かっこ(4166)IPOの初値予想と幹事割当数などを今回も評価したいと思います。上場前の抽選参加スタンスや業績予想などについても調べています。


SaaS型のアルゴリズムを提供している企業のため初値期待が高いIPOです!業績も右肩上がりなので上場タイミングも良さそうです。


かっこ(4166)IPOの上場評価と初値予想


項目株数データ
想定価格1,890円
仮条件11月30日
公開価格12月09日
公募株数245,000株
売出株数5,000株
公開株数(合計)250,000株
オーバーアロットメント37,500株
上場時発行済み株数2,582,081株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約48.8億円
幹事団 SBI証券(主幹事)
SMBC日興証券
みずほ証券
あかつき証券
岩井コスモ証券
岡三証券
極東証券
静銀ティーエム証券
東洋証券
松井証券
マネックス証券
水戸証券
楽天証券
委託見込岡三オンライン証券


同社はオンライン決済の不正対策を行っている企業になり、代金未払い注文などをリアルタイムに検知するSaaS型サービスを提供しています。


その他には、決済コンサルティングサービスやデータサイエンスサービス等を行います。約8割の売上げが「不正検知サービス」となっています。


IPOではセキュリティーやキャッシュレス関係のIPOは特に人気があります。公開株数はオーバーアロットメントを含め287,500株、上場による吸収額は約5.4億円と規模が小さいため需給逼迫となりそうです。


ロックアップ率は高めですが、ベンチャーキャピタル保有株も多いことでロックアップが外れる発行価格1.5倍以上は警戒が必要でしょう。


かっこ(4166)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので、投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。


IPO初値予想


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想4,000円~5,000円
※注目度B


ビッグデータやAI(人工知能)とも関係がある企業なので、強烈な買い需要が見込まれています。提携企業のGMOペイントサービスやジャックス・ペイメント・ソリューション等の大手企業との提携は安心材料でしょう。


同社サービスの「O-PLUX(オープラックス)」を利用することで、後払い決済のリスクを軽減できるため上場後の新しい企業間取引(BtoB)にも期待したいと思います。


もっと詳しく知りたい
かっこの詳細情報を知りたい方は下記記事にまとめているので参考にしてください。仮条件発表後には追記する形で最新の初値予想も記載しています。
かっこ(4166)IPO上場承認と初値予想!SaaS型アルゴリズムで初値爆上げ期待

Twitterでも情報発信しているのでよかったら参考にしてください。Twitterは読者ともやり取りを行っているため思わぬ投資情報に出くわすこともあります。


最近はIPO以外の情報はTwitterで得ていたりします。特にPO(公募増資)と立会外分売の参加スタンスなどが便利だと思います。


かっこ(4166)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSBI証券になります。引受幹事が多いため申込み忘れが起きると思います。


引受け株数が少ない証券会社からの申込みが減る傾向にあるため、当選確率を上げたい方は必ず申込んでおきましょう。私も面倒になり申込まないことがあります。


だからチャンスを度々逃していると自分でも思います。


幹事名割当株数引受割合
SBI証券(主幹事)212,400株84.96%
SMBC日興証券6,300株2.52%
みずほ証券6,300株2.52%
あかつき証券2,500株1.00%
岩井コスモ証券2,500株1.00%
岡三証券2,500株1.00%
極東証券2,500株1.00%
静銀ティーエム証券2,500株1.00%
東洋証券2,500株1.00%
松井証券2,500株1.00%
マネックス証券2,500株1.00%
水戸証券2,500株1.00%
楽天証券2,500株1.00%


公開株数から考えるとSBI証券からの申込みが有効そうです。IPOチャレンジボーダーラインはかなり高いと予想されます。ただ同日上場で連日上場となっているため通常よりもパフォーマンスが悪いと思います。


それでも当選できる方が毎回いらっしゃいますからね!と言うことで今回は掲載してほしいという依頼を頂きました。tenさんにご登場して頂きます!





SMBC日興証券からIPOがご当選されました。アララ(4015)に当選され初値売却だったのかな?それともまだ売却していない?掲載したのでご連絡してみたいと思います。


IPO抽選ルールは下記記事で詳しく説明しています!IPOに当選させすれば利益が出るためIPOは鉄板投資ですよね。


12月の上場ラッシュを乗り越えて利益をつかみ取りましょう!



かっこ(4166)IPOの業績予想と抽選参加スタンス

かっこの最新業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気が見込めれば積極的に参加しIPOで利益を狙いたいと思います!


業績予想とBBスタンス考察


業績を確認すると2020年12月の単独業績予想が確認できました。それによると売上8.08億円で前期7.45億円から8.5%増、経常利益9,100万円で前期と同値になります。業績にイケイケ感は感じられないようです。


四半期利益は9,600万円で前期1.14億円から15.8%減になります。


想定発行価格1,890円からPERを計算すると約46.06倍、PBRは4.86倍になります。類似企業のPERはPKSHA Technology(3993)あたりだと176.14倍になります。


あまりPERは意味を持たないかもしれません。どのあたりで株価が落ち着くのかそこが問題でしょう。売上や利益がまだ低いため期待だけが先行しそうな銘柄だと思います。


また、SBIネオモバイル証券でもIPO取扱いが行われると思います。12月はSBI証券主幹事が5社あるため当選期待をしています。


株数が多いウェルスナビ(7342)やKaizen Platform(4170)などは当選が狙えると感がています!


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