Funds(ファンズ)の代表取締役である藤田雄一郎氏に独占インタビューをさせて頂きました。貸付ファンドの仕組みを利用し個人投資家に凄まじい人気がある企業です。
評判や評価、さらに口コミなどのワードで検索し目にした方も多いと思います。クラウドファンディング事業者の中で知名度が高い企業です。ただそんなFundsにも不満があったため、普段はお答え頂けないような質問を直接ぶつけてみました!
毎回、インタビューをさせて頂く際に気になることをお聞きしています。今回は投資家の不満も事前に把握していることから一見の価値ありだと思います。
私もFundsを利用しているため投資を行う際の不満などもぶつけています。
そしてこれから事業の幅を広げる目的となっている電通との共同開発についてもお聞きしています。多くの個人投資家が気にしているのは利回りとファンド組成数だと思うのでもちろんお話をさせて頂きました。
では今回も真相に迫っていきたいと思います!
Funds(ファンズ)に不満爆発!?率直に思う事をズバット聞いてみました
Fundsに投資を既に行っている方はご存知だと思いますが、人気があり過ぎるためなかなか投資ができない状況が続いています。ファンドが組成されてもすぐに満額となり売り切れが続発している状況です。そこで投資家が投資できる環境の整備などについて伺いました。貴重な情報が含まれているためこれから投資を考えている方に好材料だと思います。
※画像の方が藤田雄一郎氏です
ファンズの貸付ファンドを利用する事業者が上場企業に絞られている理由を教えてください。今後、上場企業もしくは上場企業の子会社以外の事業者取扱いは行われるのでしょうか?
Fundsとして、投資家の皆様が長期的に安定して資産運用ができるファンドを提供していくにあたり、収益性や財務安全性はもちろん、第三者からの牽制が効く組織になっているかなど総合的な観点から審査を行い、ファンドを募集しています。
上場企業であることが必ずしも安全な企業という基準になるわけではございませんが、証券取引所の上場基準・審査を経て、企業としてのスクリーニングが一定程度なされているなどの様々な要素も考慮した結果、Fundsでは上場企業を中心としています。
現在15社の上場企業がファンズに参加しており(2020年10月12日時点)、引き続き多くの上場企業に参加いただけるよう、営業や審査・コンプライアンス体制に力を入れるとともに、ファンドを増やしていくべく、今後も様々な可能性を検討しております。
上記のファンド組成方針や審査の厳格性を保ちつつ、「長期的に安定した資産運用ができるファンド」に合致するものであれば、今後、未上場企業や既存のスキームに限らない案件等も検討していく可能性もあります。
投資を行いたくても「投資できない」と言った投資家の声が非常に多くなっています。私も投資をしたいと思っても投資ができないことが多く悩んでいます。ファンド数や投資できる金額がこれまでよりも増えると伺っていますが、その内容を詳しく教えてください。
これまでは投資機会を得られなかった方が多く、ファンドを増やして欲しいといった声を多くいただいておりました。そのような声に応えるために様々な活動を行ってまいりましたので、今後はファンド数や募集金額を拡大できる見込みとなっています。
ファンド数を増やす準備が整ってきた理由はいくつかあります。
例えば、業務提携をしている伊藤忠商事、電通、みずほ銀行など各金融機関からの紹介によってファンド組成を希望する企業との接点が増えていることや、当社の営業・審査体制の強化を進めてきたことで、ファンド組成を迅速に行えるようになったことがあげられます。
また、既にご利用いただいた上場企業から、次回以降のファンドを出したいという声を多くいただけるようになっております。現在公開しているフリークアウト広告事業ファンド#2を含め、リピート案件も続々と公開されていく予定です。(2020年10月21日時点)
個人的に貴社に対しての評価は非常に高いと考えています。しかしながら平均利回りが高い案件が少なく、投資妙味に欠けると思うこともあります。現在のところデュアルタップ(3469)様やイントランス(3237)様の平均利回りが高いため、同等の平均利回りを設定できる企業様とのお取り組みは今後準備されていますでしょうか?
