ハルメクホールディングス(7119)の初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。難しいIPOなのでスルーでもいいかもしれません。


ただ3月上場ラッシュ前半になるため場合によっては複数単元獲得により、まとまった利益の確保もできる可能性があります。基本的にリスクが高い銘柄だと思います。


ハルメクホールディングス(7119)IPOの評価


項目株数データ
想定価格1,550円
仮条件3月03日
公開価格3月13日
公募株数2,222,000株
売出株数226,000株
公開株数(合計)2,448,000株
オーバーアロットメント367,200株
幹事団みずほ証券(共同主幹事)
大和証券(共同主幹事)
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
松井証券
岩井コスモ証券
岡三証券
委託見込CONNECT
岡三オンライン


50代以上の女性をターゲットとしたシニア向けに様々なサービスを提供する企業です。月刊誌ハルメクの出版を行いカタログによる通信販売などを行います。商品開発や販売、旅行や講座などのサービスも同時に提供しています。


ハルメクは書店で購入できないことになっていますが、定期購読者数は約50万人となっています。購読料は年間に6,960円かかるそうです。


雑誌などの出版を扱う業界では驚異的な人気を誇る雑誌になります。コロナ禍以前から人気が高く現在も発行部数を伸ばしているようです。


kimukimu

雑誌以外の収益もあり普通に凄いと思います。利益もしっかりでていますからね。



想定発行価格1,550円を基に上場による吸収金額を計算すると約43.6億円、時価総額158.4億円になります。


実は創業時の社名はユーリーグ株式会社になり2009年3月に民事再生申立を行っています。その後、投資会社による再建を進めノーリツ鋼機株式会社の子会社に売却されています。


ここから株式移動や吸収合併を行い、また社名変更などを繰り返し、2018年4月に持ち株会社制に移行し現在の株式会社ハルメクホールディングスの誕生につながっていきます。


ということでMBOを行っているため「のれん」などがあります。そして国際会計基準(IFRS)を採用しているため財務が読めないと危険かもしれないということです。


見た目の業績は好調なので買われると思いますが、上場規模が大きいため仮条件価格を確認した後にブックビルディングに参加するのか決定したいと思います!


ハルメクホールディングス(7119)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので、投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想は考え中?
※注目度A、想定発行価格1,550円


たまにこのようなケースはありますが、数値を出すなら1,500円~1,700円程度になると思います。


業績は好調だけど吸収金額が大きいため今の市場ではやや不安と言った感じだと思います。


類似企業のPERはバラバラなのであまり参考にならない気がします。衰退する企業が多い中で資産豊かなシニア女性をターゲットにしたことで雑誌という媒体が好まれているということでしょうか。


新聞広告などで集客した顧客へ通販カタログの送付も行い、ハルメクとは異なる顧客層を取り込むことにも成功しています。


先行投資としてウェブサイトの運営も行います。同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

ハルメクホールディングスの上場データと初値予想を考察


ハルメクホールディングス(7119)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はみずほ証券と大和証券が共同で引受けます。


この2社は事前人気があまりないIPOの場合は買い支えをしないイメージがあります。また海外販売も行われる予定となっています。


幹事名割当株数引受割合
みずほ証券(共同主幹事)1,714,000株70.02%
大和証券(共同主幹事)489,600株20.00%
SBI証券48,900株2.00%
楽天証券48,900株2.00%
マネックス証券48,900株2.00%
松井証券48,900株2.00%
岩井コスモ証券24,400株1.00%
岡三証券24,400株1.00%


幹事割当から考えるとみずほ証券からの申込みだと当選確率が高そうです。


当選後にキャンセルが可能なところから申込みを行っておくと良いかもしれません。私はキャンセル目的で抽選に参加することは殆どありませんけどね。


購入キャンセルでペナルティーがある松井証券なども当選確率が今回は高いかもしれません。


仮条件が引上げられた場合は機関投資家の評価が高いということなので当選確率が落ちる傾向にあります。難しいと判断した方はリスクが高いためブックビルディングを見送ってもいいと思います。


無理して申込むような銘柄ではないと考えています!


大和証券が幹事を引受ける場合に委託販売を行うCONNECT(コネクト)の証券口座を準備していますか?昨年多くの当選を頂いたためIPOに興味があれば作っておいたほうが無難です。


IPOルールを下記記事でまとめてみました。2023年も昨年同様に5個くらい当選すると嬉しいです。今回も申込してみようかな?と思っています。




ハルメクホールディングス(7119)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気が見込めれば積極的に参加しIPOで利益を狙いたいと思います!


ハルメクホールディングス(7119)IPOの業績予想
※ハルメクホールディングス公式サイト引用


業績を確認すると2023年3月期の連結予想を確認することができました。それによれば売上284.72億円となり前期252.33億円から12.84%増、経常利益18.51億円となり前期11.72億円から57.94%増となります。


四半期利益は12.26億円となり前期7.96億円から54.02%増の予想となっています。利益が驚異的な数値となっています。


想定発行価格1,550円による指標はEPS152.09からPER10.19倍、BPS604.14からPBR2.57倍になります。配当は予定されていません。


ベルーナ(9997)や千趣会(8165)、スクロール(8005)などが類似企業になると思います。同社のPERが割高のようにも感じますが成長しているため評価も高い気がします。


難しいIPOになると考えています。株単価が低いため配分数が少なければ楽しめるかもしれません。1,000株配分だったらドキドキして上場前日は眠れないかもしれませんけどね。


この辺りは自分で調整して抽選に参加したいと思います!!


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ファンドによりキャンペーンが別に行われていることも多いためAmazonギフト券の積み増しも可能です。実際に参加してみたので下記記事にまとめてみました。よかったら参考にしてください。


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