきましょう。




IPO以外に利益を狙うならソーシャルレンディング(クラウドファンディング)という手もあります。余裕資金がある方は1万円から投資ができるので気軽に投資ができます。私は350万円以上を複数の企業に分散して投資を行っています!




類似企業のPERやPBRを調べてみました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
フィーチャ(4052)PER239.37倍PBR31.37倍
ニューラルポケット(4056)PER880.72倍PBR145.85倍
HEROZ(4382)PER350.99倍PBR8.55倍
※2020年9月09日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2016年7月30日~2026年7月15日36,000株1,250円
2016年7月30日~2056年7月15日85,000株1,250円
2019年12月15日~2027年11月30日4,400株1,875円


ストックオプション(新株予約権)は125,400株全てが行使期限を迎えています。ただし条件設定があり、上場後6ヶ月間は新株予約権の行使はできないようになっています。


上場時点でストックオプションは関係なさそうです。


ツイッターでもIPO記事のチェックができます!

最新情報を手に入れたい方やレア情報、気になったことをツイートしています。IPO投資歴は13年と長くソーシャルレンディングも4年目突入!安定の利益でブログも14年目に突入。


ヘッドウォータース(4011)IPOの評価と申し込みスタンス

ヘッドウォータースIPOは良いですね。上場2日目でも初値が付かないのではないか?と感じさせます。公開株式の少なさと株価設定が高いことで予想を超えた需要と株価推移になる気がします。


SBI証券のIPOチャレンジポイント枠当選の数値も楽しみだと思います。自分が当選しなくても貯めこんでいる方の数値が推測できますからね。


ヘッドウォータース(4011)IPOの評価
※ヘッドウォータース公式サイト引用


今後AI市場は差別化や開発競争、そして価格競争が起きるとされています。導入企業も多いと思いますが数年後にはこれまでと異なる需要が生まれる可能性もあります。同社も実績等を積み重ね、製品の差別化競争や価格競争に勝てるよう対応を講じているそうです。


また新型コロナウイルス感染症の影響は、デジタル化を推進する顧客との取引が拡大しているため業績への影響はあまりないそうです。顧客となる業種、業態が多岐にわたるため今後も成長する可能性が高いと思います。


一部の取引先への販売先依存度が高いようですが、取引先が固定化されないよう取引先の分散を図っているそうです。


2019年12月期の売上高に占める販売先のうちインフキュリオンデジタルの販売実績が24.1%、ニチリウ永瀬の販売実績が23.4%となっています。 2020年12月期の第2四半期は取引先で東証1部のプロパティエージェントの名前があり、10.9%売上となっていました。


IPO取扱いが増加している証券会社! 【IPO申込で資金重複でもOK】



東海東京証券の幹事引受け数が増えています。主幹事を引受けることもあるため口座だけは準備しておきたい証券会社です。


詳しくは下記記事でまとめているのでよかったら参考にしてください。


上場企業に投資できるFundsの仕組みが人気過ぎる!

1円から投資できるスキームを実際に利用した経験から他社にない仕組みだと実感しています。安定した利益を継続的に狙いたい投資家にお勧めのソーシャルレンディングです!

またFunds(ファンズ)社長にインタビューを行い気になる事をズバット聞いてみました。貸付ファンドの仕組みや評判・評価を徹底的にまとめています。

Funds(ファンズ)公式へ

詳しくは下記記事でまとめているのでよかったら参考にしてください。先着方式と抽選方式の両方があり、優待付きファンドも用意され業界でも注目されている企業です。

ソーシャルレンディングへの投資総額は300万円を超えました。余裕資金があればぶち込みですね!