Fundsは、投資家の皆様にとっては長期的に安心して資産運用ができるファンド、上場企業にとっては融資・社債に次ぐ第三の資金調達手段になるという点を意識してファンド組成を行っています。利回りを高めるよりも、リスクとリターンがバランスしている案件となるよう設計しております。
今後、Fundsを利用する企業の業種を広げ、利回りを含むファンドの条件面も多様化していく予定です。
個人的な意見も同時に聞いています。募集されているファンドが数分で売り切れることも多いため、投資ができないことを伝えてみました。また利回りについてもご回答頂いています。
今後は未上場企業で同社審査をクリアーできれば取扱いも期待できるそうです。どんなファンドが組成されるのか気になります。上場企業との取り組みは現時点で15社あるそうです。
またファンド数や募集金額の拡大見込みはあるようですが、リスクとリターンのバランスを考えた利回りを徹底的に行っていくそうです。
Fundsの公式ページには「社債に代わる新しい投資」と書かれているため、リスクよりも確実性を求めた体質の企業だと改めて感じました。
Funds(ファンズ)の株主優待と登録者数や運用資金について質問をしてみました
Fundsには株主優待が設定されたファンドが出てくることがあります。これには投資家も度肝を抜かれる程驚いたことでしょう。上場企業との取り組みだからこのような優待設定ができると個人的に感じています。また、サービス開始から登録投資家がどのくらい増えたのかお聞きしています。
※Funds公式サイト引用
提携企業が増え「Funds優待」の設定も多くなっています。これまでどのような優待が行われたのか、また今後期待できる優待設定などあれば詳しく教えてください。人気があり過ぎるため申込んでも投資できない環境が私も続いています。
これまでに4つのファンドで以下の通りFunds優待を提供しています。(2020年10月12日時点)
優待付きファンド | その内容 |
大阪王将ファンド#1 | 3万円以上投資したお客様に、大阪王将の一部店舗でファンドの運用期間中何度でも使える10%OFFになるFunds優待券と新メニューサキドリ試食会&意見交換会へのご招待 |
R Bakerファンド#1 | 3万円以上投資したお客様に、R Bakerなどの一部店舗で期間中何度でもお会計が10%オフになるFunds優待券 |
RAKU CAFEファンド#1 | 1万円以上投資したお客様を対象に、「RAKU CAFE 門前仲町」の利用料金が期間中何度でも20%オフになるFunds優待券 |
めいほうリゾートファンド#1 | 10万円以上投資したお客様を対象に、「めいほうリゾート」の対象料金が割引になるFunds優待券 |
上記の通り、一定金額や10%の割引など各企業のサービスや商品をお得に購入・体験できるものとなっており、このようなFunds優待を引き続き提供していく予定です。また商品などの割引だけではなく、投資家限定食事会や企業と投資家の交流イベントなど様々な特典も検討してまいります。
Funds優待付きファンドは好評をいただいており、抽選方式を導入しているものの、競争率の高い状況が続いています。Funds優待付きのファンド数も今後も増えていく予定ですので、今しばらくお待ちいただければと思います。
ファンズの投資家登録数や貴社での運用資金(資産)がどのくらいあるのか教えてください。サービス開始時期にもインタビューさせて頂いており、その際に、運用残高100億円を目指しているとお話を頂いています。現在どの程度まで拡大しているのか教えてください。
2019年1月のサービス開始から、投資家登録数は2万人強、募集総額は約30億円(2020年10月12日時点)となっています。今後、まずは1ヶ月あたり10億円程度のファンド募集を目指し、着実に規模を拡大していきたいと考えています。
Funds優待付きのファンドは特に人気が高いため抽選方式を導入しています。私も抽選に参加しましたが「落選」となり投資ができませんでした。
優待付きファンドは利回りとは別に優待が付いているため投資家が殺到している状況です。今後さらにシリーズが増えてくると考えられます。「投資家限定食事会」や企業と投資家の「交流イベント」なども検討するそうです。
現時点での登録者は2万人強だそうです。お聞きした理由は投資ができない環境が続いているため、競争相手がどれだけいるのか知りたいと単純に思ったからです。気になっていた投資家は多いと思います!
