ぽちぽちファンディングの池田昌宏氏に直接インタビューを行わせて頂きました。これから不動産投資型クラウドファンディングを始める方にメリットある内容となっています。


不動産デベロッパーを行う企業がなぜクラウドファンディング領域に進出してきたのか?また投資家目線で気になることをズバズバ質問しています。ぽちぽちファンディングへ投資を行う前に是非参考にして下さい!


ぽちぽちファンディングにインタビュー(取材)


ぽちぽちファンディングの運営会社はアイディ株式会社です。創業は1969年4月になるため実績や実力は申し分ないと考えられます。


事業は多岐にわたり不動産の企画・設計・開発などを行っています。自社ブランドの投資用不動産「アイディシリーズ」「インベストシリーズ」などは特に定評があるようです。


年間300戸以上の自社商品開発で培った設計ノウハウと建築の実績があり、地域のソリューショナーを目指すと池田昌宏氏が仰っています。


アイディ株式会社は主に品川区や大田区を中心として実績を重ね既に50年以上創業しています。そんな企業が業界でも最高水準の不動産投資型クラウドファンディングを提供しているためインタビューで詳しくお聞きしてみました。


では今回もインタビューの内容を全公開させて頂きます!


ぽちぽちファンディングを作った理由とCOLEADについて率直に聞いてみました

ぽちぽちファンディングはこれから始まるサービスのため、なぜクラウドファンディング領域に進出してきたのかお聞きしています。


収益的には不動産デベロッパーとして事業活動を行ったほうが、手間も費用も掛からないと個人的に思ったからです。


また、これまでBtoC向けに事業を展開していなかったことや不動産投資型クラウドファンディングの法改正などもぽちぽちファンディングを行うきっかけになっているそうです。


ぽちぽちファンディング代表取締役の池田昌宏さん
※アイディ株式会社代表取締役の池田昌宏氏



kimukimu

ぽちぽちファンディングという不動産投資型クラウドファンディングを行うことになった経緯を教えてください。不動産デベロッパーを行う企業がなぜクラウドファンディングに進出してきたのか気になります。



池田さん池田さん

今まで、BtoC向けに積極的に事業を展開してこなかったため、お客様との接点をあまり持っていませんでした。ぽちぽちファンディングを通じて、様々なお客様と接点を持ち、資産形成を応援していきたいと考えています。

不動産投資型クラウドファンディングは2017年の法改正で、電子取引業務ガイドラインが制定され、インターネット上で契約の締結などができるようになり、事業を始めるための敷居がぐっと低くなりました。

不動産投資型クラウドファンディングであれば、インターネット上で幅広い人を対象に不動産投資をアピールできるため、さまざまな方と接点を持つことができます。それにより、多くの方に不動産投資、そして投資全般に興味を持ってもらえるのではないかと考え、不動産投資型クラウドファンディング事業への進出を決定しました。



kimukimu

アイディ株式会社では既に「COLEAD」というクラウドファンディングがあります。どうして「ぽちぽちファンディング」というサービスが必要だったのでしょうか?また、貴社が考えているサービスの違いなどがあれば詳しく教えてください。



池田さん池田さん

COLEADはクラウドファンディングではなく、非クラウドファンディング型の商品です。オンラインではなく紙の契約書面のやりとりが必要となります。

ぽちぽちファンディングは全てオンライン化できることで、お客様や弊社の手間をある程度省き、1口1万円として気軽にご参加いただけるようになりました。



kimukimu

不動産特定共同事業法を用いたクラウドファンディングを行う企業が増えています。しかし、まだまだ供給が足らないとされています。そこで他社との差別化があれば教えてください。



池田さん池田さん

他社さんでは途中解約ができないところが多いですが、弊社は原則「いつでも解約可能」としています。一定の手数料はいただきますがどうしても現金化しなくてはいけなくなった際に現金化できるという安心感を持って、出資をしていただければと考えています。

また、弊社ではお客様の資産形成の応援をモットーとして、セミナーの開催や、コラム、動画の提供などを積極的に行っていく予定です。ファイナンシャルプランナーと提携し、無料でライフプランニングの作成もできます。ぽちぽちファンディングへの出資を一時的な投資ではなく、将来に向けた資産形成の一部として考えていただければと思っています。



