COZUCHI(コヅチ)代表取締役CEOの武藤弥氏にインタビューをさせて頂きました。WARASHIBE(ワラシベ)からなぜサービス名が変更されたのか疑問に思っている投資家もいると思います。
そのため投資家が知りたいと思うことを私が代表してガッツリお聞きしています。しっかりとした理由があり、業界内でも勢いが感じられる企業だと私は考えています。
WARASHIBE(ワラシベ)でもインタビューさせて頂いていましたが、武藤弥氏とお話する機会は初めてでした。
ただ一方的に会社紹介時にお話を聞きしているため、どんな方なのか想像ができています。そのため武藤氏であれば私の質問に答えてくれると考え、今回はかなり突っ込んだ内容となっています。
正直なところ、類似企業が多くなり何処で投資を行えばよいのかわかりにくくなっていると思います。そうなると知名度が高い企業で資産運用を行おうと考えるのが普通だと思います。
しかし、同社は本気で不動産投資型クラウドファンドに取り組み、投資家に利益を還元したいと個人的に感じるところがあります。
普通であれば、自社収益を最優先するため利回りを少し低くすると思いますが、同社では逆に投資家に還元しています。
ただ将来的には安定した利回りの提供を行いたいと仰っていたため、事業規模が大きくなると利回りの低下も考えられると思います。
現在の利回りは業界内でもかなり高めに設定されており、本気で事業規模を拡大したいと感じます。余談になりますが、佐藤和男氏のお話も聞けて大変勉強になりました!!
COZUCHI(コヅチ)にサービス名を変更した理由と投資スキームを確認してみました
個人的にお聞きしたいことも多かった中で、10個の質問に絞ってインタビューさせて頂きました。またWARASHIBEからCOZUCHIにサービス名が変更されていると同時期に、運営会社名も変更されています。
運営会社名は株式会社SATASから「LAETOLI株式会社」に変更されています。サービス名と社名変更により、経営体制を刷新し新たなスタートを切るそうです。
※代表取締役CEOの武藤弥氏にインタビューさせて頂きました
では早速内容を確認してみたいと思います。また、入澤優智氏のインタビュー記事は下記記事から確認できます。
不動産投資型クラウドファンディングを行うWARASHIBEに取材(インタビュー)を行ったので情報共有したいと思います。個人的に注目している企業になり投資家目線でズバット質問をさせて頂いています。 類似企業も多く存在する中 …
物件の仕入力や投資家に対して、どのように考えているのかを確認できる内容となっています。
投資を行う前に確認しておくと経営陣の考え方が見えてくるかもしれません。それでは新代表の武藤弥氏へのインタビューをチェックしてみたいと思います!
WARASHIBE(ワラシベ)からCOZUCHI(コヅチ)にサービス名を変更した理由を教えてください。同時に代表取締役が変更になった経緯も教えて頂くことは可能でしょうか。
【COZUCHI変更について】
よりスケールアップしていくためにブランディングを注力して心機一転やるぞという気持ちでサービス名を一新しました。
我々が考える思いとしては、「WARASHIBE」はお金のリターンのみのイメージがあり、「COZUCHI」はお金のリターンは一番中心でありながら、様々なリターンも目指していきたいと思っています。広義の意味で社会的意義があるとか楽しいとかも組み合わせてリターンを捉えたいと言う思いから変更しました。
【代表取締役変更について】
元々、私はTRIADの副社長でありグループとして捉えてやっていた中で、どういう経営形態が適切か(資本政策含め)を吟味している期間が1年くらいあリました。
コンプラや運営に強い小林には、監査役などディフェンス側にジョインして貰う前提で代表をやってもらっていながら事前準備をしており、ようやく今回建て付けも決まり、役員構成もきまり、本格的に始動できるタイミングで私が代表となりました。
WARASHIBE (ワラシベ)からCOZUCHI(コヅチ)になることで、投資家サービスに変更点などはあるのでしょうか?投資スキームなどについて変更点があれば教えてください。
基本的に投資スキームの変更はありません。ただ将来的には投資の幅は広げたい、例えば任意組合とか、色んな投資のスタイルの幅は広げていきたいとは思っています。
WARASHIBEで組成されたファンドはTRIAD(トライアド)が劣後出資を引受けていましたが、COZUCHIではそのままTRIADが劣後出資を引受けるのでしょうか。
はい。TRIADが事業者の案件の際はTRIADが劣後出資します。WARASHIBEでもLAETOLI(SATAS)が事業者の案件はLAETOLI(SATAS)が劣後出資しておりました。
TRIADの副社長から、LAETOLI(ラエトリ)の代表になられた経緯をお聞きしていますが、熱い要望が多方面であったようです。この辺りは伏せておきますが、色々と改革できる方なのかもしれないと感じています。
また、小林氏とは前代表になります。小林秀豪氏にもインタビューをさせて頂いています。今後は監査役に回りコンプライアンスや運営面で力を発揮するそうです。※最新の情報確認では監査役から取締役に役職が変わっています
私もご本人から直接そのようにお聞きしました。仕事をしっかり行いLAETOLIの底上げを狙うそうです。
TRIADとの関係は現在と変わらず良好を維持していくそうです。劣後出資もこのまま継続するそうなので安心しています。
事業内容や小林秀豪氏の事については下記記事で詳細を確認できます。少し長い記事になりますが同社の評判と評価を行っています。
WARASHIBE(ワラシベ)という不動産投資型クラウドファンディングが人気のようです。そこで評判や評価を詳しく調べ投資を行ってよい企業なのか考察しました。メリットとデメリットについても併せてご紹介しています。 投資家の …
TRIAD(トライアド)の事業内容とCOZUCHI(コヅチ)との関係はどうなるのか?