今後、1ヶ月10億円程度のファンド募集を目指すことをお聞きできたので、まだ投資を行っていない方は期待してよいと思います。サービス開始から1年9ヶ月が経過し募集総額が30億円となっているため、1ヶ月10億円の募集が行われると考えるとかなりのボリュームだと思います。
藤田雄一郎氏から直接お答えいただいているため期待が持てそうです!
Funds(ファンズ)の利回りが低い?今後の企業活動についてお聞きしました
融資型クラウドファンディングを行っている企業が増え続けています。その中で同社は利回りが低いと感じる投資家も多いようです。そこでズバット核心に迫った質問を行ってみました。これを聞いたら怒られるかも?と思いましたが強気で攻めた結果、お答えいただくことに成功しました。
類似企業では利回り5%程度でクラウドファンディングを行っている企業が多く見受けられます。ファンズでもリスクが高く高利回りとなるようなファンド組成が行われる可能性はあるのでしょうか。投資家目線だと4%~5%のファンド組成がコンスタンスにあれば嬉しく思います。
Fundsでは、上場企業を中心として長期にわたり安心して資産運用が行える商品となるようファンド設計しています。結果として他の融資型クラウドファンディングや不動産投資型クラウドファンディングと比較すると低い利回りのファンドが多くなっております。
今後、収益性や財務体質が良い非上場企業のファンドや資産を担保としたファンドも取り扱う可能性もありますが、その場合でも、これまでと同等の審査レベルを保ち、それを通過した企業のファンドのみを取り扱います。また、必要であれば保全措置を取るなど安全性を高める設計にします。
電通グループやみずほ銀行、三井住友信託銀行、auカブコム証券など幅広い業務提携が見受けられます。貴社が目指している事業の将来図や目標値などがあれば教えてください。また、クラウドポートからファンズに事業を変更しどのような成果や実績などが得られたのか教えてください。個人的に事業転換は衝撃でした。
業務提携はファンドの拡大など、Fundsをより魅力的な場所にしていくために行っております。例えば、Funds優待付きのファンドや「FinCommunity」は、他の企業と協業することで、企業と投資家双方にとってWin-Winな関係構築を進め、Fundsを魅力的な場所にするための取組みの一つです。
今後も、例えばESGや地方創生に寄与するファンドなど、多様なファンドに投資できるサービスにしていくべく、必要な場合は他の企業とも協業していきたいと考えています。
また、クラウドポートからFundsへの事業変更については、投資家の皆様の立場でWebメディアを運営する中で「安心感をもって投資ができる、また分散投資も快適にできるようなサービス」が求められていると強く感じたことが、今のFundsのコンセプトにつながり、事業の変更に至りました。
投資家のみなさまのご意見・ご要望を反映させていきながら、年間100億円、1000億円と募集額を積み上げていくことで、日頃から使われる国民的な資産運用のサービスに成長させていきたいと考えています。
利回りについて詳しくお聞きしたところ、長期的に安心して資産運用が行える企業を目指していることがわかりました。
不動産投資型クラウドファンディングの場合は劣後出資を用いてリスク軽減を行うことができますが、融資型不動産の場合は事業者や案件により「リスクが高い」と感じるファンドもあります。また、利回りも安定していないことが多いように思います。
Fundsの場合は上場企業を中心としたファンド組成となっているため、企業信頼も高く投資リスクも低いと感じるところがあります。さらに厳しい審査をファンドごとに行っているためリスク面を考えるとお勧めできます。
私はクラウドファンディングへの投資を幅広く行っているため、利回り比較をしてしまいますが、元金の安全性を考えるとFundsに魅力を感じます。詳しい事業内容は下記記事でまとめているので投資をご検討されている方は参考になると思います。
Funds(ファンズ)に50万円入金し実際に投資を行いました。なぜ評判や評価が高いのか?どうしてリスクが低いのかを調べたので参考になればと思います。上場企業に資金を貸し出す形なので投資家の背負うリスクが低くなり、デフォルト …
FinCommunity(フィンコミュニティ)に期待!資金調達方法の多様化でFundsが選ばれる