独占インタビューという形で今回はお話させて頂きましたが、「COLEAD」のサービスはクラウドファンディングではないことがわかりました。


オンラインで完結するサービスではなかったことでより便利になる不動産投資型クラウドファンディングを始めることにつながっているように思います。


BtoC(企業対消費者間取引)を意識していることで、セミナーやライフプランニングの作成などもサポートする意向があるそうです。


1回きりのお付き合いではなく顧客の資産運用につながる事業を目指しているように感じます。


サービススペックが大手企業よりも魅力的!?だから気になる事を全部聞いてみました

実はぽちぽちファンディングのインタビューで一番聞きたかったことがあります。正直なところ大手企業に負けないサービス内容なので大丈夫なのか?と思うところがありました。


読者の方も同じように気になっていると思ったため、インタビューを通してお聞きしています。答えて頂けるのか心配しましたが全ての質問にお答えいただいています。


ぽちぽちファンディング口座開設完了ハガキ


ちなみに私は既にぽちぽちファンディングの口座開設が完了しています。まさかインタビューさせて頂くとは思いませんでした。



kimukimu

優先劣後システムを採用しているため投資を行う際に不安が軽減されると考えています。ファンド案件により劣後出資割合が変動すると考えられますが、公式サイトに表記されているように30%を基本値と考えてよいのでしょうか?



池田さん池田さん

案件によって異なりますが、10%~30%の予定です。



kimukimu

ファンド組成はリノベーションを施した物件を主体とするようですが、その他に投資対象と考えている商品があれば教えてください。不動産クラウドファンディングへ投資を行いたいと考える投資家が多いため、自社リノベーション案件だけでは供給が追い付かない可能性があるのではないかと考えています。



池田さん池田さん

基本的にはリノベーションをして付加価値を付けられる案件を扱う予定ですが、安く仕入れられ十分に利益が見込めるような案件はそのまま手を加えず提供させていただくこともあります。

まずは小規模な案件で経験を積み、より大きな規模の案件を提供していきたいと考えています。



kimukimu

投資商品であるファンドが解約可能となっているため思い切ったことをすると感じています。どうしても解約しなければならない投資家も出てくると思いますが、解約手数料がどのように計算されるのか教えてください。



池田さん池田さん

1口あたり1,000円(税込)です。原則弊社の買取となります。お客様に自信を持ってご紹介できる物件だからこそ、当社が買取しても問題はありません。

とはいえ、自由に制限なく解約可能としてしまうと、興味本位や本気度の少ない出資が増え、他の投資家様にご迷惑をおかけする可能性もあるため、一定の抑止力を持たせるための解約手数料を設定しています。



kimukimu

ぽちぽちファンディングのサービススペックは類似企業と比較してもかなり手厚いサービスだと感じています。私も実際にクラウドファンディングへ投資を行っていることで詳しく調べています。そこで将来的に顧客の預かり金に対して「信託保全」の導入が行われる予定があるのか教えてください。



池田さん池田さん

今のところはありませんが、事業拡大の過程で検討していきたいと思います。



優先劣後の割合は組成されるファンドにより異なり10%~30%の範囲になるようですね。全てに30%の劣後出資が付くわけではなさそうです。この辺りはファンドが組成されて再確認したいと思います。


また、アイディ株式会社の事業から「リノベーション」を行った案件のファンド組成が多いと考えていたので質問をしてみました。利益が見込める案件はそのまま投資家に提供することも考えているようです。


しばらくは小規模案件で需要や流れを掴み、状況が整えば大型案件の取扱いも見込めるようです。この辺りは他社も同じだと思います。まずは同社へ登録する投資家を増やすことが最優先されると思います。信託保全については事業規模が拡大する過程で検討するようです。


ぽちぽちファンディングの事業内容や仕組みなどを過去に詳しく調べているので、よかったら下記記事も参考にしてください。メリットやデメリットも考察しています。




組成されるファンド内容と新型コロナウイルス感染症による業績への影響を聞いてみました

ぽちぽちファンディングで組成されるファンド内容をお聞きしました。まだ第1号案件が出る前のインタビューになるため情報を得るつもりでお聞きしています。


投資を行いたいと考えている投資家のためにも公開前にお聞きしました!


