クリーマ(4017)IPOの初値予想と幹事割当数などを今回も評価したいと思います。上場前の抽選参加スタンスや業績予想などについても調べています。


SB証券主幹事になり上場規模が大きいことから当選確率がいつもより高そうです。IPOの地合いに変化が起きているためIPOチャレンジポイントを使った当選狙いの場合は微妙な感じになってきています。


クリーマ(4017)IPOの初値予想と幹事割当


項目株数データ
想定価格3,250円
仮条件11月09日
公開価格11月18日
公募株数113,000株
売出株数1,559,700株
公開株数(合計)1,672,700株
オーバーアロットメント167,200株
幹事団SBI証券(主幹事)
大和証券
みずほ証券
SMBC日興証券
エース証券
岩井コスモ証券
岡三証券
丸三証券
水戸証券
委託見込岡三オンライン証券
SBIネオトレード証券
DMM.com証券


コロナ禍により追い風状態となっているハンドメイドマーケットプレイス「Creema」の運営を行っています。


インターネット上で個人がハンドメードの販売ができるサイトを運営しています。個人がオリジナル商品を直接販売できることで、メディアでも取上げられる機会が多くなっています。


売上が毎年伸びていることで企業評価も高く、利益は連結で今期から黒字化する予定です。利用者が多くなれば利益が見込めることから、今後も好調に業績が推移する可能性があります。


収益は同社マーケットプレイスに出品された商品を売買する際に、決済の仲介を行うことで得ています。CtoC(個人間取引)マーケットプレイスになるため時代にマッチした収益方法だと思います。


この他、プラットフォームサービスによる各種広告収入、イベント・ストアサービスにおける出店料や入場料、販売手数料収入、クラウドファンディングサービスの成約手数料等による収益があります。


GMOペパボ(3633)が運営しているハンドメイド品フリマアプリの「minne」と事業が酷似しているため、同水準の株価になることも考えられるでしょう。


事業に不安はあまりなく面白い企業だと思います。販売率は確認できませんが中国語版「Creema」を2016年にリリースしているためこちらにも期待できるかもしれません。


 

クリーマ(4017)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので、投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。


IPO初値予想


最新の初値予想は下記のようになっています!ベンチャーキャピタル保有株が多いため初値利益は低そうです。


大手初値予想4,000円~5,000円
修正値4,800円~5,355円

※注目度A


注目度が高い銘柄になりますが、初値後の値動き期待だと思います。初値が低ければ中長期的に面白い銘柄になるかもしれません。


類似企業はGMOペパボ(3633)の他に、メルカリ(4385)やZホールディングス(4689)などわかりやすい企業が多いと思います。ヤフーオークションや楽天のラクマなどのイメージが強いかもしれません。


もっと詳しく知りたい
クリーマの詳細情報を知りたい方は下記記事にまとめているので参考にしてください。仮条件発表後には追記する形で最新の初値予想も記載しています。
クリーマ(4017)IPO上場承認と初値予想!コロナ禍で急成長の異端児がキタ

Twitterでも情報発信しているのでよかったら参考にしてください。また記事にはしていませんが、上場企業で金融メディア運営のZUU onlineさんに執筆することになりました。


不定期で配信を行いますが、Twitterで情報共有させて頂いています。IPO関連についても今後何かしらイベントがあるかもしれません。


クリーマ(4017)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

クリーマの幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSBI証券になります。


MITホールディングス(4016)に続いてSBI証券が連続で主幹事を引受けます。当選チャンスだと思います!


幹事名割当株数引受割合
SBI証券(主幹事)1,421,800株85.00%
大和証券83,600株5.00%
みずほ証券58,600株3.50%
SMBC日興証券41,800株2.50%
エース証券16,700株1.00%
岩井コスモ証券16,700株1.00%
岡三証券16,700株1.00%
丸三証券8,400株0.50%
水戸証券8,400株0.50%


主幹事引受けが1,421,800株(85%)なので、IPOチャレンジポイントを使用しなくても自己資金が多い方は当選できそうです。


ネット抽選の方はエース証券と水戸証券以外から申込ができます。私も同じ条件です。





逆にサイバーセキュリティクラウドのように主幹事引受け株数が59,500株で300株配分の場合もあるため、SBI証券の複数株当選が読みにくくなっています。


今回の場合だと200株~300株配分になると思います。300株配分が濃厚だと思いますが、配分傾向が読めないためIPOチャレンジポイントを使用される方は気を付けてください。


IPOチャレンジポイントのボーダーラインは200P~250Pあたりだと思います。米大統領選でアメリカ株が再浮上しないと日本のIPO市場も厳しいかもしれません。


SBI証券のIPO抽選ルールは下記記事にまとめています。ポイントを貯めれば当選しやすくなる仕組みになっています。



クリーマ(4017)IPOの業績予想と抽選参加スタンス

クリーマの最新業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気が見込めれば積極的に参加しIPOで利益を狙いたいと思います!


業績予想とBBスタンス考察


業績を確認すると2021年2月期の連結業績予想が出ていました。これによると売上19.37億円になり前期15.17億円から27.7%増、経常利益1.44億円となり前期4,500万円から220%増になります。


四半期利益は1.98億円となり前期-2,800万円から完全黒字化となります。上場タイミングは悪くないと思います。


EPSは40.00なので想定発行価格3,250円算出のPERは81.25倍になります。GMOペパボに比べると割高のようです。


上場による吸収額は約59.8億円、時価総額は約197.9億円を予定しています。仮条件により今後数値が変わる可能性はあるものの新興市場では大きな上場です。


また、ベンチャーキャピタルの換金売りに利用されるIPOイメージが強く、初値段階で積極的な買い需要があるのか疑問も多いと思います。個人投資家だけでは消化できないと考えられるため、機関投資家の参戦なしには買い上がらないでしょう。


ロックアップが公開価格の1.5倍に設定されており、一旦の上値はその辺りになる可能性が観測されています。BASE(4477)のように株価が昇るタイプのIPOを待っていますが、同社の場合は比較しやすいGMOペパボがあるため同水準で推移する気がしています。


新型コロナウイルス感染症がおさまれば大規模イベントによる収益期待もできますが、現状は難しそうです。


将来IPOを行う可能性があるベンチャー企業に投資できる! 【大和証券グループがサポート】
イークラウド


2020年11月上旬にイークラウドで株式投資型クラウドファンディング第2号が登場する予定です。


「DtoC×サブスク」のビジネスを展開する企業となっているため面白そうです。大和証券グループと連携しているため上場期待も高そうです。


イークラウドの詳細記事は下記記事でまとめています。インタビューやセミナーを通して代表の波多江直彦氏に惹かれています。頭の回転が速くはっきりお答えになる姿勢に好感が持てます!


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