少し踏み込んでTRIAD(トライアド)のことについてお聞きしてみました。私もはじめは別会社が劣後出資を引受けるため色々と疑問に思っていました。武藤氏の地位と力があれば柔軟に対応した仕入れなどができると考えられます。
また、SDGsや太陽光発電、そして「かっこいい不動産」など面白いご回答も頂いています。ワクワクしてきますよね。
TRIADの事業内容とCOZUCHIとの関係を教えてください。武藤弥氏はこれまでTRIADの役員だったとお聞きしています。また、今後の目標としてCOZUCHIで目指しているビジョンを教えてください。
【TRIADの事業内容とCOZUCHIとの関係】
TRIADは今まで通り活かそうとしています。TRIADとは約150億円の機動的な資金を運用している会社ですのでその資金は引き続き使います。
COZUCHIとして投資家様に投資していただく前段のスピード感だったり、権利関係の複雑な部分などの問題があるところをTRIADの資金を使ってうまく解決しましてその後、商品としてしっかり整えてCOZUCHIとして商品化するという役割を引き続きやっていきます。
私はTRIADで仕入を担当してきたが、それはTRIADというよりCOZUCHIとして商品化する前提でTRIADが買おうとしている案件を判断している。今後も引き続きその意見は言える立場でありますし、更にCOZUCHIの拡がりが出てくれば商品多様性が出てきます。
【今後の目標としてCOZUCHIで目指しているビジョン】
ビジョンは5年程度で1000億円の預かり残高を目指したいと思っています。ただ全部が全部、リスクがあってハイリターンのみでなく、もう少し平準化した案件もやっていきたいと考えています。
リターンを大きく取りに行く複雑な案件もやるが、一方で安定的に長期的に安心して持てる資産というのも例えば開発とかを行うことで保有していきたいです。
また割合として大きくないと思いますが、SDGsや太陽光発電とかそういった環境負荷などに対する責任を持てるような投資も一部広げていきたい。あとはコンテンツ。ちょっと夢があるような面白い不動産やかっこいい不動産も一部入れてみたいです。
1,000億円の内のポートフォリオが多様化していくことを目指していきたいと考えています。
COZUCHI(コヅチ)は毎月分配金なの!?デポジット口座も予定されスペックに強みがある
COZUCHI(コヅチ)では毎月分配金を採用する予定となっています。大きな投資金で資産運用を行っている方は毎月分配金は魅力だと思います。他社でも毎月分配金を採用している企業はありますが、多くの企業は四半期ごとやファンド償還時に分配金が支払われることが多いと思います。組成されたファンドによっても異なるはずです。
インカムゲイン型のファンドだと毎月分配金はあり得ますよね。
COZUCHI(コヅチ)では毎月分配金やデポジット口座が今後採用される予定だと伺っています。そのため投資家からの評判や評価もさらに高まると個人的に考えています。
そこで今後組成されるファンドの想定月間本数や想定募集金額を教えてください。投資家登録者数が多くなることで投資できない方も多くなると考えています。
今期80億の募集金額を目指します。1ファンド2億円だとしても年間40本ですので月3本以上の募集は必要と考えております。
組成されたファンドを確認すると利回りが高いと感じます。貴社の利回りが高い要因となるものがあれば教えてください。
簡単に言うと仕入の強みと分配率の高さが要因です。
仕入れで言うとTRIADとの連携などのネットワークを使って、安く面白い物件を仕入れる。安く仕入れられる理由は他があまりやらないもの、買いづらいものも買えるし、TRIADの資金でスピードも早く買えるのですぐに押さえられる。そういう意味で言うと時間を買っているというかそういった強みがあります。
また、普通はそこに思いっきり金額を乗っけて商品化したりしますが、ウチはそれをしない。TRIADで押さえた物件金額そのままで商品化されているので、投資家さんが入る簿価(ファンド総額)がまず安い。プロ目線の簿価そのままとなっているのも要因です。
あとは投資家の皆さんには我々と同じ船に乗ってもらっている感覚であり、儲けて欲しいという思想が原点にあるので、投資家への分配率を高めている(上限なしに配当するなど)ことが要因かなと思います。
COZUCHIではリターンの上限を設けない配当を行うと伺っています。具体的に示すことができる材料などありますでしょうか。想定以上の利益が出た場合に、投資家に還元すると個人的に読み取っています。
WARASHIBEでも行っていたように想定利回りは上限ではないということです。