ぽちぽちファンディングのファンド内容と目標



kimukimu

ぽちぽちファンディングの予定分配利回りは既に始まっている「COLEAD」と似たような利回りになるのでしょうか?また組成されるファンドの募集金額や投資期間など想定されている情報を教えてください。



池田さん池田さん

利回り4~5%を目標としていますが、プロジェクトにより内容が異なります。募集金額はまずは数千万規模を想定、投資期間は半年~2年程を予定しています。



kimukimu

新型コロナウイルス感染症による事業への影響などはありませんでしょうか?2020年は多くの企業で減収となることが予想されています。アイディ株式会社の財務状況などを教えて頂くことは可能でしょうか。



池田さん池田さん

緊急事態宣言の際には一時的に工事がストップしたこともありました。中国からトイレなどの建材が輸入できないといったこともありましたが、今は問題なく工事も進んでいます。物件販売についても大きな影響は受けていません。

自己所有の物件を民泊で運用しているものがあり、そこは少なからず影響を受けていますが、民泊以外の所有物件の比率が大半を占めており、現在のところ賃料や不動産価格が下がったりといったことは起きていないので大きな影響はないと考えています。



kimukimu

同サービスを通じて不動産投資型クラウドファンディング事業を拡大させる狙いがあると思います。具体的に目指している累計調達額や投資家の人数などがあれば教えてください。投資を考えている投資家の意欲にもつながると思います。



池田さん池田さん

会員数の数値的目標は設けていませんが、年内1,000名程度を考えています。無理のない範囲で着実に良い案件を提供していきます。

案件の提供数は、まずは数千万規模の案件を年間4件から5件ほどと考えていますが、運営ノウハウを蓄積し、案件数を回せる体制を整えつつ、数を増やしていく予定です。また、ゆくゆくは海外不動産案件の提供も検討していきます。

幸いにも、現時点(2020年9月)でインターネット上でも記事として取り上げていただくことが多く、想定以上に出資者登録をいただくことができています。

投資家の皆様の信頼を裏切らないように、質の良い案件を提供していくことで自然と結果がついてくると考えています。



ファンド組成は数千万円規模で利回りが4%~5%目標になるそうです。そして気になる投資期間は半年~2年程度となっています。


さらに2020年は新型コロナウイルス感染症により日本だけでなく世界で経済悪化となっているため、事業全体についてもお聞きしています。インタビュー時点では大きな影響はないとお答えいただいています。


最後にクラウドファンディング事業を拡大させるために目標値をお聞きしたところ、年内に1,000名程度の会員数を目標にしているとお答えいただきました。既に多くの投資家が会員登録を行っているそうなので、現実可能な目標値だと感じています。


今後、ファンド組成が行われると会員数も急増することが考えられるため、投資を予定している方は早めの行動がよいかもしれません。


ぽちぽちファンディング独占インタビューまとめ!

サービス前の段階でインタビュー(取材)をさせて頂いているため、組成されるファンドの内容を中心にお聞きしてみました。これから投資を考えている方に参考になればと思います。


また、池田昌宏氏の動画がYouTubeで公開されていました。ぽちぽちファンディングに投資を考えている方は企業のTOPがどんな方なのか確認しておくと安心できるかもしれません。最近は頻繁に動画をアップされているようです。





不動産投資型クラウドファンディングを行う企業は増え続けています。また同社のように不動産事業を行っている企業の参入が増えていると感じます。


アイディ株式会社は自社でリノベーションできる強みがあるため、安心して投資を行うことができそうです。


インタビューを行い1つだけ気になったのは、組成されるファンドの数が1年間に4件~5件と少ないと感じたことです。投資家が1,000人いれば1年に5件程度では足らない気がします。


私も多くの企業へ投資を行っていますが人気がある案件は数分で完売となるケースも多いため、少し心配しているところです。


質の良いファンド組成はもちろんだと思いますが、需要が多ければ案件も増やして頂きたいと思います。サービスは大手企業よりも優れているところが多いと思います!


これまでインタビューを行った企業の一部を下記に用意しました。合わせて参考になればと思います。


サービス内容を比較したり企業の方向性の確認にもなると思います。


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