Funds(ファンズ)は類似企業と比べ「面白い」ことを行っている企業だと感じます。企業成長のためにという理由もありますが、独自性があるため人気なのかもしれません。今回のインタビューでお答えいただいた内容にもありますが、投資家リスクを下げ長期的に資産を運用してもらう事を考えている企業だとわかります。
そして新し取り組みが始まっているため詳しくお聞きしました。また新型コロナウイルス感染症による影響もお聞きしています。
ファンズで組成される案件と電通との共同開発である「FinCommunity」の違いを教えてください。重なる部分もあると思いますが、これから投資を始める投資家に投資の楽しみを考えてほしく質問させて頂きました。
Fundsでの投資を通じた、個人と企業の新しいつながりの関係性を「FinCommunity(フィンコミュニティ)」と提唱し、電通と共同開発を進めています。(ファンドとFinCommunityについて概念としては明確に区別しているものではなく、投資を通じて企業と投資家が関係性を構築できるものを特にFinCommunityと呼んでおります)
投資家の皆様は、ファンドに投資をすることで、分配を受け取ることはもちろん、優待券などの特別な特典を受け取る、投資家限定の交流会やセミナーで企業に対して意見や要望を伝えるといったことができます。
例えば、大阪王将ファンド#1では新メニューのサキドリ試食会を行ったように、優待に限らず、様々な取り組みを実施いたしました。
このような取組みを通じ、投資をきっかけとして、その企業やサービス・商品を応援していただけるような関係づくりをサポートしていきたいと考えています。ぜひ今後のファンドにご期待いただければと思います。
私も詳しく調べているので下記記事もよかったら参考にしてください。投資家が投資先企業に好感を持つことが確認されています。
【口コミ】FinCommunity Marketingは儲かるの?Fundsと電通コラボ
2020年はコロナ禍により劇的な年になりました。新型コロナウイルス感染症による事業への影響や投資家の投資スタンスなどに変化は見られましたでしょうか。また口座開設者の増減などは如何だったでしょうか。
企業側の目線では、手元の資金を多くしておきたい、資金調達手法を多様化しておきたいというお問い合わせが増えています。これまでよりもさらに慎重な審査を進めていますが、こうしたコロナ禍の影響もファンド増加の一因になっています。
投資家の目線では、相場がなく安定的な金融商品のとしてFundsを、コロナの影響で価格変動が続く株式投資やFX、投資信託などの金融商品に投資をされているポートフォリオの一つに加えて、ご利用いただいている方が増えていると実感しています。
電通と共同開発された「FinCommunity」についても期待したいと思います。投資家とファンド運用企業がより近く感じることができそうな内容になっています。
コロナ禍により現在は難しいと思いますが、期待できるサービスだと考えています。
また、新型ウイルス感染症によりファンドを組成する企業側の資金調達方法としてもFundsが選ばれているようです。投資家にしてみれば投資できる機会が増えることでメリットがあります。
如何だったでしょうか?
インタビューを行うことで普段はお答えいただけない内容を公開できるため、投資家が投資を判断できる材料になると考えています。企業のトップがどのような回答を行うのか私もワクワクできます。
Funds(ファンズ)の藤田雄一郎氏へのインタビューは今回で2回目になります。サービス開始時にもインタビューさせて頂きました。2回目と言うこともあり、利回りについてもお聞きしています。普通はNGだと言われそうですが、わかりやすくお答えいただき感謝しています。
投資リスクが高くても良い方は同社を選ばなくてもよいかもしれません。しかし、リスクを考えた場合Fundsはお勧めだと思います!
「融資型クラウドファンディング」や「不動産投資型クラウドファンディング」を行っている企業へインタビューさせて頂いた記事の一部を下記に用意しました。
企業比較を行ってみたい方は参考になると思います。よかったら参考にしてください!
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