クラウドファンディングの種類が多い中で投資目的であれば不動産投資型のクラウドファンディングが初心者にお勧めです。融資型クラウドファンディングも不動産への投資ができますが決定的な違いがあります。


融資型は借り手が投資家に対して一定の金利等を支払います。不動産投資型の場合は賃貸料や物件売却などによる収益をもとに投資家にリターンが発生する仕組みです。


COZUCHI(コヅチ)の不動産投資型クラウドファンディング
※COZUCHI公式サイト引用


クラウドファンディングにはファンド型や融資型、さらに購入型や寄付型などもあります。この他にも株式型などもあり少しややこしいと思います。


今回はその中でも投資初心者にハードルが低いと考えられる不動産投資型クラウドファンデングの内容を見ていきたいと思います。


取上げた企業はCOZUCHI(コヅチ)です。


そして確認したいファンドはEXITファンドになります。手堅い利回りを期待できる商品になっているためご紹介したいと思います!


COZUCHI(コヅチ)の不動産投資型クラウドファンディングを簡単に説明!

不動産投資型クラウドファンディングは不動産特定共同事業法(不特法)の認可を受け、電子取引業務の認可を得る必要があります。


不特法認可は受けているけれど、電子取引業務の認可を得ていなければ「不動産小口化商品」の扱いになります。また、不特法にも種類があり第1号事業者~第4号事業者までわかれています。


不動産投資型クラウドファンディング


COZUCHI(コヅチ)に投資を行う前に確認しておきたいのは優先劣後構造です。


投資家に対し元本毀損とならないような仕組みを利用しています。またファンドによってはマスターリース契約も行われます。


劣後出資は10%~60%程度になっており、ファンドにより劣後割合が異なります。


優先劣後とマスターリース契約


劣後出資の設定が行われた場合は、不動産価値が下落しても事業者から損失を先に補填する仕組みになるため、投資家の元本が毀損しにくくなります。


例えば1億円の不動産があり、不動産の評価額が8,000万円になっても劣後出資が20%であれば投資家は損失となりません。ただし事業者が倒産しないとは言い切れないため事業者選びも重要です。


マスターリースは所有する物件を不動産会社が一括で賃貸借することです。別に費用が発生し利回りが低下するためデメリットもありますが、投資家には元本や分配金を守れるメリットがあると考えています。


同社で確認しておきたい事をまとめると以下のようなことが言えると思います。


  • 1万円からの投資が可能
  • 投資はインターネットで全て完結する
  • 劣後出資構造を用いている
  • ファンドによりマスターリース契約が行われる
  • 比較的高い利回りが期待できる
  • ファンドはいつでも換金可能


ネットで投資が完結するのは当たり前ですが、最短15分で投資が可能になっています。会員登録を行ってすぐに投資ができるようです。


ちなみに私が口座開設を行ったのはCOZUCHIにサービス名がリニューアルされる前のWARASHIBE(ワラシベ)です。


ネットで調べるとWARASHIBEのファンドも確認できるためなぜ?と思っている方もいるかもしれません。運営会社はLAETOLI株式会社(旧社名:株式会社SATAS)です。


企業規模拡大に伴い経営陣の入れ替えと外部役員の採用が行われています。


不動産投資型のクラウドファンディングは不動産という実物があるため、投資金額が全てなくなると言うことは基本的には考えられないと思います。


融資型の場合は担保等によりリスクが高くなる場合もあるため、内容をよりしっかり確認したほうがよいと思います。最近は保証付きファンドも登場し融資型でも魅力ある商品が登場しています。


また、同社はそもそも不動産に特化した企業になるためファンド組成には自信があると伺っています。他社が参入しにくい領域でもしっかりと収益を出せるようにシュミレーションを行うようです。


EXITファンドシリーズが魅力的!運用開始前にファンドの出口が見えている

COZUCHI(コヅチ)で用意されるファンドには様々な特徴があります。今回は銀座EXITファンド(EXITファンドシリーズ)を考察してみたいと思います。


ファンド組成前から売却契約を結んでいるファンドになるため売却先が決まっています。この商品はファンド化せずに自社で売買すれば儲かるところ、投資家に提供されています。


EXITファンドシリーズ


軽く内容をまとめると以下のようになります。


項 目その内容
想定利回り10.00%
運用期間6ヶ月
募集金額9億円
最小投資金額1万円
最大投資金額3,000万円


ここで問題なのは売却先がしっかりとした企業で買い取ってくれるのか?だと思います。そもそも不動産のプロなのでこの辺りで心配することはありませんが気になりますよね。


それにファンド募集画面では「手付解除」ができないように、手付解除期日の設定を放棄しているとあります。


また、ファンド対象の「中銀カプセルタワービル」は国立新美術館をデザインした建築家の故・黒川紀章氏の代表作となっています。


老朽化やアスベスト問題、さらに修繕費用負担の問題などから敷地売却が決定しているそうです。世界的に有名な建築物のためCOZUCHI運営のLAETOLIはカプセルの保存を行う計画もあるそうです。


それと募集画面に大型のファンドのため資金が集まらなければ、TRIADが追加で劣後出資を行うとあります。ただ既に9億円以上の応募があるためTRIADの劣後出資はないと思います。


LAETOLIとTRIADの関係などは下記記事にまとめています。資金力がある企業なのて投資前にチェックしてみると良いと思います!




EXITファンドは過去に「田端EXITファンド」という商品がありました。3ヶ月で12.00%の利回りのところ実際には15.20%の実績が出ています。


もしかしたら今回も利回りが少し高くなる可能性があるかもしれません。


なぜなら、同社はリターンの上限を設けない配当だからです。そんな経営方針が人気につながっているのかもしれません。


COZUCHI(コヅチ)の不動産投資型クラウドファンディングまとめ

今回は銀座EXITファンドが募集されるタイミングだったため取り上げてみました。イグジットが初めからわかっているファンドを投資家に提供する試みが面白いと思います。


不動産投資型クラウドファンディングまとめ


長期的にはインカムゲイン型の安定したファンド組成が多くなると聞いています。しかし、組成されるファンドを確認してみると利回りが高いキャピタルゲイン型のファンドもまだまだ多いようです。


もちろんこれまでデフォルトを起こしたことはありません。ただ利回りが高くなるということはリスクも高くなる傾向にあることは覚えておきましょう。


他社とサービスを比較し、COZUCHIに魅力があれば口座開設を行ってみるのも面白いかもしれません。


サービス内容をまとめた記事を作成しているため下記記事も参考にして頂けたらと思います!




同社は1口1万円からの投資ができます。さらに抽選方式と先着方式の2つあるため抽選方式だと当選するのを待つだけです。


一度投資を行うと償還されるまでただ待つだけの投資になるため、ファンド内容を確認することと投資申込みを行うこと以外に作業がありません。


投資レベルとしてはミドルリスクミドルリターンだと言われています。債券や預金などに比べると投資リスクは高くなってしまいますが、利回りを比較すると大きな差があると思います。


同社の不動産投資型クラウドファンディングだと利回り期待が高く、利回り10%超えの商品もなかにはあります。


口座開設費用などは無料なので資産運用をはじめてみたい方は小額から投資を行ってみると良いかもしれません。数万円から投資を始めて徐々に金額を増やす方が多いみたいです。


特に初めて投資を行う方は心配だと思います。


今後も、EXITファンドシリーズが登場すると人気化するでしょう。今回は抽選となっているため募集期間中に申込めば当選期待はあると思います。9億円のファンドが即売状態なのは驚きでした。


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