おっしゃる通り、想定以上の利益が出た際には各ファンドに定めるキャピタルゲインの配当割合に応じて投資家に配当します。その結果WARASHIBEの武蔵関ファンドでは想定年利回り12%が年利回り283%となりましたね。
インタビュー(取材)でご回答頂いた中に重要なことが書かれていますよね。
「TRIADで押さえた物件金額そのままで商品化」これですよ。他社だと自社利益の優先を考え、様々な施策を行っていると個人的に考えています。色んなケースがあるため言い切れませんが、できるだけ損失にならないように工夫するはずです。
同社の場合は資産の評価額そのままで投資家に提供しているそうです。ここには見えない費用などが発生するため完全にそのままではないと思いますが、同社の利回りが高い要因はこの辺りにありそうです。
また、武蔵関ファンドはマジで驚きました。そんなことが本当に起きるの?運営は大丈夫なのか?と思ってしまうほどのリータン率です。
過去に記事でまとめているのでこちらもよかったら参考にしてください。不動産投資型クラウドファンディングでNo.1を本気で目指していると感じます。
ワラシベ(WARASHIBE)の運用実績がとんでもないことになっています。対象ファンドに投資を行った方は短期間で大きなリターンがあったはずです。儲かるというかラッキーかな?と感じます。 ただ利益や利回りが見込めても短期間 …
COZUCHI(コヅチ)で取り扱われるファンドに期待!投資家保護の施策にも期待できる
同社で取り扱われるファンドについてお聞きしてみました。サービス名が変更となりWARASHIBE(ワラシベ)と何か大きな違いがあるのか?と皆さん知りたいはずです。投資家登録者も大きく伸びているようなので、これから同社で投資を始める方も少し気になっていると思います。
WARASHIBEでは「練馬区 武蔵関Ⅰ」や「六本木 事業用地」など業界でも信じられないような利回りとなるファンドがありました。引き続きCOZUCHIでも高利回り案件の期待をしても良いのでしょうか?
期待してください!ただある意味ではポートフォリオという考え方を提案していきたいと思っている。
リスク取りに行ってリターン取りに行くのもいいが、もう少しミドルリスクミドルリターンのものもやるべきだし、商品として多様性を持ってこういうポートフォリオを組んだらどうですかと提案していきたい気持ちもある。
WARASHIBEではEXITプラスのような買取保証型と言えるファンド組成が登場しています。COZUCHIではどのようなファンドが主力になるとお考えでしょうか。
現実的には前半はEXITプラスなど含めた安全性とリターンのバランスが取れるものを提供していくと考えている。徐々には安定資産みたいなものも提案していきたいですね。
当面はWARASHIBE時代と変わらないようなラインナップとなっていくと思っています。
不動産投資型クラウドファンディングを行う企業の中でもCOZUCHI(コヅチ)は勢いが感じられます。このまま成長してほしいと個人的にも願いますが、取扱う投資家の「預かり金」や「投資金」も増加すると考えられるため、投資家保護につながるような対策が行われるのか教えてください。
既にお知らせのとおり8月01日の経営者変更によりコーポレートガバナンス体制を大幅に強化しております。投資家保護は最重要な経営課題の1つとして位置付けております。
新たな施策を実施する場合は適宜皆様にHP等でその取り組みをお知らせしたいと考えております。
「期待してください!」と武藤氏からお言葉を頂いています。しばらくはこれまでと似たようなファンドが出てくる可能性が高そうです。
利回りが高いキャピタルゲイン型のファンドが特に人気だと思いますが、リスクを嫌う投資家もなかにはいます。そのためにも「ミドルリスクミドルリターン」に当てはまるようなファンド組成も増やす可能性があるようです。
これまでもインカムゲイン型で安定した利回りのファンドがたくさん出ています。ただどうしても高利回りファンドに目が向かいますよね。
そして安全性とリターンと言った投資家保護につながるような対策も今後期待できるようです!!
今回は武藤弥氏にインタビューのご協力を頂きたいへん感謝しております。
また同業者の方もインタビュー記事を見ているそうなので、同業者間でサービス向上を目指して頂けると投資家として嬉しく思います。不動産投資型クラウドファンディング業界全体のサービス向上もお考えのようでした。
と言うことで今回は投資家が知りたいと思うことをガッツリ質問してみました。少しでも投資を行う判断材料になればと考えています。
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